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DFree、便汚染予防デバイス「DFree Ben」を介護・医療施設向けに販売開始 -クリップでとめるだけ、においセンサで排便を検知して介護の負担を軽減-

DFree株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:中西敦士、以下当社)は、においセンサで便汚染につながる可能性のある排便をお知らせする便汚染予防デバイス「DFree Ben」の販売を開始いたします。

■DFree Benについて

DFree Benは、においセンサで便汚染につながる可能性のある排便をお知らせする機器です。
介護・医療現場における排泄介助の課題として、「排便コントロールのために下剤を使用している方の排便のタイミングがわからない」「訪室するとおむついじりや弄便があり、手足浴や清掃が大変」「排便のにおいをご本人や周囲が気にされており、自尊心を守れない」といった声が上がっています。

当社はこれまで、尿のたまり具合を可視化し排尿のタイミングを予測する、世界初の排泄予測デバイスを開発し、累計約300の介護・医療施設、そして約8,000人の利用者の方々へ提供してまいりました。そして、排尿だけでなくトータルで排泄ケアをサポートすべく、排泄に関するデータ収集とアセスメント力、専門チームによるサポート力など、これまでに蓄積した排泄ケアに関するノウハウを活かし、DFree Benの開発に至りました。
※年度内順次提供予定

■主な特長

?ズボンの内側にクリップで取り付けるだけの簡単装着
電源を入れ、被介助者のズボンの内側(おむつの外側)にクリップでとめるだけ。従来のベッドに敷くセンサーとは異なり位置調整の負担がありません。また、おむつの中に入れ込む必要もないため運用が簡単です。

?排便介助のタイミングをアプリにお知らせ
においセンサが排便を検知すると、専用アプリに排便した可能性があることを通知します。これにより、おむつ交換のタイミングを適切に把握することができます。

?排泄ケア記録機能を搭載
専用アプリにて、排便のタイミングや便の量、性状、使用した下剤の記録を入力することができます。記録を活用することでより詳細なアセスメントが可能となり、排便コントロールに役立ちます。

■実証実験では便汚染防止に成功

これまで複数の介護施設での実証実験を行い、便汚染を未然に防ぐことに成功しました。
実際にDFree Benを使用した施設職員からは、「ズボンにひっかけるだけなので、装着は簡単。」「アプリの通知がわかりやすく、適切なタイミングでオムツ交換ができました。」「便汚染による衣類交換の頻度が減り助かりました。」「入居者の皮膚トラブル防止にも役立っていると思う。」などの声がありました。

■主な仕様


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTI4NSMzMzk4ODUjMzM5ODg1XzEzNzI3MGVhZmE1ZmQyYjg1NmEzYzZkMzU3MjYxOTlmLnBuZw.png ]
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1MTI4NSMzMzk4ODUjNTEyODVfekd1TERPdFNTRS5qcGc.jpg ]
ここに掲載されている内容は、報道発表日現在の情報です。 ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様・価格の変更等)されている場合があります。

■DFree株式会社について

「世界を一歩前に進める」をミッションに掲げ、2015年2月に創業しました。排泄予測デバイス「DFree」と便汚染予防デバイス「DFree Ben」を開発・販売し、排泄ケアを総合的にサポートしております。
誰もが排泄の悩みなく過ごしたいと願っているが、おむつで対処するのが「当たり前」の状況。おむつ以外の選択肢を増やし、多くの方が排泄に悩むことなく尊厳を保ち続けることのできる社会の実現を目指します。

■排泄予測デバイス「DFree」について

DFreeは超音波センサーを用いて膀胱の変化を捉えることで排泄のタイミングを予測するIoTウェアラブルデバイスです。


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=UwD6EEOCLTU ]


従来の排泄ケアでは困難であった、被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL(生活の質)向上と介護者の負担軽減を実現することができます。介護や障害等の様々な理由で尿意を感じにくい方や、頻尿や尿漏れ等で外出時にトイレの不安を感じるアクティブシニアの方、トイレトレーニング中のお子様等に広くご利用いただいております。

2017年に日本での介護施設向けサービスを開始し、2018年に日本での個人向けサービスと米国・欧州でのサービスを開始しました。また、2019年には、医療機関向けのサービスも開始し、自立排尿の改善、失禁の減少、及び現場の負担軽減(生産性向上)等の実績も積み上がっております。
また、2022年4月には、特定福祉用具販売及び特定介護予防福祉用具販売の新規種目として排泄予測支援機器が追加となり、DFreeが介護保険の適用にもなっております。
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