コンフィッカー対策に関する白書〜G DATA
近年、注目を集めていワーム「コンフィッカー」への注意を呼び掛けるとともに、対処方法についてご説明します。
コンフィッカー対策に関する白書〜USB関連ウイルスに注意
G DATA Software株式会社(代表取締役: Jag 山本、本社: 東京都千代田区)は、ここ12か月において、最も巧妙で危険度が高く、かつ、世界中で注目を集めているマルウェア(ワーム)の一つである「コンフィカー(Conficker)」について、以下、白書の形でレポートいたします。
コンフィッカーは、他国と比べると日本ではまだ著しく目立つ動きにはなっていないものの、 2009年1月22日には警視庁のオンラインシステムの端末に使用されているPCから発見されるなど、今後、更なる増加の恐れがありますので、十分な注意が必要です。
コンフィッカーの現状
コンフィッカーとは、ワームの一種で、昨年10月にMicrosoftがパッチ提供をしたWindowsのRPC(=リモート プロシージャ コール)サービスの脆弱性「MS08-067」を悪用するマルウェアです。別名として、ダウンアド(Downad)、ダウンアドアップ(Downadup)、キド(Kido)などがあります。
Microsoftがウイルス製造者の逮捕につながる情報提供者に懸賞金を出すという発表をしたことにより、一般的によく知られるウイルスとなりました。
類似したものに、2007年から2008年にかけて爆発的に拡散した「オートラン」と呼ばれるマルウェアがあります。今年に入ると、オートランよりもコンフィッカーが増加しています。
コンフィッカーはまず、細工されたクエリー(処理要求)をコンピュータに送信し、コンピュータに脆弱性があれば、不正コードをコンピュータに送りつけます。感染したコンピュータにはHTTPサーバがインストールされ、細工されたクエリー、場合によっては感染ファイルを、他のコンピュータに送ります。
偽メッセージで商品を買わせるようなスケアウェアなどもインストールされる場合があります。
コンフィッカーは、単純なパスワードでしか保護されていないローカルネットワーク内で拡散し、USBメモリ、外付けハードディスク、デジタルカメラなどのオートスタート機能を悪用します。
甘いパスワードとオートスタート機能。この2つの特徴を活用してコンフィッカーは巧みに万延しているのです。
EU諸国ではすでに、ドイツのケルンテルン州における3000台の感染を筆頭に、オーストリアやイギリスの病院、フランス海軍のコンピュータなど、数多くの場所で被害が起こっています。
また、ボットネットサーバとの接続が途切れないよう、コンフィッカーは日付を使って、「ejzrcqqw.net」「doxkknuq.org」「ytfvksowgul.org」といったようなドメイン名を日々250ほど作っています。
最近のこの感染の広がりを見ると、コンフィッカーの作者は、新たなボットネットの基礎を作りあげたと考えられます。ボットネットを操作する側にとって大量の感染したコンピュータの存在とは、攻撃準備が整った状態を意味するのです。
・・・
*以下、詳細は、下記URLをご覧ください。
http://gdata.co.jp/press/archives/2009/02/usb.htm
*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
G DATA Software株式会社(代表取締役: Jag 山本、本社: 東京都千代田区)は、ここ12か月において、最も巧妙で危険度が高く、かつ、世界中で注目を集めているマルウェア(ワーム)の一つである「コンフィカー(Conficker)」について、以下、白書の形でレポートいたします。
コンフィッカーは、他国と比べると日本ではまだ著しく目立つ動きにはなっていないものの、 2009年1月22日には警視庁のオンラインシステムの端末に使用されているPCから発見されるなど、今後、更なる増加の恐れがありますので、十分な注意が必要です。
コンフィッカーの現状
コンフィッカーとは、ワームの一種で、昨年10月にMicrosoftがパッチ提供をしたWindowsのRPC(=リモート プロシージャ コール)サービスの脆弱性「MS08-067」を悪用するマルウェアです。別名として、ダウンアド(Downad)、ダウンアドアップ(Downadup)、キド(Kido)などがあります。
Microsoftがウイルス製造者の逮捕につながる情報提供者に懸賞金を出すという発表をしたことにより、一般的によく知られるウイルスとなりました。
類似したものに、2007年から2008年にかけて爆発的に拡散した「オートラン」と呼ばれるマルウェアがあります。今年に入ると、オートランよりもコンフィッカーが増加しています。
コンフィッカーはまず、細工されたクエリー(処理要求)をコンピュータに送信し、コンピュータに脆弱性があれば、不正コードをコンピュータに送りつけます。感染したコンピュータにはHTTPサーバがインストールされ、細工されたクエリー、場合によっては感染ファイルを、他のコンピュータに送ります。
偽メッセージで商品を買わせるようなスケアウェアなどもインストールされる場合があります。
コンフィッカーは、単純なパスワードでしか保護されていないローカルネットワーク内で拡散し、USBメモリ、外付けハードディスク、デジタルカメラなどのオートスタート機能を悪用します。
甘いパスワードとオートスタート機能。この2つの特徴を活用してコンフィッカーは巧みに万延しているのです。
EU諸国ではすでに、ドイツのケルンテルン州における3000台の感染を筆頭に、オーストリアやイギリスの病院、フランス海軍のコンピュータなど、数多くの場所で被害が起こっています。
また、ボットネットサーバとの接続が途切れないよう、コンフィッカーは日付を使って、「ejzrcqqw.net」「doxkknuq.org」「ytfvksowgul.org」といったようなドメイン名を日々250ほど作っています。
最近のこの感染の広がりを見ると、コンフィッカーの作者は、新たなボットネットの基礎を作りあげたと考えられます。ボットネットを操作する側にとって大量の感染したコンピュータの存在とは、攻撃準備が整った状態を意味するのです。
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*以下、詳細は、下記URLをご覧ください。
http://gdata.co.jp/press/archives/2009/02/usb.htm
*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/