【主婦モニター調査】 「小売店の使い分け・こだわり」に関する調査
8割強の主婦が食材を買う「いつもの店」以外に「こだわりの店」があり、食材によって使い分けをしてます。特に肉類、野菜に対してのこだわりがもっとも強いという結果が出ています。<クイッキングモニターリサーチ結果(Vol.4) 株式会社マインドシェア調べ>
首都圏で15万部を配布しているフリー・レシピマガジン「365日毎日健康!簡単レシピ!クイッキング」の発行元でマーケティング会社である株式会社マインドシェア(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 祥雅http://www.mindshare.co.jp/)は、「クイッキング」の読者で構成されている主婦モニターを対象に、「小売店の使い分け/こだわり」に関する調査を実施しました。
■■■■ 調査結果 ■■■■
1.8割強の主婦に「こだわりのお店」がある
2.こだわりが強いのは肉・野菜などの「食材」
3.「味」に次いで「安全性」と「限定感」も意識
4.肉類・野菜は安心感、それ以外の食品は希少性を優先
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普段の買い物とは別に、「食品を買うこだわりのお店」がありますか?
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■8割強の主婦に「こだわりのお店」がある
「同じような商品はいつもの店でも売っているが、何らかのこだわりを持って普段利用する店舗とは別に行く店」がある人は全体の84.3%を占め、多くの人が自分なりの「こだわりの食品を買う店」を決めていることがわかりました。
・こだわりのお店がある:84.3%
・そういったお店はない:15.7% (N=534)
年代別に見ると、「こだわりの店」を持つ人の比率は40代以上で90.2%と特に高くなっており、ベテラン主婦が経験に基づいて“お気に入りのお店”を決めている様子が伺えます。
☆こだわりの店があるの回答率
・20代以下:81.6% (N=87)
・30代:82.1% (N=252)
・40代以上:90.2% (N=153)
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では、どんな食材にこだわりを持っていますか?
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■こだわりが強いのは肉・野菜などの「食材」
肉類(ハム・ソーセージ含む)及び野菜に対してのこだわりが最も高く、料理の材料としての“食材”に対しては特にこだわる主婦が多いようです。
☆こだわりがある食品(こだわりのお店がある人)(N=450)
・肉類(ハム・ソーセージ含む):44.9%
・野菜:39.3%
・加工食品・調味料:34.2%
・コーヒー・紅茶類:29.3%
・ブランドの乳製品(チーズ・バター等):20.4%
・ワイン等の酒類:17.6%
「肉類」「野菜」に対しては、特に20代が強いこだわりを見せています(54.9%)。また、「コーヒー、紅茶類」に関しても、20代におけるこだわりが30代以上にくらべて強くなっています(35.2%)。
一方、「乳製品」「酒類」に対しては、僅かではありますが年代が高いほどこだわりも高くなる傾向が見られます。
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そのお店に「こだわる」理由は?
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■「味」に次いで「安全性」と「限定感」も意識
こだわりの理由としては「味」を挙げた人が最も多く、半数近くを占めています。それに続いて、「その店でしか売っていない」「安心できる材料」との理由がそれぞれ3割前後から挙げられています。
食品なので味の良さを求めるのは当然として、「安心できる材料」を求める声が多いのは、昨今の『食の安全に対する意識』が強く反映された結果であると考えられます。同時に、「その店でしか売っていない」という点も大きな理由となっていることから、“本当に安全な食品は手に入りにくい”という主婦の潜在意識も見え隠れします。4位の「産地限定」についても、「食の安全」と「限定感」の双方に関わる要素であることから、多くの主婦にとって重要な理由となっていると思われます。
一方、「お得感」との理由は「産地限定」を下回り、5位に留まっています。不況下にあっても、“こだわりたい食品”に関しては、価格よりも「味」「安全性」「限定感」などを優先する主婦が多く、付加価値に関して手間やお金をかけることを厭わない傾向が伺えます。
☆そのお店で買うことにこだわる理由(こだわりのお店がある人)(N=450)
・1位 味が特に気に入っている:47.6%
・2位 その店でしか売っていない(希少価値が高い):34.7%
・3位 安心できる材料を使っている:29.8%
・4位 産地限定の商品:26.7%
・5位 容量が多くお得感を感じる:26.0%
年代別で見ると、「味」が1位である店は変わらないものの、20代では「お得感」が2位に入っている点が目立ちます。一方、40代以上では「その店でしか売っていない」「産地限定」を優先する傾向が強く、「お得感」は5位に留まっています。
若手主婦は“経済性”に、ベテラン主婦は“希少性”にこだわるというのが、年代別での大きな特徴のようです。
☆年代別こだわる理由ベスト3
・20代以下(N=71)
1位 味が気に入っている(46.5%)
2位 容量が多くお得感を感じる(32.4%)
3位 その店でしか売っていない(31.0%)
・30代(N=207)
1位 味が気に入っている(44.9%)
2位 その店でしか売っていない(34.8%)
3位 安心できる材料を使っている(30.0%)
・40代以上(N=138)
1位 味が気に入っている(53.6%)
2位 その店でしか売っていない(35.5%)
3位 産地限定の商品(34.8%)
■肉類・野菜は安心感、それ以外の食品は希少性を優先
「味」以外の理由を食品別に見ると、「肉類」「野菜」では「安心できる材料」が2位となっているのに対して、それ以外の食品では「その店でしか売っていない」という希少性が優先されているという違いが見られました。
食材である肉・野菜に対しては、安心感を特に優先する主婦が多いようです。特に、「野菜」に関しては、「産地限定」も大きなこだわりの理由となっています。
☆その食品にこだわる理由(こだわりのお店がある人)
・肉類(N=202)
1位 味が気に入っている(52.5%)
2位 安心できる材料を使っている(41.1%)
・野菜(N=177)
1位 味が気に入っている(49.7%)
2位 安心できる材料を使っている(45.2%)
・加工食品・調味料(N=154)
1位 味が気に入っている(61.0%)
2位 その店でしか売っていない(50.0%)
・コーヒー・紅茶類(N=132)
1位 味が気に入っている(68.2%)
2位 その店でしか売っていない(46.2%)
・ブランドの乳製品(N=92)
1位 味が気に入っている(62.0%)
2位 その店でしか売っていない(51.1%)
・ワイン等の酒類(N=79)
1位 味が気に入っている(59.5%)
2位 その店でしか売っていない(51.9%)
■ 調査概要「食品購入の際のこだわりについて」
1.調査対象:「クイッキング」読者(主婦)モニター
2.調査方法:非公開型インターネット/モバイルアンケート
3.調査期間: 平成21年2月12日(木)〜平成21年2月17日(火)
4.有効回答者数:女性534名(【年齢】:20代16.3%、30代47.2%、40代24.5% 50代4.2%)
■「クイッキング」&「クイッキングモニター」とは
・全国にネットワークを持つレシピ・フリーペーパー マインドシェアでは首都圏版を制作で発行部数15万部
・確実に主婦の手に届き、主婦の目にとまる仕組みとコンテンツを兼ね備えている365日使えるフリーペーパー
・クイッキングモニターは「クイッキングの読者=主婦」で構成されており、約7割が子供を持つ30代の主婦。家庭を預かる主婦達の生の声を用いた調査が可能
■調査内容に関するお問合せ先
株式会社マインドシェア
http://www.mindshare.co.jp
リサーチ&コンサルティングルーム
メール:m_quic@mindshare.co.jp
TEL:03-5232-3583/FAX:03-5232-6874
■リリースに関するお問合せ先
株式会社マインドシェア
営業推進室 小池
メール:cheers@mindshare.co.jp
TEL:03-5232-0585/FAX:03-5232-0586
■■■■ 調査結果 ■■■■
1.8割強の主婦に「こだわりのお店」がある
2.こだわりが強いのは肉・野菜などの「食材」
3.「味」に次いで「安全性」と「限定感」も意識
4.肉類・野菜は安心感、それ以外の食品は希少性を優先
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普段の買い物とは別に、「食品を買うこだわりのお店」がありますか?
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■8割強の主婦に「こだわりのお店」がある
「同じような商品はいつもの店でも売っているが、何らかのこだわりを持って普段利用する店舗とは別に行く店」がある人は全体の84.3%を占め、多くの人が自分なりの「こだわりの食品を買う店」を決めていることがわかりました。
・こだわりのお店がある:84.3%
・そういったお店はない:15.7% (N=534)
年代別に見ると、「こだわりの店」を持つ人の比率は40代以上で90.2%と特に高くなっており、ベテラン主婦が経験に基づいて“お気に入りのお店”を決めている様子が伺えます。
☆こだわりの店があるの回答率
・20代以下:81.6% (N=87)
・30代:82.1% (N=252)
・40代以上:90.2% (N=153)
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では、どんな食材にこだわりを持っていますか?
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■こだわりが強いのは肉・野菜などの「食材」
肉類(ハム・ソーセージ含む)及び野菜に対してのこだわりが最も高く、料理の材料としての“食材”に対しては特にこだわる主婦が多いようです。
☆こだわりがある食品(こだわりのお店がある人)(N=450)
・肉類(ハム・ソーセージ含む):44.9%
・野菜:39.3%
・加工食品・調味料:34.2%
・コーヒー・紅茶類:29.3%
・ブランドの乳製品(チーズ・バター等):20.4%
・ワイン等の酒類:17.6%
「肉類」「野菜」に対しては、特に20代が強いこだわりを見せています(54.9%)。また、「コーヒー、紅茶類」に関しても、20代におけるこだわりが30代以上にくらべて強くなっています(35.2%)。
一方、「乳製品」「酒類」に対しては、僅かではありますが年代が高いほどこだわりも高くなる傾向が見られます。
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そのお店に「こだわる」理由は?
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■「味」に次いで「安全性」と「限定感」も意識
こだわりの理由としては「味」を挙げた人が最も多く、半数近くを占めています。それに続いて、「その店でしか売っていない」「安心できる材料」との理由がそれぞれ3割前後から挙げられています。
食品なので味の良さを求めるのは当然として、「安心できる材料」を求める声が多いのは、昨今の『食の安全に対する意識』が強く反映された結果であると考えられます。同時に、「その店でしか売っていない」という点も大きな理由となっていることから、“本当に安全な食品は手に入りにくい”という主婦の潜在意識も見え隠れします。4位の「産地限定」についても、「食の安全」と「限定感」の双方に関わる要素であることから、多くの主婦にとって重要な理由となっていると思われます。
一方、「お得感」との理由は「産地限定」を下回り、5位に留まっています。不況下にあっても、“こだわりたい食品”に関しては、価格よりも「味」「安全性」「限定感」などを優先する主婦が多く、付加価値に関して手間やお金をかけることを厭わない傾向が伺えます。
☆そのお店で買うことにこだわる理由(こだわりのお店がある人)(N=450)
・1位 味が特に気に入っている:47.6%
・2位 その店でしか売っていない(希少価値が高い):34.7%
・3位 安心できる材料を使っている:29.8%
・4位 産地限定の商品:26.7%
・5位 容量が多くお得感を感じる:26.0%
年代別で見ると、「味」が1位である店は変わらないものの、20代では「お得感」が2位に入っている点が目立ちます。一方、40代以上では「その店でしか売っていない」「産地限定」を優先する傾向が強く、「お得感」は5位に留まっています。
若手主婦は“経済性”に、ベテラン主婦は“希少性”にこだわるというのが、年代別での大きな特徴のようです。
☆年代別こだわる理由ベスト3
・20代以下(N=71)
1位 味が気に入っている(46.5%)
2位 容量が多くお得感を感じる(32.4%)
3位 その店でしか売っていない(31.0%)
・30代(N=207)
1位 味が気に入っている(44.9%)
2位 その店でしか売っていない(34.8%)
3位 安心できる材料を使っている(30.0%)
・40代以上(N=138)
1位 味が気に入っている(53.6%)
2位 その店でしか売っていない(35.5%)
3位 産地限定の商品(34.8%)
■肉類・野菜は安心感、それ以外の食品は希少性を優先
「味」以外の理由を食品別に見ると、「肉類」「野菜」では「安心できる材料」が2位となっているのに対して、それ以外の食品では「その店でしか売っていない」という希少性が優先されているという違いが見られました。
食材である肉・野菜に対しては、安心感を特に優先する主婦が多いようです。特に、「野菜」に関しては、「産地限定」も大きなこだわりの理由となっています。
☆その食品にこだわる理由(こだわりのお店がある人)
・肉類(N=202)
1位 味が気に入っている(52.5%)
2位 安心できる材料を使っている(41.1%)
・野菜(N=177)
1位 味が気に入っている(49.7%)
2位 安心できる材料を使っている(45.2%)
・加工食品・調味料(N=154)
1位 味が気に入っている(61.0%)
2位 その店でしか売っていない(50.0%)
・コーヒー・紅茶類(N=132)
1位 味が気に入っている(68.2%)
2位 その店でしか売っていない(46.2%)
・ブランドの乳製品(N=92)
1位 味が気に入っている(62.0%)
2位 その店でしか売っていない(51.1%)
・ワイン等の酒類(N=79)
1位 味が気に入っている(59.5%)
2位 その店でしか売っていない(51.9%)
■ 調査概要「食品購入の際のこだわりについて」
1.調査対象:「クイッキング」読者(主婦)モニター
2.調査方法:非公開型インターネット/モバイルアンケート
3.調査期間: 平成21年2月12日(木)〜平成21年2月17日(火)
4.有効回答者数:女性534名(【年齢】:20代16.3%、30代47.2%、40代24.5% 50代4.2%)
■「クイッキング」&「クイッキングモニター」とは
・全国にネットワークを持つレシピ・フリーペーパー マインドシェアでは首都圏版を制作で発行部数15万部
・確実に主婦の手に届き、主婦の目にとまる仕組みとコンテンツを兼ね備えている365日使えるフリーペーパー
・クイッキングモニターは「クイッキングの読者=主婦」で構成されており、約7割が子供を持つ30代の主婦。家庭を預かる主婦達の生の声を用いた調査が可能
■調査内容に関するお問合せ先
株式会社マインドシェア
http://www.mindshare.co.jp
リサーチ&コンサルティングルーム
メール:m_quic@mindshare.co.jp
TEL:03-5232-3583/FAX:03-5232-6874
■リリースに関するお問合せ先
株式会社マインドシェア
営業推進室 小池
メール:cheers@mindshare.co.jp
TEL:03-5232-0585/FAX:03-5232-0586