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とんでもない時代の就活を支援する『ゆとり世代大学生』対象のプログラムの開発を開始

想像を超える経済危機を迎えるにあたって、全国の大学生(短大生を含む、1年生から3年生)を対象に、本当に自分を活かし、社会に貢献できる就職活動ができるようになるための支援プログラムの開発を開始しました。
各種教育機関(高校・短大・大学・教育委員会など)に様々なソリューションプログラムを提供している株式会社統合共育研究所(代表取締役:大野雅之、本社:神奈川県川崎市)は、これから迎える新しい時代に適応し、自身の持つ能力を最大限発揮でき、その能力を社会への貢献に活かすことができる若者を育てることを目的に、就職活動を支援するプログラムの開発に着手しました。     

■背景 1 ◆人材採用の現状◆
本来、就職活動(企業にとっては採用活動)では、学生の意思や能力とそれらを発揮できる場(会社)のマッチングが成されるべきなのですが、学生側においても企業側においても表層部分のニーズ同士のマッチングで採用が決定されてしまっているのが現状です。

ですから、就職してから『こんな筈ではなかった・・・』と離職してしまう学生が激えています。また、企業側も、現場から『全く役に立たない・・・』等の声が上がり、採用の基準を見直そうという動きのところが増えています。
 
どうしてこのような現象が起こるのでしょうか。それは、学生側と企業側のお互いが期待する内容に問題があると考えます。
まず、学生側ですが、多くの場合、企業に対して諸条件やコーポレートイメージ(規模や知名度など)を求めています。とくに最近は、『ゆとり教育』の影響を受け、安定を求める学生が増えていると言われています。本来は、学生が自分自身の将来の在りたい姿や理想を明確にし、その自己実現の追及と同じベクトルを持つ企業を探さなければなりません。ところが、多くの学生は、自分自身を明確にせず、目先の安定を求めているのが現状です。
企業側も、本来は、会社の方向性(ミッション)や大切にする価値(バリュー)を明確にし、その実現に賛同し、貢献する意思のある人間を採用するべきなのですが、実際には、多くの場合、表層の能力や資質(出身大学・成績・表層を問う面接・・・)で人を選んでいるのが現状です。未曾有の経済危機状態のおいては、このようなミスマッチは、企業の存在すら脅かすことにつながりかねません。学生にとっても、企業にとっても大きな損失となってしまうのです。


■背景 2 ◆4年に渡る大学での取り組み◆

大野雅之(株式会社統合共育研究所所長)は、4年前から或る私立の大学で教鞭を取り始めました。元々の大学側からの依頼は、第一希望で入学する学生が少ないという理由でコンプレックスが邪魔をして本来の能力を出し切れていない学生のモチベーションを高める授業を実施して欲しいという内容でした。半期で完結する授業でしたが、様々な工夫をすることによって、学生のモチベーションを高める授業を実践して来ました。この授業を実際に受けた学生の感想の中には以下のような内容があります:
 
◎自分の将来の描き方が分かるようになりました。
◎本当の自分を理解することができ、何がやりたいか明確になりました。
◎生まれて始めて『学ぶ事』、『他人と関わる事』が楽しいと思えるようになりまし
た。
◎『考え方』の『考え方』や『学び方』の『学び方』が分かりました。

今回、大学生一般を対象としたプログラムの開発を開始した理由は、大野が大学で実践した内容をより広く必要とする大学生に提供するところにあります。
 
大野は、モチベーションが低い状態の大学生とモチベーションが高い状態の学生には、それぞれ共通の性質が存在すると言っています。4年間に膨大なアンケート調査を行なった結果をまとめると次のようになります。
  
◆モチベーションの低い状態の学生が関心を持っている内容:
(1)お金 (2)友達 (3)遊び (4)就職への不安 (5)様々なリスクの回避

◆モチベーションの高い状態の学生が関心を持っている内容:
(1)夢 (2)目標 (3)人間関係 (4)他人への感謝 (5)様々なリスクへの挑戦
 
大野の授業の内容は、この変化(低い状態から高い状態へ)を起こす仕組みが満載なのです。今回、開発を開始したプログラムは、この教室でのフェイストゥーフェイスで行なわれてきた内容を、ウエブ等を使って実践しようとしています。


■開発中のプログラム内容の骨子
 ★『パラダイム』を理解し、パラダイムシフトを実践する
 ★能力と脳力の関係を知る
 ★人間力を理解し、環境を分析する方法を知る
 ★目的、姿勢、手段の関係を理解する
 ★自分のミッション(使命)が描けるようになる
 ★価値(バリュー)によるマネジメントの方法が分かる
 ★個性の違いを受け入れたり認めたりできるようになる
 ★複雑なコンセプトを絵にまとめることができるようになる
 ★プラス思考を実践する方法を身につける
 ★他の学生の夢や目標を共有し、共感する

■予測されるプログラムの効果
  
◎自分自身を深くまで理解することができるようになる。
◎就職というイベントを、人生という大きな枠の一部としてとらえることができるよ うになる。
◎自分の将来のイメージを明確に描くことにより、目前の瑣末な条件等に振りまわさ れなくなる。
◎自信を持って就職活動ができるようになり、説得力が高まる。

 
■今後の開発スケジュール
 
09年5月  コンテンツ制作完了
09年6月  サービス内容 (期間・価格など)の発表
09年7月  ウエブシステム構築完了
09年7月  募集開始
09年9月  サービス開始

■大野雅之のプロフィール
州立オレゴン大学院修士課程卒業後、日本の教育機関に所属し、アメリカ、イギリス、カナダ、オセアニア等様々な国の教育機関や教育プログラム実践者を訪問し、グローバルエデュケーションモデルを模索。東洋思想、インド思想などとの出会いから東洋と西洋を融合するホリスティック教育を目指し、広範囲の教育ツールを研究、実践する。
平成17年に『共育、共創、共進化』を基本コンセプトにした統合共育研究所を設立し、現在は、企業の人材育成と学校教育の両分野で価値のブレークスルーを通してモチベーションを高める独自の手法を用い、研修、講演活動などを行っている。コンサルティング分野では、メンタリングシステム導入、ミッションマネジメント、コーチングセールス導入、企業や学校の企画/戦略の作成、商品企画、などを行っている。国際的活動としては、国際メンタリング協会の会員として、また、メンタリングに関する活動としては、2002年、NPO法人国際メンターシップ協会の設立に携り、理事として、講演、セミナー等を通じてメンタリング普及活動を実践している。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社統合共育研究所
担当:新田(ニッタ)
TEL: 044-812-6091 
e-mail: mail@togo-mentor.co.jp
FAX:044-812-6092
〒213-0012
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西 713A


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http://www.togo-mentor.co.jp/
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