訴訟の提起に関するお知らせ
当社は、平成21年5月21日付で、JSAT MOBILE Communications株式会社(以下、「JSAT MOBILE」)及びスカバーJSAT株式会社(以下、「スカバーJSAT」)に対し、民事訴訟を東京地方裁判所に提起しましたので、以下のとおりお知らせいたします。
関係各位
2009年05月26日
会社名 株式会社日本デジコム
代表者名 代表取締役 竹井 裕二
問合せ先 経営企画部 小室 幸代
(TEL:03-5651-1031)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
訴訟の提起に関するお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
当社は、平成21年5月21日付で、JSAT MOBILE Communications株式会社
(以下、「JSAT MOBILE」)及びスカバーJSAT株式会社(以下、「スカバーJSAT」)
に対し、民事訴訟を東京地方裁判所に提起しましたので、以下のとおり
お知らせいたします。
記
1. 訴訟を提起した相手方(被告)
(1) 名称:JSAT MOBILE Communications株式会社
所在地:東京都港区麻布台一丁目7番2号
代表者:代表取締役社長 澁谷 惠
(2) 名称:スカバーJSAT株式会社
所在地:東京都港区赤坂一丁目14番14号
代表者:代表取締役 執行役員社長 秋山政徳
2.訴訟の内容
当社は、JSAT MOBILEに対し、不正競争防止法に基づく営業行為差止請求の
仮処分を請求いたしました。また、スカバーJSATに対しては、上記不正競争
防止法違反による当社の逸失利益の支払いを求める損害賠償を請求いたしました。
3.訴訟の原因及び提起に至った経緯
去る平成20年8月21日、ジェイサット株式会社(現スカパーJSAT)はストラトス社
と共同で新たな移動体衛星通信会社を設立し、インマルサット移動体衛星通信事業
に参入すると発表いたしました。
これに先立つ平成19年6月、当社はジェイサット株式会社(以下、「同社」)
との間で業務提携に同意し、さらに資本提携を行うとの前提で「出資検討に関する
基本合意書」を締結し、デューデリジェンスの過程を通じて同社に対し全ての企業
内機密情報を開示いたしましたが、同社はデューデリジェンス終了後、特に明確な
理由の説明もないまま、業務提携並びに上記「基本合意書」で取り交わした出資の
約束を反故にした上、当社から得た重要情報を不当に利用しつつ、当社永年の
パートナーであるストラトス社との間で合弁子会社JSAT MOBILE(出資比率:
同社66.7%、ストラトス・グローバル・ジャパン株式会社33.3%)を設立し、独自の
事業参入を発表いたしました。
これに対し、当社は過去二度にわたり同社に対し「警告書」を発し、同社の一連の
行為が大企業にあるまじき、著しく企業倫理を欠いた行動であると共に、当社の
営業機密を新会社に開示・利用することは同社と締結した秘密保持契約にも違反
する行為であると厳しく指摘した上、当該事業への即時参入中止を促しましたが、
いずれも同社から誠意のある回答が得られませんでした。
かかる事情を踏まえ、当社は、今回の同社一連の行為が広義の「不法行為」に該当
するだけでなく、明らかに「不正競争防止法」にも抵触するとの認識に立ち、この度
の訴訟に踏み切りました。
本提訴により、同社が自己の不正を認め、衛星通信業界の健全な発展に寄与
されることを期待しております。
以上
2009年05月26日
会社名 株式会社日本デジコム
代表者名 代表取締役 竹井 裕二
問合せ先 経営企画部 小室 幸代
(TEL:03-5651-1031)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
訴訟の提起に関するお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
当社は、平成21年5月21日付で、JSAT MOBILE Communications株式会社
(以下、「JSAT MOBILE」)及びスカバーJSAT株式会社(以下、「スカバーJSAT」)
に対し、民事訴訟を東京地方裁判所に提起しましたので、以下のとおり
お知らせいたします。
記
1. 訴訟を提起した相手方(被告)
(1) 名称:JSAT MOBILE Communications株式会社
所在地:東京都港区麻布台一丁目7番2号
代表者:代表取締役社長 澁谷 惠
(2) 名称:スカバーJSAT株式会社
所在地:東京都港区赤坂一丁目14番14号
代表者:代表取締役 執行役員社長 秋山政徳
2.訴訟の内容
当社は、JSAT MOBILEに対し、不正競争防止法に基づく営業行為差止請求の
仮処分を請求いたしました。また、スカバーJSATに対しては、上記不正競争
防止法違反による当社の逸失利益の支払いを求める損害賠償を請求いたしました。
3.訴訟の原因及び提起に至った経緯
去る平成20年8月21日、ジェイサット株式会社(現スカパーJSAT)はストラトス社
と共同で新たな移動体衛星通信会社を設立し、インマルサット移動体衛星通信事業
に参入すると発表いたしました。
これに先立つ平成19年6月、当社はジェイサット株式会社(以下、「同社」)
との間で業務提携に同意し、さらに資本提携を行うとの前提で「出資検討に関する
基本合意書」を締結し、デューデリジェンスの過程を通じて同社に対し全ての企業
内機密情報を開示いたしましたが、同社はデューデリジェンス終了後、特に明確な
理由の説明もないまま、業務提携並びに上記「基本合意書」で取り交わした出資の
約束を反故にした上、当社から得た重要情報を不当に利用しつつ、当社永年の
パートナーであるストラトス社との間で合弁子会社JSAT MOBILE(出資比率:
同社66.7%、ストラトス・グローバル・ジャパン株式会社33.3%)を設立し、独自の
事業参入を発表いたしました。
これに対し、当社は過去二度にわたり同社に対し「警告書」を発し、同社の一連の
行為が大企業にあるまじき、著しく企業倫理を欠いた行動であると共に、当社の
営業機密を新会社に開示・利用することは同社と締結した秘密保持契約にも違反
する行為であると厳しく指摘した上、当該事業への即時参入中止を促しましたが、
いずれも同社から誠意のある回答が得られませんでした。
かかる事情を踏まえ、当社は、今回の同社一連の行為が広義の「不法行為」に該当
するだけでなく、明らかに「不正競争防止法」にも抵触するとの認識に立ち、この度
の訴訟に踏み切りました。
本提訴により、同社が自己の不正を認め、衛星通信業界の健全な発展に寄与
されることを期待しております。
以上