3PAR、VMware vSphere4をサポート
3PAR、VMware vSphere 4をサポート
クラウド・インフラストラクチャのスケーラビリティ向上を目的に、VMware共同設計を実施
3PARは本日、3PAR InServストレージ・サーバがVMware vSphere 4をサポートすると発表しました。VMware vSphere 4は、最近VMwareが発表した、社内クラウド構築を実現する業界初のオペレーティングシステムです。3PARとVMwareは、VMware vSphere 4向けハードウェア互換性リストに3PAR InServストレージ・サーバを登録しました。また、両社はVMware vStorageイニシアチブは、製品提供を目的に提唱する大規模な革新的技術プロジェクトを共同に設計検証し、また最近公開された応用キュー技術-adaptive queuing technology - を提供します。この技術はVMware Infrastructure 3.5から使用されており、VMware vSphere 4にも搭載されます。
企業、組織は、3PARユーティリティ・ストレージとVMware vSphere 4を組み合わせて導入することで、IT as a Service:ITをサービスとして提供を実現する、次世代クラウド・インフラストラクチャの構築が可能になります。クラウド型インフラは、それが社内で所有されるかサードパーティに管理されるかにかかわらず、あらゆる規模の企業に必要な設備投資費用および運用費用を劇的に削減し、そのサービスレベルを適切に制御し、自由な選択肢を提供します。VMwareのソフトウェアと併せて3PARユーティリティ・ストレージを導入するお客様は、主なメリットとして、効率性、柔軟性、高いROIを実現します。
Martin’s Point Health Care社 システムアドミニストレータTom Ackerson氏談
私たちは、3PARとVMwareにより、インフラの敏捷性を向上させ、管理・運用の合理化を実現する仮想化環境を構築しました。3PARがVMware vSphere 4の認証を得たということは、私たちは基幹インフラの効率性を継続して最大限に高めながら、3PARストレージ・アレイとVMwareサーバとのシームレスな連携に対して全面的な信頼を保てるようになるということを意味します
3PARとVMwareは、緊密連携して、お客さまによりソリューションを提供することを目的に、新しい応用キュー深度アルゴリズム-adaptive queue depth algorithm-開発に取り組んできました。応用キュー深度アルゴリズムは、現在VMware ESX 3.5 Update 4に搭載され、またVMware vSphere 4にも搭載予定で、VMkernelのI/OスタックにおいてLUNのキュー深度を同時調整するものです。これにより、3PAR InServストレージ・サーバが検出する入出力キューの輻輳の影響を最小化できます。その結果、企業は仮想マシン数を増加することができ、そして3PARアレイを取り付けるとさらに高性能のアプリケーションをESXサーバに追加することができます。
その他VMware vSphere 4の特徴として、より高性能化されたVMware Storage VMotionと、仮想ディスクのシン・プロビジョニングが挙げられます。VMware Storage VMotionは、VMware vCenterサーバを通して管理できます。これにより運用の中断を回避し、ダウンタイムの最小化を可能とします。また従来型ストレージ・アレイから3PAR InServストレージ・アレイへの仮想マシン用ディスク移行作業を、簡略化することが可能です。VMwareが新ソフトウェア対応のシン・プロビジョニング機能を通して、シン・プロビジョニングのメリットを最大限享受できることは、シン・プロビジョニングのパイオニアである3PARは、喚起しています。VMwareソフトウェアベースの製品は、ハードウェアベースの3PARエンタープライズ・クラス向けシン・テクノロジ群を補完するものあり3PARシン・プロビジョニング・ソフトウェアと3PAR 第三世代 ASIC Thin Built- In搭載機能も含まれます。3PARのエンタープライズ・クラス製品をご利用のお客様は、これらによりトータルデータコストを最大50パーセント削減しています。
IDCエンタプライズ・ストレージ・システム担当バイス・プレジデントBenjamin S. Woo氏談
高度に仮想化されたストレージは、VMwareの柔軟性と高いROIを補完するものです。VMware vSphere 4を現在使用している、または使用計画中のデータセンタは、さらに3PARのユーティリティ・ストレージ・システムを導入することにより仮想化サーバ環境を完璧にサポートするものであり、その組み合わせにより得られる利益を最大限にします
VMwareアライアンス担当バイス・プレジデントParag Patel氏談
VMware vSphere 4により、私たちは、まったく新しいレベルのビジネス価値を見出そうとしています。これによりIT部門は、革新性と、変化するビジネスニーズへの迅速な対応性を強化することに注力できます。VMware vSphere 4は、3PARとの連携によりInServストレージ・サーバが内蔵する機能を活用できるようになります。これによりお客様は、IT as a Serviceという構想を実現し、驚くべきレベルの効率性、制御、選択性を手に入れることができるでしょう
3PAR社長兼CEO David Scott談
3PAR は、VMwareの応用キュー深度アルゴリズムをサポートし、またVMware vSphere 4のハードウェア互換認証を取得しています。これは3PARが革新的技術の開発力、業界をリードする企業であることを示すものです。昨今の経済状況、お客様のITインフラのROI向上が必須になっている状況下において、3PARとVMwareの組合せは仮想化サーバと仮想化ストレージのデータセンタ構築をサポートします
追加情報
3PAR InServストレージ・サーバの認証は、VMwareテクノロジ・アライアンス・パートナ -Technology Alliance Partner-のために用意されたVMwareストレージ認証プログラムに基づくものです。3PARユーティリティ・ストレージは、VMware ESX 2.5以来、VMwareの中核的なサーバ仮想化技術の認証を受けています。3PARは最初のVMwareテクノロジ・アライアンス・パートナです。
【本件に関するお問い合わせ先】
3PAR株式会社
広報担当:清水
TEL: 03-5269-1038
E-mail:press@3par.jp