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CSR、画期的な位置情報アーキテクチャ、SiRFstarIVを発表

CSR、画期的な位置情報アーキテクチャ、SiRFstarIVを発表
SiRFaware技術により、バッテリ寿命を損なうことなく継続的な位置情報認識機能を実現

GPS対応型位置情報プラットフォームのリーディング・カンパニ、CSR plcは本日、独自の自動検出型マイクロパワーテクノロジ、SiRFawareTMを搭載した画期的な位置情報認識アーキテクチャ、SiRFstarIVTMを発表しました。本製品搭載のコンスーマデバイスは、ネットワークによるサポートを不要とし、バッテリを消耗することなく位置情報の提供を常時可能にします。また、CSRは本日、新製品となるSiRFstarIVを搭載したGSD4tレシーバを発表しました。本製品は、携帯電話やスペースと電力に制限があるその他のモバイル・デバイスにおいて、ロバスト性能を実現し、常時利用可能なgeo-awareness[位置認識]機能を提供することで今日のコンスーマニーズに対応します。

CSR、CEO、Joep van Beurdenのコメント:
当社は、SiRFとの合併直後に、このような画期的で素晴らしいテクノロジを発表でき、とても光栄に思います。本日の発表は、当社のGPS製品および位置情報テクノロジのポートフォリオを大幅に強化するものです

SiRFstarIVの最大のメリットは、迅速な位置情報の修正を実現するGPSレシーバが、貴重なバッテリ電力の消耗や常時デバイスをオンにすることなく、better-than-hot-start{hot-start時より俊敏なアプリケーション起動}の状態を維持することをサポートすることです。従来、携帯電話開発者は、電力の節約を目的に不使用時にGPSレシーバの電力を完全にオフにしなければならなかったので、位置情報アプリケーションが迅速に新しい位置を修正する必要があっても、起動時に相当の遅延が発生していました。様々なイノベーションの融合によって独自に開発されたSiRFawareテクノロジは、ネットワークによるサポートの有無に関わらず、起動時の遅延による位置修正の遅れを改善すると同時に、使用電力わずか50-500マイクロアンペアを実現します。

SiRF共同創設者であり、CSRマーケティング最高責任者、Kanwar Chadhaのコメント:
ユーザは、あらゆる場所で信頼性の高い位置情報サービスを求めています。当社は、GPSアーキテクチャに関する従来のルールブックを書き直しました。我々は、デバイスのバッテリの消耗をなくし、ネットワークによるサポートが不要で、継続的な位置情報が提供できる新しい低エネルギーの技術を開発する必要がありました。SiRFstarIVと当社独自のSiRFawareテクノロジにより、CSRは、スマートフォンによるナビゲーションサービス使用時のユーザ体験を大幅に向上させ、コンスーマデバイスおいて継続的な位置情報認識の提供を可能にするアーキテクチャを開発しました

Chadhaによれば、人々は、あらゆる場所で携帯電話やその他のモバイル・デバイスの使用に頼り、これらのデバイスの位置情報機能と同一の機能性を求めています。当社は、このような点を重点的に考慮しながら、SiRFstarIVアーキテクチャの開発をしました。その結果、SiRFstarIVGPSレシーバは、これらの製品の実際の用途をサポートしています。本レシーバは、バッテリ寿命に悪影響を及ぼすことなく、常にハンドセットおよびその他の携帯電話に迅速な位置情報の修正機能を提供することで、高品位のユーザ体験を提供します。高性能と低エネルギーの位置情報認識モードを一体化させた独自のSiRFstarIVは、デジタル・スチル・カメラやカムコーダ、携帯型ゲーム機、および多様なポータブル家電機器などでGPSの利用をさらに広げるでしょう。

SiRFstarIVアーキテクチャ
SiRFstarIVのアーキテクチャコアは、高性能GPS位置情報エンジン、スマートな位置情報センサインターフェース、順応型マイクロパワー・マネージャおよびアクティブ・ジャマー・リムーバで構成され、以下を実現します

業界が認めたSiRFstarIIIアーキテクチャの2倍の検索容量により、感度の向上、修正時間の短縮、位置精度の改善を実現
最小電流{50-500マイクロアンペア}でhot-start状態を維持する先進的なマイクロパワー・マネージメントと統合型スイッチモード・レギュレーションを提供
より優れた状況認識、より洗練されたエネルギーマネージメント、屋内での位置精度の向上を同時に実現しながらユーザ体験を向上させるインテリジェントMEMsセンササポート{加速度計やその他のセンサ向け}
最高のGPS性能と設計トラブルシューティングの相関前に能動的にジャマーの検索および排除実現する先進的なDSPテクノロジ

SiRFstarIV GSD4t
SiRFstarIVアーキテクチャを初めて実装したホストベース・プラットフォームGSD4tは、携帯電話およびスペースと電力を重視したその他のコンスーマデバイス向けに最適化されています。GSD4tレシーバは、E911および3GPP向けに、ナビゲーション電力{-160 dBm}、トラッキング電力{-163 dBm}、卓越したパス・マージンなど、業界最高性能を達成しています。また、本製品は、ネットワークのサポートなしで、周波数検知感度で-160-dBmの維持が可能です。業界最低消費電力を実現するGSD4tレシーバは、1-Hz TricklePowerモードでわずか8 mWの電力を必要とし、業界の基準であるSiRFstarIIIの2.5倍の電力節約を実現します。

SiRFstarIV GSD4tは、アクティブ・ジャミング・リムーバル、single-SAW設計、オンチップのLNA、フェイルセーフ(二重安定装置)I/O、統合型スイッチャ、単一供給電圧、シンプルなRFマッチングを特長とする小型のプラットフォームです。本プラットフォームのパッケージングは、開発者がSiRFGPSレシーバの最終製品への簡単な統合を実現します。

CSR、ハンドセット ビジネスユニット プロダクト マネージメント ディレクタDave Huntingfordのコメント:
組み込み型Bluetooth、Wi-Fi、携帯無線、およびLCDスクリーンといったポータブル家電機器内で発生するRF障害は、GPS性能に簡単に悪影響を及ぼし、製品の製造直前まで判明しないことがよくあります。阻害されたGPSの問題は、解決するのに数か月かかり、開発過程で遅延を発生させます。当社独自のアクティブ・ジャマー・リムーバルは、このような問題を解決するだけでなく、開発者に精密強度と妨害シグナルの原因を開発プロセスの初期段階で正確に特定し、提示することにより、テスト段階でこのような問題を解決することが可能です

GSD4tは、42ボール、0.4-mmピッチのウェハーレベルのCSP{WLCSP}パッケージでサンプル出荷中です。本製品は、統合コスト、BOMコストの削減、市場投入の迅速化を実現し、単一のチップ上でRFレシーバ、ベースバンド、低電流LDOを集積しています。また、本製品は、わずか6個から8個の外部パッシブ・コンポーネントおよび単一のSAWを必要とする、フットプリント{スイッチャ部分を含む}が、わずか20平方ミリメーターの包括的なソリューションです。

販売時期と価格
SiRF GSD4tホストベースGPSレシーバは、現在サンプル出荷中で、10月に量産予定となっています。価格情報については、CSR販売代理店までお問い合わせください。







【本件に関するお問い合わせ先】
      
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com
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