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『一般社団法人任意売却アドバイザー協会』発足
〜任意売却アドバイザーの養成・ネットワークの構築をめざして〜

１.背景
不況による収入減により、住宅ローンの返済が滞り、
自宅が競売にかけられてしまうケースが増えています。
住宅金融支援機構では、住宅ローンの返済ができない為、
「競売」に持ち込んだケースが、前年比３５％増(※)と発表しています。
（※朝日新聞６月３日掲載より引用）
そうした中、競売を回避し、住宅を少しでも高く売って
残債務を減らそうと、「任意売却」を選択する人が多くなってきました。


２.「任意売却」とは
任意売却とは、住宅ローンなどの返済が困難になったとき、
不動産業者が消費者と金融機関を仲介し、競売にかけられる前に
住宅を売却する取引のことです。
・競売よりも市場価格に近い値段で売却出来る為、
それだけ債務の残り（借金）が少なくなる。
・一般の売却と同じ販売活動の為、近所の人に知られずに済む。
・債権者との交渉次第では、引越し費用や当面の生活資金の捻出が
可能となる場合がある。
などのメリットから、最近任意売却への注目度が高くなってきています。


３.悪質業者の存在
仲介手数料は売却成立が前提ですが、「企画料・コンサルティング料」と
いった名目で手数料を請求する悪質業者も存在します。
また、不動産が適正な価格で取引されず、売主・買主が
不利益を被る結果になるケースもあります。
このような背景には、専門知識のない不動産業者が任意売却に
新規に参入し始めたという業界の事情もあります。
任意売却には、債権者との交渉なども必要となり、
普通の不動産業者にとってはハードルの高い作業といえます。



４．一般社団法人任意売却アドバイザー協会
このような社会情勢の中、任意売却業者の育成や、
情報ネットワークの構築といったシステム作りが急務となっています。
そこで、一般社団法人任意売却アドバイザー協会を発足させました。
同協会は、適正な価格での取引による顧客の安心感の定着、
顧客の本質的な希望の実現、最適な解決方法の支援を実現する
ネットワークの構築、を使命とした人材を養成することを
目的としています。
また、任意売却取り扱い業者を会員に募り、
「任意売却アドバイザー養成講座」の開講を予定しています。

その他の会員メリットは以下の通りです。
?全国で受けた任意売却案件の共同受託(2009年8月1日現在90件受任）
?任意売却アドバイザーの認定
（7月27日現在、商標登録申請中　商願2009-49222号）
?小冊子「任意売却のススメ」の使用
?定期的な任意売却に関する勉強会
?会員専用のメールマガジンの配信
?ホームページにて、提携会社として掲載及びリンク


■法人概要
（１）商号　　　　 ：一般社団法人任意売却アドバイザー協会
（２）代表者　　　 ：代表理事　赤曽部　崇
（３）本店所在地　 ：広島市中区東白島町１９番５号
（４）設立年月日　 ：２００９年７月２３日
（５）主な事業内容 ：
?一般社会に関する研究、調査並びに資料の収集及びその公表
?一般社会対し、任意売却に関する知識の普及並びに啓発
?任意売却に関する出版物の刊行、講演会及び研修会等の開催
?不動産関連業界との連携並びに情報の交換及び知識の交流
（６）ＵＲＬ　　　：http://www.ninbai-kyokai.com/


■本件に関わるお問い合わせ先
　一般社団法人任意売却アドバイザー協会
　担当　　：赤曽部（アカソベ）
ＴＥＬ　：（０８２）５１２−０００１
ＦＡＸ　：（０８２）５１２−０００２
E-mail ：ninbaikyokai@e-arc.or.jp