特許の注目度を測る指標「パテントスコア」の日本特許が成立
株式会社パテント・リザルトは、特許の注目度を測る指標「パテントスコア」の日本特許が成立したことをお知らせいたします。
株式会社パテント・リザルトは、特許の注目度を測る指標「パテントスコア」の日本特許が成立したことをお知らせいたします。
■発明の名称:特許評価装置
■特許番号:特許第4344813号
【パテントスコアの開発背景】
特許は、企業などの研究開発成果を権利化したものであり、重要な無形資源の1つです。各企業などが取り組む開発規模は、「特許件数」を調べることで知ることができますが、質的な側面については、これまで客観的に測ることが困難な状況でした。
そこで弊社は、特許出願後の経過情報(※)に注目し、「出願人」「審査官」「競合他社」の3者のアクションを指数化することで、特許の注目度を測る指標「パテントスコア」を開発しました。これにより、特許の質的な側面を、一定の基準に基づき客観的に評価することが可能になります。
【パテントスコアの算出方法】
パテントスコアは主に、特許出願後の経過情報をもとに、
・「出願人による権利化への意欲」(早期審査請求、国際出願など)
・「審査官からの先行技術としての認知度」(拒絶理由通知に引用された回数など)
・「競合他社からの注目度」(無効審判、異議申立の有無など)
の3つの観点から総合評価し、特許1件ごとに得点を算出します。
経過情報を用いると、出願から長時間経過している特許ほどスコアが高くなることが懸念されますが、同時期に出願された他の特許と相対的に比較することで、この傾向を緩和しています。また、技術分野によってアクションの多さが異なることを考慮して、同一技術分野の他の特許とも相対比較しています。
そのほか、特許明細書中の請求項数、文書量、図表数などの書誌情報も組み合わせ、得点を算出しています。
【パテントスコアの活用事例】
・保有特許の棚卸し(年金維持費の削減など)
・特定技術分野における競合分析
・企業別の特許力評価
・投融資先企業の保有特許の評価
・M&Aや事業譲渡などにおける技術競争力からみたアライアンス分析 など
パテントスコアによるスコアリング評価サービスは、個別特許分析ツール「パテントアトラス」(https://atlas.patentresult.co.jp/index.do)のウェブサイトでご利用いただけます。
また、出願人別の特許力格付けツール「パテントエクスプレス」(https://express.patentresult.co.jp/index.do)や、特許群の分析ツール「パテントアトラス for professionals」(https://atlas-pro.patentresult.co.jp/)においても、パテントスコアを使った企業分析や特許分析を行うことが可能です。
なお本発明は、米国、欧州などにおいても特許出願審査請求中です。
※1 経過情報
経過情報とは、個々の特許が出願、公開されてから登録、権利放棄・失効に至るまでのさまざまな手続きを記録した情報です。当該特許に対する出願人や審査官、競合他社などのさまざまなアクションが記録されています。
<<問い合わせ先>>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699 E-mail:info@patentresult.co.jp
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
■発明の名称:特許評価装置
■特許番号:特許第4344813号
【パテントスコアの開発背景】
特許は、企業などの研究開発成果を権利化したものであり、重要な無形資源の1つです。各企業などが取り組む開発規模は、「特許件数」を調べることで知ることができますが、質的な側面については、これまで客観的に測ることが困難な状況でした。
そこで弊社は、特許出願後の経過情報(※)に注目し、「出願人」「審査官」「競合他社」の3者のアクションを指数化することで、特許の注目度を測る指標「パテントスコア」を開発しました。これにより、特許の質的な側面を、一定の基準に基づき客観的に評価することが可能になります。
【パテントスコアの算出方法】
パテントスコアは主に、特許出願後の経過情報をもとに、
・「出願人による権利化への意欲」(早期審査請求、国際出願など)
・「審査官からの先行技術としての認知度」(拒絶理由通知に引用された回数など)
・「競合他社からの注目度」(無効審判、異議申立の有無など)
の3つの観点から総合評価し、特許1件ごとに得点を算出します。
経過情報を用いると、出願から長時間経過している特許ほどスコアが高くなることが懸念されますが、同時期に出願された他の特許と相対的に比較することで、この傾向を緩和しています。また、技術分野によってアクションの多さが異なることを考慮して、同一技術分野の他の特許とも相対比較しています。
そのほか、特許明細書中の請求項数、文書量、図表数などの書誌情報も組み合わせ、得点を算出しています。
【パテントスコアの活用事例】
・保有特許の棚卸し(年金維持費の削減など)
・特定技術分野における競合分析
・企業別の特許力評価
・投融資先企業の保有特許の評価
・M&Aや事業譲渡などにおける技術競争力からみたアライアンス分析 など
パテントスコアによるスコアリング評価サービスは、個別特許分析ツール「パテントアトラス」(https://atlas.patentresult.co.jp/index.do)のウェブサイトでご利用いただけます。
また、出願人別の特許力格付けツール「パテントエクスプレス」(https://express.patentresult.co.jp/index.do)や、特許群の分析ツール「パテントアトラス for professionals」(https://atlas-pro.patentresult.co.jp/)においても、パテントスコアを使った企業分析や特許分析を行うことが可能です。
なお本発明は、米国、欧州などにおいても特許出願審査請求中です。
※1 経過情報
経過情報とは、個々の特許が出願、公開されてから登録、権利放棄・失効に至るまでのさまざまな手続きを記録した情報です。当該特許に対する出願人や審査官、競合他社などのさまざまなアクションが記録されています。
<<問い合わせ先>>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699 E-mail:info@patentresult.co.jp
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/