【MENARD】肌の立体感を生み出す新複合粉体を開発 〜最高級ファンデーションに応用〜
日本メナード化粧品株式会社(本社:名古屋市中区丸の内 3-18-15、代表取締役:野々川純一)は、肌の立体感を生み出す複合粉体「立体ハリパウダー」を開発した。
今回 発表する内容は、次のとおりである。
日本メナード化粧品株式会社(本社:名古屋市中区丸の内 3-18-15、社長:野々川純一)は、肌の立体感を生み出す複合粉体「立体ハリパウダー」を開発した。この立体ハリパウダーは、板状粉体で光沢のある雲母チタン(パール剤)に、球状のアクリル樹脂粉体を均一に付着させたもので、雲母チタンの正反射の強さはそのままに反射光の拡がりを抑えることにより、メリハリのある立体感を生み出すことに成功した。
この立体ハリパウダーは、平成21年9月21日発売の、最高級メイクアップブランド「エンベリエ」シリーズの「エッセンスインファンデーション」へ応用する。
また、平成21年10月31日〜11月1日に鹿児島大学で開催される、第14回日本顔学会大会において、立体ハリパウダーの開発と光学理論に基づく印象解析の、2題の発表を行う予定である。立体ハリパウダーに関する特許は出願済みである。
<今までの「立体感」を持たせる方法>
ハリの低下やたるみなど、肌の悩みは加齢とともに現れる。メイクアップ化粧品には、これらの悩みを感じさせないように演出する効果がある。今までは、ファンデーションに正反射が強いパール剤を配合し、立体感を演出することが多かったが、パール剤特有のぎらつきが生じたり、強い反射光によって顔が膨張して見え、メリハリに欠けた仕上がりになっていた。
<メリハリのある立体感を生み出す「立体ハリパウダー」の開発>
ほほや鼻などの高い部分がより高く見えて、フェイスラインがすっきりとしたメリハリのある立体感を生み出すためには、パール剤の正反射の強さを生かしつつ、周辺へ拡がる反射光を抑えた粉体の開発が必要であると考えた。正反射の強いパール剤表面に種々の粉体を付着させて複合化することによって、反射特性を様々に変化させて検討した。その結果、雲母チタン(パール剤)に、球状のアクリル樹脂粉体を均一に付着させた立体ハリパウダーの開発に成功した。さらに、ファンデーションに配合して官能評価したところ、メリハリのある立体感を感じることが確認できた。
<光学的解析による評価>
顔に立体感が生まれたかどうかを厳密に評価するためには、写真などの静止画ではなく、顔の動きを考慮した動画での評価が必要であると考え、研究を試みた。様々な角度から見たときの立体ハリパウダーの反射特性を光学的に顔上に再現し、印象解析を行った結果、立体ハリパウダーのメリハリのある顔に導く効果をより明確に確認することができた。
1.立体ハリパウダーの開発
メリハリのある立体感を生み出すために、正反射の強い一般的なパール剤である雲母チタンの反射光を変化させることを研究した。
雲母チタンの上に付着させる粉体の種類や、大きさ、量を検討していき、立体感を生み出すために適した条件を探索した。その結果、可視光の波長より小さいサイズの球状アクリル樹脂粉体を均一に付着させることによって、正反射光の強さを損なわせずに、反射光の広がりを抑えることに成功した。
2.立体ハリパウダーを配合したファンデーションの効果
立体ハリパウダーのメリハリのある立体感を生み出す効果を、ファンデーションに配合して検討した。その結果、立体ハリパウダーが一番メリハリのある、立体感を生み出す効果の高いことがわかった。
また、雲母チタン配合のファンデーションとの比較アンケートを行った結果、立体ハリパウダー配合のファンデーションのほうが、「立体的に見える」「引き締まって見える」という結果となった。
3.光学理論に基づく印象解析(立体ハリパウダーの評価)
<光の分離>
人の顔を見た時に感じている光は、照明色の反射光と顔自体の色の光にわけられる。この2つの光は画像からコンピュータで分離することができ、照明色の反射光を任意に変化させて印象解析をすることができる。
<印象解析による評価>
立体ハリパウダーと雲母チタンの反射特性を比較するために、まず、立体ハリパウダーと雲母チタンがもたらす照明色の反射光の特徴を分光曲線から捉え、コンピュータで再現して顔自体の色の光に重ねた。さらに、見た目の印象を的確に捉えることを目的に、人の顔を正面から真横までの各々の角度から見たときの反射光を捉えて印象解析を行った。
その結果、ほほの照明色の反射光を比較すると、立体ハリパウダーの反射光の面積が小さくなっており、すっきりとしたメリハリのある顔に導く効果のあることが確認できた。
【日本メナード化粧品株式会社とは】
メナードは創業以来、「美しさにまごころこめて」の企業理念のもと、
「美的生活提案企業」として歩み続けてまいりました。
中心となる化粧品分野では、業界屈指の研究開発力と有効性・安全性の高さで、
わが国を代表するメーカーとしてゆるぎない地位を築くとともに、
さまざまな関連事業や活動を通し、化粧品の枠を超えた生活・文化へと、
「美」の提案を拡げています。
<本件に関するお問い合わせ先>
【お客様】 メナード化粧品株式会社
お客様相談室フリーダイヤル TEL:0120-164601
【報道関係者様】
日本メナード化粧品株式会社
宣伝部東京広報室
Tel 03-5775-6839 FAX 03-5775-6816
e-mail kouhou@menard.co.jp
URL:http://www.menard.co.jp
mobile:http://www.menard.co.jp/m/
日本メナード化粧品株式会社(本社:名古屋市中区丸の内 3-18-15、社長:野々川純一)は、肌の立体感を生み出す複合粉体「立体ハリパウダー」を開発した。この立体ハリパウダーは、板状粉体で光沢のある雲母チタン(パール剤)に、球状のアクリル樹脂粉体を均一に付着させたもので、雲母チタンの正反射の強さはそのままに反射光の拡がりを抑えることにより、メリハリのある立体感を生み出すことに成功した。
この立体ハリパウダーは、平成21年9月21日発売の、最高級メイクアップブランド「エンベリエ」シリーズの「エッセンスインファンデーション」へ応用する。
また、平成21年10月31日〜11月1日に鹿児島大学で開催される、第14回日本顔学会大会において、立体ハリパウダーの開発と光学理論に基づく印象解析の、2題の発表を行う予定である。立体ハリパウダーに関する特許は出願済みである。
<今までの「立体感」を持たせる方法>
ハリの低下やたるみなど、肌の悩みは加齢とともに現れる。メイクアップ化粧品には、これらの悩みを感じさせないように演出する効果がある。今までは、ファンデーションに正反射が強いパール剤を配合し、立体感を演出することが多かったが、パール剤特有のぎらつきが生じたり、強い反射光によって顔が膨張して見え、メリハリに欠けた仕上がりになっていた。
<メリハリのある立体感を生み出す「立体ハリパウダー」の開発>
ほほや鼻などの高い部分がより高く見えて、フェイスラインがすっきりとしたメリハリのある立体感を生み出すためには、パール剤の正反射の強さを生かしつつ、周辺へ拡がる反射光を抑えた粉体の開発が必要であると考えた。正反射の強いパール剤表面に種々の粉体を付着させて複合化することによって、反射特性を様々に変化させて検討した。その結果、雲母チタン(パール剤)に、球状のアクリル樹脂粉体を均一に付着させた立体ハリパウダーの開発に成功した。さらに、ファンデーションに配合して官能評価したところ、メリハリのある立体感を感じることが確認できた。
<光学的解析による評価>
顔に立体感が生まれたかどうかを厳密に評価するためには、写真などの静止画ではなく、顔の動きを考慮した動画での評価が必要であると考え、研究を試みた。様々な角度から見たときの立体ハリパウダーの反射特性を光学的に顔上に再現し、印象解析を行った結果、立体ハリパウダーのメリハリのある顔に導く効果をより明確に確認することができた。
1.立体ハリパウダーの開発
メリハリのある立体感を生み出すために、正反射の強い一般的なパール剤である雲母チタンの反射光を変化させることを研究した。
雲母チタンの上に付着させる粉体の種類や、大きさ、量を検討していき、立体感を生み出すために適した条件を探索した。その結果、可視光の波長より小さいサイズの球状アクリル樹脂粉体を均一に付着させることによって、正反射光の強さを損なわせずに、反射光の広がりを抑えることに成功した。
2.立体ハリパウダーを配合したファンデーションの効果
立体ハリパウダーのメリハリのある立体感を生み出す効果を、ファンデーションに配合して検討した。その結果、立体ハリパウダーが一番メリハリのある、立体感を生み出す効果の高いことがわかった。
また、雲母チタン配合のファンデーションとの比較アンケートを行った結果、立体ハリパウダー配合のファンデーションのほうが、「立体的に見える」「引き締まって見える」という結果となった。
3.光学理論に基づく印象解析(立体ハリパウダーの評価)
<光の分離>
人の顔を見た時に感じている光は、照明色の反射光と顔自体の色の光にわけられる。この2つの光は画像からコンピュータで分離することができ、照明色の反射光を任意に変化させて印象解析をすることができる。
<印象解析による評価>
立体ハリパウダーと雲母チタンの反射特性を比較するために、まず、立体ハリパウダーと雲母チタンがもたらす照明色の反射光の特徴を分光曲線から捉え、コンピュータで再現して顔自体の色の光に重ねた。さらに、見た目の印象を的確に捉えることを目的に、人の顔を正面から真横までの各々の角度から見たときの反射光を捉えて印象解析を行った。
その結果、ほほの照明色の反射光を比較すると、立体ハリパウダーの反射光の面積が小さくなっており、すっきりとしたメリハリのある顔に導く効果のあることが確認できた。
【日本メナード化粧品株式会社とは】
メナードは創業以来、「美しさにまごころこめて」の企業理念のもと、
「美的生活提案企業」として歩み続けてまいりました。
中心となる化粧品分野では、業界屈指の研究開発力と有効性・安全性の高さで、
わが国を代表するメーカーとしてゆるぎない地位を築くとともに、
さまざまな関連事業や活動を通し、化粧品の枠を超えた生活・文化へと、
「美」の提案を拡げています。
<本件に関するお問い合わせ先>
【お客様】 メナード化粧品株式会社
お客様相談室フリーダイヤル TEL:0120-164601
【報道関係者様】
日本メナード化粧品株式会社
宣伝部東京広報室
Tel 03-5775-6839 FAX 03-5775-6816
e-mail kouhou@menard.co.jp
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