金融業界関係者に『地域金融機関の域外融資の是非』についてアンケートを行ったところ、『積極的に拡大すべきものではないが、敢えて優良な案件を拒む必要はない。』と最も多くの方が回答。
【満員御礼】10月16日(金)開催・『未来航海フォーラム 地域金融機関は地域の投資銀行になれるか。』に324名のご参加を頂きました。
主催:地域共創ネットワーク株式会社、共催:HCアセットマネジメント株式会社、後援:社団法人金融財政事情研究会『未来航海フォーラム 地域金融機関は地域の投資銀行になれるか。』を、10月16日(金)大手町サンケイプラザ4Fホールにて開催致しました。地域金融機関・運用業界・官公庁関係者・機関投資家・事業法人の財務・企画ご担当者様など様々な業種から342名の方が参加した講演の模様をご報告いたします。
【講演概要】
講演のテーマは、『本当の銀行像』への指針と日本の地域の金融機関・産業の今後の未来。最初に、朝倉陽保氏(産業革新機構・専務取締役COO)に、産業革新機構の戦略について、また、プライベートなエクイティの投資の意義について、ご解説いただきました。続いて、パネルディスカッションでは、多様な立場の方を集めて、地域金融のあるべき姿について、活発な議論が行われました。最後に西澤宏繁氏(企業再生支援機構・代表取締役社長)に、このフォーラム当日が事務所開きの日というご多忙のところご登場いただき、企業再生支援機構の社会的使命について、お話いただきました。
【アンケート結果】
会場にて、『地域金融機関の域外融資の是非』についてアンケートを行いましたので、結果をご報告いたします。
(アンケート回答数:108)
※アンケートにご協力頂いた方の業種別割合
金融業界関係者66%(地域金融機関16%・投資運用業者15%・その他金融関連35%)
事業会社12%、その他(官公庁・コンサルなど)22%
Q地域金融機関が、営業基盤に直接的な関係を持たない企業に融資することについて
どのようにお考えでしょうか。一番近いものを、一つだけ、お選びください。
1域内融資に限界があるならば、域外融資を積極的に開発すべきである。・・33%
2積極的に拡大すべきものではないが、敢えて優良な案件を拒む必要はない。・・44%
3社会的使命に合致しないので、理念的には、行うべきではない。・・15%
4そもそも、そのような事態を想定しにくく、非現実的な設問である。・・1%
5その他・・9%
1、2の賛成派が多数でありましたが、『与信管理が不十分にならなければ対応可能』や『地域に基軸を置きながらも外部活用を行い、リスクコントロールをしつつ融資を行うなら良し』など、あくまでも域内融資がおろそかにならない範囲での域外進出には肯定的という傾向がありました。
【今後の予定】
『日本の強みを活かした地域金融機関の成長戦略』を具体化するため、研究会の発足など、今後とも情報発信をして参ります。
因みに、HCアセットマネジメントでは、以下のセミナーの開催を予定しております。
2009年11月19日(木)HC資産運用セミナー2009vol.023
『非流動資産への投資と時価評価-「プライベート」であることの魅力とリスク-』
【日 時】 2009年11月19日(木) 15:00-17:00(開場14:30)
【会 場】 如水会館 2階 ペガサス 東京都千代田区一ツ橋2-1-1
【講 師】 森本紀行(HCアセットマネジメント・代表取締役社長)
【参加費】 無料
【主 催】 HCアセットマネジメント株式会社
【お申込】 本メール返信もしくは下記fromHCサイトにてお申し込みできます。
【fromHCサイト】セミナーの詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.fromhc.com/seminar/2009/11/post-28.html
2009年11月26日(木)開催 緊急特別セミナー
『企業経営と企業年金資産の財務リスク管理-退職給付会計の変更など外部環境変化に対応した革新-』
【日 時】 2009年11月26日(木) 14:00-17:00(開場13:30)
【会 場】 TKP大手町カンファレンスセンター 東京都千代田区大手町1-1-2 りそなマルハビル18階
【講 師】 井上雅彦氏(監査法人トーマツ パートナー 公認会計士)
森本紀行(HCアセットマネジメント・代表取締役社長)
【参加費】 無料
【主 催】 HCアセットマネジメント株式会社
【お申込】 本メール返信もしくは下記fromHCサイトにてお申し込みできます。
【fromHCサイト】セミナーの詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.fromhc.com/seminar/2009/11/post-26.html
【HCアセットマネジメントについて】
2002年11月に独立系の資産運用会社として設立。プロフェッショナルな方々を対象に、お客様ごとのニーズを満たす投資戦略を立案し、世界中の運用会社をモニタリングし、厳選した投資を行っております。
事業内容 投資運用業 投資助言・代理業
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第430号
加入協会(社)日本証券投資顧問業協会 会員番号第011-01118号
投資運用業に係る18号監査報告書(注)を監査法人より取得済 (評価基準日:2008年12月31日)(注)日本公認会計士協会監査基準委員会報告書第18号「委託業務に係る統制リスクの評価」
(企業サイト: http://www.hcax.com/ )
(弊社運営・プロ投資家向け資産運用ポータル情報サイトhttp://www.fromhc.com/ )
【弊社代表取締役社長・森本紀行】
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット株式会社(現ワトソンワイアット株式会社)に入社し、日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。本フォーラムの後援である(社)金融財政事情研究会主催・2009年7月開催・第81回トップマネジメントセミナーに講師として参加。
【地域共創ネットワークについて】
経営戦略策定・実施支援、金融行政への創造的対応、業務改善改革支援、地域活性化戦略を柱に
『長い時間軸』と『資金の出し手と受け手の関係』を重視するパートナー・連携先とともに、地域金融機関のシンクタンクとして、新しい地域金融サービスの創出を支援します。
【地域共創ネットワーク代表取締役・坂本忠弘】
東京大学法学部卒。大蔵省入省後、財務省主計局、証券取引等監視委員会、金融庁監督局、金融担当副大臣秘書官等を歴任。副大臣秘書官の際には、地域金融・中小企業金融の新たな動きの研究会も担当。財務省・金融庁での経験を活かして、地域共創ネットワーク株式会社を設立。地域金融機関の新たな融資・投資のソリューションの提供、地域資源を活かした事業活動の支援等に取り組む。
【本件に関するお問い合わせ先】
HCアセットマネジメント株式会社
経営企画部 事業企画グループ
担当:小川朝子
03-6673-3514 / fromhc-info@hcax.com
《関連URL》
http://www.fromhc.com/report/2009/10/1016vol2.html
http://www.fromhc.com/report/2009/10/2.html
http://www.fromhc.com/report/2009/10/post-17.html
【講演概要】
講演のテーマは、『本当の銀行像』への指針と日本の地域の金融機関・産業の今後の未来。最初に、朝倉陽保氏(産業革新機構・専務取締役COO)に、産業革新機構の戦略について、また、プライベートなエクイティの投資の意義について、ご解説いただきました。続いて、パネルディスカッションでは、多様な立場の方を集めて、地域金融のあるべき姿について、活発な議論が行われました。最後に西澤宏繁氏(企業再生支援機構・代表取締役社長)に、このフォーラム当日が事務所開きの日というご多忙のところご登場いただき、企業再生支援機構の社会的使命について、お話いただきました。
【アンケート結果】
会場にて、『地域金融機関の域外融資の是非』についてアンケートを行いましたので、結果をご報告いたします。
(アンケート回答数:108)
※アンケートにご協力頂いた方の業種別割合
金融業界関係者66%(地域金融機関16%・投資運用業者15%・その他金融関連35%)
事業会社12%、その他(官公庁・コンサルなど)22%
Q地域金融機関が、営業基盤に直接的な関係を持たない企業に融資することについて
どのようにお考えでしょうか。一番近いものを、一つだけ、お選びください。
1域内融資に限界があるならば、域外融資を積極的に開発すべきである。・・33%
2積極的に拡大すべきものではないが、敢えて優良な案件を拒む必要はない。・・44%
3社会的使命に合致しないので、理念的には、行うべきではない。・・15%
4そもそも、そのような事態を想定しにくく、非現実的な設問である。・・1%
5その他・・9%
1、2の賛成派が多数でありましたが、『与信管理が不十分にならなければ対応可能』や『地域に基軸を置きながらも外部活用を行い、リスクコントロールをしつつ融資を行うなら良し』など、あくまでも域内融資がおろそかにならない範囲での域外進出には肯定的という傾向がありました。
【今後の予定】
『日本の強みを活かした地域金融機関の成長戦略』を具体化するため、研究会の発足など、今後とも情報発信をして参ります。
因みに、HCアセットマネジメントでは、以下のセミナーの開催を予定しております。
2009年11月19日(木)HC資産運用セミナー2009vol.023
『非流動資産への投資と時価評価-「プライベート」であることの魅力とリスク-』
【日 時】 2009年11月19日(木) 15:00-17:00(開場14:30)
【会 場】 如水会館 2階 ペガサス 東京都千代田区一ツ橋2-1-1
【講 師】 森本紀行(HCアセットマネジメント・代表取締役社長)
【参加費】 無料
【主 催】 HCアセットマネジメント株式会社
【お申込】 本メール返信もしくは下記fromHCサイトにてお申し込みできます。
【fromHCサイト】セミナーの詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.fromhc.com/seminar/2009/11/post-28.html
2009年11月26日(木)開催 緊急特別セミナー
『企業経営と企業年金資産の財務リスク管理-退職給付会計の変更など外部環境変化に対応した革新-』
【日 時】 2009年11月26日(木) 14:00-17:00(開場13:30)
【会 場】 TKP大手町カンファレンスセンター 東京都千代田区大手町1-1-2 りそなマルハビル18階
【講 師】 井上雅彦氏(監査法人トーマツ パートナー 公認会計士)
森本紀行(HCアセットマネジメント・代表取締役社長)
【参加費】 無料
【主 催】 HCアセットマネジメント株式会社
【お申込】 本メール返信もしくは下記fromHCサイトにてお申し込みできます。
【fromHCサイト】セミナーの詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.fromhc.com/seminar/2009/11/post-26.html
【HCアセットマネジメントについて】
2002年11月に独立系の資産運用会社として設立。プロフェッショナルな方々を対象に、お客様ごとのニーズを満たす投資戦略を立案し、世界中の運用会社をモニタリングし、厳選した投資を行っております。
事業内容 投資運用業 投資助言・代理業
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第430号
加入協会(社)日本証券投資顧問業協会 会員番号第011-01118号
投資運用業に係る18号監査報告書(注)を監査法人より取得済 (評価基準日:2008年12月31日)(注)日本公認会計士協会監査基準委員会報告書第18号「委託業務に係る統制リスクの評価」
(企業サイト: http://www.hcax.com/ )
(弊社運営・プロ投資家向け資産運用ポータル情報サイトhttp://www.fromhc.com/ )
【弊社代表取締役社長・森本紀行】
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット株式会社(現ワトソンワイアット株式会社)に入社し、日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。本フォーラムの後援である(社)金融財政事情研究会主催・2009年7月開催・第81回トップマネジメントセミナーに講師として参加。
【地域共創ネットワークについて】
経営戦略策定・実施支援、金融行政への創造的対応、業務改善改革支援、地域活性化戦略を柱に
『長い時間軸』と『資金の出し手と受け手の関係』を重視するパートナー・連携先とともに、地域金融機関のシンクタンクとして、新しい地域金融サービスの創出を支援します。
【地域共創ネットワーク代表取締役・坂本忠弘】
東京大学法学部卒。大蔵省入省後、財務省主計局、証券取引等監視委員会、金融庁監督局、金融担当副大臣秘書官等を歴任。副大臣秘書官の際には、地域金融・中小企業金融の新たな動きの研究会も担当。財務省・金融庁での経験を活かして、地域共創ネットワーク株式会社を設立。地域金融機関の新たな融資・投資のソリューションの提供、地域資源を活かした事業活動の支援等に取り組む。
【本件に関するお問い合わせ先】
HCアセットマネジメント株式会社
経営企画部 事業企画グループ
担当:小川朝子
03-6673-3514 / fromhc-info@hcax.com
《関連URL》
http://www.fromhc.com/report/2009/10/1016vol2.html
http://www.fromhc.com/report/2009/10/2.html
http://www.fromhc.com/report/2009/10/post-17.html