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「新橋で飲むサラリーマンの意識と未病の実態に関する調査」 〜世界経済が病む時代、日本を支えるサラリーマンの意識や健康は?〜

養命酒製造株式会社は、「新橋」でお酒を飲むサラリーマンの意識調査と未病の実態に関するインターネットリサーチを実施しました。調査は2009年10月29日〜11月4日の7日間で行い、合計1000名の有効回答を回収しました。
日本を支えてきた、そして今も支えている企業戦士たちの健康状態は?彼らは「疲れ」や「ストレス」などの様々な不調を抱えた、病気の手前の状態=「未病」になってしまってないだろうか。
サラリーマンが集まる憩いの街の象徴である「新橋」。その「新橋に集うサラリーマン」を通して、日本の時代風景や健康状態に迫る調査を実施し、以下の結果となりました。

◆新橋で飲むサラリーマン、未病の認知8割超
◆健康状態は?「未病サラリーマン」は48.8%で半数弱、40代後半が最も深刻で55.5%
◆未病率が半数以上「埼玉県・東京都」、半数未満「神奈川県・千葉県」
◆手土産持参での謝罪経験10回以上のつわもの、「未病」54.7%
◆未病と感じる時の支えは「妻」6割、未病な人は夫婦関係も未病?
 
 日本を支えてきた、そして今も支えている企業戦士たちの意識や実態に迫るため、典型的なサラリーマンの憩いの街「新橋」で年2、3回以上お酒を飲む35才〜69才のサラリーマン1,000名(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県在住)に、健康状態について確認するため、「未病」という言葉の認知状況を単一回答で聞いたところ、全体で「言葉と、その意味も知っている」は45.5%と半数近く、「言葉だけ知っている」36.2%、「知らない」18.3%で、少なくとも言葉は知っている人は8割を超えた。

また、本人の健康状態を単一回答で聞いたところ、全体では「未病」が最も多く48.8%で半数弱を占め、「健康」は42.2%、「病気」は9.0%であった。年齢層別で見ると、「未病」は40代後半の層が最も高く55.5%となった。これ
に、50代前半50.5%、40代前半50.0%、55才以上45.5%、30代後半42.5%と続いた。
また、新橋での飲酒頻度別で比較した場合、「週1回以上」の高頻度層では意外と「健康」と自認している割合が高く、48.0%が「健康」と回答し、「未病」は49.0%、「病気」は僅か3.1%であった。現時点「健康」であるので毎週のように飲めるのかもしれないし、または毎週「ちょっと1杯」と飲みに行けるゆとりや余裕がいい影響を及ぼしているのかもしれない。また、「月に1〜3回」の層では、「健康」と回答した割合は全体に比較し低く、39.1%となり、「未病」は53.0%、「病気」は7.9%という結果となった。次に、在住する都道府県別で比較した場合、「健康」である割合が高い順で見ると「神奈川県」45.1%、「千葉県」42.2%、「東京都」41.5%、「埼玉県」39.6%という結果となった。また「未病」である割合が高い順で見ると、「埼玉県」52.5%、「東京都」50.0%、「神奈川県」46.8%、「千葉県」45.6%という結果となった。

 さらに、普段気になる体の症状を複数回答で聞いたところ、全体では「疲れがたまる」が54.7%で過半数となり、「胃腸が弱り気味」21.0%、「疲れていて寝起きが悪い」19.0%、「よく眠れない」19.0%などが20%前後で続いた。健康状態別で見ると「未病」の人は特に「疲れがたまる」が75.8 %で非常に高く(「健康」な人28.0%、「病気」の人65.6%)、また「便秘(10.2%)」の傾向(「健康」な人4.3%、「病気」の人4.4%)や「体が冷えてよく眠れない(3.1%)」という傾向(「健康」な人0.5%「病気」の人1.1%)も見られた。「病気」の人は「よく眠れない」とする人が40.0%と他の人より高く(「未病」の人23.6%、「健康」な人9.2%)、「食欲がない(5.6%)」(「未病」の人2.9%、「健康」な人0.9%)も他の人に比較し割合が高かった。これら以外の項目では「未病」と「病気」の人の回答傾向は非常に近かった。

 また「未病」と「仕事での精神的な疲れ」等との関係性も考察するため、一般的にストレスを伴うことも多いと思われる「仕事上での失敗やトラブルの謝罪」のために、先方へ手土産を持って行ったことのある回数を単一回答で聞いたところ、「1回」以上の経験者は36.1%であった。その内訳をみると、「1回」の人が7.3%、「2回」の人が11.6%、「3回」が4.3%で、「30回以上で数えきれないくらい多い」とするつわものも1000名中29名(2.9%)見られた。また「0回」を含めた全体での平均値は2.6回であった。平均値を年齢層別で見ると、35才〜44才では1.8回、45才〜54才では3.1回、55才以上では3.4回とサラリーマンとしての経験を踏むに従って回数が増えていくことが見て取れた。仕事上でのトラブルなどで謝罪に行くことはストレスを強く感じるとは思うが、手土産持参での謝罪経験回数が10回以上のつわものが「未病を自覚している」割合を確認したところ、54.7%という結果になった。

また、『何か調子が悪い(未病)』と感じる時、誰があなたの支えかを複数回答で聞いたところ、全体で最も高かったのは「妻」の6割(59.3%)で、これに「子ども」の3割(28.6%)が次いで、家族を支えとする人が大半を占めた。また、これに「親友」8.5%、「母」8.4%、「恋人」7.7%が続いた。やや少数派の回答の中に、未病率が著しく高い回答として、「飲み屋のママ」があった。回答者11人中10人が「未病」で90.9%という未病率であった。
 
健康状態別で見ると、「健康」な人は「妻」が支えと回答する人が66.6%で、「未病」の人53.7%、「病気」の人55.6%よりも高かった。もしかすると、身体の健康と夫婦関係の健康には何か因果関係があるのかもしれない。

◆遠い昔や過去、古き良き時代にひかれる未病サラリーマンたち。
◆「新橋」に郷愁を感じるサラリーマンの未病率はどうして高いのだろうか?
 
 日本の高度経済成長、そして企業の成長や安定のために身を捧げてきた人も多数いる世代のサラリーマンは、どうして「新橋」という街に集まるのだろうか?「昭和50年代・60年代」の時代風景、平成バブル、そしてバブル経済の崩壊、昨年のリーマンショックを見てきたサラリーマンの街「新橋」に対する「認識」や「思い入れ」と、「企業戦士たちの健康状態」はどのような関係があるのであろうか?先ず、サラリーマンのメッカ「新橋」は、あなたにとって「どのような場所」かを、複数回答にて聞いたところ、全体では「オヤジの憩いの場所(36.8%)」、「安くて美味しいものを食べる(28.2%)」、「SL前で待ち合わせする場所(24.3%)」という認識が高かった。年齢層別で見ると、「オヤジの憩いの場所」との認識は、40代後半の層が43.0%と高い一方、55才以上の層では27.0%と最も低かった。「安くて美味しいものを食べる場所」という認識では50代前半の認識が30.5%と最も高かった。

新橋での飲酒頻度が「週1回以上」の高頻度層では、飲酒頻度が「週1回未満」の層に比較し、「なじみの店がある場所」「落ち着いて飲める場所」「哀愁を感じる場所」「昔の思い出が詰まった場所」「東京の繁華街の中で一番安心して飲める場所」「部下におごってあげる場所」「過去にタイムスリップできる場所」「自分にふさわしい場所」において割合が高い結果となった。

また、「健康状態」との関係では非常に興味深い結果が確認できた。「新橋」という街に対する認識において、ある種のノスタルジックな思いを持っている人の場合、未病率が実に40代後半層の未病率55.5%をさらに超えるという結果が表れた。未病率は、それぞれ「過去にタイムスリップできる場所」の回答者64.2%、「昔の思い出が詰まった場所」回答者57.0%と、平均値と比較し非常に高いものとなった。

◆調査概要◆
◆調査タイトル:新橋で飲むサラリーマンに関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
35〜69才の男性サラリーマンで、年に2〜3回以上「新橋(東京都港区)」
でお酒を飲む人

調査対象者の内訳:35〜39才200名、40〜44才200名、45〜49才200名
         50〜54才200名、55才以上200名(合計1,000名)

◆調査期間:2009年10月29日〜11月4日
◆調査方法:インターネット調査(PCリサーチ)
◆調査地域:首都圏(1都3県)
◆有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社

■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「養命酒調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■
養命酒製造株式会社 マーケティング部
〒150-8563 東京都渋谷区南平台町16-25
TEL:03-3462-8338

■■会社概要■■
代表者名 :代表取締役社長 塩沢太朗
設立 :大正12(1923)年6月20日
所在地 :東京都渋谷区南平台町16-25
業務内容 :養命酒の製造販売等

◆ 会社および製品の詳細は http://www.yomeishu.co.jp/ をご覧ください。
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