偽Google基金からの1億円メールにご注意〜G Data
今週ドイツで発生した「Google基金から100万ユーロを授与」という偽のメールを使って個人情報を盗み出そうとするネット犯罪についてG Dataが注意を促します。
個人情報を盗むフィッシングスパムメールに注意
〜偽Google基金からの1億円メール
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Jag 山本)は、今週ドイツで発生した「Google基金から100万ユーロを授与」という偽のメールを使って個人情報を盗み出そうとするスパムについて注意を促します。
今週に入って、Google社が賞金を授与するという内容のスパムメールが大量に拡散しはじめました。偽の「Google基金2009」は、賞金が100万ユーロ(約1億3千万円)です。当選者が賞金を受け取るためには、12月2日までに必要事項を記載する必要があります。必要な個人情報は、姓名、誕生日、性別、アドレス、国籍、職業、電話番号、ファックス番号です。このデータを、師ウィルソン・ポールに送らねばなりません。アドレスは、一見して信頼できないgmail.comです。
「どうみてもこのメールは偽物で、ここで言われている賞金を受け取れる確率はきわめて低いでしょう。「万が一・・・」と考えて返信しようものなら、個人情報を悪用されてしまいます。しかも彼らは賞金を振替るための手数料として数万円を先に振り込むよう何度も要求してきます。もちろん、このようなメールを発見したら即刻削除すべきでしょう。」(ラルフ・ベンツミュラー、G Dataセキュリティラボ所長)
メールには、賞金に当選したこと以外に、ドイツのアーヘンで賞金の授与者のための集まりを開催すると記載されています。どうやらヨーロッパでは10人が当選し、公式パートナーである英バークレイズ銀行が授与に立ち会うようです。すべての情報が、信用できそうもありません。
このフィッシング・メールは、内容のみならず、文法的にも間違いだらけです。おそらく英語から機械翻訳でドイツ語に変換したと思われる文面です。そのため、もっと信用を読者に与えねばならないと思ったのでしょうか、文末には国際的に有名な企業名を列挙しています。以下の企業が、この偽Google基金に協賛しているかのように並んでいます:
マイクロソフト社、AOL、カールスバーグ、ベックス、ベンツ、そしてメルセデス‐ベンツ、コカ・コーラ、クレディ・スイス、ライファイゼン・バンク・グループ、アリアンツ、フォルクスワーゲン、ノキア、シーメンス。
G Dataは当選者として、この詐欺メールに返信をしました。するとまず、ウエスタンユニオンの口座に数万円振り込むように指示がありました。理由は賞金を口座に振り込むのにかかる手数料など必要経費だと言います。G Dataが受け取ったメールは南アフリカにあるサーバーから送られてきました。このことからこのメールがいわゆる「ナイジェリア詐欺」の流れを汲むとG Dataは考えます。
ナイジェリア詐欺の基本
送信者: 匿名のこともあり、あっても信用の起きにくいアドレス
(例:online12345@providerXYZ.com)
連絡先: 不審を抱かせるにたる内容
主 題: 受賞、前払、遺産相続など、お金が中心
内 容: 話がうますぎて非現実的
文 章: 稚拙
ジーデータソフトウェアについて(G Data Software)
G Data Softwareは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG Data Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1 冨高ビル3F
窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
〜偽Google基金からの1億円メール
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Jag 山本)は、今週ドイツで発生した「Google基金から100万ユーロを授与」という偽のメールを使って個人情報を盗み出そうとするスパムについて注意を促します。
今週に入って、Google社が賞金を授与するという内容のスパムメールが大量に拡散しはじめました。偽の「Google基金2009」は、賞金が100万ユーロ(約1億3千万円)です。当選者が賞金を受け取るためには、12月2日までに必要事項を記載する必要があります。必要な個人情報は、姓名、誕生日、性別、アドレス、国籍、職業、電話番号、ファックス番号です。このデータを、師ウィルソン・ポールに送らねばなりません。アドレスは、一見して信頼できないgmail.comです。
「どうみてもこのメールは偽物で、ここで言われている賞金を受け取れる確率はきわめて低いでしょう。「万が一・・・」と考えて返信しようものなら、個人情報を悪用されてしまいます。しかも彼らは賞金を振替るための手数料として数万円を先に振り込むよう何度も要求してきます。もちろん、このようなメールを発見したら即刻削除すべきでしょう。」(ラルフ・ベンツミュラー、G Dataセキュリティラボ所長)
メールには、賞金に当選したこと以外に、ドイツのアーヘンで賞金の授与者のための集まりを開催すると記載されています。どうやらヨーロッパでは10人が当選し、公式パートナーである英バークレイズ銀行が授与に立ち会うようです。すべての情報が、信用できそうもありません。
このフィッシング・メールは、内容のみならず、文法的にも間違いだらけです。おそらく英語から機械翻訳でドイツ語に変換したと思われる文面です。そのため、もっと信用を読者に与えねばならないと思ったのでしょうか、文末には国際的に有名な企業名を列挙しています。以下の企業が、この偽Google基金に協賛しているかのように並んでいます:
マイクロソフト社、AOL、カールスバーグ、ベックス、ベンツ、そしてメルセデス‐ベンツ、コカ・コーラ、クレディ・スイス、ライファイゼン・バンク・グループ、アリアンツ、フォルクスワーゲン、ノキア、シーメンス。
G Dataは当選者として、この詐欺メールに返信をしました。するとまず、ウエスタンユニオンの口座に数万円振り込むように指示がありました。理由は賞金を口座に振り込むのにかかる手数料など必要経費だと言います。G Dataが受け取ったメールは南アフリカにあるサーバーから送られてきました。このことからこのメールがいわゆる「ナイジェリア詐欺」の流れを汲むとG Dataは考えます。
ナイジェリア詐欺の基本
送信者: 匿名のこともあり、あっても信用の起きにくいアドレス
(例:online12345@providerXYZ.com)
連絡先: 不審を抱かせるにたる内容
主 題: 受賞、前払、遺産相続など、お金が中心
内 容: 話がうますぎて非現実的
文 章: 稚拙
ジーデータソフトウェアについて(G Data Software)
G Data Softwareは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG Data Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1 冨高ビル3F
窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/