「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」策定に関するお知らせ
ダイキサウンド株式会社は、音楽CD市場を取り巻く環境が厳しい状況で推移する中で、
今後の当社の事業のあり方をステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、
平成22年1月28日開催の取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を
決議いたしましたのでお知らせいたします。
今後の当社の事業のあり方をステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、
平成22年1月28日開催の取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を
決議いたしましたのでお知らせいたします。
報道関係者 各位
プレスリリース
2010年2月10日
ダイキサウンド株式会社
代表取締役社長 清川 達也
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ダイキサウンド株式会社は、音楽CD市場を取り巻く環境が厳しい状況で推移する中で、
今後の当社の事業のあり方をステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、
平成22年1月28日開催の取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を
決議いたしましたのでお知らせいたします。
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当社は、音楽CD市場を取り巻く環境が厳しい状況で推移する中で、今後の当社の事業のあり方を
ステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、平成22年1月28日開催の
取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を決議いたしましたので
お知らせいたします。
記
1.本プラン策定の背景
当社の主力事業である音楽CDのパッケージ販売については、長期間にわたって市場が縮小傾向にあり、
今後も大幅な伸長は期待できませんが、一方で当社のこれまでの販売戦略に起因する取りこぼしの
影響もあることから、市場縮小分を吸収することは十分に可能であると考えております。
音楽配信については、日本レコード協会の統計によれば、携帯電話向けの配信については
横ばいないしは縮小傾向にありますが、ダウンロード配信については、成長が継続しています。
当社としては、現在は携帯電話からPC等を通じた携帯音楽プレーヤーやスマートフォン向けのMP3等
配信へシフトする過渡期であると判断しており、市場の伸張余地は大きいものと考えます。
また、これら主要事業に加えて、当社がこれまでの業務で培ったノウハウを活かして関連事業を行い、
新たな収益源を開拓することにより、業績の回復を確実なものとするべきであると考えております。
こうした状況から、当社の今後の事業に対する方針を社内外に示し、着実に業績を回復していくため、
「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を取締役会において決議いたしました。
2.具体的な施策
?パッケージディストリビューション事業
(1)販売支援策の強化
当社の主力商材であるインディーズCDについては、コアなファンが一定数存在することから
売上については底堅い面はあるものの、幅広い層への周知という点については改善の余地があるといえます。
このため、携帯電話向けのファンサイトを提供したり、情報誌やイベントを通じたプロモーションについて
レーベルへの提案を行い、アーティストやレーベルとの連携を強化するとともに、幅広い商品ラインナップを
実現してまいります。
(2)新たな販路の開拓による営業効率の向上
これまでは、当社のパッケージ商品の売上の大部分はいわゆるレコード店に依存しておりましたが、
ゲーム性のある音源等音楽の枠にとらわれない企画性の高い新たな商材を発掘するとともに、商材の特性を
十分に発揮できるよう、レコード店に固執することなく、バラエティショップ等の専門店などの新たな販路を
開拓してまいります。
(3)インターネット通信販売の拡充による返品リスクの軽減
音楽CDのショップでの販売量が縮小する中で、インターネットを利用した通信販売については、堅調に
推移しており、かつ、返品リスクも小さいというメリットがあります。現在のところ、当社においては、
主力の販売サイトにおける売上がインターネット通信販売の9割以上を占めておりますが、少量で多品目であり、
多数の中から自分に必要な1枚を探し出すという点において、検索性に優れたインターネット通信販売は
インディーズ商品の特性に合致していることから、利用者の年齢や客層を考慮して、当社の商品に適した
新たな通信販売ルートを確保し、売上の向上を目指します。
(4)海外でのパッケージ販売の検討
これまで当社は、海外でのパッケージ販売について、行っておりませんでしたが、国内の音楽CD市場が
縮小する一方で、海外においても日本の楽曲に関心を示す層が一定数いると考えられることから、
海外の販売業者に商品を納入する販売チャネルを有する事業者と連携して、大きなコストをかけずに
低リスクでパッケージ商品を輸出することを検討してまいります。
これらの施策により、パッケージディストリビューション事業としては、平成22年8月期においては、
売上高1,808百万円、営業利益142百万円を見込んでおり、次期以降も同程度の売上、営業利益を
維持できるものと考えております。
?デジタルディストリビューション事業
(1)音楽配信事業
携帯電話向け音楽配信サイトの成長に陰りが見えている一方で、MP3等携帯音楽プレーヤーや
スマートフォン向けにPCを利用した楽曲のダウンロード販売については、順調に市場規模が拡大しており、
中長期的には有力な商材となることが期待されるものの、現状ではまだ成長途上であり、市場規模は
大きくありません。(2009年7〜9月の売上で携帯電話向け20,006百万円(前年同期比2.5%増)に対し、
MP3等向けは2,630百万円(前年同期比14.5%増)(日本レコード協会調べ))。このような状況の中で、
当社の現在の主たる商材が携帯電話向けであり、携帯音楽プレーヤー向けの商材へシフトする端境期で
あることから、平成22年8月期については、引き続き携帯電話向けの音楽配信が主力となることが予想され、
前期比26.5%減の158百万円を見込んでおりますが、次期以降の売上高は増加するものと考えております。
(2)関連事業
当社では、アーティストのファンに向けた携帯電話サイトの提供を検討していくほか、WEBサイトの
制作を請け負う等、単体の事業としての採算を図りつつ、コア事業であるパッケージ販売や音楽配信の
販売促進にも資する事業を推進することとしています。
例えば、1,000社以上のレーベル、3,000店以上の小売との取引における多量の情報を処理する能力を
活かしてデータ入力代行やシステム開発を受託する業務を行ったり、音楽商品のプロモーションにおいて
インターネットや各種メディアを活用し、制作および展開できる能力を活かして、広告代理業務やWEBサイト、
フリーペーパー等の制作を請け負う業務を行うこととしております。さらに、音楽ライブイベントにおいて、
イベントの企画、制作、実施ノウハウを活かして、音楽のみならずエンターテインメント全般に関する
イベントを企画、実施する業務についても実施してまいります。
これらの関連事業については、今期中の売上として264百万円を見込んでおり、次期以降の売上高も
増加するものと考えております。
なお、情報誌やライブイベントについては、それ単体でも収益が見込めますが、「アーティストや取引先を
大切にする」というダイキサウンドの企業としてのあり方をアーティスト、レーベル、特約店に示す
格好の場となっており、こうした事業により、関係取引先との信頼関係を醸成していくことも重要であると
考えております。
?組織改正(詳細は、「組織改正及び人事異動に関するお知らせ」をご覧ください。)
(1)音楽CDの売上低下が継続する中で、当社がこれまでに行って来た業務で培ったノウハウを活かして
WEBコンテンツやフリーペーパー等の作成/作成支援、システム開発/運用、他のメディアの開拓や
イベント開催支援業務といった関連事業を担う部署を新設します。また、従来からの主力事業である
パッケージ販売や音楽配信事業と、これら関連事業との連携を図っていくため、すべてを営業部傘下の
組織として再編し、一体的/有機的に営業活動できるようにいたします。
(2)国内での音楽CD市場が縮小しており、新たなマーケットとして海外マーケットの開拓を検討することと
しました。このため、海外各国の市場動向の調査や各国における新たなビジネスパートナーの発掘が
急務であることから、企画開発室を設置し、これら業務を担当させます。
【会社概要】
■会社名 ダイキサウンド株式会社
■代表者 代表取締役社長 清川 達也
■資本金 1,857百万円
■設 立 平成11年6月11日
■所在地 東京都千代田区麹町四丁目1番5号 麹町志村ビル3階
■TEL 03-3222-1340
■FAX 03-3222-1344
■URL http://www.daiki-sound.jp/
■Email ir@daiki-sound.jp
■事業内容
パッケージディストリビューション事業
デジタルディストリビューション事業
【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 ダイキサウンド株式会社
■担当者 河野
■TEL 03-3222-1341
■Email ir@daiki-sound.jp
プレスリリース
2010年2月10日
ダイキサウンド株式会社
代表取締役社長 清川 達也
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ダイキサウンド株式会社は、音楽CD市場を取り巻く環境が厳しい状況で推移する中で、
今後の当社の事業のあり方をステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、
平成22年1月28日開催の取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を
決議いたしましたのでお知らせいたします。
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当社は、音楽CD市場を取り巻く環境が厳しい状況で推移する中で、今後の当社の事業のあり方を
ステークホルダーの皆様に示し、当社に対する信頼と評価を高めるべく、平成22年1月28日開催の
取締役会において、「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を決議いたしましたので
お知らせいたします。
記
1.本プラン策定の背景
当社の主力事業である音楽CDのパッケージ販売については、長期間にわたって市場が縮小傾向にあり、
今後も大幅な伸長は期待できませんが、一方で当社のこれまでの販売戦略に起因する取りこぼしの
影響もあることから、市場縮小分を吸収することは十分に可能であると考えております。
音楽配信については、日本レコード協会の統計によれば、携帯電話向けの配信については
横ばいないしは縮小傾向にありますが、ダウンロード配信については、成長が継続しています。
当社としては、現在は携帯電話からPC等を通じた携帯音楽プレーヤーやスマートフォン向けのMP3等
配信へシフトする過渡期であると判断しており、市場の伸張余地は大きいものと考えます。
また、これら主要事業に加えて、当社がこれまでの業務で培ったノウハウを活かして関連事業を行い、
新たな収益源を開拓することにより、業績の回復を確実なものとするべきであると考えております。
こうした状況から、当社の今後の事業に対する方針を社内外に示し、着実に業績を回復していくため、
「ダイキサウンド リヴァィヴァルプラン」を取締役会において決議いたしました。
2.具体的な施策
?パッケージディストリビューション事業
(1)販売支援策の強化
当社の主力商材であるインディーズCDについては、コアなファンが一定数存在することから
売上については底堅い面はあるものの、幅広い層への周知という点については改善の余地があるといえます。
このため、携帯電話向けのファンサイトを提供したり、情報誌やイベントを通じたプロモーションについて
レーベルへの提案を行い、アーティストやレーベルとの連携を強化するとともに、幅広い商品ラインナップを
実現してまいります。
(2)新たな販路の開拓による営業効率の向上
これまでは、当社のパッケージ商品の売上の大部分はいわゆるレコード店に依存しておりましたが、
ゲーム性のある音源等音楽の枠にとらわれない企画性の高い新たな商材を発掘するとともに、商材の特性を
十分に発揮できるよう、レコード店に固執することなく、バラエティショップ等の専門店などの新たな販路を
開拓してまいります。
(3)インターネット通信販売の拡充による返品リスクの軽減
音楽CDのショップでの販売量が縮小する中で、インターネットを利用した通信販売については、堅調に
推移しており、かつ、返品リスクも小さいというメリットがあります。現在のところ、当社においては、
主力の販売サイトにおける売上がインターネット通信販売の9割以上を占めておりますが、少量で多品目であり、
多数の中から自分に必要な1枚を探し出すという点において、検索性に優れたインターネット通信販売は
インディーズ商品の特性に合致していることから、利用者の年齢や客層を考慮して、当社の商品に適した
新たな通信販売ルートを確保し、売上の向上を目指します。
(4)海外でのパッケージ販売の検討
これまで当社は、海外でのパッケージ販売について、行っておりませんでしたが、国内の音楽CD市場が
縮小する一方で、海外においても日本の楽曲に関心を示す層が一定数いると考えられることから、
海外の販売業者に商品を納入する販売チャネルを有する事業者と連携して、大きなコストをかけずに
低リスクでパッケージ商品を輸出することを検討してまいります。
これらの施策により、パッケージディストリビューション事業としては、平成22年8月期においては、
売上高1,808百万円、営業利益142百万円を見込んでおり、次期以降も同程度の売上、営業利益を
維持できるものと考えております。
?デジタルディストリビューション事業
(1)音楽配信事業
携帯電話向け音楽配信サイトの成長に陰りが見えている一方で、MP3等携帯音楽プレーヤーや
スマートフォン向けにPCを利用した楽曲のダウンロード販売については、順調に市場規模が拡大しており、
中長期的には有力な商材となることが期待されるものの、現状ではまだ成長途上であり、市場規模は
大きくありません。(2009年7〜9月の売上で携帯電話向け20,006百万円(前年同期比2.5%増)に対し、
MP3等向けは2,630百万円(前年同期比14.5%増)(日本レコード協会調べ))。このような状況の中で、
当社の現在の主たる商材が携帯電話向けであり、携帯音楽プレーヤー向けの商材へシフトする端境期で
あることから、平成22年8月期については、引き続き携帯電話向けの音楽配信が主力となることが予想され、
前期比26.5%減の158百万円を見込んでおりますが、次期以降の売上高は増加するものと考えております。
(2)関連事業
当社では、アーティストのファンに向けた携帯電話サイトの提供を検討していくほか、WEBサイトの
制作を請け負う等、単体の事業としての採算を図りつつ、コア事業であるパッケージ販売や音楽配信の
販売促進にも資する事業を推進することとしています。
例えば、1,000社以上のレーベル、3,000店以上の小売との取引における多量の情報を処理する能力を
活かしてデータ入力代行やシステム開発を受託する業務を行ったり、音楽商品のプロモーションにおいて
インターネットや各種メディアを活用し、制作および展開できる能力を活かして、広告代理業務やWEBサイト、
フリーペーパー等の制作を請け負う業務を行うこととしております。さらに、音楽ライブイベントにおいて、
イベントの企画、制作、実施ノウハウを活かして、音楽のみならずエンターテインメント全般に関する
イベントを企画、実施する業務についても実施してまいります。
これらの関連事業については、今期中の売上として264百万円を見込んでおり、次期以降の売上高も
増加するものと考えております。
なお、情報誌やライブイベントについては、それ単体でも収益が見込めますが、「アーティストや取引先を
大切にする」というダイキサウンドの企業としてのあり方をアーティスト、レーベル、特約店に示す
格好の場となっており、こうした事業により、関係取引先との信頼関係を醸成していくことも重要であると
考えております。
?組織改正(詳細は、「組織改正及び人事異動に関するお知らせ」をご覧ください。)
(1)音楽CDの売上低下が継続する中で、当社がこれまでに行って来た業務で培ったノウハウを活かして
WEBコンテンツやフリーペーパー等の作成/作成支援、システム開発/運用、他のメディアの開拓や
イベント開催支援業務といった関連事業を担う部署を新設します。また、従来からの主力事業である
パッケージ販売や音楽配信事業と、これら関連事業との連携を図っていくため、すべてを営業部傘下の
組織として再編し、一体的/有機的に営業活動できるようにいたします。
(2)国内での音楽CD市場が縮小しており、新たなマーケットとして海外マーケットの開拓を検討することと
しました。このため、海外各国の市場動向の調査や各国における新たなビジネスパートナーの発掘が
急務であることから、企画開発室を設置し、これら業務を担当させます。
【会社概要】
■会社名 ダイキサウンド株式会社
■代表者 代表取締役社長 清川 達也
■資本金 1,857百万円
■設 立 平成11年6月11日
■所在地 東京都千代田区麹町四丁目1番5号 麹町志村ビル3階
■TEL 03-3222-1340
■FAX 03-3222-1344
■URL http://www.daiki-sound.jp/
■Email ir@daiki-sound.jp
■事業内容
パッケージディストリビューション事業
デジタルディストリビューション事業
【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 ダイキサウンド株式会社
■担当者 河野
■TEL 03-3222-1341
■Email ir@daiki-sound.jp