スティール・パートナーズ、サッポロホールディングスの株主に 株主提案による高い資質を備えた取締役候補者への支持を要請
株主提案による候補者は日本におけるトップクラスの経営のプロであり、歴史あるサッポロをその低迷から立て直す決意と意欲をもつ。支持要請メッセージは、ウェブサイト http://spjsf.weblogs.jp/jp/ を通じて公表。
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピー(以下 スティール・パートナーズ)は、本日、サッポロホールディングス株式会社(コード番号:2501 東証一部・札幌)(以下 サッポロ または 同社)の株主に対して、平成22年3月開催の同社定時株主総会に向けてスティール・パートナーズが株主提案している高い資質を備えた取締役候補者(以下 株主提案候補者 )への支持を要請するメッセージを、そのウェブサイト( http://spjsf.weblogs.jp/jp/ )を通じて公表しましたのでお知らせします。
スティール・パートナーズのウォレン・リヒテンシュタインは、“スティール・パートナーズの目標は、サッポロが長年の業績・企業価値低迷を立て直せるよう助力することです。”と述べるとともに、“日本において最も尊敬され経験に富んだ経営者といえる株主提案候補者が、サッポロの現任取締役である独立候補者と共に選任されることにより、取締役会の継続性を維持しつつ、サッポロを再生し、指導体制を一新し、そして長期的な企業価値向上に必要な経営陣の刷新をもたらすことができます。”と説明しています。
メッセージの中で、スティール・パートナーズは、株主提案による取締役候補者の経営のプロとしての経歴と、サッポロの再生に各候補者がどのように貢献できるのかについて、その概要を説明しています。
● 内藤 由治:元株式会社ポッカコーポレーション名誉会長。内藤氏にはサッポロのビール系飲料を含めた飲料事業、及び東南アジア市場での事業拡大にリーダーシップを発揮して頂きます。
● 中田 康雄:元カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO・CIO。中田氏のもつ豊富な経験から、サッポロが今後展開する食品事業の育成やプライベートブランド商品開発などに、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
● 相原 宏徳:元三菱商事株式会社取締役副社長、元三菱商事株式会社米州担当CEO兼米国三菱商事会社社長。相原氏にはコーポレートガバナンスのプロとして、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
● 藤井 俊一:元株式会社不二家代表取締役社長。元ネスレ日本株式会社代表取締役社長。藤井氏には、今後のサッポロの成長に不可欠な海外の食品・飲料メーカーとの提携において、リーダーシップを発揮して頂きます。
● 原 史郎:元長谷工コーポレーション、元シービー・リチャード・エリス・インベスターズ・ジャパン株式会社代表取締役社長、現在、株式会社GIAグローバル・インベストメント・アドバイザリー及びグローバルキャピタルマネジメント株式会社代表取締役社長。原氏には、サッポロの不動産事業の価値を最大化するために、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
さらに、スティール・パートナーズは、サッポロが現経営陣によって支配されている間、以下のとおり様々な経営上の失策が起こったことにつき、同社の株主に注意喚起しています。
● 度重なる売上計画および営業利益計画の未達(特にビール事業)
● 国内ビール市場での継続的なシェア低下及び国内飲料市場での劣勢
● 不動産資産の非効率的運用
● 同社が事業を行う市場における、発展的な課題・目標や需要への取り組みの欠如
● レストラン事業の低い収益性と機会損失
● 株主資本利益率が、日本企業年金連合会が現任取締役の再任を支持するための最低要件としている、3期連続して年8%を下回らないことという基準の未達
“サッポロは、60年以上も続く類いまれなるブランドであり、また、100年以上の歴史を持つビール醸造業者です。しかし、残念ながらサッポロは、競合他社と伍していけず、同社の経営陣や取締役会は、(同社が)過去5年間にわたり被ってきた企業価値・株主価値の毀損を食い止めることができずにいます。”とリヒテンシュタインは述べています。
リヒテンシュタインは、下記事実も指摘しました。
現取締役会の監督下で、
● サッポロは日本の4大ビール醸造業者中第3位の地位から第4位へと転落しました。
● サッポロはスリーマンブリュワリー社買収のわずか2年半後に66億円もの評価損失を計上しました。
● ディアジオ社がギネスの国内販売に関し、サッポロとの44年にわたる業務提携を解消し、その理由として、サッポロの販売能力についての懸念を特に指摘しました。
リヒテンシュタインは、更にメッセージの中で、サッポロの株主に対し、“サッポロが5年連続で業績予想を達成することができず、各事業の見通しを悪化させ、その株価も低迷していることに鑑み、私どもは現状に終止符を打つことが重要であるとの考えに至りました。私どもは、株主提案候補者が2010年定時株主総会で選任されるよう、皆様の支援を賜りたいと考えております。”と述べています。
スティール・パートナーズは、2004年からサッポロホールディングスの株式を保有する長期投資家であり、共同保有者分を含み約18%の株式を保有する筆頭株主です。
メッセージの全文とその他関連資料は下記ウェブサイトでご覧いただけます。 http://spjsf.weblogs.jp/jp/
【注意事項】
このプレス・リリースは、サッポロホールディングス株式会社(サッポロ)の株主の皆様を含め、広く世間の方々に、私どもの見解をお伝えする目的のものです。これは、私どもの現在の意向として、サッポロの株主の皆様に、サッポロの2010年定時株主総会にご出席いただき、あるいは招集通知に同封される議決権行使書面を用いて、同社が提案する一定の議案に反対票を投じ、また私どもが株主提案している議案に賛成票を投じていただくことをお願いする趣旨を含むものですが、サッポロの株主の皆様に、スティール・パートナーズ又は第三者をその議決権行使の代理人とすることを勧誘し、お勧めし、促し、又は求めるものではなく、また、そのような内容のものと解釈されるべきものではありません。
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スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピー(SPJSF)について
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピーは、投資先企業との長期的な関係を重視し、株主として積極的に経営陣に働きかけるバリュー投資ファンドであり、株主を含む全てのステークホルダーのために企業価値を向上させるべく経営陣と協働します。
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社プラップジャパン
松岡/蔵持/北山 (Tel:03-3486-2931/ Email:financial@prap.co.jp)
《関連URL》
http://spjsf.weblogs.jp/jp/
スティール・パートナーズのウォレン・リヒテンシュタインは、“スティール・パートナーズの目標は、サッポロが長年の業績・企業価値低迷を立て直せるよう助力することです。”と述べるとともに、“日本において最も尊敬され経験に富んだ経営者といえる株主提案候補者が、サッポロの現任取締役である独立候補者と共に選任されることにより、取締役会の継続性を維持しつつ、サッポロを再生し、指導体制を一新し、そして長期的な企業価値向上に必要な経営陣の刷新をもたらすことができます。”と説明しています。
メッセージの中で、スティール・パートナーズは、株主提案による取締役候補者の経営のプロとしての経歴と、サッポロの再生に各候補者がどのように貢献できるのかについて、その概要を説明しています。
● 内藤 由治:元株式会社ポッカコーポレーション名誉会長。内藤氏にはサッポロのビール系飲料を含めた飲料事業、及び東南アジア市場での事業拡大にリーダーシップを発揮して頂きます。
● 中田 康雄:元カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO・CIO。中田氏のもつ豊富な経験から、サッポロが今後展開する食品事業の育成やプライベートブランド商品開発などに、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
● 相原 宏徳:元三菱商事株式会社取締役副社長、元三菱商事株式会社米州担当CEO兼米国三菱商事会社社長。相原氏にはコーポレートガバナンスのプロとして、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
● 藤井 俊一:元株式会社不二家代表取締役社長。元ネスレ日本株式会社代表取締役社長。藤井氏には、今後のサッポロの成長に不可欠な海外の食品・飲料メーカーとの提携において、リーダーシップを発揮して頂きます。
● 原 史郎:元長谷工コーポレーション、元シービー・リチャード・エリス・インベスターズ・ジャパン株式会社代表取締役社長、現在、株式会社GIAグローバル・インベストメント・アドバイザリー及びグローバルキャピタルマネジメント株式会社代表取締役社長。原氏には、サッポロの不動産事業の価値を最大化するために、そのリーダーシップを発揮して頂きます。
さらに、スティール・パートナーズは、サッポロが現経営陣によって支配されている間、以下のとおり様々な経営上の失策が起こったことにつき、同社の株主に注意喚起しています。
● 度重なる売上計画および営業利益計画の未達(特にビール事業)
● 国内ビール市場での継続的なシェア低下及び国内飲料市場での劣勢
● 不動産資産の非効率的運用
● 同社が事業を行う市場における、発展的な課題・目標や需要への取り組みの欠如
● レストラン事業の低い収益性と機会損失
● 株主資本利益率が、日本企業年金連合会が現任取締役の再任を支持するための最低要件としている、3期連続して年8%を下回らないことという基準の未達
“サッポロは、60年以上も続く類いまれなるブランドであり、また、100年以上の歴史を持つビール醸造業者です。しかし、残念ながらサッポロは、競合他社と伍していけず、同社の経営陣や取締役会は、(同社が)過去5年間にわたり被ってきた企業価値・株主価値の毀損を食い止めることができずにいます。”とリヒテンシュタインは述べています。
リヒテンシュタインは、下記事実も指摘しました。
現取締役会の監督下で、
● サッポロは日本の4大ビール醸造業者中第3位の地位から第4位へと転落しました。
● サッポロはスリーマンブリュワリー社買収のわずか2年半後に66億円もの評価損失を計上しました。
● ディアジオ社がギネスの国内販売に関し、サッポロとの44年にわたる業務提携を解消し、その理由として、サッポロの販売能力についての懸念を特に指摘しました。
リヒテンシュタインは、更にメッセージの中で、サッポロの株主に対し、“サッポロが5年連続で業績予想を達成することができず、各事業の見通しを悪化させ、その株価も低迷していることに鑑み、私どもは現状に終止符を打つことが重要であるとの考えに至りました。私どもは、株主提案候補者が2010年定時株主総会で選任されるよう、皆様の支援を賜りたいと考えております。”と述べています。
スティール・パートナーズは、2004年からサッポロホールディングスの株式を保有する長期投資家であり、共同保有者分を含み約18%の株式を保有する筆頭株主です。
メッセージの全文とその他関連資料は下記ウェブサイトでご覧いただけます。 http://spjsf.weblogs.jp/jp/
【注意事項】
このプレス・リリースは、サッポロホールディングス株式会社(サッポロ)の株主の皆様を含め、広く世間の方々に、私どもの見解をお伝えする目的のものです。これは、私どもの現在の意向として、サッポロの株主の皆様に、サッポロの2010年定時株主総会にご出席いただき、あるいは招集通知に同封される議決権行使書面を用いて、同社が提案する一定の議案に反対票を投じ、また私どもが株主提案している議案に賛成票を投じていただくことをお願いする趣旨を含むものですが、サッポロの株主の皆様に、スティール・パートナーズ又は第三者をその議決権行使の代理人とすることを勧誘し、お勧めし、促し、又は求めるものではなく、また、そのような内容のものと解釈されるべきものではありません。
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スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピー(SPJSF)について
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(オフショア)、エル・ピーは、投資先企業との長期的な関係を重視し、株主として積極的に経営陣に働きかけるバリュー投資ファンドであり、株主を含む全てのステークホルダーのために企業価値を向上させるべく経営陣と協働します。
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社プラップジャパン
松岡/蔵持/北山 (Tel:03-3486-2931/ Email:financial@prap.co.jp)
《関連URL》
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