ドゥ・ハウス「ひなまつりに関するアンケート」調査結果発表
ドゥ・ハウス「ひなまつりに関するアンケート」調査結果発表
「食」でのお祝いは、「中学生以上」になると実施率は半数以下に。
定番「ちらし寿司」以外には「ケーキ」「鶏の唐揚」などが挙がる。
「食」でのお祝いは、「中学生以上」になると実施率は半数以下に。
定番「ちらし寿司」以外には「ケーキ」「鶏の唐揚」などが挙がる。
株式会社ドゥ・ハウス(港区 代表:稲垣佳伸)は自社の運営するネット
リサーチASPサービス『myアンケート』にて2010年2月に
「ひなまつりに関するアンケート」を実施。全国の20代から50代までの
女性291人の回答を得ました。
■1.「ひなまつり」の「食」での祝い方
女の子だけがいる世帯の「食」でのお祝い実施率は7割。
男の子だけがいる世帯でも3割は何らかの食事をしている。
まず、「ひなまつり」のお祝いとして、どのような食事をするのか?
についてみてみました。
尚、子供と同居している世帯については、「女児のみ」「女児と男児両方」
「男児のみ」の3層に分類しています。
自宅で祝ったり 特に何も
外食などをする していない
─────────────────────────────
子供同居 51% 49%
子供同居(女児のみ) 72% 28%
子供同居(女児と男児) 58% 42%
子供同居(男児のみ) 28% 72%
─────────────────────────────
既婚子供なし 10% 90%
─────────────────────────────
未婚家族同居 29% 71%
未婚一人暮らし 25% 75%
※未婚は(20代)〜(30代)
─────────────────────────────
「子供同居(女児のみ)」については7割がお祝いの食事をしています。
一方、「子供同居(男児のみ)」でも、約3割は「食」でのお祝いをして
います。その理由については、母親が「私のお祝い」としてであったり、
「日本の伝統行事だから」というものが見られました。
「未婚一人暮らし」も、約2割は何らかのお祝いをしています。このとき
だけは実家に帰るという方が見受けられました。
■2.女児の末子別のお祝いの状況
末子が「小学生」までは8割が「食」でのお祝いをしている。
「中学生以上」になると約半数に。
続いて、「女児」と同居している世帯のみを抽出して、(Q1)の
『ひなまつりの「食」での祝い方』を同居している「女児の末子」の
学年別に分類し、みてみました。
自宅で祝ったり 特に何も
外食などをする していない
─────────────────────────────
女児(未就学児) 73% 27%
女児(小学生) 84% 16%
女児(中学生以上) 48% 52%
─────────────────────────────
「未就学児」から「小学生」の段階では7〜8割と高い割合でした。
ただし、女の子だけがいる世帯であっても、末子が「中学生以上」
になると格段に値が下がり、48%と過半数を切る結果になりました。
「中学生以上」をさらに「社会人」にまで絞り込むと、
「食」でお祝いをしているという世帯は3割となります。
■3.お祝いで食べる料理
「ちらし寿司」は7割。「ケーキ」が「お吸い物」よりも高い結果に。
「鶏の唐揚」「ハンバーグ」も登場。
去年の「ひなまつり」で食べた料理について、高いものから順に以下に
挙げます。
ちらし寿司 69%
ケーキ 35%
お吸い物 30%
鶏の唐揚・フライドチキン 14%
ひなあられ 12%
サラダ 11%
手巻き寿司 6%
「ちらし寿司」が約7割となっています。「ひなまつり」の定番的メニュー
と言えるものですが、少数ながら「手巻き寿司」「押し寿司」「バラ寿司」
という回答もあり、お寿司の中でもバリエーションが見られました。
また、「ちらし寿司」の作り方にも特徴があり、手作りにこだわっている層
と加工食品を利用している層に2分されています。
全体としては、「ちらし寿司+お吸い物」という回答が目立ちました。
第3位に挙がっている「お吸い物」も「ちらし寿司」のお供として定番的な
ものですが、今回のアンケートではこの「お吸い物」よりも「ケーキ」の方が
値が高い結果となりました。
「ちらし寿司+お吸い物+ケーキ」というメニューです。
ケーキについては、デコレーションケーキ、ショートケーキなど様々ある中で、
「ひな人形に見立てて手作り」という世帯も見られました。
また、「鶏の唐揚・フライドチキン」が、副菜の中では特に高い割合と
なりました。
「ちらし寿司+お吸い物+鶏の唐揚」という組み合わせになります。
副菜はこの他、少数ながら「ハンバーグ」「ステーキ」といった肉類、
「野菜の煮物」「野菜の天ぷら」「茶碗蒸し」なども挙がっています。
【アンケート結果より】
「ひなまつり」は女の「子(子供)」のお祭りということもあり、女児が
いる世帯であっても、ある学年を境に「食」でのお祝いまでは行われなく
なっていく行事のようです。
しかし、こうした世帯でも、「雛人形は飾る」という回答が目立ちました。
「食」だけが置き去りにされていく背景には、「ひなまつり」における
「食」とは、即ち「ちらし寿司を食べること」という固定概念があるから
かもしれないと感じました。
単に「お祭り」ということで考えれば、メニューの自由度はもっと高くても
よいはずです。
そうした中、「鶏の唐揚」や「ケーキ」の登場は、「ちらし寿司」プラスα
の献立が「ひなまつり」の新定番として現れ始めているということなのでしょう。
「ちらし寿司」と「ハマグリのお吸い物」に加えて「鶏の唐揚」といった
「子供たちが喜ぶ副菜」を取り揃えた献立が「いまどきのひなまつり」の
ようです。
そうした副菜との組み合わせによって、「ちらし寿司」の存在がさらに光る
ということなのかもしれません。
「ケーキ」は、誕生日、クリスマスといった催事を彩る欠かせないものですが、
「ひなまつり」にも当てはまるようです。
ケーキ以外にも「プリン」「ミルフィーユ」といった品も挙がっています。
「甘いものがほしい」というのがその理由ですが、「子供たちが喜ぶデザート」
を用意するのも、「お祭り」「お祝い」ならではだと思います。
一方で、和菓子があまり挙がっていません。「桜餅」と「ケーキ」では、
圧倒的に「ケーキ」の方が多くなっています。
また、少数ながらメイン自体も「ピザとチキン」「パスタ」といった回答も
見受けられました。こちらはもう「ちらし寿司」へのこだわりすらありません。
伝統に囚われない新しい「ひなまつり」のお祝いの仕方を始めている層もいる
ということのようです。
「ひなまつり」は、「女の子のお祭り」ですが、女の子がいる世帯でも、
あるタイミングで卒業していくもののようです。
一方で、「女の子のお祭り」という点に対し、「食」に関しては変化の芽が見
られました。
男児の世帯においても、「日本の伝統行事だから」と「ちらし寿司ぐらいは食
べさせたい」という回答がありました。
これは、女の子がいる世帯に限らず、どの世帯においても、「食」に「ひな
まつり」が登場する機会があるということだと思われます。
定番の「ちらし寿司」に、各家庭それぞれのバリエーションが加わった献立。
あるいは「ちらし寿司」にもこだわらない、お祝いに特化した献立。
そうした食の楽しみ方が、「ひなまつり」が卒業されずに各家庭で祝われ
続けていくためのカギになってくるかもしれません。
(生活フィールド取材班)
<アンケート概要>
「ひなまつりに関するアンケート」
●アンケート期間:2010/01/29〜2010/02/02
●アンケート手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチモニター・ネット
ワークである「きかせて・net」会員に対して『myアンケート』を行った。
全国の20代〜50代の女性に電子メール及びWEBアンケートによる調査を実施。
291名から回答を得た。
●集計結果(pdf形式)についてはこちらからご覧ください
http://www.dohouse.co.jp/press/files/DH2010_0226.pdf
◆ネットリサーチASPサービス『myアンケート』http://www.myenq.com/
2000年9月よりドゥ・ハウスが提供するネットリサーチASPサービス。
登録モニター数260万人(提携含む)。3問3万円からアンケート配信可能。
◆株式会社ドゥ・ハウス http://www.dohouse.co.jp
設立:1980年7月7日
資本金:658百万円
従業員数:120名(2009年10月)
お取引企業数:約500社/年間プロジェクト数 約2000件
年間売上:1,860百万円(2009年9月期)
以上
本プレスリリースに関するお問合せ先
株式会社ドゥ・ハウス http://www.dohouse.co.jp/
広報担当:宮崎・浜
mail:navi@dohouse.co.jp
〒105-0004 東京都港区新橋6-20-2 Tel03-5472-7901 Fax03-5472-7917
リサーチASPサービス『myアンケート』にて2010年2月に
「ひなまつりに関するアンケート」を実施。全国の20代から50代までの
女性291人の回答を得ました。
■1.「ひなまつり」の「食」での祝い方
女の子だけがいる世帯の「食」でのお祝い実施率は7割。
男の子だけがいる世帯でも3割は何らかの食事をしている。
まず、「ひなまつり」のお祝いとして、どのような食事をするのか?
についてみてみました。
尚、子供と同居している世帯については、「女児のみ」「女児と男児両方」
「男児のみ」の3層に分類しています。
自宅で祝ったり 特に何も
外食などをする していない
─────────────────────────────
子供同居 51% 49%
子供同居(女児のみ) 72% 28%
子供同居(女児と男児) 58% 42%
子供同居(男児のみ) 28% 72%
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既婚子供なし 10% 90%
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未婚家族同居 29% 71%
未婚一人暮らし 25% 75%
※未婚は(20代)〜(30代)
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「子供同居(女児のみ)」については7割がお祝いの食事をしています。
一方、「子供同居(男児のみ)」でも、約3割は「食」でのお祝いをして
います。その理由については、母親が「私のお祝い」としてであったり、
「日本の伝統行事だから」というものが見られました。
「未婚一人暮らし」も、約2割は何らかのお祝いをしています。このとき
だけは実家に帰るという方が見受けられました。
■2.女児の末子別のお祝いの状況
末子が「小学生」までは8割が「食」でのお祝いをしている。
「中学生以上」になると約半数に。
続いて、「女児」と同居している世帯のみを抽出して、(Q1)の
『ひなまつりの「食」での祝い方』を同居している「女児の末子」の
学年別に分類し、みてみました。
自宅で祝ったり 特に何も
外食などをする していない
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女児(未就学児) 73% 27%
女児(小学生) 84% 16%
女児(中学生以上) 48% 52%
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「未就学児」から「小学生」の段階では7〜8割と高い割合でした。
ただし、女の子だけがいる世帯であっても、末子が「中学生以上」
になると格段に値が下がり、48%と過半数を切る結果になりました。
「中学生以上」をさらに「社会人」にまで絞り込むと、
「食」でお祝いをしているという世帯は3割となります。
■3.お祝いで食べる料理
「ちらし寿司」は7割。「ケーキ」が「お吸い物」よりも高い結果に。
「鶏の唐揚」「ハンバーグ」も登場。
去年の「ひなまつり」で食べた料理について、高いものから順に以下に
挙げます。
ちらし寿司 69%
ケーキ 35%
お吸い物 30%
鶏の唐揚・フライドチキン 14%
ひなあられ 12%
サラダ 11%
手巻き寿司 6%
「ちらし寿司」が約7割となっています。「ひなまつり」の定番的メニュー
と言えるものですが、少数ながら「手巻き寿司」「押し寿司」「バラ寿司」
という回答もあり、お寿司の中でもバリエーションが見られました。
また、「ちらし寿司」の作り方にも特徴があり、手作りにこだわっている層
と加工食品を利用している層に2分されています。
全体としては、「ちらし寿司+お吸い物」という回答が目立ちました。
第3位に挙がっている「お吸い物」も「ちらし寿司」のお供として定番的な
ものですが、今回のアンケートではこの「お吸い物」よりも「ケーキ」の方が
値が高い結果となりました。
「ちらし寿司+お吸い物+ケーキ」というメニューです。
ケーキについては、デコレーションケーキ、ショートケーキなど様々ある中で、
「ひな人形に見立てて手作り」という世帯も見られました。
また、「鶏の唐揚・フライドチキン」が、副菜の中では特に高い割合と
なりました。
「ちらし寿司+お吸い物+鶏の唐揚」という組み合わせになります。
副菜はこの他、少数ながら「ハンバーグ」「ステーキ」といった肉類、
「野菜の煮物」「野菜の天ぷら」「茶碗蒸し」なども挙がっています。
【アンケート結果より】
「ひなまつり」は女の「子(子供)」のお祭りということもあり、女児が
いる世帯であっても、ある学年を境に「食」でのお祝いまでは行われなく
なっていく行事のようです。
しかし、こうした世帯でも、「雛人形は飾る」という回答が目立ちました。
「食」だけが置き去りにされていく背景には、「ひなまつり」における
「食」とは、即ち「ちらし寿司を食べること」という固定概念があるから
かもしれないと感じました。
単に「お祭り」ということで考えれば、メニューの自由度はもっと高くても
よいはずです。
そうした中、「鶏の唐揚」や「ケーキ」の登場は、「ちらし寿司」プラスα
の献立が「ひなまつり」の新定番として現れ始めているということなのでしょう。
「ちらし寿司」と「ハマグリのお吸い物」に加えて「鶏の唐揚」といった
「子供たちが喜ぶ副菜」を取り揃えた献立が「いまどきのひなまつり」の
ようです。
そうした副菜との組み合わせによって、「ちらし寿司」の存在がさらに光る
ということなのかもしれません。
「ケーキ」は、誕生日、クリスマスといった催事を彩る欠かせないものですが、
「ひなまつり」にも当てはまるようです。
ケーキ以外にも「プリン」「ミルフィーユ」といった品も挙がっています。
「甘いものがほしい」というのがその理由ですが、「子供たちが喜ぶデザート」
を用意するのも、「お祭り」「お祝い」ならではだと思います。
一方で、和菓子があまり挙がっていません。「桜餅」と「ケーキ」では、
圧倒的に「ケーキ」の方が多くなっています。
また、少数ながらメイン自体も「ピザとチキン」「パスタ」といった回答も
見受けられました。こちらはもう「ちらし寿司」へのこだわりすらありません。
伝統に囚われない新しい「ひなまつり」のお祝いの仕方を始めている層もいる
ということのようです。
「ひなまつり」は、「女の子のお祭り」ですが、女の子がいる世帯でも、
あるタイミングで卒業していくもののようです。
一方で、「女の子のお祭り」という点に対し、「食」に関しては変化の芽が見
られました。
男児の世帯においても、「日本の伝統行事だから」と「ちらし寿司ぐらいは食
べさせたい」という回答がありました。
これは、女の子がいる世帯に限らず、どの世帯においても、「食」に「ひな
まつり」が登場する機会があるということだと思われます。
定番の「ちらし寿司」に、各家庭それぞれのバリエーションが加わった献立。
あるいは「ちらし寿司」にもこだわらない、お祝いに特化した献立。
そうした食の楽しみ方が、「ひなまつり」が卒業されずに各家庭で祝われ
続けていくためのカギになってくるかもしれません。
(生活フィールド取材班)
<アンケート概要>
「ひなまつりに関するアンケート」
●アンケート期間:2010/01/29〜2010/02/02
●アンケート手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチモニター・ネット
ワークである「きかせて・net」会員に対して『myアンケート』を行った。
全国の20代〜50代の女性に電子メール及びWEBアンケートによる調査を実施。
291名から回答を得た。
●集計結果(pdf形式)についてはこちらからご覧ください
http://www.dohouse.co.jp/press/files/DH2010_0226.pdf
◆ネットリサーチASPサービス『myアンケート』http://www.myenq.com/
2000年9月よりドゥ・ハウスが提供するネットリサーチASPサービス。
登録モニター数260万人(提携含む)。3問3万円からアンケート配信可能。
◆株式会社ドゥ・ハウス http://www.dohouse.co.jp
設立:1980年7月7日
資本金:658百万円
従業員数:120名(2009年10月)
お取引企業数:約500社/年間プロジェクト数 約2000件
年間売上:1,860百万円(2009年9月期)
以上
本プレスリリースに関するお問合せ先
株式会社ドゥ・ハウス http://www.dohouse.co.jp/
広報担当:宮崎・浜
mail:navi@dohouse.co.jp
〒105-0004 東京都港区新橋6-20-2 Tel03-5472-7901 Fax03-5472-7917