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『HASの家 ver.8』を発表 〜全棟健康診断、微細粒子測定導入が可能に〜

1.住居とアレルギー患者との関連性を発見
2.住居内、特に寝室の粒子に着目
3.「HASの家」の空気は40倍もきれい
4.全棟健康診断、微細粒子測定導入が可能に
1. 住居とアレルギー患者との関連性を発見
ハラサワホーム?と群馬大学医学部は平成18年から共同で全館空調システム「HASの家」の転居に伴い、お施主様の転居による住環境の変化が、喘息、肺気腫、花粉症などの慢性呼吸器疾患やアレルギー疾患へ与える影響、さらには血圧などに与える影響を医学的に評価しようという試みを進めてきました。(健康診断時の風景写真については図4)
そして足利工業大学工学部建築学科とは平成19年より住居空調の調査、特に住居内の空気のクリーン度、温度、湿度(具体的には住所内の空気に含まれているトルエンやキシレンなど化学物質、ダニ、カビ、胞子、菌類等の濃度測定を専門的に行い温度分布、湿度分布を加味して総合的に専門評価していく)を環境工学的に検証、「医学的」「工学的」この二つのアプローチによりアレルギー疾患と住宅との関連性を調べ(別紙図1、2参照)住宅内の空気のコントロールを住宅全体の性能にあった空調システムで行うことにより、アレルギー疾患の軽減を図れるかを研究してきました。
2009年6月日本アレルギー学会春季臨床大会においては「HASの家」入居によってぜんそくやアレルギー疾患に一定の改善が医学的に実証され(気道炎症抑制効果)、免疫細胞の面からも改善効果が示されたことを発表、2009年8月日本建築学会大会では旧住居と「HASの家」での数値の明らかな違いを発表致しました。

2. 住居内、特に寝室の粒子に着目
喘息は夜から朝方に発作がおきやすくなるのは周知の事実だが、その原因が室内にあるのではないかと考え測定したところ、寝室はリビングや廊下などよりも微細粒子の量が多いことが判明致しました。寝ている間に大量の埃やアレルゲンの原因を吸い込んでしまっていることが喘息やアレルギー疾患の原因になりうるのです。

3.「HASの家」の空気は40倍もきれい
国土交通省平成21年度の住宅・建築関連先導技術開発助成事業の一環として、一般的な2×4住宅と弊社「HASの家」の室内の微細粒子を測定しました。結果、弊社空調システム導入住宅「HASの家」は粒子測定による空気質調査によって、アレルゲンやハウスダストの原因となる微細粒子1.0um〜5.0umの値が約40倍もきれいな事が判明致しました。(一般2×4工法住宅比)月に一度行う空調設備のフィルター掃除の際黒い汚れ(埃やダニなどのアレルギー物質)が沈殿します。この汚れを取り除くかそのまま吸い込んでしまうかが40倍の差となり、喘息やアレルギー疾患の原因になると考えた弊社は「HASの家」ver8を発表後も、お施主様のご協力の下、微細粒子測定や健康診断を行い実証していきます。

4. 全棟健康診断、微細粒子測定導入が可能に
ハラサワホームは群馬大学医学部と足利工業大学工学部と3年間の長期契約を締結。お施主様にご協力頂き、群馬大学医学部による旧邸と「HASの家」入居後1,3,6ヶ月の健康診断、足利工業大学工学部による旧邸と入居後3ヶ月微細粒子測定の全棟導入が可能になりました。このことにより、アレルギーや喘息の更なる原因究明・改善を目指します。
また、研究データが増えていくことで「HASの家」居住者が喘息やアレルギー疾患に関して安心安全で快適に過ごせることを確実に担保することが出来るようになります。

ハラサワホーム株式会社 本社
〒373-0852
群馬県太田市新井町565
電 話:0276-30-2111
FAX:0276-30-2117
E-mail:goiken@hrsw.co.jp

ハラサワホーム株式会社 代表取締役社長 原澤浩毅
携 帯:080-5029-5067
E-mail:hiroki.harasawa@nifty.com

ハラサワホーム株式会社 設計本部兼セクレタリー 泉紋乃
電 話:027-219-1160
E-mail:maebashi.n-hrsw@guitar.ocn.ne.jp
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