生涯現役エンジニア塾、5回目開催。
やる気のあるエンジニアの啓発塾。定年退職後も組織に拘束されることなく活躍する道を探ります。ナビゲーターは、73歳の生涯現役エンジニア実践中の田邉康雄。
<概要> 著書【生涯現役エンジニア】(丸善)を読んだエンジニアが啓蒙されて、自分も生涯現役をやろうと意欲を燃やしています。そんなエンジニアが自発的に作った塾です。2009年7月に創立し、回を重ねて第5回が開催されました。
<今回>
いつも通り、有限会社田辺コンサルタント・グループ(東京都品川区大井6丁目20番6号)の事務所において3月27日(土)の15時から開始され、まず塾長から生涯現役エンジニアを達成するために考慮すべき各エンジニアを取り巻く厳しい環境と、その中で勝ち残る方策に関する講話がありました。
その内容は以下の3項目でした。
1)60歳から65歳までの生活維持
厚生年金保険支給年齢が65歳へ段階的に引上げられる。一方、改正高齢者雇用安定法(平成18年施行)により、定年の引上げ、継続雇用制度の導入、並びに定年制の廃止なる、3つの選択肢が企業に与えられているが、定年制廃止を選択する企業は多くはない。
即ち定年延長や再雇用によって定年の引上げや継続雇用制度の導入を満足させる手段にでる企業が少なくない。この場合、給料は従来の半分以下になる。同法は給与水準のことには言及していないから、これで企業は適法である。
このような企業の動きの下では、60歳から65歳をどうやって生活維持するか、多くのエンジニアにとって切実な大問題である。特に今50歳前後のエンジニアにとって切実な問題となる。現在、派遣労働者切りの問題で多忙で、かつ年金問題で受身姿勢を取らざるを得ない政府は、60歳から65歳の生活維持の問題を取り上げる余裕がない。よって各自自衛手段をとらねばならない。
2)独立コンサルタントKFS
現勤の務先を顧客とする。最近の化学工場の爆発火災の頻発の裏に、安全技術の伝承に課題が残っている。だから幸か不幸か、現在ニーズはある。感謝されながらコンサルティングできる。
しかし一筋縄では行かない。安全技術は総合技術であるので、深みと巾が必要。そのためには、部分的な知識ではダメ。在職中から大いに研鑽を重ねる必要がある。即ち自分の専門以外の知識経験を好んで積む必要がある。
化学専門の人は、電気、機械、建設の基本的知識が必要。電気専門の人は、化学、機械、建設の基本的知識。機械専門の人は、化学、電気、建設の基本的知識が必要。建設専門の人は、化学、電気、機械の基本的知識が必要。労働安全コンサルタント資格を取ることは、その第一歩。
3)塾長が実践中の挑戦
生涯現役エンジニアを達成するための手段として、ISOマネジメントシステムの認証審査に過去14年間従事してきたが、最近失望した。なぜならば形だけのISO取得をしている企業を数多く見てきたから。ISOの形骸化は否定できない。
一方自分の人生には限りがある。よって限りある今後の人生を、形骸化しているISO審査に託す訳には行かない。よって今後は必要最小限にとどめ、ISOコンサルタント、ならびにISO審査員トレーニングに専心する。ISO審査員トレーニングに専心する。さらにISOの中にリスクマネジメントの要素があるのでこの普及に尽力する。
リスクマネジメントの普及のために、リスクマネジメント協会へ正会員として入会する。必要なRMA(リスクマネジメントアドバイザー)の試験に挑戦したところ、合格した。生涯現役エンジニアを達成するためには、73歳になっても挑戦が必要である。
塾長の講話が終了した後で、中井知章代表幹事の主導により各塾生から発表を聞きました。コンサルするに際してどのようなツールを使用するかという命題に対する回答でした。
この回答は、今後の各自の研鑽の命題ともなります。この命題を全員の前で宣言して研鑽の実を挙げる意味があります。塾生間で大いに啓発し合いました。
<事業内容> 有限会社田辺コンサルタントグループは以下の事業を手がけています。
1)経営コンサルタント
人事部: 人材育成戦略、人材開発研修
法務部: コンプライアンス研修、リスクマネジメント研修
事業部: 顧客満足研修
安全部: 安全技術伝承のための自社エンジニア独立支援
安全部: 労働安全衛生マネジメントシステム有効活用
品質環境部: ISOマネジメントシステム有効活用
2)キャリアカウンセラー
技術者(エンジニア)の個別キャリアプラン
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社田辺コンサルタント・グループ
担当:田邉康雄
TEL: 03-3776-2495 FAX:03-5742-7695
e-Mail: tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp
《関連URL》
http://www.amazon.co.jp/dp/4901689622
http://www.tanabe-consul.jp
<今回>
いつも通り、有限会社田辺コンサルタント・グループ(東京都品川区大井6丁目20番6号)の事務所において3月27日(土)の15時から開始され、まず塾長から生涯現役エンジニアを達成するために考慮すべき各エンジニアを取り巻く厳しい環境と、その中で勝ち残る方策に関する講話がありました。
その内容は以下の3項目でした。
1)60歳から65歳までの生活維持
厚生年金保険支給年齢が65歳へ段階的に引上げられる。一方、改正高齢者雇用安定法(平成18年施行)により、定年の引上げ、継続雇用制度の導入、並びに定年制の廃止なる、3つの選択肢が企業に与えられているが、定年制廃止を選択する企業は多くはない。
即ち定年延長や再雇用によって定年の引上げや継続雇用制度の導入を満足させる手段にでる企業が少なくない。この場合、給料は従来の半分以下になる。同法は給与水準のことには言及していないから、これで企業は適法である。
このような企業の動きの下では、60歳から65歳をどうやって生活維持するか、多くのエンジニアにとって切実な大問題である。特に今50歳前後のエンジニアにとって切実な問題となる。現在、派遣労働者切りの問題で多忙で、かつ年金問題で受身姿勢を取らざるを得ない政府は、60歳から65歳の生活維持の問題を取り上げる余裕がない。よって各自自衛手段をとらねばならない。
2)独立コンサルタントKFS
現勤の務先を顧客とする。最近の化学工場の爆発火災の頻発の裏に、安全技術の伝承に課題が残っている。だから幸か不幸か、現在ニーズはある。感謝されながらコンサルティングできる。
しかし一筋縄では行かない。安全技術は総合技術であるので、深みと巾が必要。そのためには、部分的な知識ではダメ。在職中から大いに研鑽を重ねる必要がある。即ち自分の専門以外の知識経験を好んで積む必要がある。
化学専門の人は、電気、機械、建設の基本的知識が必要。電気専門の人は、化学、機械、建設の基本的知識。機械専門の人は、化学、電気、建設の基本的知識が必要。建設専門の人は、化学、電気、機械の基本的知識が必要。労働安全コンサルタント資格を取ることは、その第一歩。
3)塾長が実践中の挑戦
生涯現役エンジニアを達成するための手段として、ISOマネジメントシステムの認証審査に過去14年間従事してきたが、最近失望した。なぜならば形だけのISO取得をしている企業を数多く見てきたから。ISOの形骸化は否定できない。
一方自分の人生には限りがある。よって限りある今後の人生を、形骸化しているISO審査に託す訳には行かない。よって今後は必要最小限にとどめ、ISOコンサルタント、ならびにISO審査員トレーニングに専心する。ISO審査員トレーニングに専心する。さらにISOの中にリスクマネジメントの要素があるのでこの普及に尽力する。
リスクマネジメントの普及のために、リスクマネジメント協会へ正会員として入会する。必要なRMA(リスクマネジメントアドバイザー)の試験に挑戦したところ、合格した。生涯現役エンジニアを達成するためには、73歳になっても挑戦が必要である。
塾長の講話が終了した後で、中井知章代表幹事の主導により各塾生から発表を聞きました。コンサルするに際してどのようなツールを使用するかという命題に対する回答でした。
この回答は、今後の各自の研鑽の命題ともなります。この命題を全員の前で宣言して研鑽の実を挙げる意味があります。塾生間で大いに啓発し合いました。
<事業内容> 有限会社田辺コンサルタントグループは以下の事業を手がけています。
1)経営コンサルタント
人事部: 人材育成戦略、人材開発研修
法務部: コンプライアンス研修、リスクマネジメント研修
事業部: 顧客満足研修
安全部: 安全技術伝承のための自社エンジニア独立支援
安全部: 労働安全衛生マネジメントシステム有効活用
品質環境部: ISOマネジメントシステム有効活用
2)キャリアカウンセラー
技術者(エンジニア)の個別キャリアプラン
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社田辺コンサルタント・グループ
担当:田邉康雄
TEL: 03-3776-2495 FAX:03-5742-7695
e-Mail: tanabe-yasuo@tanabe-consul.jp
《関連URL》
http://www.amazon.co.jp/dp/4901689622
http://www.tanabe-consul.jp