構造計画研究所 世界初の3次元免震建物「阿佐ヶ谷プロジェクト」の先端技術ノウハウと現場を公開
プロジェクトリーダー高橋治をメイン講師とした3次元免震技術講習会(現場見学会付き)を開催
株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長:服部正太)は、2007年に計画を発表し、昨年11月に着工しました世界初の3次元免震建物「阿佐ヶ谷プロジェクト」における免震構造設計技術を公開する技術講習会を開催いたします。さらに、講習後には3次元免震装置ハイパーエアサスペンションが設置されている免震ピットの見学を行います。
現在、工事は順調に進んでおります。去る4月2日にはNHKのニュース番組「おはよう日本」で“横揺れだけでなく縦揺れも軽減する最新の免震装置”として、現場や装置の仕組み、開発経緯などが詳しく紹介され、大地震対策への社会の関心の高さを実感させられました。6月下旬には免震ピットにて3次元免震装置ハイパーエアサスペンションを間近に見ていただける状態になる予定でございます。
つきましては、この機会を利用し、私どもがこの数年間で得た3次元免震構造設計の技術ノウハウを公開し、より多くの方々の技術向上に役立てていただき、より安全で安心な社会実現の一助になることを目的とする技術講習会と現場見学会を開催することにいたしました。是非多くの方々に参加いただきこの新技術を習得し、今後の実務に役立てていただくことを期待いたします。
■ 講習会の概要
開催日時 6月25日(金)、30日(水)、7月2日(金)、16日(金)
各2回(9:30−12:30 14:00−17:00) 計8回を予定
開催場所 構造計画研究所本所新館(東京都中野区) 工事現場(東京都杉並区)
講習内容
- 水平・上下方向の設計用入力地震動と設計クライテリア
- 免震装置の実大試験による検証と性能評価
- 時刻歴応答解析の詳細及び3次元免震における検討内容
- 施工監理・維持管理及び実際の施工状況
これらの内容を、評定での話題、問題点、追加検討項目などを交えながら説明いたします。
定員 各回30名(先着順)
受講料金 10,500円(税込み) 講習会費(資料代含む)、現場送迎費、事故保険が含まれております。
申込み方法等詳細はこちらから https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/39
■ 講師
(主担当)
高橋 治(たかはし おさむ) 構造計画研究所 構造技術部長
「阿佐ヶ谷プロジェクト」プロジェクトリーダー
プロフィール http://www.kke.co.jp/news/material/100531_02.jpg
(担当)
會田 裕昌 (あいだ ひろまさ) 構造計画研究所 構造技術部
富澤 徹弥 (とみざわ てつや) 構造計画研究所 構造技術部
須原 淳二 (すはら じゅんじ) 清水建設 原子力・火力本部
山本 真嗣 (やまもと しんじ) 清水建設 工事所長
■ 「阿佐ヶ谷プロジェクト」について
プロジェクト始動時ニュースリリース http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
着工時ニュースリリース http://www.kke.co.jp/news/pdf/2009/NewsRelease_asagaya_pro.pdf
(建設概要)
所在地: 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1 丁目
用途: 共同住宅(8戸+管理人室)
敷地面積:469 m2 建築面積:264 m2 延床面積:535 m2
構造種別規模: 鉄筋コンクリート造地上3階建
施主: 構造計画研究所
設計 意匠:杉浦英一建築設計事務所 構造:構造計画研究所、清水建設
施工: 清水建設
竣工予定: 2010 年11 月
建物パース図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_01.jpg
建物断面図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_02.jpg
■ 「ハイパーエアサスペンション」について
直下型の地震では、遠い海底で発生する地震に比べて、横揺れと同時に強い縦揺れが起こるため、被害が拡大することがあります。従来の免震装置は水平方向の揺れにしか対応していませんでしたが、地震による横揺れに加え、縦揺れも低減する三次元免震システム「ハイパーエアサスペンション」を新たに開発、実用化しました。三次元免震システムが建物全体に採用されるのは世界で初めてとなります。
ハイパーエアサスペンション http://www.kke.co.jp/news/material/100531.jpg
※ハイパーエアサスペンションは構造計画研究所、清水建設、カヤバシステムマシナリーとの共同開発です。
■ 構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
・技術講習会に関して
株式会社構造計画研究所 エンジニアリング営業部 「3次元免震講習会」事務局
TEL:03-5342-1136 FAX:03-5342-1236 e-mail: 3d-menshin@kke.co.jp
・ニュースリリースに関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1222 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kke.co.jp
http://www.kke.co.jp/news/material/100531.jpg
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2009/NewsRelease_asagaya_pro.pdf
https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/39
現在、工事は順調に進んでおります。去る4月2日にはNHKのニュース番組「おはよう日本」で“横揺れだけでなく縦揺れも軽減する最新の免震装置”として、現場や装置の仕組み、開発経緯などが詳しく紹介され、大地震対策への社会の関心の高さを実感させられました。6月下旬には免震ピットにて3次元免震装置ハイパーエアサスペンションを間近に見ていただける状態になる予定でございます。
つきましては、この機会を利用し、私どもがこの数年間で得た3次元免震構造設計の技術ノウハウを公開し、より多くの方々の技術向上に役立てていただき、より安全で安心な社会実現の一助になることを目的とする技術講習会と現場見学会を開催することにいたしました。是非多くの方々に参加いただきこの新技術を習得し、今後の実務に役立てていただくことを期待いたします。
■ 講習会の概要
開催日時 6月25日(金)、30日(水)、7月2日(金)、16日(金)
各2回(9:30−12:30 14:00−17:00) 計8回を予定
開催場所 構造計画研究所本所新館(東京都中野区) 工事現場(東京都杉並区)
講習内容
- 水平・上下方向の設計用入力地震動と設計クライテリア
- 免震装置の実大試験による検証と性能評価
- 時刻歴応答解析の詳細及び3次元免震における検討内容
- 施工監理・維持管理及び実際の施工状況
これらの内容を、評定での話題、問題点、追加検討項目などを交えながら説明いたします。
定員 各回30名(先着順)
受講料金 10,500円(税込み) 講習会費(資料代含む)、現場送迎費、事故保険が含まれております。
申込み方法等詳細はこちらから https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/39
■ 講師
(主担当)
高橋 治(たかはし おさむ) 構造計画研究所 構造技術部長
「阿佐ヶ谷プロジェクト」プロジェクトリーダー
プロフィール http://www.kke.co.jp/news/material/100531_02.jpg
(担当)
會田 裕昌 (あいだ ひろまさ) 構造計画研究所 構造技術部
富澤 徹弥 (とみざわ てつや) 構造計画研究所 構造技術部
須原 淳二 (すはら じゅんじ) 清水建設 原子力・火力本部
山本 真嗣 (やまもと しんじ) 清水建設 工事所長
■ 「阿佐ヶ谷プロジェクト」について
プロジェクト始動時ニュースリリース http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
着工時ニュースリリース http://www.kke.co.jp/news/pdf/2009/NewsRelease_asagaya_pro.pdf
(建設概要)
所在地: 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1 丁目
用途: 共同住宅(8戸+管理人室)
敷地面積:469 m2 建築面積:264 m2 延床面積:535 m2
構造種別規模: 鉄筋コンクリート造地上3階建
施主: 構造計画研究所
設計 意匠:杉浦英一建築設計事務所 構造:構造計画研究所、清水建設
施工: 清水建設
竣工予定: 2010 年11 月
建物パース図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_01.jpg
建物断面図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_02.jpg
■ 「ハイパーエアサスペンション」について
直下型の地震では、遠い海底で発生する地震に比べて、横揺れと同時に強い縦揺れが起こるため、被害が拡大することがあります。従来の免震装置は水平方向の揺れにしか対応していませんでしたが、地震による横揺れに加え、縦揺れも低減する三次元免震システム「ハイパーエアサスペンション」を新たに開発、実用化しました。三次元免震システムが建物全体に採用されるのは世界で初めてとなります。
ハイパーエアサスペンション http://www.kke.co.jp/news/material/100531.jpg
※ハイパーエアサスペンションは構造計画研究所、清水建設、カヤバシステムマシナリーとの共同開発です。
■ 構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
・技術講習会に関して
株式会社構造計画研究所 エンジニアリング営業部 「3次元免震講習会」事務局
TEL:03-5342-1136 FAX:03-5342-1236 e-mail: 3d-menshin@kke.co.jp
・ニュースリリースに関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1222 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kke.co.jp
http://www.kke.co.jp/news/material/100531.jpg
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2009/NewsRelease_asagaya_pro.pdf
https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/39