来年注目のテーマはあたたか和み志向! 日本カラーデザイン研究所は時代動向分析から来年のトレンドを探る【イメージ情報セミナー2010年春夏編】を開催しました。
日本カラーデザイン研究所は5月28日『イメージ情報セミナー2010年春夏編』を開催。プロダクトメーカー、住宅メーカー、自動車メーカーなど、様々な分野の方々にご参加頂きました。
心理学的な立場から色彩やデザイン、消費者嗜好などの研究・分析、情報の提供を行う株式会社日本カラーデザイン研究所(所在地:東京都文京区、代表:宮岡直樹、略称:NCD)は、5月28日に『イメージ情報セミナー2010年春夏編』を開催しました。
【プロダクトメーカー、住宅メーカー、自動車メーカーなど多くの分野の方々にご出席いただきました!】
●ご好評いただきありがとうございました!
弊社では『イメージ情報』を、より詳しく解説するセミナーも開催しております。
5/28に開催したセミナーには多くの方がご参加、ご好評をいただきました。
参加者はプロダクトメーカー、住宅(建材、内装材、住設機器)メーカー、生活用品メーカー、自動車メーカー、ファブリクスメーカーなど、いろいろな分野の方々です。
●受講者の声
・非常に分かりやすかったです。昨年のトレンド予測と結果の説明が興味深かったです(ガラス用品メーカー M様)
・時代動向の分析は、幅広い情報とボリューム含めた志向の整理がとても参考になりました。過去の検証もためになりました(住宅建材メーカー M様)
・特にライフスタイルが興味深かった。自社製品開発にあたり、ターゲットとなる層の嗜好を参考にしたい(住宅建材メーカー A様)
この他にもたくさんのご意見やご感想をいただきました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
イメージ情報セミナーは、次回11月に開催予定です。
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イメージ情報とは?
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創刊29周年。のべ400社を超える企業にご購読いただいております。
●概要
“今”の社会動向や消費者心理を分析し、そこからさらに一年後のトレンドを予測して提案する情報誌です。
イメージ情報: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index.html
●元となるデータや材料
1200人のライフスタイル調査、日々の情報収集や観察、店頭でのトレンドカラーの測色、新商品のチェックやベンチマーク・・・などのデータと日本カラーデザイン研究所のノウハウ、スタッフの汗とひらめきとチームワークでできています。
●特徴
日本カラーデザイン研究所の分析手法やノウハウが詰まった資料なので、それらをまずご理解いただくことが重要と考えています。
掲載内容のより詳しいご説明、弊社主催のセミナーへのご優待割引など、ご購入後のフォローに努めております。
そのため、本誌は会員の企業様だけにご提供させていただいており、書店には並んでおりません。
ご興味があり、購読を検討したいという方には、直接ご説明に伺います。
遠方のお客様には無料貸し出しもしておりますので、ご興味をお持ちの方は下記までご連絡ください。
担当:営業システム部 渡辺
TEL:03-3818-0071 FAX:03-3818-0622
http://www.ncd-ri.co.jp/
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時代の動向からその根本にある現代人の心理を探る!
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日本カラーデザイン研究所では、スタッフによる日常的なトレンドウォッチングや各種メディアよりトレンド情報を収集しています。収集した情報はスタッフによりスクリーニングを行い、整理、分類して動向を把握し、それを基に来年のトレンドについて議論を重ねます。
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時代動向分析から分類した6つのトレンドを発表
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2009年10月から2010年3月の時代動向分析で分類した6つの志向は以下の通り。
トレンド1 『エコ技術革新志向』 (環境問題への真剣な取組み)
トレンド2 『あたたか和み志向』 (ほっこりあたたか気分)
トレンド3 『楽々生活志向』 (お得に楽しく節約生活)
トレンド4 『伝統モダン化志向』 (日本文化を現代感覚でリバイバル)
トレンド5 『回復過渡期』 (続く不景気に対する試行錯誤)
トレンド6 『ハイテク技術発展志向』 (技術革新による新しい暮らし)
時代動向として注目したのが『あたたか和み志向』。
この『あたたか和み志向』とその根っこの部分にある現代人の心理を考察、検討し、来年2011年のテーマの一つとして『around the table(アラウンド ザ テーブル)』を提案しています。
人と人とのつながりや愛着あるものを見つめなおし、やすらぎや安心感に満ちた本当の幸せを考えようというもので、テーマ名の『around the table(アラウンド ザ テーブル)』はテーブルを囲む家族団欒をイメージしています。
この『あたたか和み志向』の具体的な事象を見てみると、他人同士が住むシェアハウスの人気、育児に積極的な父親『イクメン』の増加、製品を正当な価格で取引するフェアトレードの考え方の認知と意識の広がり、といった動きからは、あたたかなつながりを求める志向がうかがえます。
また、ナチュラル系ファッションの『森ガール』の人気や調理器具付きのレシピ本が好調であること、愛猫の抜け毛を利用して雑貨を作る猫毛フェルト手芸が人気を集めている、といった事象からはほっこりとリラックスした感覚を求める意識がうかがえます。(図参照)
この温もりある人間らしい触れ合いや、おだやかで優しい感覚、気分を求める動きは、無機的で乾いた社会への反動ともとれます。
普通とは、素直さとは、シンプルとは・・・。人として生きているうえで本当に大切なことは何かを見つめ直す時期にあると考えます。
時代動向: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/contents/sic_trend.html
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昨年度における2010年の予測・提案テーマの検証結果を報告!
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●昨年の春に提案していたテーマ『和恋ふ(わこう)』のイメージの展開事例
2010年を通してのテーマとして、『和恋ふ(わこう)』という、季節感やおもてなしの心など日本の持ついろいろな良いところに注目し、日本の文化を取り入れたイメージを予測提案していました。
このテーマのキーワードは、季節感、精神性、凝ったテクスチャー、仕上げの良さ、心配りなどでした。
3月2日に東京・青山に新しいコンセプトで京都市が出したアンテナショップ『白い烏』がオープンしました。ビル群の中ですんなりと溶け込むモダンさがあり、洋服感覚でファッションとして着られる着物が並んでいます。
京都の中川木工芸から木製のシャンパンクーラーがこの春発売されました。
もとは2008年にルイ・ヴィトンとの提携で始めたプロジェクトだったそうですが、日本の誇る美しい木材と、京都の伝統の手技から生まれた逸品です。
楕円形の形とシャープな口は従来の桶の工法では困難で様々に工夫がなされたそうです。
昔からの和スタイルそのものでなく、現代生活にマッチするようにより洗練された形で出されました。
また、立川ブラインド工業株式会社のプリーツスクリーン『ぺルレ』が5月6日から新発売されています。
商品紹介のコピーは『美しい自然や伝統の技などからインスピレーションを受け、和シリーズを中心にラインナップ。
新しい“おもてなし”スタイルです』とあります。
少しご紹介させていただきましたが、このように提案しました『和恋ふ(わこう)』の世界観が今年に入り見受けられます。
カラー提案: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/contents/sic_themecolor.html
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日本カラーデザイン研究所(NCD)とは
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会社名 株式会社 日本カラーデザイン研究所
所在地 東京都文京区本郷3-5-2 第2田中ビル
設 立 1967年1月20日
業務内容 心理学的な立場から色彩やデザイン、消費者嗜好などの研究に基づく情報をメーカー、流通、広告、建築など多岐に渡る業種の企業、公共団体、大学、海外などへ広く提供しています。
また、オリジナルシステムを使ったソフトの開発や各種セミナーも開催しています。
独自開発した『Hue&Tone』システムや『イメージスケール』などは、あらゆる業界分野のカラープランニング、マーケティング、デザイン、イメージ戦略、ライフスタイル研究など、研究開発や課題解決に活かされています。
業務提携 南開大学 色彩・公共芸術研究センター(中国 天津市)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 日本カラーデザイン研究所
営業システム部 渡辺
TEL:03-3818-0071 FAX:03-3818-0622
《関連URL》
http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index.html
http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/sicpromo.html
http://www.ncd-ri.co.jp/seminar_index/ncd_seminar/sicseminor.html
【プロダクトメーカー、住宅メーカー、自動車メーカーなど多くの分野の方々にご出席いただきました!】
●ご好評いただきありがとうございました!
弊社では『イメージ情報』を、より詳しく解説するセミナーも開催しております。
5/28に開催したセミナーには多くの方がご参加、ご好評をいただきました。
参加者はプロダクトメーカー、住宅(建材、内装材、住設機器)メーカー、生活用品メーカー、自動車メーカー、ファブリクスメーカーなど、いろいろな分野の方々です。
●受講者の声
・非常に分かりやすかったです。昨年のトレンド予測と結果の説明が興味深かったです(ガラス用品メーカー M様)
・時代動向の分析は、幅広い情報とボリューム含めた志向の整理がとても参考になりました。過去の検証もためになりました(住宅建材メーカー M様)
・特にライフスタイルが興味深かった。自社製品開発にあたり、ターゲットとなる層の嗜好を参考にしたい(住宅建材メーカー A様)
この他にもたくさんのご意見やご感想をいただきました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
イメージ情報セミナーは、次回11月に開催予定です。
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イメージ情報とは?
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創刊29周年。のべ400社を超える企業にご購読いただいております。
●概要
“今”の社会動向や消費者心理を分析し、そこからさらに一年後のトレンドを予測して提案する情報誌です。
イメージ情報: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index.html
●元となるデータや材料
1200人のライフスタイル調査、日々の情報収集や観察、店頭でのトレンドカラーの測色、新商品のチェックやベンチマーク・・・などのデータと日本カラーデザイン研究所のノウハウ、スタッフの汗とひらめきとチームワークでできています。
●特徴
日本カラーデザイン研究所の分析手法やノウハウが詰まった資料なので、それらをまずご理解いただくことが重要と考えています。
掲載内容のより詳しいご説明、弊社主催のセミナーへのご優待割引など、ご購入後のフォローに努めております。
そのため、本誌は会員の企業様だけにご提供させていただいており、書店には並んでおりません。
ご興味があり、購読を検討したいという方には、直接ご説明に伺います。
遠方のお客様には無料貸し出しもしておりますので、ご興味をお持ちの方は下記までご連絡ください。
担当:営業システム部 渡辺
TEL:03-3818-0071 FAX:03-3818-0622
http://www.ncd-ri.co.jp/
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時代の動向からその根本にある現代人の心理を探る!
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日本カラーデザイン研究所では、スタッフによる日常的なトレンドウォッチングや各種メディアよりトレンド情報を収集しています。収集した情報はスタッフによりスクリーニングを行い、整理、分類して動向を把握し、それを基に来年のトレンドについて議論を重ねます。
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時代動向分析から分類した6つのトレンドを発表
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2009年10月から2010年3月の時代動向分析で分類した6つの志向は以下の通り。
トレンド1 『エコ技術革新志向』 (環境問題への真剣な取組み)
トレンド2 『あたたか和み志向』 (ほっこりあたたか気分)
トレンド3 『楽々生活志向』 (お得に楽しく節約生活)
トレンド4 『伝統モダン化志向』 (日本文化を現代感覚でリバイバル)
トレンド5 『回復過渡期』 (続く不景気に対する試行錯誤)
トレンド6 『ハイテク技術発展志向』 (技術革新による新しい暮らし)
時代動向として注目したのが『あたたか和み志向』。
この『あたたか和み志向』とその根っこの部分にある現代人の心理を考察、検討し、来年2011年のテーマの一つとして『around the table(アラウンド ザ テーブル)』を提案しています。
人と人とのつながりや愛着あるものを見つめなおし、やすらぎや安心感に満ちた本当の幸せを考えようというもので、テーマ名の『around the table(アラウンド ザ テーブル)』はテーブルを囲む家族団欒をイメージしています。
この『あたたか和み志向』の具体的な事象を見てみると、他人同士が住むシェアハウスの人気、育児に積極的な父親『イクメン』の増加、製品を正当な価格で取引するフェアトレードの考え方の認知と意識の広がり、といった動きからは、あたたかなつながりを求める志向がうかがえます。
また、ナチュラル系ファッションの『森ガール』の人気や調理器具付きのレシピ本が好調であること、愛猫の抜け毛を利用して雑貨を作る猫毛フェルト手芸が人気を集めている、といった事象からはほっこりとリラックスした感覚を求める意識がうかがえます。(図参照)
この温もりある人間らしい触れ合いや、おだやかで優しい感覚、気分を求める動きは、無機的で乾いた社会への反動ともとれます。
普通とは、素直さとは、シンプルとは・・・。人として生きているうえで本当に大切なことは何かを見つめ直す時期にあると考えます。
時代動向: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/contents/sic_trend.html
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昨年度における2010年の予測・提案テーマの検証結果を報告!
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●昨年の春に提案していたテーマ『和恋ふ(わこう)』のイメージの展開事例
2010年を通してのテーマとして、『和恋ふ(わこう)』という、季節感やおもてなしの心など日本の持ついろいろな良いところに注目し、日本の文化を取り入れたイメージを予測提案していました。
このテーマのキーワードは、季節感、精神性、凝ったテクスチャー、仕上げの良さ、心配りなどでした。
3月2日に東京・青山に新しいコンセプトで京都市が出したアンテナショップ『白い烏』がオープンしました。ビル群の中ですんなりと溶け込むモダンさがあり、洋服感覚でファッションとして着られる着物が並んでいます。
京都の中川木工芸から木製のシャンパンクーラーがこの春発売されました。
もとは2008年にルイ・ヴィトンとの提携で始めたプロジェクトだったそうですが、日本の誇る美しい木材と、京都の伝統の手技から生まれた逸品です。
楕円形の形とシャープな口は従来の桶の工法では困難で様々に工夫がなされたそうです。
昔からの和スタイルそのものでなく、現代生活にマッチするようにより洗練された形で出されました。
また、立川ブラインド工業株式会社のプリーツスクリーン『ぺルレ』が5月6日から新発売されています。
商品紹介のコピーは『美しい自然や伝統の技などからインスピレーションを受け、和シリーズを中心にラインナップ。
新しい“おもてなし”スタイルです』とあります。
少しご紹介させていただきましたが、このように提案しました『和恋ふ(わこう)』の世界観が今年に入り見受けられます。
カラー提案: http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/contents/sic_themecolor.html
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日本カラーデザイン研究所(NCD)とは
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会社名 株式会社 日本カラーデザイン研究所
所在地 東京都文京区本郷3-5-2 第2田中ビル
設 立 1967年1月20日
業務内容 心理学的な立場から色彩やデザイン、消費者嗜好などの研究に基づく情報をメーカー、流通、広告、建築など多岐に渡る業種の企業、公共団体、大学、海外などへ広く提供しています。
また、オリジナルシステムを使ったソフトの開発や各種セミナーも開催しています。
独自開発した『Hue&Tone』システムや『イメージスケール』などは、あらゆる業界分野のカラープランニング、マーケティング、デザイン、イメージ戦略、ライフスタイル研究など、研究開発や課題解決に活かされています。
業務提携 南開大学 色彩・公共芸術研究センター(中国 天津市)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 日本カラーデザイン研究所
営業システム部 渡辺
TEL:03-3818-0071 FAX:03-3818-0622
《関連URL》
http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index.html
http://www.ncd-ri.co.jp/merchandise_information/sic_index/sicpromo.html
http://www.ncd-ri.co.jp/seminar_index/ncd_seminar/sicseminor.html