システム監視の基盤技術特許のライセンス提供を開始
-自社MSPにおける監視システムの基盤となるW-NAT技術を他社にライセンス提供-
インフォリスクマネージ株式会社(東京都港区 代表取締役社長兼CEO:高久 勉、以下インフォリスクマネージ)は、自社の運用監視サービスの基盤に使用している独自開発技術(特許番号3519696)であるW−NAT(ダブルナット)のライセンス提供を2010年6月11日より開始します。
1.『W−NAT』技術の概要
企業活動を支えるビジネスインフラとしてITシステムの重要度がますます高まる中、クラウドコンピューティングサービスを始めとする新しい技術が登場し、そのオペレーションを行う情報システム担当者の人材確保や育成は企業とって大きな課題となっています。特に近年、ITシステムを利用したビジネスにおいては、常に正常に稼働し続けることが必須となっており、「止まらないシステムの実現」をする方法として自社運用だけによらず、運用品質の向上とコスト削減も期待できるMSP(マネージメントサービスプロバイダ)を始めとするITアウトソーシングを効率的に利用する企業が急激に増える傾向にあります。
一方、これまでMSP事業者が提供する運用・監視サービスでは、顧客ITシステムのTCP/IPを通信プロトコルとする運用監視を、複数のユーザーまたは複数のネットワークセグメントに対して行う場合、プライベートIPアドレスが重複してしまう問題があり、そのままではユーザー毎またはネットワークセグメント毎に運用監視のためのシステム構築・運用をし続けなければならず、ユーザー企業が当初計画したコスト削減を実現しない可能性がありました。
インフォリスクマネージは、この問題を解決するために、サービス開始当初より、顧客ITシステムと弊社監視システムの双方でIPアドレスの変換を行い、複数のユーザーまたは複数のネットワークセグメントのITシステムの一元的な監視を実現する技術である「W−NAT」を開発。より効率的な監視システムを実現し、特許を取得致しました。本特許は、ITシステムの如何に関わらず、TCP/IPで通信している運用監視全般に適用できるものであり、今話題になっているクラウドコンピューティングやIPv6においても本技術の効果の発揮が期待できます。ユーザー企業の監視システム統合などによるコスト削減だけではなく、同業サービス事業者のコスト効率化についても貢献できる技術となります。
2. 特長
本特許の適用により、ユーザー企業や同業のサービス事業者は、単一監視システムからプライベートIPアドレス空間が重複する複数のネットワークセグメントを効率良く監視できるようになります。これまで必要だった重複するプライベートIPアドレスセグメントを使用するユーザー拠点毎のシステムの投資やIPアドレス変更などが不要となり、コスト削減が可能となります。
インフォリスクマネージは本技術のライセンスを提供することにより、企業ユーザー様だけでなく、広くITシステムの監視が必要なネットワーク事業者様や、SaaS事業者様の事業拡大など広く社会に貢献して参ります。
以上
<ライセンス提供の概要>
*特許番号 :3519696
*出願日 :2001年4月19日
*公開日 :2002年4月5日
*発明の名称:監視システムおよび監視方法 (通称:『W−NAT』)
*提供開始日:2010年6月11日
*提供形態 :通常実施権
【インフォリスクマネージ株式会社 会社概要】
商号:インフォリスクマネージ株式会社
設立:1997年1月9日
代表者:代表取締役社長兼CEO 高久 勉
所在地:東京都港区芝1‐11‐11 住友不動産芝ビル3F
資本金:409,494千円(2009年11月末現在)
Webサイト:http://www.inforisk.co.jp/
事業内容:
情報リスクマネジメントという視点で、ビジネスの根幹をなす情報システム全体を評価・管理し、企業が情報システムを最大限活用できる環境を構築するためのサービスを提供しています。特に MSP(マネジメント・サービス・プロバイダ)の分野では、草分け的存在として数多くの実績を保有しており、ITILやISO27001/ISMSといった国際、国内基準に準拠したサービスを提供するリーディングサービスプロバイダを目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
インフォリスクマネージ株式会社
事業推進本部 板垣、堤内
TEL :03-5444-7751
E-mail:sm-mk@inforisk.co.jp
《関連URL》
http://www.24msp.jp/
http://www.inforisk.co.jp/
http://www.inforisk.co.jp/release/2010/20100611.html
http://www.sitescan.jp/
1.『W−NAT』技術の概要
企業活動を支えるビジネスインフラとしてITシステムの重要度がますます高まる中、クラウドコンピューティングサービスを始めとする新しい技術が登場し、そのオペレーションを行う情報システム担当者の人材確保や育成は企業とって大きな課題となっています。特に近年、ITシステムを利用したビジネスにおいては、常に正常に稼働し続けることが必須となっており、「止まらないシステムの実現」をする方法として自社運用だけによらず、運用品質の向上とコスト削減も期待できるMSP(マネージメントサービスプロバイダ)を始めとするITアウトソーシングを効率的に利用する企業が急激に増える傾向にあります。
一方、これまでMSP事業者が提供する運用・監視サービスでは、顧客ITシステムのTCP/IPを通信プロトコルとする運用監視を、複数のユーザーまたは複数のネットワークセグメントに対して行う場合、プライベートIPアドレスが重複してしまう問題があり、そのままではユーザー毎またはネットワークセグメント毎に運用監視のためのシステム構築・運用をし続けなければならず、ユーザー企業が当初計画したコスト削減を実現しない可能性がありました。
インフォリスクマネージは、この問題を解決するために、サービス開始当初より、顧客ITシステムと弊社監視システムの双方でIPアドレスの変換を行い、複数のユーザーまたは複数のネットワークセグメントのITシステムの一元的な監視を実現する技術である「W−NAT」を開発。より効率的な監視システムを実現し、特許を取得致しました。本特許は、ITシステムの如何に関わらず、TCP/IPで通信している運用監視全般に適用できるものであり、今話題になっているクラウドコンピューティングやIPv6においても本技術の効果の発揮が期待できます。ユーザー企業の監視システム統合などによるコスト削減だけではなく、同業サービス事業者のコスト効率化についても貢献できる技術となります。
2. 特長
本特許の適用により、ユーザー企業や同業のサービス事業者は、単一監視システムからプライベートIPアドレス空間が重複する複数のネットワークセグメントを効率良く監視できるようになります。これまで必要だった重複するプライベートIPアドレスセグメントを使用するユーザー拠点毎のシステムの投資やIPアドレス変更などが不要となり、コスト削減が可能となります。
インフォリスクマネージは本技術のライセンスを提供することにより、企業ユーザー様だけでなく、広くITシステムの監視が必要なネットワーク事業者様や、SaaS事業者様の事業拡大など広く社会に貢献して参ります。
以上
<ライセンス提供の概要>
*特許番号 :3519696
*出願日 :2001年4月19日
*公開日 :2002年4月5日
*発明の名称:監視システムおよび監視方法 (通称:『W−NAT』)
*提供開始日:2010年6月11日
*提供形態 :通常実施権
【インフォリスクマネージ株式会社 会社概要】
商号:インフォリスクマネージ株式会社
設立:1997年1月9日
代表者:代表取締役社長兼CEO 高久 勉
所在地:東京都港区芝1‐11‐11 住友不動産芝ビル3F
資本金:409,494千円(2009年11月末現在)
Webサイト:http://www.inforisk.co.jp/
事業内容:
情報リスクマネジメントという視点で、ビジネスの根幹をなす情報システム全体を評価・管理し、企業が情報システムを最大限活用できる環境を構築するためのサービスを提供しています。特に MSP(マネジメント・サービス・プロバイダ)の分野では、草分け的存在として数多くの実績を保有しており、ITILやISO27001/ISMSといった国際、国内基準に準拠したサービスを提供するリーディングサービスプロバイダを目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
インフォリスクマネージ株式会社
事業推進本部 板垣、堤内
TEL :03-5444-7751
E-mail:sm-mk@inforisk.co.jp
《関連URL》
http://www.24msp.jp/
http://www.inforisk.co.jp/
http://www.inforisk.co.jp/release/2010/20100611.html
http://www.sitescan.jp/