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リチウムイオン2次電池 合金系負極、 特許総合力ランキング トップ3はソニー、パナソニック、三井金属

経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト(URL:http://www.patentresult.co.jp/)はこのほど、リチウムイオン2次電池の合金系負極材料分野における参入企業の技術競争力を評価しました。
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト(URL:http://www.patentresult.co.jp/)はこのほど、負極に合金系材料を用いたリチウムイオン2次電池の技術領域における競合状況について調査した結果をまとめました。合金系のリチウムイオン電池は、電池の大容量化を目的として開発が進められています。負極材料にスズ、ケイ素などを用いることでリチウムとの合金化反応を起こし、グラファイトなどに比べて、数倍から数十倍の大容量化が可能になるといわれています。

今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年4月末時点のパテントスコアに基づき評価)。その結果、「総合力ランキング(※)」では、1位ソニー、2位パナソニック、3位三井金属鉱業となりました。
 ソニーは出願件数、権利者最高スコア、権利者スコアの3指標ともトップとなっており、この分野において強みを持っていることが分かります。またパナソニックも出願件数、権利者最高スコア、権利者スコアの3指標とも2位となっており、ソニーに迫る競争力を持っています。3位の三井金属鉱業は、件数が55件と上位2社と比べて少ないですが、注目度の高い特許を多く保有しており、総合力で3位にランクインしました。

http://www.patentresult.co.jp/news/2010/07/2-2.html

上位3社はこれまでに合金系負極に関するプレスリリースを発表しています。ソニーが2005年、パナソニックが2007年、三井金属鉱業が2008年にそれぞれ発表しており、総合力の順位がプレスリリースの順と同じという興味深い結果となっています。合金系負極は90年代から提案されていますが、ソニーがいち早く商品化に結び付けており、他社に先駆けて開発してきた技術の蓄積が、今回の結果につながったものと考えられます。

 本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:合金系リチウムイオン2次電池分野」に掲載しています(税込10万5,000円)。


【レポート収録内容】
合金系リチウムイオン2次電池の技術分野における 
・出願件数の年推移
・出願件数ランキング(権利者ベース)
・審査ステータス分類
・パテントスコア分布
・競合状況を可視化する権利者スコアマップ
・パテントスコア上位10件の特許リスト
・経過情報から見た主要企業比較
・引用情報から見た主要企業の対競合影響度
・発明者分析

【納品形態】
冊子1冊。
CD-ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
レポートのサンプルはこちらを参照。
http://www.patentresult.co.jp/img/c-reportB.pdf
※個別特許の経過情報付きリストをご希望の場合は、別途お見積もりいたします。

【調査対象】
・出願日が1992年以降で、1993年から最新データ収録日(前々月末)までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。

【納期】約1週間
そのほか、リチウムイオン2次電池全体、負極全体に関するレポートも承ります。
また個別にカスタマイズしたレポートをご希望の方は、お問い合わせください。
<<お申し込み方法>>
 ご希望のレポート名を明記の上、お問合せフォームよりお申込み下さい。
 http://www.patentresult.co.jp/contact.html

◆関連ニュース
マンガン系リチウムイオン2次電池:特許総合力ランキング トップ3はNEC、三洋電機、三菱化学
http://www.patentresult.co.jp/news/2010/07/23nec.html
リン酸鉄系リチウムイオン2次電池:特許総合力ランキング、ソニーが2位以下に大差をつけてトップ
http://www.patentresult.co.jp/news/2010/07/2-1.html

※総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を企業ごとに集計し、そのうち分析母集団における平均点以上のパテントスコアの値を合算(権利者スコアと呼んでいます)。平均点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。


<< 本件に関するお問合せ先 >>
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルト
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


■<法人企業向け> 特許戦略ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/business.html

■<大学・研究機関向け> 研究テーマ市場価値調査ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/research.html

■<金融機関向け> 特許での企業分析ソリューション
http://www.patentresult.co.jp/case/financial.html

■自社特許の棚卸し、注目企業の特許分析に「パテントスコア」
http://www.patentresult.co.jp/about-patentscore.html

■特許分析商品ラインナップ
http://www.patentresult.co.jp/case/

■競合分析に「ビズクランチャー」
http://www.bizcruncher.com/

■特許を軸とした企業価値調査「パテントエクスプレス」
https://express.patentresult.co.jp/index.do

■個別特許分析「パテントアトラス」
https://atlas.patentresult.co.jp/index.do

◆パテント・リザルトtwitter
http://twitter.com/patentresult

◆パテント・リザルトBlog
http://patentresult.seesaa.net/

■株式会社パテント・リザルト会社概要
http://www.patentresult.co.jp/
英文表記:Patent Result Co., Ltd.
所在地 :〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
設立:2007年5月1日
資本金:9,500万円
代表取締役社長:白山 隆
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