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CSR、超低消費電力接続デバイス向けμEnergy(TM)プラットフォームを発表

高集積化されたシングルモードBluetooth low energyチップ、携帯アクセサリ分野の新しい市場の発展と優れたユーザ体験の実現をサポート
CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L以下、「CSR」)本日、当社で初となるシングルモード、シングルチップBluetooth low energyプラットフォーム「CSR μEnergy」を発表しました。本プラットフォームは、超低消費電力の接続デバイス向けに開発されました。CSR μEnergyプラットフォームは、RF、ベースバンド、マイクロコントローラ、認証されたBluetooth v4.0スタック、顧客のアプリケーションなどを単一のチップ上で動作させるBluetooth low energy製品の開発に必要な全ての機能を提供します。CSR μEnergy Bluetooth low energyプラットフォームは、これまでのその他のワイヤレス標準において、消費電力、サイズ、複雑性が理由で搭載が制限されていたアプリケーション向けに超低消費電力コネクティビティを提供します。

CSR、オーディオ アンド コンシューマ ビジネス ユニットSVP、Anthony Murrayのコメント:
「CSR μEnergyプラットフォームは、Bluetooth low energyの可能性を引き出し、コンシューマ・ワイヤレス・テクノロジにおける大きな一歩となります。Bluetooth low energyテクノロジは、不安定で未発達な市場に不十分に導入された独自標準に代わるテクノロジであり、日常で使用されるさまざまな製品に適用され、我々の生活環境に変革をもたらすものです。超低消費電力であるCSR μEnergy(TM)プラットフォームは、携帯電話、テレビ、PC 、メディアプレーヤー、およびタブレットへの接続を可能にする様々なアクセサリの開発を可能にします。これにより、ユーザは家で、またはモバイル環境で、それらの製品およびサービスのメリットを享受できます。コンスーマ製品に搭載されたBluetooth low energyセンサをエンドユーザの必要性に応じてカスタマイズでき、そのタグ(コンスーマ製品)は、ユーザが周りにある製品とサービスを検索できるようサポートします」

CSRは、OEMメーカーのニーズを理解しています。また、当社は容易な統合を可能とし、価格競争力が高いBluetooth low energyプラットフォームを市場に提供する先進的な企業です。

アナリストは、 Bluetooth low energyがリモートコントロール、ヘルスケア製品、PCヒューマンインターフェイス・デバイス、時計、自動車用キーレスエントリ、広告、屋内位置、スマートエネルギー機器や近接タグを含むワイヤレスアクセサリやワイヤレス対応製品向けの新たな市場を創出すると予測しております。

IMS Research Fiona Thomson氏のコメント:
「このテクノロジは、前例のない、新しい分野のデバイスにワイヤレス・コネクティビティをもたらします。業界は、現在このテクノロジとμEnergyプラットフォームの発表によって、重要なターニングポイントを迎えています。CSRは、市場を牽引するという意味において、有利な立場にあります」

Bluetooth Special Interest Group (SIG)は、先日包括的なBluetooth v4.0規格を導入し、Bluetooth low energyに対応した製品の商品化を推進しています。CSRは、Bluetooth v4.0規格に認定された製品を有する初めての企業の一つです。

CSR μEnergyプラットフォームは、Bluetooth low energy機能だけをサポートするために最適化され、コスト効率、電力効率に優れた小型製品の開発を可能にします。CSRのチップは、内蔵のコイン電池一つで長時間の動作を可能にします。製品開発者は、CSRのチップを、心拍数モニタや車のスマートキー、万歩計などの単純なセンサや、携帯電話からの情報を表示・操作が可能なより複雑な低消費電力デバイスにも搭載できます。本プラットフォームは、CSRのデュアルモード製品を補完するシングルモードチップを提供し、 新しい市場の発展を推進する包括的なBluetooth low energyソリューションです。

プロセッサを内蔵しているCSR μEnergyプラットフォームは、コンシューマ製品での使用を目的に設計され、外部プロセッサなしで顧客のアプリケーションの動作が可能です。本プラットフォームは、マウスやポインティングデバイスを駆動させる為の4つの直角位相デコーダを搭載、センサの直接測定用の3つのアナログ入力、外部センサやディスプレイ用のデジタルシリアルコネクタをサポートしています。

CSRのチップは、それぞれダイレクトにアンテナ接続を可能とし、3Vのコインセルまたは一組の単4電池へ直接に接続することができます。本チップは、LED制御や振動モータなどのアプリケーションでの可変電力制御向けに3つのパルス幅変調出力を備えています。本チップは、600nAまでの電流で最適化されたスリープモードで稼働し、リモートコントロールなどのアプリケーション用の外部入力信号に対応し、素早く起動します。両チップは、組み込みアプリでスリープ時5μA以下キーボードスキャンをサポートします。

CSRのμEnergyは、2つのパッケージオプションにて提供されます。CSR1000は、32ピン、5x5x0.6mmのQFNパッケージに格納されています。一方、CSR1001は、56ピン、8x8x0.9mmのQFNパッケージに格納されており、キーボードやリモートコントローラ製品または、家庭用情報端末などの多くのデジタル入力が必要で、より複雑な製品向けに追加ピンを提供します。

CSR1000とCSR1001は、Generic Access Profile (GAP)、L2CAP、Security Manager、 Attribute Protocol (ATT)およびGeneric Attribute Profile (GATT)を包括的にサポートするCSRの最近認定されたBluetooth v4.0ホストスタックを使用して、マスターとしても、またはスレーブとして使用可能となります。 これらのデバイスは、製品開発者が内蔵16ビット・マイクロプロセッサを使用して、チップ上で包括的なアプリケーションを動作できるようサポートします。

CSRのμEnergyチップサンプルは現在、主要顧客に対して提供されています。

CSRについて:
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi(IEEE802.11)、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。

主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ(PND)、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。

*本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。



【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com



《関連URL》
http://www.csr.com/pr.php
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