立体視向けコンテンツを容易に描画できるソフトウェア「マスコットカプセル イラプションST」を販売開始
株式会社エイチアイは、3D描画エンジン“マスコットカプセル”シリーズの立体視に対応した新製品「マスコットカプセル イラプションST」を販売開始したことを本日発表いたします。
株式会社エイチアイ (本社:東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO:川端一生、以下、エイチアイ)は、3D描画エンジン“マスコットカプセル(MascotCapsule(R))”シリーズの立体視に対応した新製品「マスコットカプセル イラプションST(MascotCapsule eruptionST)」(以下、イラプションST)を販売開始したことを本日発表いたします。
イラプションSTは、1組の3Dグラフィックスモデルデータから、立体視に必要な左目用、右目用画像を自動的にリアルタイム描画することが可能なソフトウェアです。
本製品を利用することで、複雑なプログラムを書くことなく左目用、右目用の立体視画像を同時にかつ自動的に描画することが可能になるため、アプリケーション開発者は、効率よく立体視コンテンツを開発できるようになります。
昨今、3D映画のヒットや立体視対応のテレビ、デジカメなどの発売により、さまざまなデジタル家電で立体視対応が進んでいます。そのため、立体視を表現するゲームやユーザーインターフェース(UI)などのコンピューターグラフィックス(CG)コンテンツの立体視対応は、ますますニーズが高まっています。
しかし、立体視対応CGコンテンツの開発は、従来のコンテンツ開発の作業に加えて、左目用、右目用それぞれの画像作成や、複雑な立体視パラメータの設定などの作業が必要になるため、立体視の専門的なノウハウが必要となり、開発工数が増大するなどの課題がありました。
そこでエイチアイは、立体視の専門知識や高度なノウハウがなくても、より自然でクオリティの高いCG立体視を容易に開発・実現可能なソフトウェア「イラプションST」を開発しました。
イラプションSTの特長は以下の通りです。
●より自然な立体感を実現
現実世界同様の違和感の無い立体視を実現するには、両目の視差(両目の間隔の違いによる、見え方の差異)や焦点距離などを適切に処理する必要があります。
イラプションSTは、視差や焦点距離などの立体視パラメータを適切に処理し、より自然な立体感を実現する画像を描画します。
●立体感の強弱を利用者が調整可能
利用者の好みで立体感の強弱を調整することが可能です。個々のアプリケーションごとに調整可能なほか、搭載機器側からの設定により、アプリケーションの外部から調整することもできます。
●高速描画でクオリティの高い立体視を実現
自社の3D描画エンジン“マスコットカプセル”をベースに、さらなる進化を遂げたイラプションSTは、組込み機器において複数のモデルデータを同時に表示しても高速で美しい3D描画が可能なため、クオリティの高い立体視を実現することができます。
●既存のコンテンツ資産を有効活用した開発が可能
マスコットカプセルシリーズを利用した過去のコンテンツの3Dデータを、イラプションST用コンテンツに転用できます。また、市販の3D制作ツールで作成した既存の3Dデータも容易に利用可能です。そのため、既存資産を最大限に有効活用し、コンテンツ開発工数を削減することができます。
エイチアイは今後も、得意とする3Dグラフィックスの技術力を活かし、立体視をはじめとする応用技術の研究を積極的に進めてまいります。
*MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。
*その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
【関連情報】
〇MascotCapsule eruptionST 製品情報
http://www.hicorp.co.jp/product/eruptionst.html
〇エイチアイの組込み機器向け3D描画エンジンMascotCapsuleが立体視に対応
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2010/press_100510.html
【エイチアイについて】
エイチアイは、組込み機器向けミドルウェア開発の分野で市場をリードする研究開発型企業です。
主力製品のリアルタイム3D描画エンジン“マスコットカプセル”は、国内携帯電話事業者5社をはじめ米国、韓国、中国など国内外のさまざまな携帯電話プラットフォームおよび大手携帯電話メーカーに採用され、その世界累計出荷台数は、2010年3月末時点で6億台を突破いたしました。
また、マスコットカプセルを利用し、コンシューマーゲームのクオリティに劣らない多様な3Dコンテンツや3Dを利用したユーザーインターフェースなども、既に広く提供されています。
詳細については、エイチアイのWebサイト(http://www.hicorp.co.jp)をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エイチアイ
広報担当:業務サポート部 広報・マーケティングチーム 増田 豊味
E-mail:press@hicorp.co.jp
〒153-0043 東京都目黒区東山1-4-4 目黒東山ビル5F
Tel:03- 3710-9376 Fax:03-5773-8660
《関連URL》
http://www.hicorp.co.jp
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2010/press_100510.html
http://www.hicorp.co.jp/product/eruptionst.html
イラプションSTは、1組の3Dグラフィックスモデルデータから、立体視に必要な左目用、右目用画像を自動的にリアルタイム描画することが可能なソフトウェアです。
本製品を利用することで、複雑なプログラムを書くことなく左目用、右目用の立体視画像を同時にかつ自動的に描画することが可能になるため、アプリケーション開発者は、効率よく立体視コンテンツを開発できるようになります。
昨今、3D映画のヒットや立体視対応のテレビ、デジカメなどの発売により、さまざまなデジタル家電で立体視対応が進んでいます。そのため、立体視を表現するゲームやユーザーインターフェース(UI)などのコンピューターグラフィックス(CG)コンテンツの立体視対応は、ますますニーズが高まっています。
しかし、立体視対応CGコンテンツの開発は、従来のコンテンツ開発の作業に加えて、左目用、右目用それぞれの画像作成や、複雑な立体視パラメータの設定などの作業が必要になるため、立体視の専門的なノウハウが必要となり、開発工数が増大するなどの課題がありました。
そこでエイチアイは、立体視の専門知識や高度なノウハウがなくても、より自然でクオリティの高いCG立体視を容易に開発・実現可能なソフトウェア「イラプションST」を開発しました。
イラプションSTの特長は以下の通りです。
●より自然な立体感を実現
現実世界同様の違和感の無い立体視を実現するには、両目の視差(両目の間隔の違いによる、見え方の差異)や焦点距離などを適切に処理する必要があります。
イラプションSTは、視差や焦点距離などの立体視パラメータを適切に処理し、より自然な立体感を実現する画像を描画します。
●立体感の強弱を利用者が調整可能
利用者の好みで立体感の強弱を調整することが可能です。個々のアプリケーションごとに調整可能なほか、搭載機器側からの設定により、アプリケーションの外部から調整することもできます。
●高速描画でクオリティの高い立体視を実現
自社の3D描画エンジン“マスコットカプセル”をベースに、さらなる進化を遂げたイラプションSTは、組込み機器において複数のモデルデータを同時に表示しても高速で美しい3D描画が可能なため、クオリティの高い立体視を実現することができます。
●既存のコンテンツ資産を有効活用した開発が可能
マスコットカプセルシリーズを利用した過去のコンテンツの3Dデータを、イラプションST用コンテンツに転用できます。また、市販の3D制作ツールで作成した既存の3Dデータも容易に利用可能です。そのため、既存資産を最大限に有効活用し、コンテンツ開発工数を削減することができます。
エイチアイは今後も、得意とする3Dグラフィックスの技術力を活かし、立体視をはじめとする応用技術の研究を積極的に進めてまいります。
*MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。
*その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
【関連情報】
〇MascotCapsule eruptionST 製品情報
http://www.hicorp.co.jp/product/eruptionst.html
〇エイチアイの組込み機器向け3D描画エンジンMascotCapsuleが立体視に対応
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2010/press_100510.html
【エイチアイについて】
エイチアイは、組込み機器向けミドルウェア開発の分野で市場をリードする研究開発型企業です。
主力製品のリアルタイム3D描画エンジン“マスコットカプセル”は、国内携帯電話事業者5社をはじめ米国、韓国、中国など国内外のさまざまな携帯電話プラットフォームおよび大手携帯電話メーカーに採用され、その世界累計出荷台数は、2010年3月末時点で6億台を突破いたしました。
また、マスコットカプセルを利用し、コンシューマーゲームのクオリティに劣らない多様な3Dコンテンツや3Dを利用したユーザーインターフェースなども、既に広く提供されています。
詳細については、エイチアイのWebサイト(http://www.hicorp.co.jp)をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エイチアイ
広報担当:業務サポート部 広報・マーケティングチーム 増田 豊味
E-mail:press@hicorp.co.jp
〒153-0043 東京都目黒区東山1-4-4 目黒東山ビル5F
Tel:03- 3710-9376 Fax:03-5773-8660
《関連URL》
http://www.hicorp.co.jp
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2010/press_100510.html
http://www.hicorp.co.jp/product/eruptionst.html