米国訴訟手続等の解決に関するお知らせ [株式会社TENGA]
弊社は2010年6月より米国法人Interactive Life Forms Inc(以下IFL) と、
ILFの米国特許権を弊社製品FLIP HOLEが侵害しているというILFの主張
をめぐり訴訟上の争いを続けて参りましたが、11月30日全ての手続が和解
により解決いたしましたので以下お知らせ致します。
ILFの米国特許権を弊社製品FLIP HOLEが侵害しているというILFの主張
をめぐり訴訟上の争いを続けて参りましたが、11月30日全ての手続が和解
により解決いたしましたので以下お知らせ致します。
「男性用生理用品」を製造する株式会社 TENGA(以下弊社)は、
米国テキサス州法人Interactive Life Forms Inc.(以下IFL) から、
ILFが保有する米国特許を弊社製品FLIP HOLE(以下FLIP HOLE)が
侵害していることを理由に2010年6月25日International Trade Commission
(米国における国際貿易委員会。以下ITC)に対するFLIP HOLEの米国への
輸入差止めを求める申立てを起こされておりました。
その後同年6月30日、ILFは、弊社製品の米国販売によるILF特許侵害にかかる
損害の賠償を求め、テキサス州西部地区連邦地裁に提訴されておりました。
それぞれ係争中でしたので、公表を差し控えさせて頂いておりましたが、
2010年11月30日、上記全ての手続が和解により解決いたしましたので、
以下、お知らせ致します。
記
1. 訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
弊社は2009年7月より米国へのFLIP HOLEの輸出・販売をしておりました。
2010年6月25日、上記のとおり、ILFは、FLIP HOLEがILF保有の米国特許を
侵害しているとし、米国内への輸出差止めを求めてITCに調査請求を申し
立て、また、時を同じくして特許侵害を理由とする損害賠償請求訴訟を
テキサス州西部地区連邦地裁に提起しました。
これに対し弊社は、FLIP HOLEはILF保有の米国特許を侵害していないとの
確信の下、数回にわたるILFからのロイヤリティ(損害賠償金)の支払いを
内容とする和解の提案にも応じることなく、ILFの請求は根拠を欠くもので
ある旨を一貫して主張しておりました。
このような弊社の徹底抗戦が功を奏し、前記申立から半年が経過した11月下
旬、ITCの担当職員より話合いによる解決の打診を受け、11月22日に当事者双
方の弁護士による電話での和解会議が実施されました。
その結果、概ね、以下の内容の話合いがなされ、諸条件を総合的に勘案した
結果、弊社としては、特段、不利益も無く、また、早期に解決し一刻でも早
く米国内販売業者様への販売を再開することが望ましいと考え、最終的に
和解による解決を選択することとしました。
2. 和解の内容(抜粋)
(1) 双方、相手方に対する責任追及を放棄する(弊社のILFに対する金銭の
支払はなし)。
(2) 和解成立日である2010年11月30日以降、弊社が米国へ輸出・販売する
FLIP HOLEは、全て接着剤を用いてゲルインサート部分を本体ケースに
付着したものとする。
*商品設計上ゲルインサート部分を本体ケースから外して使うものでは
ございませんので、和解に基づく上記処置が製品使用上問題となること
は一切ございません。
今回の件に伴いFLIP HOLEの取扱いを中止された販売業者様におかれましては
大変ご迷惑をお掛け致しました。今後は安心して販売して頂けることとなりまし
たので、再度のお取扱いをご検討頂ければ幸いです。
なお弊社は今後も商品企画力・開発力を武器に更なる発展を目指し、米国市場で
の展開を加速させていく所存であります。今後とも弊社ならびに弊社製品へのご
支援を頂ければ幸いでございます。
以上
■TENGAとは?
2005年7月7日に発売された、「TENGA」は、男なら誰もがするオナニーをより
快適で、より気持ちいいものにするために生まれた「男性用オナニーグッズ」
です。
それまでのアダルトグッズにはない、デザイン性と品質の高さから、
年間で100万個以上を売り上げる大ヒット商品となり、一躍話題となりました。
その結果、アダルトグッズショップに限らず、多くの量販店、雑貨店、
ドラッグストア、大手通販ショップ等でもお取り扱い頂いております。
現在では累積出荷数1,300万個を超え、また世界41カ国にその販売網を広げ、
国内外から高い評価を受けております。
またTENGAは「全ての人に性を楽しんでもらいたい」という願いから、
手が不自由な方や、握力がない方のためにTENGAカップの自助具を開発する
など、身体障害者の性についても取り組んでおります。
さらにTENGAは医療の現場でも「射精障害患者」の方々に対し、
リハビリツールとして使用されております。
TENGAは、今後とも「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」を
目標に、皆様にご満足頂ける製品展開とさまざまなコミュニケーション活動を
通して、皆様のご期待に応えていきます。
■本リリースに関するお問合わせ
株式会社 TENGA
担当:佐藤
TEL:03-6684-5811
E-mail:sato@tenga.co.jp
米国テキサス州法人Interactive Life Forms Inc.(以下IFL) から、
ILFが保有する米国特許を弊社製品FLIP HOLE(以下FLIP HOLE)が
侵害していることを理由に2010年6月25日International Trade Commission
(米国における国際貿易委員会。以下ITC)に対するFLIP HOLEの米国への
輸入差止めを求める申立てを起こされておりました。
その後同年6月30日、ILFは、弊社製品の米国販売によるILF特許侵害にかかる
損害の賠償を求め、テキサス州西部地区連邦地裁に提訴されておりました。
それぞれ係争中でしたので、公表を差し控えさせて頂いておりましたが、
2010年11月30日、上記全ての手続が和解により解決いたしましたので、
以下、お知らせ致します。
記
1. 訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
弊社は2009年7月より米国へのFLIP HOLEの輸出・販売をしておりました。
2010年6月25日、上記のとおり、ILFは、FLIP HOLEがILF保有の米国特許を
侵害しているとし、米国内への輸出差止めを求めてITCに調査請求を申し
立て、また、時を同じくして特許侵害を理由とする損害賠償請求訴訟を
テキサス州西部地区連邦地裁に提起しました。
これに対し弊社は、FLIP HOLEはILF保有の米国特許を侵害していないとの
確信の下、数回にわたるILFからのロイヤリティ(損害賠償金)の支払いを
内容とする和解の提案にも応じることなく、ILFの請求は根拠を欠くもので
ある旨を一貫して主張しておりました。
このような弊社の徹底抗戦が功を奏し、前記申立から半年が経過した11月下
旬、ITCの担当職員より話合いによる解決の打診を受け、11月22日に当事者双
方の弁護士による電話での和解会議が実施されました。
その結果、概ね、以下の内容の話合いがなされ、諸条件を総合的に勘案した
結果、弊社としては、特段、不利益も無く、また、早期に解決し一刻でも早
く米国内販売業者様への販売を再開することが望ましいと考え、最終的に
和解による解決を選択することとしました。
2. 和解の内容(抜粋)
(1) 双方、相手方に対する責任追及を放棄する(弊社のILFに対する金銭の
支払はなし)。
(2) 和解成立日である2010年11月30日以降、弊社が米国へ輸出・販売する
FLIP HOLEは、全て接着剤を用いてゲルインサート部分を本体ケースに
付着したものとする。
*商品設計上ゲルインサート部分を本体ケースから外して使うものでは
ございませんので、和解に基づく上記処置が製品使用上問題となること
は一切ございません。
今回の件に伴いFLIP HOLEの取扱いを中止された販売業者様におかれましては
大変ご迷惑をお掛け致しました。今後は安心して販売して頂けることとなりまし
たので、再度のお取扱いをご検討頂ければ幸いです。
なお弊社は今後も商品企画力・開発力を武器に更なる発展を目指し、米国市場で
の展開を加速させていく所存であります。今後とも弊社ならびに弊社製品へのご
支援を頂ければ幸いでございます。
以上
■TENGAとは?
2005年7月7日に発売された、「TENGA」は、男なら誰もがするオナニーをより
快適で、より気持ちいいものにするために生まれた「男性用オナニーグッズ」
です。
それまでのアダルトグッズにはない、デザイン性と品質の高さから、
年間で100万個以上を売り上げる大ヒット商品となり、一躍話題となりました。
その結果、アダルトグッズショップに限らず、多くの量販店、雑貨店、
ドラッグストア、大手通販ショップ等でもお取り扱い頂いております。
現在では累積出荷数1,300万個を超え、また世界41カ国にその販売網を広げ、
国内外から高い評価を受けております。
またTENGAは「全ての人に性を楽しんでもらいたい」という願いから、
手が不自由な方や、握力がない方のためにTENGAカップの自助具を開発する
など、身体障害者の性についても取り組んでおります。
さらにTENGAは医療の現場でも「射精障害患者」の方々に対し、
リハビリツールとして使用されております。
TENGAは、今後とも「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」を
目標に、皆様にご満足頂ける製品展開とさまざまなコミュニケーション活動を
通して、皆様のご期待に応えていきます。
■本リリースに関するお問合わせ
株式会社 TENGA
担当:佐藤
TEL:03-6684-5811
E-mail:sato@tenga.co.jp