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【新入社員に関するアンケート結果】2011年入社の草食系男子&雑食系女子には『社会人の基礎』を学ばせたい。

全国の従業員数・職員数500名以上の企業・団体等に勤める研修担当者計100名を対象に、2011年度新入社員のタイプと研修に関するアンケート調査を実施しました。
eラーニング戦略研究所は、全国の従業員数・職員数500名以上の企業・団体等に勤める研修担当者計100名を対象に、2011年度新入社員のタイプと研修に関するアンケート調査を実施しました。(有効回答数100)

その結果、 2011年度の新入社員のタイプについて男性は『草食系』、女性は『雑食系』がもっとも多いことがわかり、それぞれに新人研修で学ばせたい内容の傾向も明らかとなりました。

また、2011年度の研修期間について尋ねたところ、“研修すべき事項が増えている”ものの、現実的には“今年と同じ研修期間になる”と回答した人が7割を超える結果となりました。


【結果からみるポイント】

■2011年度新入社員に多いタイプは『草食系男子』&『雑食系女子』

2011年度の新入社員のタイプを尋ねたところ、男性は『草食系』がもっとも
多く46%、次に『肉食と草食の中間“雑食系”』39%となった。『肉食系』は
わずか7%に留まり、従来の体育会系に代表されるような、熱く積極的な若い
男性が減っている傾向が見られた。一方、女性は『肉食と草食の中間
“雑食系”』が最も多く46%、次いで『肉食系』27%と続き、男性とは対照的
に肉食化が進んでいる様子が見られた。


■覇気のないイマドキ草食系男子、
  学ばせたい研修内容1-3位は『社会人の基礎』『チームワーク』
 『コミュニケーション』

2011年度の新入社員に学ばせたい基礎研修の1位は、男女ともに『社会人の
基礎(立ち居振る舞い、礼儀等)』だった。2位以下は、男性は『チームワー
ク』『社外向けコミュニケーション』、女性は『ビジネスマナー』が2位で、
『チームワーク』『社外向けコミュ二ケーション』が同率3位となった。

とくに草食系の男性新入社員に対しては、『体育会系と違って打たれ弱く
上下関係に関しての基本ができていない』『最低限のマナーがイマイチで声も
小さい』 『おとなしい子が多いので他人との距離感の取り方を学ばせたい』と
その元気のなさやコミュニケーション力の弱さを不安視する声が多く、学生
気分を抜け出して社会人として活躍するための基礎やチームワーク、コミュニ
ケーションを学んでほしいとする意見が上がった。

一方、女性新入社員に対しては『肉食系の特徴として行動力がある反面、礼節
が欠けているケースが多々ある』 『自分自身の考えをしっかり持っているので、
会社の考えに合わせさせる必要がある』といった意見があり、男性に比べて
果敢に物事に挑む傾向を評価する反面、欠けている礼儀やチームワークなどを
しっかり学ばせたいという回答が見られた。


■研修内容が増加するも、時間・予算の関係で大多数が『研修期間は今年と同じ』

2011年度の新入社員に対する研修の期間については、7割が『今年と同じ』と回答。
その理由としては、『時間や会場の都合』『全体のスケジュールが決まっている』
とし、研修内容や時間を大きく増減できない事情が伺えた。一方で、『研修すべき
事項が増えている』『厳しい経済環境に対応するため、応用編の研修時間を
取りたい』といった理由から『今年より3日以上長くしたい』という意見も少なく
なかった。


■『研修にeラーニングを利用する/利用したい』が7割
  研修の効率化を図ることのできるeラーニングのメリットに期待感

eラーニングを利用した研修を実施する予定について尋ねたところ、『予定がある』
『予定はないが実施したい』が7割近くの票を集めた。

eラーニングで実施したい研修内容については、ビジネスマナーやコミュニケー
ションのほか、社会人としてもはや欠かすことのできないコンプライアンスや
セキュリティ教育、さらには、自社製品・社内業務知識や英会話など幅広い
回答が上げられた。


【まとめ】

2011年度の新入社員のタイプは、男性が『草食系』、女性が『肉食と草食の中間
“雑食系”』がもっとも多いことがわかりました。彼らに学ばせたい基礎
研修の1位は『社会人の基礎(立ち居振る舞い、礼儀等)』となり、とくに草食
系の男性新入社員に対しては、社会人として活躍するための基礎やチームワーク、
コミュニケーションを学んでほしいという意見が上げられました。

eラーニングを利用した研修を実施する予定について尋ねたところ、『予定がある』
『予定はないが実施したい』が7割近くとなり、eラーニングの特徴を、多くの
研修担当者が研修におけるメリットとして捉えていることが明らかになりました。

また、2011年度の研修期間について尋ねたところ、『研修すべき事項が増えている』
といった理由から今年よりも長く実施したいという意見が少なくないものの、現実
的には予算や時間の関係上、『今年と同じ研修期間になる』と回答した人が7割を
超える結果となりました。


依然として厳しい経済状況が続く中、ビジネスマナーやさまざまな業務知識、
企業コンプライアンスやセキュリティ知識など、社会人として求められる項目が
増える一方、研修にかける予算や時間、マンパワーが限られており、研修担当者
が苦心している様子が伺えます。今後は、多くの研修担当者が興味を持つ
『eラーニング』をうまく活用することで、より効率的・効果的な研修を行える
かどうかが大きなカギとなりそうです。


【アンケート調査概要】

調査期間 :2010年12月17日(金)-12月20日(月)
調査方法 :Webアンケート方式
調査対象 :全国の企業・団体等に勤める20歳以上の研修担当者100名
職業内訳 :会社員・団体職員(87%)、地方公務員(7%)、国家公務員(4%)、
        会社経営者・役員・団体役員(2%)
男女内訳 :男性(84%)、女性(16%)
年代別内訳:20-29歳(7%)、30-39歳(18%)、40-49歳(43%)、50-59歳(25%)、60-69歳(7%)


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■会社概要
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代表者:代表取締役社長 はが 弘明
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