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CSRのBlueSlim2、次世代BluetoothをPCに提供

PCのOEM企業によるBluetoothとBluetooth low energyの容易な統合を実現
CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は本日、最新のPC向け「Bluetooth(R) Module BlueSlim2」を発表しました。BlueSlim2は、ノートパソコン、ネットブック、タブレット向けのBluetoothモジュールリファレンスデザインに完全準拠しています。本製品は、OEM企業が、最新のBluetooth機能をPCモジュールデザインへ低コストで迅速かつ容易に統合できるよう支援します。

BlueSlim2は、Bluetooth v3.0 + High SpeedおよびBluetooth v4.0基準に完全な互換性を有しており、PC製品向けに高速データ転送およびBluetooth low energyを提供します。BlueSlim2をベースにした製品のエンドユーザは、Bluetooth low energy環境を最大限に活用することで、マウスやキーボードなどの周辺機器を接続し、Bluetooth low energyの優れた電力効率の恩恵を得ることができます。

CSR、オーディオ・コンシューマ・ビジネスユニット担当PC向け製品シニアマーケティングマネージャ、Eric Neilsonのコメント:
「当社は、Bluetooth low energyを搭載した周辺機器やセンサーデバイスが今年急速な成長を遂げると予測しています。そして、エンドユーザは自分のデバイスすべてを、相互接続できることを望んでいます。PCは、より大きな画面と柔軟なインターフェースを兼ね揃えることで、エキサイティングで意外な方法でBluetooth low energyデバイスとの相互接続を可能にする理想的な環境を提供し、真の『スマートホーム』の実現、またはインテリジェントなマルチリモートコントロールとして機能させることもできます。モジュールOEMは、この分野に進出するために迅速かつ容易な方法を必要としています。当社は、OEM企業がこの新興成長市場で競争力を強化できるよう支援します」

BlueSlim2は、検証、認証済の製品であり、メーカによりすぐに製品への組み込みが可能です。デバイスは、CSR Harmony、Motorola、Toshibaなどの主要のPC Bluetoothスタック、CSR Synergyスタックとの検証済みの相互接続性を提供します。BlueSlim2は、200カ国以上の認証要件を満たすよう設計されています。これにより、OEM企業は、認可手数料を支払う必要がなく、長期にわたる認証プロセスを省略化できるというメリットを享受できます。

BlueSlim2は、ほとんどのPCプラットフォームに対し主要の標準インターフェースであるUSBに対応しているため、さまざまなPCデバイスとの容易な接続を可能にします。BlueSlim2は、設置面積が6.5x30x1.95mmと極小サイズであるため、小型の筺体である昨今のノートパソコン、ネットブック、タブレットPCに理想的なモジュールです。

CSRは、OEM企業向けに「外部部品数の最小化」、「総部品(BOM)の低減」を実現しています。BlueSlim2は、+10dBmのTx出力、-93dBm Rx感度で、外部パワーアンプやTX/RXスイッチを必要することなくクラス1、クラス2、クラス3をサポートしています。

BlueSlim2は、先日発表されたCSR8000コネクティビティ・プラットフォームをベースにした新しいPC向けCSR8510を搭載しています。

BlueSlim2は現在、サンプル出荷されており、2011年第1四半期に量産予定となっております。

CSRについて:
CSRは、多機能コネクティビティとロケーション・プラットフォームを開発・提供するリーディング企業です。CSRのテクノロジ・ポートフォリオには、完全統合型ラジオ、ベースバンド、マイクロコントローラ・エレメントを含むシリコン・プラットフォームの開発を可能にする、Bluetooth、GPS、FM、Wi-Fi(IEEE802.11)、UWB、NFC、その他のコネクティビティ技術が含まれます。CSRのConnectivity Centreは、複合的なワイヤレス・コネクティビティと位置情報検出処理技術とを合理的に統合することで、主なモバイルデバイスにおけるユーザ体験を向上させるよう設計されています。CSRのロケーション・プラットフォームは、量産向けコンスーマ・モバイル・デバイスおよび汎用アプリケーション用のワイヤレス・コネクティビティおよびマルチメディア機能によって補完されています。

主要なコンスーマ製品開発企業は、携帯電話、カーナビ、テレマティクス・システム、ポータブルナビ(PND)、ワイヤレス・ヘッドセット、モバイル・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス、GPS対応リクリエーション・デバイス、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、その他の幅広い個人用・商用トラッキング・アプリケーションなど、幅広いコンスーマ・モバイル・デバイスにCSRの技術を採用しています。


【本件に関するお問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com
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