第2回アニメ人材育成シンポジウム『技術が拓くアニメの未来』のご案内
アニメを『科学』するシンポジウムを3月4日(金)東京大学にて開催!『イナズマイレブン』『仮面ライダー』の3D映画化に取り組んだ、2人のクリエイターによるトークセッションが実現。現状の制作課題とは?技術革新がもたらす未来のアニメーションとは?
第20回人工物工学コロキウム:東京大学人工物工学研究センター
日本動画協会・経済産業省主催 『平成22年度コンテンツ産業人材発掘・育成事業』シンポジウム
第2回アニメ人材育成シンポジウム『技術が拓くアニメの未来』
■実施内容
産業構造の変革によりサービス産業の重要性が高まるなか、特にアニメを中心とした日本のコンテンツ産業は単体としても価値を持つのみならず、インフラやITなど他の領域に対しても社会的価値創出の波及効果を与える重要な要素として認識されてきています。その重要性に反し、これまで工学的なアプローチによる分析はあまり行われてきていません。今回、人工物工学研究センター『コンテンツ産業人材発掘・育成事業』(経済産業省・日本動画協会)の一環で実施したアニメ産業の工程分析の結果を総括するとともに、今後の産学連携について議論いたします。
また、近年活況をむかえている3D(立体視)映像制作分野から、第一線のクリエイター2人を招聘し、トークセッションを実施します。技術革新によって拡がりを見せる表現手法について、現場の立場から議論し、未来のアニメ産業について展望します。
■概要
タイトル:第2回アニメ人材育成シンポジウム『技術が拓くアニメの未来』
主催: 一般社団法人日本動画協会・経済産業省・東京大学 人工物工学研究センター
日時: 2011年3月4日(金) 14:00−17:00(予定)
定員: 約200名(定員に到達次第締切)
会場: 東京大学弥生講堂一条ホール(http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html)
参加費:参加無料
■ プログラム
1. 主催者挨拶 東京大学/経済産業省
2. 講演『アニメ産業の過去と未来を概観する』
一般社団法人日本動画協会理事長、株式会社ぴえろ代表取締役社長 布川 郁司 氏
3. 『調査概要報告』 早稲田大学高等研究所准教授・東京大学人工物工学研究センター客員准教授 七丈 直弘 氏
4. 『調査活動報告−作画工程分析−』
東京大学 人工物工学研究センター サービス工学研究部門 教授 太田 順 氏
5. S3D技術に関するトークセッション
株式会社オー・エル・エム・デジタル プロデューサー 小林 雅士 氏
東映株式会社デジタルセンター ツークン研究所デジタルディレクター 小林 真吾 氏
司会:デジタルハリウッド大学大学院 特任教授 羽倉 弘之 氏
■登壇者プロフィール
一般社団法人日本動画協会理事長、株式会社ぴえろ代表取締役社長
布川 郁司
昭和22年2月11日、山形県酒田市に生まれる。
昭和42年、日本デザインスクール卒業後、アニメーターとしてアニメーション会社朋映プロ入社。その後、虫プロ、スタジオジャックなどを経て、竜の子プロダクションに入社。アニメーターから演出家となる。
約6年の竜の子時代を経て、昭和52年4月、スタジオぴえろを発足、『みつばちマーヤ』を手がけ、昭和54年5月7日には、株式会社スタジオぴえろ設立に至る。
最初の作品『ニルスの不思議な旅』から数えておよそTVシリーズ72作品以上、映画15タイトルを制作している。
平成14年5月の日本動画協会設立時に監事に就任し、以後も協会活動に深く関わる。平成15年に常務理事、平成19年には副理事長を歴任後、平成21年5月より理事長に就任、現在に至る。
早稲田大学高等研究所准教授・東京大学人工物工学研究センター客員准教授
七丈 直弘
1970年静岡生まれ。1994年東京大学理学部数学科卒業。博士(工学)。東京大学人工物工学研究センター研究員、東京大学大学院情報学環助手、同特任助教授を経て、2006年同助教授に就任。2010年より現職。専門は、数理的手法を用いた組織における知識生産のミクロ分析。また、コンテンツを知識産業として捉え、同産業の従事者における能力形成のモデル化・企業の戦略分析を行っている。
東京大学 人工物工学研究センター サービス工学研究部門 教授
太田 順
1989年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了。博士(工学)。新日本製鐵(株),東京大学工学系研究科助手,講師,助教授,准教授,教授を経て,2009年6月より東京大学人工物工学研究センター教授。この間96-97年Stanford大学Center for Design Research 客員研究員。人の解析と人へのサービス、マルチエージェントロボット、大規模生産/搬送システム設計と支援、移動知等の研究に従事。
デジタルディレクター
小林 真吾
1964 年東京生まれ 日本大学芸術学部美術学科在学中からイラストレーター。1985 年『スタジオガラパゴス』設立 以後、造形、デザイン、ディスプレイアート、映像企画、プロデュース、監督、VFX、CG など幅広い映像分野で活動。2010年4月東映デジタルセンター ZUKUN 研究所正式発足 デジタルディレクターとして現在に至る。
S3D作品としては東映の最初の作品である『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦い』からステレオグラファー(スーパーバイザー)として参加、『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』に参加したほか、現在は『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』他、本年の夏の戦隊&ライダーの映画を準備中。
(株)オー・エル・エム・デジタル プロデューサー
小林 雅士
1972年生まれ。東京都出身。CGデザイナーとして1998年にオー・エル・エム・デジタルに入社。その後、CGIディレクターを経て、CGIプロデューサーとして映画、TVシリーズ、ゲーム映像など、数々の作品を手掛ける。実写TVシリーズ『携帯捜査官7(PHONE BRAVER 7)』がSIGGRAPH Asia 2008 Computer Animation Festival(Special Program)にて入選。
最近の主な立体作品:
『立体映画 ポケットモンスター/ミュウを探せ!』(2005) CGIプロデューサー
『立体 劇場版イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来』(2010) CGIプロデューサー
『立体PV フル3DCG パックマン』(2010) プロデューサー
デジタルハリウッド大学大学院 特任教授
羽倉弘之
1946年 東京生まれ。1974年 コロンビア大学大学院(米国NYC)卒業:MBA(経営学修士)。帰国後、通産省外郭研究機関 研究員、米国系企業(光学系)を経て、1995年にデジタルアニメ用ソフト 開発会社、Webデザイン会社等の設立・経営と同時に東映アニメーション研究所の立ち上げの際にデジタルアニメ関連で全面協力。その他、大学や大学院などでCGやマルチメディア(IT関連も)の講師。その後東京工業大学大学院博士課程に入学(三次元映像の脳に与える影響を研究)。2005年に愛知万博で世界初世界最大の裸眼立体ディスプレイを開発・展示(日本科学未来館より受託事業)。2005年以降、東京大学大学院情報学環 特任研究員を経て、本年度(2010年度)より現職。本年度3Dチャンネル(株)を発足したほか、デジタルハリウッド大学院のメディアサイエンス研究所内に立体映像の研究を主とした研究室を設立。なお、1986年に、東京大学生産技術研究所の所長等と『三次元映像のフォーラム(3Dフォーラム)』を立ち上げ、以後主宰している。
専門は、三次元映像に関わる技術、アプリケーション、コンテンツなどの研究開発のほか、開発されたシステムやコンテンツの普及・啓蒙・教育・訓練・出版活動なども行っている。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本動画協会人材育成プロジェクト
シンポジウム実施事務局(株式会社シンク 内) 担当 蝦名/鈴木
メールアドレス bd_info@think.ne.jp
電話番号 03-5405-3771
FAX番号 03-5405-2230
《関連URL》
http://www.think.ne.jp/
http://www.think.ne.jp/METI_AJA_symposium2nd/
日本動画協会・経済産業省主催 『平成22年度コンテンツ産業人材発掘・育成事業』シンポジウム
第2回アニメ人材育成シンポジウム『技術が拓くアニメの未来』
■実施内容
産業構造の変革によりサービス産業の重要性が高まるなか、特にアニメを中心とした日本のコンテンツ産業は単体としても価値を持つのみならず、インフラやITなど他の領域に対しても社会的価値創出の波及効果を与える重要な要素として認識されてきています。その重要性に反し、これまで工学的なアプローチによる分析はあまり行われてきていません。今回、人工物工学研究センター『コンテンツ産業人材発掘・育成事業』(経済産業省・日本動画協会)の一環で実施したアニメ産業の工程分析の結果を総括するとともに、今後の産学連携について議論いたします。
また、近年活況をむかえている3D(立体視)映像制作分野から、第一線のクリエイター2人を招聘し、トークセッションを実施します。技術革新によって拡がりを見せる表現手法について、現場の立場から議論し、未来のアニメ産業について展望します。
■概要
タイトル:第2回アニメ人材育成シンポジウム『技術が拓くアニメの未来』
主催: 一般社団法人日本動画協会・経済産業省・東京大学 人工物工学研究センター
日時: 2011年3月4日(金) 14:00−17:00(予定)
定員: 約200名(定員に到達次第締切)
会場: 東京大学弥生講堂一条ホール(http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html)
参加費:参加無料
■ プログラム
1. 主催者挨拶 東京大学/経済産業省
2. 講演『アニメ産業の過去と未来を概観する』
一般社団法人日本動画協会理事長、株式会社ぴえろ代表取締役社長 布川 郁司 氏
3. 『調査概要報告』 早稲田大学高等研究所准教授・東京大学人工物工学研究センター客員准教授 七丈 直弘 氏
4. 『調査活動報告−作画工程分析−』
東京大学 人工物工学研究センター サービス工学研究部門 教授 太田 順 氏
5. S3D技術に関するトークセッション
株式会社オー・エル・エム・デジタル プロデューサー 小林 雅士 氏
東映株式会社デジタルセンター ツークン研究所デジタルディレクター 小林 真吾 氏
司会:デジタルハリウッド大学大学院 特任教授 羽倉 弘之 氏
■登壇者プロフィール
一般社団法人日本動画協会理事長、株式会社ぴえろ代表取締役社長
布川 郁司
昭和22年2月11日、山形県酒田市に生まれる。
昭和42年、日本デザインスクール卒業後、アニメーターとしてアニメーション会社朋映プロ入社。その後、虫プロ、スタジオジャックなどを経て、竜の子プロダクションに入社。アニメーターから演出家となる。
約6年の竜の子時代を経て、昭和52年4月、スタジオぴえろを発足、『みつばちマーヤ』を手がけ、昭和54年5月7日には、株式会社スタジオぴえろ設立に至る。
最初の作品『ニルスの不思議な旅』から数えておよそTVシリーズ72作品以上、映画15タイトルを制作している。
平成14年5月の日本動画協会設立時に監事に就任し、以後も協会活動に深く関わる。平成15年に常務理事、平成19年には副理事長を歴任後、平成21年5月より理事長に就任、現在に至る。
早稲田大学高等研究所准教授・東京大学人工物工学研究センター客員准教授
七丈 直弘
1970年静岡生まれ。1994年東京大学理学部数学科卒業。博士(工学)。東京大学人工物工学研究センター研究員、東京大学大学院情報学環助手、同特任助教授を経て、2006年同助教授に就任。2010年より現職。専門は、数理的手法を用いた組織における知識生産のミクロ分析。また、コンテンツを知識産業として捉え、同産業の従事者における能力形成のモデル化・企業の戦略分析を行っている。
東京大学 人工物工学研究センター サービス工学研究部門 教授
太田 順
1989年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了。博士(工学)。新日本製鐵(株),東京大学工学系研究科助手,講師,助教授,准教授,教授を経て,2009年6月より東京大学人工物工学研究センター教授。この間96-97年Stanford大学Center for Design Research 客員研究員。人の解析と人へのサービス、マルチエージェントロボット、大規模生産/搬送システム設計と支援、移動知等の研究に従事。
デジタルディレクター
小林 真吾
1964 年東京生まれ 日本大学芸術学部美術学科在学中からイラストレーター。1985 年『スタジオガラパゴス』設立 以後、造形、デザイン、ディスプレイアート、映像企画、プロデュース、監督、VFX、CG など幅広い映像分野で活動。2010年4月東映デジタルセンター ZUKUN 研究所正式発足 デジタルディレクターとして現在に至る。
S3D作品としては東映の最初の作品である『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦い』からステレオグラファー(スーパーバイザー)として参加、『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』に参加したほか、現在は『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』他、本年の夏の戦隊&ライダーの映画を準備中。
(株)オー・エル・エム・デジタル プロデューサー
小林 雅士
1972年生まれ。東京都出身。CGデザイナーとして1998年にオー・エル・エム・デジタルに入社。その後、CGIディレクターを経て、CGIプロデューサーとして映画、TVシリーズ、ゲーム映像など、数々の作品を手掛ける。実写TVシリーズ『携帯捜査官7(PHONE BRAVER 7)』がSIGGRAPH Asia 2008 Computer Animation Festival(Special Program)にて入選。
最近の主な立体作品:
『立体映画 ポケットモンスター/ミュウを探せ!』(2005) CGIプロデューサー
『立体 劇場版イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来』(2010) CGIプロデューサー
『立体PV フル3DCG パックマン』(2010) プロデューサー
デジタルハリウッド大学大学院 特任教授
羽倉弘之
1946年 東京生まれ。1974年 コロンビア大学大学院(米国NYC)卒業:MBA(経営学修士)。帰国後、通産省外郭研究機関 研究員、米国系企業(光学系)を経て、1995年にデジタルアニメ用ソフト 開発会社、Webデザイン会社等の設立・経営と同時に東映アニメーション研究所の立ち上げの際にデジタルアニメ関連で全面協力。その他、大学や大学院などでCGやマルチメディア(IT関連も)の講師。その後東京工業大学大学院博士課程に入学(三次元映像の脳に与える影響を研究)。2005年に愛知万博で世界初世界最大の裸眼立体ディスプレイを開発・展示(日本科学未来館より受託事業)。2005年以降、東京大学大学院情報学環 特任研究員を経て、本年度(2010年度)より現職。本年度3Dチャンネル(株)を発足したほか、デジタルハリウッド大学院のメディアサイエンス研究所内に立体映像の研究を主とした研究室を設立。なお、1986年に、東京大学生産技術研究所の所長等と『三次元映像のフォーラム(3Dフォーラム)』を立ち上げ、以後主宰している。
専門は、三次元映像に関わる技術、アプリケーション、コンテンツなどの研究開発のほか、開発されたシステムやコンテンツの普及・啓蒙・教育・訓練・出版活動なども行っている。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本動画協会人材育成プロジェクト
シンポジウム実施事務局(株式会社シンク 内) 担当 蝦名/鈴木
メールアドレス bd_info@think.ne.jp
電話番号 03-5405-3771
FAX番号 03-5405-2230
《関連URL》
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