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震災復興支援として、ARによる遠隔コミュニケーションツールSmart Guidewareを無償提供

− Andoroidに対応し、クラウド環境で稼働、本日より申し込み開始 −
 プロフェッショナル・エンジニアリング・デザイン・ファームを標榜する株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術による遠隔コミュニケーションツールのRemote Guideware(リモート・ガイドウエア)の簡易版で、クラウド環境で稼働するSmart Guideware(スマート・ガイドウェア)を、東日本大震災の復興支援として無償で提供することにしました。

 構造計画研究所ではこれまで、建物やエレベーター、遊興施設、設備プラント機器などの点検業務など専門家や資格保有者が現地に行かないと解決しなかった問題に対し、Remote Guidewareを使った解決を提案してきましたが、この度の東日本大震災において、多くの建物や工場プラント施設が点検を必要とすることから、専門家が現地に赴かずにオフィスに居たままで精度の高い点検が行えるように、Remote Guidewareの機能限定版Smart Guidewareを、震災復興のために無償提供することにしました。

 Smart Guidewareは、インターネットやWiFi、WiMax、3G回線(HSDPA / HSUPA)等の無線ネットワーク環境の上で、現場の映像や音を、文書やスケッチ画などと重ね合わせるAR技術を利用して、専門家のいない遠隔地でもリアルタイムの点検・確認作業を可能にしています。
 今回の無償提供版では、従来のパソコンでの使用も可能ですが、スマートフォンやタブレットPCなどAndoroid2.2以上のOSを使用した全ての端末で使用可能になりました。

 東日本大震災直後は、多くの地域において電話回線が使えなくなりましたが、パソコンや携帯端末のデータ通信は使える状態にありました。そのため、構造計画研究所では震災後の復興作業だけでなく、災害時のコミュニケーション手段としても、本ツールが有効であると考えます。
 震災地に点検が必要な多くの建物や工場を持つ公共機関や企業の皆様が、遠隔コミュニケーションツールSmart Guidewareを使って、一刻も早い震災復興を実現できる事を心よりお祈り申し上げます。

 なお、Smart Guidewareのフル機能版のRemote Guidewareの具体的な使用例、操作方法を実際にパソコンを使って確認できるハンズオンセミナー(参加費無料)を大阪、名古屋、東京で開催しますので、是非ご参加ください。

■ Smart Guideware(Remote Guideware) の特長と主な機能
・画像を使ったコミュニケーション機能
 静止画や動画をスマートフォンやPCを使ってリアルタイムに送受信可能です。現時点では、3G回線(HSDPA / HSUPA)環境の元で、このような情報の送受信が可能な数少ない製品の一つです。
・デジタル情報表示機能
 受送信する静止画、動画に重ねて、文書や図面などを表示したり、付箋、文字、図形を描画して、双方の意思確認をする事ができます。
・メッセージ伝達機能
 簡易なメッセージのやりとりを行うことができます。災害時にトラフィックが大量に発生した場合でも、緊急時の連絡手段として活用できます。
・デジタル情報の取り出しと保存機能
 端末を通して行った全てのコミュニケーションを記録することができます。ただし、本機能が使えるのはRemote Guidewareだけで、Smart Guidewareでは本機能は使えませんのでご了承ください。

■ 無償利用の申し込み方法
・無償利用のお申し込みを本日より受付します。第1回目の無償利用は先着1000名様限定とさせていただきますのでご了承ください。
・利用申し込みはこちらから。 http://www.kke.co.jp/guideware/ 

■ セミナー
・Smart Guidewareのフル機能版Remote Guidewareのハンズオンセミナー(参加費無料)を行います。
・詳細と参加申し込みはこちらから。 https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/345 

■ 参考
 利用イメージ http://www.kke.co.jp/news/material/110411_01.jpg 
 画面表示例(PC版) http://www.kke.co.jp/news/material/110411_02.jpg

■ 構造計画研究所について
 1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。構造計画研究所の詳細情報はwebサイト http://www.kke.co.jp/ をご覧ください。

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。


■ 本件に関するお問い合わせ先
・Smart Guidewareに関する技術内容、営業窓口
 株式会社構造計画研究所 デザイン工学部 高幣(たかしで)玲児、高平俊一
 TEL:03-5342-1132 e-mail: rem-gw-support@kke.co.jp
・報道メディア関係窓口
 株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
 TEL:03-5342-1141 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp


《関連URL》
http://www.kke.co.jp
http://www.kke.co.jp/guideware/
http://www.kke.co.jp/news/material/110411_01.jpg
http://www.kke.co.jp/news/material/110411_02.jpg
https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/345
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