「ちょっと人のために」〜女性たちに根付いた助け合いの精神〜
メディアネットは震災後に「人のために何かがしたい」という女性たちの声をうけ、実際には具体的にどのようなことをしていきたいのかを調査した。
http://www.media-net.jp/happina/open_new.html
http://www.media-net.jp/happina/open_new.html
今回のテーマは「ちょっと人のために」です。未曾有の震災から2ヶ月が経ち、日本全体に「何か人のためになることをしたい」という機運が高まっているようです。前回の調査でも被災地のために何か行動を起こしたいという意見が多く寄せられました。そこで今回は、震災で被害に遭われた方のためだけでなく、困っている人のため、よりよい暮らしのために、ほんの些細なことでも構わないので、具体的にどのようなことをしていきたいのかを女性たちに聞いてみました。
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■調査結果〜 半数以上の女性が手軽なクリック募金を支持
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ちょっと人のためにしてみたいことは何ですか?(回答726人)
A) クリックや検索で無料で募金ができるネットサービス 54.4%
B) 街頭や振込・引落による寄付 9.9%
C) 衣服や学習教材など物品の寄付 10.1%
D) ボランティア活動への参加 7.6%
E) チャリティ商品の購入(売上の一部を寄付など) 12.0%
F) その他 3.0%
G) 行動したいとは思わない 3.0%
ちょっと人のためにしてみたいことは、「クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス」が54.4%と最も多く、次いで「チャリティ商品の購入」が 12.0%、「衣服や学習教材など物品の寄付」- 10.1%、「街頭や振込・引落による寄付」- 9.9%、「ボランティア活動への参加」- 7.6%、「その他」- 3.0%、「行動したいとは思わない」- 3.0%という結果となった。
ほぼ全ての女性が人のために何かをしたいという思いを持ち、そのうちの半数以上が「クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス」をしていきたいと答えた。人のためになっていると思うサイトでも、「ECナビ」を筆頭に「クリックで救える命がある。(dff.jp)」「サンシャイン牧場(mixiアプリ)」「イーココロ!」などのクリック募金や検索募金をあげた人が多く、自宅で手軽に参加できるこれらのサービスは負担を感じることなく日常的に続けていくことができて最適と考えているようだ。「チャリティ商品の購入」をはじめその他の選択肢には大差はなかったが、「衣服や学習教材など物品の寄付」では中古や規定外では受け取ってもらえなくてがっかりした、「街頭や振込・引落による寄付」では本当に被災者の方のために使われるのか不安だ、と訴える声が少なくなかった。
寄せられたコメントの中には、「気負わない、無理をしない、おすそ分けの気持ち」や「長期的に、繰り返し、長い目で」といったキーワードが目立ち、少しずつでも長く続けていきたいという考えを持っている女性がとても多かった。何か特別なことを短期的にするのではなく、普段の生活の中で気軽にちょっとできることをずっと継続していけられるサービスやしくみが求められているようだ。
--- クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス【35歳・専業主婦】---
◆ためになるサイトやサービス: ECナビの検索募金
◆今回の震災の前と後では、思うことがだいぶ変化した。胸が張り裂けそうとは、正にこうゆう事だと実感した。実際被害に遭われた方の気持ちは想像を絶する。直接、人のためになる事はできなくても、募金や毎日自分が少しでもできる事などで、なんらかのカタチで誰かの役に立つなら協力したい。クリックで募金できるサイトや、チャリティー商品を購入することによって、経済もまわり継続した支援ができるのではないかと思う。
--- 街頭や振込・引落による寄付【46歳・パート・アルバイト・フリーター】---
◆TVで震災関連のニュースなどを見ていると、大変そうだなあ、可哀相だなあ、自分は幸せだなあ、何か自分にもできないかなあ、と思うのですが、実際の行動にはなかなか至りません。ボランティアでレッスンバッグを縫って子ども達に送るというのがあって、被災地には行けないけどこれならできそうと思ったら、あっという間に必要枚数が集まったとかで、断念。。今は街頭で募金活動をしている方にお金をお渡ししたり、風評被害の野菜や寄付のついた商品を買ったりするくらいです。
--- 衣服や学習教材など物品の寄付【42歳・会社員】---
◆ためになるサイトやサービス: 赤十字
◆着られなくなった子供服、状態がいいし思い入れもあるのでずっと保管していましたが、先日避難所にいる知人からの要望で仲間に声をかけて集めて送りました。募金等はもちろんですが、今回は「何か必要か、サイズは、枚数は」と確認をとりながら集めたので無駄のない援助が出来たように思い、また出来ることがあればと思います。
--- ボランティア活動への参加【26歳・パート・アルバイト・フリーター】---
◆ためになるサイトやサービス: mixiアプリのクリック募金
◆「情けは人のためならず」という言葉が好きで、「人のため」と思って行動することでも回りまわって自分のためになっていると思います。人のためにしたって思うことで、自己満足かもしれないですが自分も相手もハッピーになったらこんなに嬉しいことはないと思います。街のごみ拾いとか、地域の方々と触れ合える機会が持てるようなことをしてみたいです。
--- チャリティ商品の購入(売上の一部を寄付など)【29歳・派遣・契約社員】---
◆ためになるサイトやサービス: 売り上げの一部を寄付してくれている全企業
◆自分が興味のない商品を購入することは、たとえ人のためになるとわかってはいても長い期間で考えると難しいことかと思います。ですが、普段、購入しているものの一部が寄付されることになる、という取り組みをしている企業は素晴らしいと思います。こちら側もいつも通りに購入でき、それが結果として誰かの役に立つのですから。これなら、長期間でも続けていけることだと思います。残念ながら、日本人は少々飽きっぽく感じます。もちろん、全員ではありません。最初だけ…というのが一番怖いことだと思いますので、この取り組みはずっと続けてもらえたら、と切に願っています。
◇詳しくはこちらで
http://www.media-net.jp/happina/open_new.html
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■調査概要
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調査方法/レディネット・ハピーナ全会員へのWeb調査(有志のみ回答)
調査実施日/2011年4月26日〜5月2日
有効回収サンプル/726人
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■メディアネット
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1997年日本初の女性専門のWEBリサーチ会社として設立。主婦層を中心としたインターネット女性ユーザを「レディネット・モニター」として会員化、アンケート調査、商品試用モニター調査、web掲示板による定性調査などを多く手がける。2009年WEBリサーチとサイト運営の経験を活かし「レディネット・ハピーナ」に全面リニューアル
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディアネット
担当:林 tel:048-851-1233
問合せURL https://www.media-net.jp/about/contact/
〒338-0001 さいたま市中央区上落合2-3-2 mio新都心
【関連URL】
http://www.media-net.jp/
http://happina.jp/
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■調査結果〜 半数以上の女性が手軽なクリック募金を支持
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ちょっと人のためにしてみたいことは何ですか?(回答726人)
A) クリックや検索で無料で募金ができるネットサービス 54.4%
B) 街頭や振込・引落による寄付 9.9%
C) 衣服や学習教材など物品の寄付 10.1%
D) ボランティア活動への参加 7.6%
E) チャリティ商品の購入(売上の一部を寄付など) 12.0%
F) その他 3.0%
G) 行動したいとは思わない 3.0%
ちょっと人のためにしてみたいことは、「クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス」が54.4%と最も多く、次いで「チャリティ商品の購入」が 12.0%、「衣服や学習教材など物品の寄付」- 10.1%、「街頭や振込・引落による寄付」- 9.9%、「ボランティア活動への参加」- 7.6%、「その他」- 3.0%、「行動したいとは思わない」- 3.0%という結果となった。
ほぼ全ての女性が人のために何かをしたいという思いを持ち、そのうちの半数以上が「クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス」をしていきたいと答えた。人のためになっていると思うサイトでも、「ECナビ」を筆頭に「クリックで救える命がある。(dff.jp)」「サンシャイン牧場(mixiアプリ)」「イーココロ!」などのクリック募金や検索募金をあげた人が多く、自宅で手軽に参加できるこれらのサービスは負担を感じることなく日常的に続けていくことができて最適と考えているようだ。「チャリティ商品の購入」をはじめその他の選択肢には大差はなかったが、「衣服や学習教材など物品の寄付」では中古や規定外では受け取ってもらえなくてがっかりした、「街頭や振込・引落による寄付」では本当に被災者の方のために使われるのか不安だ、と訴える声が少なくなかった。
寄せられたコメントの中には、「気負わない、無理をしない、おすそ分けの気持ち」や「長期的に、繰り返し、長い目で」といったキーワードが目立ち、少しずつでも長く続けていきたいという考えを持っている女性がとても多かった。何か特別なことを短期的にするのではなく、普段の生活の中で気軽にちょっとできることをずっと継続していけられるサービスやしくみが求められているようだ。
--- クリックや検索をすると無料で募金ができるネットサービス【35歳・専業主婦】---
◆ためになるサイトやサービス: ECナビの検索募金
◆今回の震災の前と後では、思うことがだいぶ変化した。胸が張り裂けそうとは、正にこうゆう事だと実感した。実際被害に遭われた方の気持ちは想像を絶する。直接、人のためになる事はできなくても、募金や毎日自分が少しでもできる事などで、なんらかのカタチで誰かの役に立つなら協力したい。クリックで募金できるサイトや、チャリティー商品を購入することによって、経済もまわり継続した支援ができるのではないかと思う。
--- 街頭や振込・引落による寄付【46歳・パート・アルバイト・フリーター】---
◆TVで震災関連のニュースなどを見ていると、大変そうだなあ、可哀相だなあ、自分は幸せだなあ、何か自分にもできないかなあ、と思うのですが、実際の行動にはなかなか至りません。ボランティアでレッスンバッグを縫って子ども達に送るというのがあって、被災地には行けないけどこれならできそうと思ったら、あっという間に必要枚数が集まったとかで、断念。。今は街頭で募金活動をしている方にお金をお渡ししたり、風評被害の野菜や寄付のついた商品を買ったりするくらいです。
--- 衣服や学習教材など物品の寄付【42歳・会社員】---
◆ためになるサイトやサービス: 赤十字
◆着られなくなった子供服、状態がいいし思い入れもあるのでずっと保管していましたが、先日避難所にいる知人からの要望で仲間に声をかけて集めて送りました。募金等はもちろんですが、今回は「何か必要か、サイズは、枚数は」と確認をとりながら集めたので無駄のない援助が出来たように思い、また出来ることがあればと思います。
--- ボランティア活動への参加【26歳・パート・アルバイト・フリーター】---
◆ためになるサイトやサービス: mixiアプリのクリック募金
◆「情けは人のためならず」という言葉が好きで、「人のため」と思って行動することでも回りまわって自分のためになっていると思います。人のためにしたって思うことで、自己満足かもしれないですが自分も相手もハッピーになったらこんなに嬉しいことはないと思います。街のごみ拾いとか、地域の方々と触れ合える機会が持てるようなことをしてみたいです。
--- チャリティ商品の購入(売上の一部を寄付など)【29歳・派遣・契約社員】---
◆ためになるサイトやサービス: 売り上げの一部を寄付してくれている全企業
◆自分が興味のない商品を購入することは、たとえ人のためになるとわかってはいても長い期間で考えると難しいことかと思います。ですが、普段、購入しているものの一部が寄付されることになる、という取り組みをしている企業は素晴らしいと思います。こちら側もいつも通りに購入でき、それが結果として誰かの役に立つのですから。これなら、長期間でも続けていけることだと思います。残念ながら、日本人は少々飽きっぽく感じます。もちろん、全員ではありません。最初だけ…というのが一番怖いことだと思いますので、この取り組みはずっと続けてもらえたら、と切に願っています。
◇詳しくはこちらで
http://www.media-net.jp/happina/open_new.html
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■調査概要
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調査方法/レディネット・ハピーナ全会員へのWeb調査(有志のみ回答)
調査実施日/2011年4月26日〜5月2日
有効回収サンプル/726人
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■メディアネット
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1997年日本初の女性専門のWEBリサーチ会社として設立。主婦層を中心としたインターネット女性ユーザを「レディネット・モニター」として会員化、アンケート調査、商品試用モニター調査、web掲示板による定性調査などを多く手がける。2009年WEBリサーチとサイト運営の経験を活かし「レディネット・ハピーナ」に全面リニューアル
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディアネット
担当:林 tel:048-851-1233
問合せURL https://www.media-net.jp/about/contact/
〒338-0001 さいたま市中央区上落合2-3-2 mio新都心
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