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偽のセキュリティ警告を出すウイルス削除ツールを無償提供開始〜G Data

G Dataは、偽のセキュリティ警告を出すウイルスを検知し削除する無償ツール「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」を本日より配布開始します。
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、日本支社長:Jag 山本)は、偽のセキュリティ警告を出すウイルスを検知し削除する無償ツール「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」を本日より配布開始します。


通称「偽セキュリティソフト(FakeAV)」は、パソコン上で「セキュリティソフト」によるウイルススキャンや検知の挙動を表示させてユーザーを脅かし、実際には何も検知していないにもかかわらず、除去するために「正規版」を買わせようと(もしくはオンラインバンキングのIDやパスワードを盗み出そうと)するものです。ユーザーに心理的動揺を与えて犯罪を遂行するので、「スケアウェア」に分類されています。

このスケアウェアは、ここ数年増加を続けており、世界各国で被害が広がっています。特に、昨年より今年に至る15ヶ月のあいだに、この手のスケアウェアの出現数は、1.35倍になっています。今後も増加する可能性もあり、また、除去しにくい性質をもっているため、G Dataでは、このウイルスに感染してしまった際の削除ツールを、無償で提供することにしました。

今回のバージョンでは、「セキュリティソフト」のなかでも、もっとも現在活発な動きをみせている「システムツール」タイプを検知し削除します。

 ダウンロード先:https://www.gdata.de/?eID=PushFile&dl=1a60458cc9%3AAFIIDQM%3D


開発者からのコメント
「スケアウェアの開発は、高収益事業になっています。ネット犯罪者たちにとって、偽ウイルス対策プログラムは、二重に利益があります。まず、役に立たないツールの「製品版」をユーザーに売りつけます。さらに、クレジットカードの情報を獲得します。また、さらに悪いことに、このスケアウェアは被害者のパソコンに追加でマルウェアを侵入させることができます。そうなると、ボット化することも、メールアドレスにある情報を盗み出すことも可能になります。つまり、ネット犯罪コミュニティにとって、手軽に利益を生み、しかも、それだけでなく多様な使い道があるため、かなりもてはやされているのです。今回G Dataが無償で提供するツールは、「偽システムツール」のタイプのスケアウェアを発見し、除去します。たとえば、12か月前より広く被害をもたらしている「WinHDD」などが該当します。」(ラルフ・ベンツミュラー、G Dataセキュリティラボ所長)


「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」のインストール方法

このスケアウェアのプログラムをシステムから除去するのは、かなり困難を要します。「システムツール」を偽装したスケアウェアは、手動で除去しにくくなっています。そこでこの外部ツール「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」を用いることによって可能にします。インストールは、4段階の手順で簡単に終了します。なお、Windows XP、Windows Vista、Windows 7で動作します。

*インストール手順

(1)「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」をドイツのG Dataサイトからダウンロードします。 https://www.gdata.de/?eID=PushFile&dl=1a60458cc9%3AAFIIDQM%3D
「svchost.exe を開く」というメッセージが表示されますので、「ファイルを保存」を選択してください。

*すでに感染してしまっている場合、上記のサイトから他のパソコンでダウンロードを行い、セットアップファイルをUSBメモリやSDカードなどで移動します。

(2)セットアップファイルを実行します。「svchost.exe」をクリックすると、「このファイルを実行しますか?」というメッセージが現れます。発行元が「G DATA Software AG」となっていることを確認したうえで、「実行」をクリックします。

(3)「G Data 偽セキュリティソフトクリーナー」のメッセージが現れます。他のプログラムが起動していないことを確認して「はい」をクリックします。

(4)あなたのパソコンに「偽セキュリティソフト」が入っていなければ、「除去ができません」というメッセージが現れます。感染している場合には、メッセージの指示にしたがってください。


「偽セキュリティソフト」感染を避けるためのTIPS

(1)あなたのパソコンとそのデータを守るためには、狭い意味での「ウイルス対策ソフト」ではなく、スパムメール対策やフィッシング対策、不正アクセス対策などを網羅した「インターネットセキュリティ製品」の利用をお勧めします。さらに、単にインストールして「それでおしまい」ではなく、常に定義ファイルなどの更新や定期的なハードディスクのフルスキャンを心がけてください。

(2)インターネット上でソフトウェアをダウンロードする際には、信頼のおけるサイトに限定して行いましょう。

(3)OSもブラウザも、アップデートを怠らず、常に最新の状態にしてください。

(4)惰性で次々とリンクURLをクリックせずに、1秒ほど考えたうえで、慎重に行いましょう。

(5)「ウイルスを検知しました」「システム障害」などのポップアップメッセージが出た場合、あわてずに対処しましょう。特に、メッセージ文の文字や文法などがおかしい場合、ネットで調べるなどして、本当に自分の使用しているセキュリティソフトやシステムツールが表示させているのかどうか、確認しましょう。



ジーデータソフトウェアとは
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。 EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。その結果G Dataのセキュリティ製品群は、マルウェアやフィッシング詐欺サイトを常に高検出することに定評があり、過去5年間にわたって、第三者機関・雑誌における受賞獲得数は他社の追随を許しません。

*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関する問合せ先】 
G Data Software株式会社 
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人 
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com 
URL: http://www.gdata.co.jp/










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