STRグローバル アジア・パシフィック 2011年5月期 ホテルパフォーマンス調査を発表
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年5月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
STRグローバル アジア・パシフィック 2011年5月期
ホテルパフォーマンス調査を発表
2011年6月24日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年5月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
5月期のアジア・パシフィックの稼働率は64.0%(-0.2%)、ADRはUS$138.54(+13.5%)、RevPARはUS$88.72(+13.3%)であった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックは過去5ヶ月間に供給が需要を上回る傾向にあり、数字を見ると供給量が2.6%増加に対し需要量が2%増加しております。」とSTRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は分析している。「従ってアジア・パシフィック全体の稼働率は今年に入り-0.6%と僅かに減少しています。中央・南アジア、東南アジアおよびオセアニアの稼働率は引き続き上昇を続けています。」
「バンコクは昨年の反政府デモの反動で驚異的な回復をしています。上海は昨年の万博の影響で5月のパフォーマンスを落としています。東京は3月に発生した東日本大震災の影響により依然と停滞しています。」
2011年5月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのはバンコク(タイ)117.0%(+57.8%)、2番目がプーケット(タイ)で51.5% (+26.2%)であった。
-東京(日本)の稼働率は59.5%(-22.7%)で最大の下げ幅を記録した。2番目は上海(中国)58.5%(-21.8%)であった。
-最もADRが上昇したのは香港(中国)で、ADRはHKD1818.80(+28.7%)であった。2番目はバンコク(タイ)でTHB2908.14 (+15.2%)であった。
-東京はADRとRevPARで最大の下げ幅で、ADR 13180.80円(-13.5%)、RevPAR 7847.23円 (-33.1%)であった。
-最もRevPARが上昇したのはバンコク(タイ)で、RevPARはTHB1679.61(+150.0%)であった。2番目は香港(中国)でHKD1456.23 (+31.1%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 63.7%(-14.2%)、ADR 11364.48 円(-7.2%)、RevPAR 7243.28円(-20.4%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率69.8% (+2.9%) ADR AUD167.08(+5.5%)RevPAR AUD116.64(+8.6%)
中国:
稼働率62.1% (-1.6%) ADR CNY770.51 (+2.0%) RevPAR CNY478.25 (+0.4%)
インド:
稼働率57.9% (+4.3%) ADR INR5993.05 (-1.2%) RevPAR INR3468.46 (+3.1%)
日本:
稼働率63.7% (-14.2%) ADR JPY11364.48 (-7.2%) RevPAR JPY7243.28 (-20.4%)
シンガポール:
稼働率82.3% (-1.6%) ADR SGD289.35 (+13.4%) RevPAR SGD238.17 (+11.6%)
※昨年比変化率は2011年5月期と2010年5月期を比較した変化率。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。2010年8月に日本専属担当者を配置し、日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上
ホテルパフォーマンス調査を発表
2011年6月24日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年5月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
5月期のアジア・パシフィックの稼働率は64.0%(-0.2%)、ADRはUS$138.54(+13.5%)、RevPARはUS$88.72(+13.3%)であった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックは過去5ヶ月間に供給が需要を上回る傾向にあり、数字を見ると供給量が2.6%増加に対し需要量が2%増加しております。」とSTRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は分析している。「従ってアジア・パシフィック全体の稼働率は今年に入り-0.6%と僅かに減少しています。中央・南アジア、東南アジアおよびオセアニアの稼働率は引き続き上昇を続けています。」
「バンコクは昨年の反政府デモの反動で驚異的な回復をしています。上海は昨年の万博の影響で5月のパフォーマンスを落としています。東京は3月に発生した東日本大震災の影響により依然と停滞しています。」
2011年5月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのはバンコク(タイ)117.0%(+57.8%)、2番目がプーケット(タイ)で51.5% (+26.2%)であった。
-東京(日本)の稼働率は59.5%(-22.7%)で最大の下げ幅を記録した。2番目は上海(中国)58.5%(-21.8%)であった。
-最もADRが上昇したのは香港(中国)で、ADRはHKD1818.80(+28.7%)であった。2番目はバンコク(タイ)でTHB2908.14 (+15.2%)であった。
-東京はADRとRevPARで最大の下げ幅で、ADR 13180.80円(-13.5%)、RevPAR 7847.23円 (-33.1%)であった。
-最もRevPARが上昇したのはバンコク(タイ)で、RevPARはTHB1679.61(+150.0%)であった。2番目は香港(中国)でHKD1456.23 (+31.1%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 63.7%(-14.2%)、ADR 11364.48 円(-7.2%)、RevPAR 7243.28円(-20.4%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率69.8% (+2.9%) ADR AUD167.08(+5.5%)RevPAR AUD116.64(+8.6%)
中国:
稼働率62.1% (-1.6%) ADR CNY770.51 (+2.0%) RevPAR CNY478.25 (+0.4%)
インド:
稼働率57.9% (+4.3%) ADR INR5993.05 (-1.2%) RevPAR INR3468.46 (+3.1%)
日本:
稼働率63.7% (-14.2%) ADR JPY11364.48 (-7.2%) RevPAR JPY7243.28 (-20.4%)
シンガポール:
稼働率82.3% (-1.6%) ADR SGD289.35 (+13.4%) RevPAR SGD238.17 (+11.6%)
※昨年比変化率は2011年5月期と2010年5月期を比較した変化率。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。2010年8月に日本専属担当者を配置し、日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上