セキュリティソフトにおける無料と有料の違いに関するホワイトペーパーを発行(G Data)
セキュリティソフト、無料版と有料版の違いは、どこにあるのか、G Dataセキュリティ・エヴァンジェリストであるエディ・ウィレムスが、ホワイトペーパーをまとめました。
G Data Software 株式会社(本社:東京都千代田区、日本支社長:Jag 山本)は、2011年7月8日に、セキュリティソフトにおける無料版と有料版の違いに関するホワイトペーパーを発表しました。
ホワイトペーパー「セキュリティソフトにおける無料版と有料版の違いについて」の著者であるエディ・ウィレムス(G Data Softwareセキュリティ・エヴァンジェリスト)によれば、無料版には、経費削減というユーザーにとって重要なプラスの要因がありますが、あくまでも最小限の対策であり、複数のソリューションを組み合わせねば、現在生じているさまざまな脅威には対応できません。また、有料版は、あらゆる攻撃に随時対応し、機能を増強してきたので、コストはどうしてもかかるものの、オールラウンドにネット犯罪から防御できるという利点があります。また、品質保証やユーザーサポートの面からも、今後の開発への投資という面でも、有料ソフトに強みがあります。
そもそも、なぜ無料のセキュリティソフトは、「無償」提供を続けることができるのでしょうか。それは本当に「無償」なのでしょうか。たとえば、無料版を体験版もしくは広告宣伝の素材として位置づけ、自社の有料製品に乗り換えてもらったり、他の製品を購入してもらうことを見越しているから、可能なのではないでしょうか。
また、はたして両者は「同じ」製品なのでしょうか。無料版ウイルス対策ソフトと有料版ウイルス対策ソフトの守備範囲を比較してみましょう(あくまでも概念的な比較であり、実製品に基づいているわけではありません)。
無料版ウイルス対策ソフトの守備範囲
・ウイルス対策
有料版ウイルス対策ソフトの守備範囲
・ウイルス対策
・ウェブ保護(HTTPフィルター)
・フィッシング保護
・クラウドセキュリティ
・ファイアウォール
・迷惑メール対策
「マルウェア」と言われている不正プログラムの侵入や動作を検知し防御することは、セキュリティソフトのもっとも重要な機能です。この機能なくして「ウイルス対策ソフト」は成立しません。しかし、昨今では、プログラム上での不正行為のみならず、ソーシャルエンジニアリングを利用した不正行為が激増しています。たとえば、大手企業や銀行などの公式サイトを偽造したホームページに個人情報を書き込み、金銭被害に遭う、といった場合、そこにマルウェアプログラムを利用しなくても、十分にネット犯罪者たちは目的を果たしているのです。
もちろん、無料版の場合にも、「ウイルス対策」機能をもったもののみならず、ファイアウォール、スパムフィルター、HTTPスキャナーなど、それぞれの機能を持った無料製品が、多数存在しています。ある程度コンピュータに詳しい人であれば、それらを巧みに組み合わせて、最適な活用も可能です。しかしセキュリティ関連のソフトウェアはとても複雑なものなので、複数のソフトウェアを同時に使用するには、かなりの知識と経験を要します。
逆に、有料版のメリットは、そういった複数の技術をオールインワンにまとめ、最適化している点にあると言えます。
有料版だから絶対に安心ということもありませんし、同時に、無料版だから絶対に悪いということもありません。重要なのは、それぞれの持っている知識やスキルにあわせてセキュリティ対策をしっかりと行うことです。
セキュリティソフトは、パソコンやインターネット環境を守る大事な役割を担っている、ということを、忘れてはなりません。
G Data Whitepaper 2011
題 名: セキュリティソフトにおける無料版と有料版の違いについて(日本語版)
著 者: エディ・ウィレムス(G Data Softwareセキュリティ・エヴァンジェリスト)
発行日: 2011年7月8日
リンク: http://www.gdata.co.jp/personal/cs
ジーデータソフトウェアについて
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルタなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。公式ストア:http://eshop.gdata.co.jp/store
*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
ホワイトペーパー「セキュリティソフトにおける無料版と有料版の違いについて」の著者であるエディ・ウィレムス(G Data Softwareセキュリティ・エヴァンジェリスト)によれば、無料版には、経費削減というユーザーにとって重要なプラスの要因がありますが、あくまでも最小限の対策であり、複数のソリューションを組み合わせねば、現在生じているさまざまな脅威には対応できません。また、有料版は、あらゆる攻撃に随時対応し、機能を増強してきたので、コストはどうしてもかかるものの、オールラウンドにネット犯罪から防御できるという利点があります。また、品質保証やユーザーサポートの面からも、今後の開発への投資という面でも、有料ソフトに強みがあります。
そもそも、なぜ無料のセキュリティソフトは、「無償」提供を続けることができるのでしょうか。それは本当に「無償」なのでしょうか。たとえば、無料版を体験版もしくは広告宣伝の素材として位置づけ、自社の有料製品に乗り換えてもらったり、他の製品を購入してもらうことを見越しているから、可能なのではないでしょうか。
また、はたして両者は「同じ」製品なのでしょうか。無料版ウイルス対策ソフトと有料版ウイルス対策ソフトの守備範囲を比較してみましょう(あくまでも概念的な比較であり、実製品に基づいているわけではありません)。
無料版ウイルス対策ソフトの守備範囲
・ウイルス対策
有料版ウイルス対策ソフトの守備範囲
・ウイルス対策
・ウェブ保護(HTTPフィルター)
・フィッシング保護
・クラウドセキュリティ
・ファイアウォール
・迷惑メール対策
「マルウェア」と言われている不正プログラムの侵入や動作を検知し防御することは、セキュリティソフトのもっとも重要な機能です。この機能なくして「ウイルス対策ソフト」は成立しません。しかし、昨今では、プログラム上での不正行為のみならず、ソーシャルエンジニアリングを利用した不正行為が激増しています。たとえば、大手企業や銀行などの公式サイトを偽造したホームページに個人情報を書き込み、金銭被害に遭う、といった場合、そこにマルウェアプログラムを利用しなくても、十分にネット犯罪者たちは目的を果たしているのです。
もちろん、無料版の場合にも、「ウイルス対策」機能をもったもののみならず、ファイアウォール、スパムフィルター、HTTPスキャナーなど、それぞれの機能を持った無料製品が、多数存在しています。ある程度コンピュータに詳しい人であれば、それらを巧みに組み合わせて、最適な活用も可能です。しかしセキュリティ関連のソフトウェアはとても複雑なものなので、複数のソフトウェアを同時に使用するには、かなりの知識と経験を要します。
逆に、有料版のメリットは、そういった複数の技術をオールインワンにまとめ、最適化している点にあると言えます。
有料版だから絶対に安心ということもありませんし、同時に、無料版だから絶対に悪いということもありません。重要なのは、それぞれの持っている知識やスキルにあわせてセキュリティ対策をしっかりと行うことです。
セキュリティソフトは、パソコンやインターネット環境を守る大事な役割を担っている、ということを、忘れてはなりません。
G Data Whitepaper 2011
題 名: セキュリティソフトにおける無料版と有料版の違いについて(日本語版)
著 者: エディ・ウィレムス(G Data Softwareセキュリティ・エヴァンジェリスト)
発行日: 2011年7月8日
リンク: http://www.gdata.co.jp/personal/cs
ジーデータソフトウェアについて
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルタなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。公式ストア:http://eshop.gdata.co.jp/store
*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/