STRグローバル_アジアパシフィック2011年6月期ホテルパフォーマンス調査を発表(2011年7月26日)
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年6月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
STRグローバル アジア・パシフィック 2011年6月期
ホテルパフォーマンス調査を発表
2011年7月26日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年6月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
6月期のアジア・パシフィックの稼働率は65.2%(+0.6%)とほぼ横ばいだが、ADRはUS$133.79(+13.3%)と上昇し、RevPARはUS$87.22(+13.9%)となった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックは今後数ヶ月間の動向が興味深い地域です。」とSTRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)はコメントしている。「2011年上半期は前年対比で2ヶ月間の稼働率上昇が見られました。この期間に需要が2%上昇している一方で、供給量も3%上昇し続けているため、稼働率上昇には一定の圧力がかけられています。これに加え日本の地震と津波に対する影響や、昨年上海で開催された万博の反動で需要の減少が見られています。」
2011年6月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのはバンコク(タイ)62.8%(+78.0%)、2番目がプーケット(タイ)で54.6% (+38.7%)であった。稼働率の2桁上昇を記録したマーケットはバンコクとプーケットのみであった。
-上海(中国)は3つの基準全てにおいて最大の下落幅を記録した。稼働率は58.5%(-27.6%)、ADRはCNY788.14 (-11.5%)、RevPARはCNY 461.11(-35.9%)であった。
-最もADRが上昇したのは香港(中国)で、HKD1704.31(+24.6%)であった。2番目はバンコク(タイ)でTHB2869.04(+11.1%)、3番目はジャカルタ(インドネシア)でIDR789407.11(+10.6%)であった。ADRの2桁上昇を記録したのは香港、バンコク、ジャカルのみであった。
-最もRevPARが上昇したのはバンコク(タイ)で、RevPARはTHB1800.34(+97.7%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 68.9%(-5.1%)、ADR 10535.28 円(-2.7%)、RevPAR 7261.19円(-7.6%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率70.1% (+2.8%) ADR AUD164.61(+4.4%)RevPAR AUD115.39(+7.4%)
中国:
稼働率62.3% (-2.4%) ADR CNY736.56 (+1.4%) RevPAR CNY458.64 (-1.0%)
インド:
稼働率54.5% (-0.3%) ADR INR5842.06 (-0.1%) RevPAR INR3184.97 (-0.4%)
日本:
稼働率68.9% (-5.1%) ADR JPY10535.28 (-2.7%) RevPAR JPY7261.19 (-7.6%)
シンガポール:
稼働率86.2% (-0.9%) ADR SGD294.33 (+12.1%) RevPAR SGD253.79 (+11.1%)
※昨年比変化率は2011年6月期と2010年6月期を比較した変化率。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。日本は2011年6月現在約400軒のホテルが参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界に寄与している。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。また、多言語によるサービスを強化しており、2010年8月に日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上
ホテルパフォーマンス調査を発表
2011年7月26日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年6月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの基準は概ね好調であることがわかった。
6月期のアジア・パシフィックの稼働率は65.2%(+0.6%)とほぼ横ばいだが、ADRはUS$133.79(+13.3%)と上昇し、RevPARはUS$87.22(+13.9%)となった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックは今後数ヶ月間の動向が興味深い地域です。」とSTRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)はコメントしている。「2011年上半期は前年対比で2ヶ月間の稼働率上昇が見られました。この期間に需要が2%上昇している一方で、供給量も3%上昇し続けているため、稼働率上昇には一定の圧力がかけられています。これに加え日本の地震と津波に対する影響や、昨年上海で開催された万博の反動で需要の減少が見られています。」
2011年6月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのはバンコク(タイ)62.8%(+78.0%)、2番目がプーケット(タイ)で54.6% (+38.7%)であった。稼働率の2桁上昇を記録したマーケットはバンコクとプーケットのみであった。
-上海(中国)は3つの基準全てにおいて最大の下落幅を記録した。稼働率は58.5%(-27.6%)、ADRはCNY788.14 (-11.5%)、RevPARはCNY 461.11(-35.9%)であった。
-最もADRが上昇したのは香港(中国)で、HKD1704.31(+24.6%)であった。2番目はバンコク(タイ)でTHB2869.04(+11.1%)、3番目はジャカルタ(インドネシア)でIDR789407.11(+10.6%)であった。ADRの2桁上昇を記録したのは香港、バンコク、ジャカルのみであった。
-最もRevPARが上昇したのはバンコク(タイ)で、RevPARはTHB1800.34(+97.7%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 68.9%(-5.1%)、ADR 10535.28 円(-2.7%)、RevPAR 7261.19円(-7.6%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率70.1% (+2.8%) ADR AUD164.61(+4.4%)RevPAR AUD115.39(+7.4%)
中国:
稼働率62.3% (-2.4%) ADR CNY736.56 (+1.4%) RevPAR CNY458.64 (-1.0%)
インド:
稼働率54.5% (-0.3%) ADR INR5842.06 (-0.1%) RevPAR INR3184.97 (-0.4%)
日本:
稼働率68.9% (-5.1%) ADR JPY10535.28 (-2.7%) RevPAR JPY7261.19 (-7.6%)
シンガポール:
稼働率86.2% (-0.9%) ADR SGD294.33 (+12.1%) RevPAR SGD253.79 (+11.1%)
※昨年比変化率は2011年6月期と2010年6月期を比較した変化率。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。日本は2011年6月現在約400軒のホテルが参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界に寄与している。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。また、多言語によるサービスを強化しており、2010年8月に日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上