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「放射線情報共有マップ作成プロジェクト」スタート 〜第一弾として、計測記録ユニット5台を公共機関に無償配布します〜
株式会社アクセルスペースは宇宙開発に関する技術を応用した「放射線情報共有マップ作成プロジェクト」をスタートします。このプロジェクトの普及に向けた第一弾として、計測記録ユニット（製品名「AxelRad（アクセルラド）」）5台を地方公共団体や学校などの公共機関に無償で配布します（公募制）。
■概要
株式会社アクセルスペース（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：中村友哉）は会社設立3周年を迎え、社会貢献の一環として、弊社の宇宙開発に関する技術を応用した「放射線情報共有マップ作成プロジェクト」をスタートします。プロジェクト参加者により計測された線量データを弊社サーバーに集約し公開することで、広い範囲における線量情報を効率よくシェアすることができるようになります。弊社はこのプロジェクトの普及に向けた第一弾として、計測記録ユニット（製品名「AxelRad（アクセルラド）」）5台を地方公共団体や学校などの公共機関に無償で配布します（公募制）。
■背景・趣旨
本年3月11日の東日本大震災に伴って発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が外部に拡散する結果となり、福島県を中心とする広い範囲が放射能汚染地域となってしまいました。見えない放射線に対処するため、多くの方が自己防衛的に放射線量計測装置を購入しようとし、価格の高騰と品薄状態を招いています。
弊社ではこの状況を深刻に捉え、弊社の主要事業である超小型人工衛星の開発経験・知識を生かした社会貢献の一環として、放射線計測記録ユニット（製品名「AxelRad（アクセルラド）」、以下製品名で表記）を製作しました。
AxelRadでは計測した線量を、計測位置・時刻とセットにして保存します。蓄積されたデータは弊社サーバーにアップロードが可能であり、それらは自動解析の上「放射線情報共有マップ」に反映されます。すでに一部の地方公共団体では同様の試みが始まっておりますが、弊社のシステムでは非常に低コストで実現可能であるため、一般市民も順次プロジェクトに巻き込み、参加者全員で情報を充実させていく点が特徴となっています。この情報はインターネットですべての人と共有できるため、なるべく多くの方に、また様々な時期に計測したデータをアップロードしてもらうことで、空間的・時間的広がりを持った放射線情報共有マップにしていくことができます。
■AxelRadの概要
AxelRadはPC、GPS受信機、線量計（ガイガーカウンタ）のハードウェアからなります。基本的には車載を前提としており、計測状態で広いエリアを走行していただくことで計測位置・時刻・線量データが蓄積され、マップ作成の基礎データとなります。添付写真にAxelRadの外観及び結果データをアップロードした放射線情報共有マップサンプルを示します。当該サンプルは、弊社が2011年8月5日に弊社オフィスから千葉県柏市・流山市までの線量計測に実施した際の記録です。（マップ表示は開発中のものであり、実際のものとは異なる可能性があります。）
■放射線情報共有マップURL
放射線情報共有マップは、以下のURLで公開しています。
http://www.axelspace.com/~axelrad
※本プレスリリース公開時点では、弊社の柏・流山地域計測データのみが記録されています。
※アップロード用のウェブサイトについては、プロジェクト参加者にのみお知らせします。
※本格運用開始後もシステム更新の可能性があることを予めご了承ください。
■公共機関への無償配布
放射線情報マップ作成プロジェクトをスタートするに当たり、まずAxelRad 5台を公共機関に限り無償配布いたします。配布先の決定は公募によるものとします。概要は以下の通りです。
＜公募概要＞
公募期間：8月9日〜8月31日
公募対象：地方公共団体、学校などの公共機関に限る
公募条件：AxelRadを使用してなるべく広範囲の線量を定期的に計測し、計測結果を弊社サーバーにアップロードして一般公開することに同意いただけること。
応募方法：電話またはメールでお申し込みください。（問い合わせ先を参照）
※公募条件に反しない限り、先着順での受付とさせていただきます。このため、公募期間内であっても無償配布を終了する可能性がありますので予めご了承ください。
※計測記録ユニットに含まれるPCは、計測時以外は通常業務等に利用していただいて結構です。
■今後の展開
今回、AxelRadの提供は公的機関に限っておりますが、多くの方に本プロジェクトへご参加いただき、さらなる共有情報の充実を図るため、今後以下の2つの展開を行っていく予定です。
(1) AxelRadの技術情報の公開
AxelRadを広く普及させるため、必要なハードウェアなどの情報を公開します。記録用ソフトウェアは弊社ウェブサイトから無償でダウンロードできるようにし、個人的に製作した計測記録ユニットからも情報アップロードを受け付けます（※）。
(2) ポータブル版の公開
AxelRadはPCを使用し、車載計測を前提としているため、個人で歩きながら計測するためには不向きです。弊社では簡単に持ち運びができるポータブルな計測記録ユニットの準備も進めており、近く公開いたします。ポータブル版で計測した情報についても、PC版と同様弊社サーバーにアップロードし、情報共有していただけるようになる予定です。
※個人で製作したシステムで情報のアップロードを行っていただく場合は、計測器間の仕様の違いによる出力の不整合を防ぐため、指定の計測器を使用していただくことを前提とします。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社アクセルスペース（担当：野尻）
TEL：03-5577-4495
FAX：03-5577-4496
E-mail：press@axelspace.com
■株式会社アクセルスペース 会社概要
所在地：東京都千代田区神田小川町2丁目3番13号 M&Cビル7階
代表者：代表取締役社長 中村 友哉（なかむら ゆうや）
設立：2008年8月8日
資本金：10,000千円（2011年7月末日現在）
主な事業内容：宇宙利用に関するコンサルティング、顧客のニーズに基づく超小型衛星の構想から設計開発、製造運用に至るトータルサービスの提供
URL：http://www.axelspace.com
株式会社アクセルスペース（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：中村友哉）は会社設立3周年を迎え、社会貢献の一環として、弊社の宇宙開発に関する技術を応用した「放射線情報共有マップ作成プロジェクト」をスタートします。プロジェクト参加者により計測された線量データを弊社サーバーに集約し公開することで、広い範囲における線量情報を効率よくシェアすることができるようになります。弊社はこのプロジェクトの普及に向けた第一弾として、計測記録ユニット（製品名「AxelRad（アクセルラド）」）5台を地方公共団体や学校などの公共機関に無償で配布します（公募制）。
■背景・趣旨
本年3月11日の東日本大震災に伴って発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が外部に拡散する結果となり、福島県を中心とする広い範囲が放射能汚染地域となってしまいました。見えない放射線に対処するため、多くの方が自己防衛的に放射線量計測装置を購入しようとし、価格の高騰と品薄状態を招いています。
弊社ではこの状況を深刻に捉え、弊社の主要事業である超小型人工衛星の開発経験・知識を生かした社会貢献の一環として、放射線計測記録ユニット（製品名「AxelRad（アクセルラド）」、以下製品名で表記）を製作しました。
AxelRadでは計測した線量を、計測位置・時刻とセットにして保存します。蓄積されたデータは弊社サーバーにアップロードが可能であり、それらは自動解析の上「放射線情報共有マップ」に反映されます。すでに一部の地方公共団体では同様の試みが始まっておりますが、弊社のシステムでは非常に低コストで実現可能であるため、一般市民も順次プロジェクトに巻き込み、参加者全員で情報を充実させていく点が特徴となっています。この情報はインターネットですべての人と共有できるため、なるべく多くの方に、また様々な時期に計測したデータをアップロードしてもらうことで、空間的・時間的広がりを持った放射線情報共有マップにしていくことができます。
■AxelRadの概要
AxelRadはPC、GPS受信機、線量計（ガイガーカウンタ）のハードウェアからなります。基本的には車載を前提としており、計測状態で広いエリアを走行していただくことで計測位置・時刻・線量データが蓄積され、マップ作成の基礎データとなります。添付写真にAxelRadの外観及び結果データをアップロードした放射線情報共有マップサンプルを示します。当該サンプルは、弊社が2011年8月5日に弊社オフィスから千葉県柏市・流山市までの線量計測に実施した際の記録です。（マップ表示は開発中のものであり、実際のものとは異なる可能性があります。）
■放射線情報共有マップURL
放射線情報共有マップは、以下のURLで公開しています。
http://www.axelspace.com/~axelrad
※本プレスリリース公開時点では、弊社の柏・流山地域計測データのみが記録されています。
※アップロード用のウェブサイトについては、プロジェクト参加者にのみお知らせします。
※本格運用開始後もシステム更新の可能性があることを予めご了承ください。
■公共機関への無償配布
放射線情報マップ作成プロジェクトをスタートするに当たり、まずAxelRad 5台を公共機関に限り無償配布いたします。配布先の決定は公募によるものとします。概要は以下の通りです。
＜公募概要＞
公募期間：8月9日〜8月31日
公募対象：地方公共団体、学校などの公共機関に限る
公募条件：AxelRadを使用してなるべく広範囲の線量を定期的に計測し、計測結果を弊社サーバーにアップロードして一般公開することに同意いただけること。
応募方法：電話またはメールでお申し込みください。（問い合わせ先を参照）
※公募条件に反しない限り、先着順での受付とさせていただきます。このため、公募期間内であっても無償配布を終了する可能性がありますので予めご了承ください。
※計測記録ユニットに含まれるPCは、計測時以外は通常業務等に利用していただいて結構です。
■今後の展開
今回、AxelRadの提供は公的機関に限っておりますが、多くの方に本プロジェクトへご参加いただき、さらなる共有情報の充実を図るため、今後以下の2つの展開を行っていく予定です。
(1) AxelRadの技術情報の公開
AxelRadを広く普及させるため、必要なハードウェアなどの情報を公開します。記録用ソフトウェアは弊社ウェブサイトから無償でダウンロードできるようにし、個人的に製作した計測記録ユニットからも情報アップロードを受け付けます（※）。
(2) ポータブル版の公開
AxelRadはPCを使用し、車載計測を前提としているため、個人で歩きながら計測するためには不向きです。弊社では簡単に持ち運びができるポータブルな計測記録ユニットの準備も進めており、近く公開いたします。ポータブル版で計測した情報についても、PC版と同様弊社サーバーにアップロードし、情報共有していただけるようになる予定です。
※個人で製作したシステムで情報のアップロードを行っていただく場合は、計測器間の仕様の違いによる出力の不整合を防ぐため、指定の計測器を使用していただくことを前提とします。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社アクセルスペース（担当：野尻）
TEL：03-5577-4495
FAX：03-5577-4496
E-mail：press@axelspace.com
■株式会社アクセルスペース 会社概要
所在地：東京都千代田区神田小川町2丁目3番13号 M&Cビル7階
代表者：代表取締役社長 中村 友哉（なかむら ゆうや）
設立：2008年8月8日
資本金：10,000千円（2011年7月末日現在）
主な事業内容：宇宙利用に関するコンサルティング、顧客のニーズに基づく超小型衛星の構想から設計開発、製造運用に至るトータルサービスの提供
URL：http://www.axelspace.com
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