「Web公開は[中学から]が最多」「成人向け同人誌の販売数は通常の約10倍」「青少年健全育成条例に約半数が[影響を受けた]」絵師白書2011公開!
『忍者ツールズ』上で、絵師・イラストレーター約2,000人に対して『イラスト・漫画に関するアンケート調査』を行いました。
絵の描き方や、利用しているツール、同人活動など絵師特有の30項目について詳細に掘り下げた貴重な調査結果です。
絵の描き方や、利用しているツール、同人活動など絵師特有の30項目について詳細に掘り下げた貴重な調査結果です。
報道関係者各位
プレスリリース
2011年9月28日
株式会社サムライファクトリー
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「Web公開は[中学から]が最多」「成人向け同人誌の販売数は通常の約10倍」
「青少年健全育成条例に約半数が[影響を受けた]」絵師白書2011公開!
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株式会社サムライファクトリー(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:柏木謙一)は、同社が運営する『忍者ツールズ』上で絵師・イラストレーター2,325人を対象に、『イラスト・漫画に関するアンケート調査』を行いました。
http://manga-ad.shinobi.jp/event/wp2011
有効回答数:2,325人
調査期間:2011年8月23日〜2011年8月29日
調査対象:『忍者ツールズ』ユーザー
調査方法:Web上でのアンケート調査
◆オリジナルと二次創作の割合は?
オリジナルのみ 16%
メインはオリジナルだが、二次創作も描く 23%
両方描くが、どちらかというとオリジナルが多い 13%
両方描くが、どちらかというと二次創作が多い 17%
二次創作がメインだが、オリジナルも描く 22%
二次創作のみ 9%
オリジナル派と二次創作派は、ほぼ互角の結果となりました。
昨年は二次創作派が総数で上回りましたが、今回はオリジナル派がわずかに逆転しました。
◆1ヶ月にどのくらいのペースで作品を描く?
1枚未満 19%
1枚程度 12%
2〜4枚程度 30%
5〜9枚程度 15%
10〜14枚程度 9%
15〜19枚程度 4%
20〜24枚程度 3%
25〜29枚程度 2%
30枚以上 6%
月に「2〜4枚」(30%)「5〜9枚」(15%)がボリュームゾーンとなっています。
おおよそ、週に1枚程度のペースで作品を仕上げる方が多いようです。
◆一週間に、どれくらいの時間を絵の創作活動に費やしてる?
1時間未満 15%
1時間以上3時間未満 17%
3時間以上6時間未満 17%
6時間以上12時間未満 19%
12時間以上24時間未満 14%
24時間以上36時間未満 8%
36時間以上48時間未満 2%
48時間以上 8%
均等に分かれましたが、ボリュームゾーンは6時間から12時間で、1日1時間程度の創作時間の方が多いようです。
週に48時間以上という方も全体の8%を占めており、少なくない割合を占めています。
◆作業工程における、デジタルとアナログの使い分けは?
全行程デジタルで作業を行う 43%
下書きまでアナログで作業を行い、ペン入れ以降をデジタルで作業を行う 24%
ペン入れまでアナログで作業を行い、彩色からデジタルで作業を行う 20%
彩色までアナログで作業を行い、仕上げ・加工のみデジタルで作業を行う 5%
仕上げ・加工までアナログで作業を行う 8%
すべてデジタル作業が41%と最も多くの割合を占めました。
特に、彩色工程以降は85%がデジタル作業を行っており、高い浸透率が伺えます。
◆絵を描く際に利用するパソコンは?
ノートパソコンをメインで使用 32%
デスクトップパソコンをメインで使用 68%
昨年に引き続き、デスクトップ型が優位を保っています。
ノート型のスペック向上が進んでいますが、イラスト作成にはまだデスクトップ型への信頼度が高いようです。
◆マウス派?ペンタブ派?
ほぼマウスを使用 10%
マウスがメインだが、ペンタブレットも併用 3%
両方使用するが、どちらかと言えばマウスを使用 2%
両方使用するが、どちらかと言えばペンタブレットを使用 7%
ペンタブレットがメインだが、マウスも併用 19%
ほぼペンタブレットを使用 59%
昨年同様、85%がペンタブレット派でした。絵師の間ではペンタブレットが必須ツールとなりつつあるようです。
◆初めてイラストをWebに公開したのは何歳のとき?
12歳以下 13%
13〜15歳 24%
16〜18歳 21%
19〜22歳 18%
23〜29歳 12%
30歳以上 12%
中学生相当の13〜15歳に初公開した方がトップを占めていました。
世代別に見ていくと、現在15歳未満の方は12歳以下(77%)、15〜19歳は13〜15歳(53%)、20〜24歳は13〜15歳(38%)、25〜29歳は16〜18歳(38%)、30〜34歳は19〜22歳(48%)、35歳以上では30歳以上(61%)がそれぞれ最も票数を集めていました。
◆イラストや漫画の交流に利用しているWebサービスは?
pixiv 75%
Twitter 55%
手書きブログ 29%
mixi 27%
TINAMI 18%
PIAPRO 10%
drawr 8%
PIXA 5%
イラストや漫画の交流として、pixivが75%と圧倒的なシェアを占めていました。
昨年と比較すると、TwitterとTINAMIが急速にユーザーを拡大しつつあり、今後の発展が見込まれます。
◆自分の作品と主張できるラインは?
風景を写真からトレースし、上にオリジナルの絵を重ねる 29%
人物のポーズを漫画からトレースし、顔や服装などに自分の絵を加える 8%
風景を写真から模写し、上にオリジナルの絵を重ねる 51%
人物のポーズを漫画から模写し、顔や服装などに自分の絵を加える 23%
素材集から背景を利用し、上にオリジナルのイラストを重ねる 46%
無許可で他人の作品をコラージュ(切り貼り)して、新しい作品を創り上げる 1%
上記の作品に自身の作品と呼べるものはない 32%
盗作に関する基準を聞いてみました。
特に人物のトレースや、コラージュに対しては厳しい視線が向けられているようです。
◆東京都青少年健全育成条例の影響は?
その条例を知らない 3%
条例は知っているが、特に気にしていない 43%
自発的に、やや表現に気をつけるようになった 30%
周りの影響から、やや表現に気をつけるようになった 5%
自発的に、表現を規制している 16%
周りの影響から、表現を規制されている 3%
[性表現など該当しそうな創作は行っておらず影響はない][商業誌や同人誌で描いていないので影響はない]の選択肢を除いて集計しています。
半数以上の絵師の方が、何らかの影響を受けているようです。
◆同人誌即売会で、1回あたり何冊売れたことがある?
5冊未満 13%
5〜9冊 8%
10〜29冊 25%
30〜49冊 12%
50〜99冊 16%
100〜299冊 16%
300〜499冊 3%
500〜999冊 5%
1000冊以上 2%
30冊未満が46%と大勢を占めています。
30冊が一つ目の壁となり、30冊以上売れればそこからの傾斜はなだらかになります。
しかし、300冊でもう一つの壁にぶつかり、それ以上売れる作家は全体の10%程度に限られているようです。
今回、最も票が集まったのは10〜29冊でしたが、上記販売冊数をレイティング別でクロス集計したところ[年齢制限あり]に限ると100〜299冊(25%)と、約10倍の選択肢に票が集まっています。(詳細は下記URLをご参照下さい)
上記以外にも、多数の調査項目と結果を『漫画アド』上に掲載しています。
http://manga-ad.shinobi.jp/event/wp2011
◆『漫画アド』とは
登録されているたくさんのクリエイターに、マンガによる広告制作を依頼できるサービスです。
クリエイターはマンガ広告を制作し応募することで、投稿料や広告効果に応じた賞金を獲得することができます。
http://manga-ad.shinobi.jp/
http://twitter.com/manga_ad
【当リリースに関するご連絡先】
株式会社サムライファクトリー 開発部:『漫画アド』担当
Tel : 03-6277-5281
E-mail: mangad@shinobi.jp
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株式会社サムライファクトリー 会社概要
URL :http://www.samurai-factory.jp/
所在地 :東京都渋谷区南平台町16番28号 グラスシティ渋谷
代表者 :代表取締役社長 柏木謙一
資本金 :1億4,850万円
事業内容:Webメディアサービス、SEOサービス
主な運営サイト:
■忍者ツールズ ( http://www.ninja.co.jp/ )
■漫画チャット ( http://www.manga-chat.jp/ )
■Bloglue ( http://bloglue.jp/ )
■BizSamurai ( http://www.biz-samurai.com/ )
■モジアド ( http://nad2.shinobi.jp/ )
■モジアドモバイル ( http://m.nad2.shinobi.jp/ )
■SEOのコンソート ( http://www.comsort.jp/ )
Facebookページ:http://www.facebook.com/SamuraiFactory
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プレスリリース
2011年9月28日
株式会社サムライファクトリー
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「Web公開は[中学から]が最多」「成人向け同人誌の販売数は通常の約10倍」
「青少年健全育成条例に約半数が[影響を受けた]」絵師白書2011公開!
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株式会社サムライファクトリー(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:柏木謙一)は、同社が運営する『忍者ツールズ』上で絵師・イラストレーター2,325人を対象に、『イラスト・漫画に関するアンケート調査』を行いました。
http://manga-ad.shinobi.jp/event/wp2011
有効回答数:2,325人
調査期間:2011年8月23日〜2011年8月29日
調査対象:『忍者ツールズ』ユーザー
調査方法:Web上でのアンケート調査
◆オリジナルと二次創作の割合は?
オリジナルのみ 16%
メインはオリジナルだが、二次創作も描く 23%
両方描くが、どちらかというとオリジナルが多い 13%
両方描くが、どちらかというと二次創作が多い 17%
二次創作がメインだが、オリジナルも描く 22%
二次創作のみ 9%
オリジナル派と二次創作派は、ほぼ互角の結果となりました。
昨年は二次創作派が総数で上回りましたが、今回はオリジナル派がわずかに逆転しました。
◆1ヶ月にどのくらいのペースで作品を描く?
1枚未満 19%
1枚程度 12%
2〜4枚程度 30%
5〜9枚程度 15%
10〜14枚程度 9%
15〜19枚程度 4%
20〜24枚程度 3%
25〜29枚程度 2%
30枚以上 6%
月に「2〜4枚」(30%)「5〜9枚」(15%)がボリュームゾーンとなっています。
おおよそ、週に1枚程度のペースで作品を仕上げる方が多いようです。
◆一週間に、どれくらいの時間を絵の創作活動に費やしてる?
1時間未満 15%
1時間以上3時間未満 17%
3時間以上6時間未満 17%
6時間以上12時間未満 19%
12時間以上24時間未満 14%
24時間以上36時間未満 8%
36時間以上48時間未満 2%
48時間以上 8%
均等に分かれましたが、ボリュームゾーンは6時間から12時間で、1日1時間程度の創作時間の方が多いようです。
週に48時間以上という方も全体の8%を占めており、少なくない割合を占めています。
◆作業工程における、デジタルとアナログの使い分けは?
全行程デジタルで作業を行う 43%
下書きまでアナログで作業を行い、ペン入れ以降をデジタルで作業を行う 24%
ペン入れまでアナログで作業を行い、彩色からデジタルで作業を行う 20%
彩色までアナログで作業を行い、仕上げ・加工のみデジタルで作業を行う 5%
仕上げ・加工までアナログで作業を行う 8%
すべてデジタル作業が41%と最も多くの割合を占めました。
特に、彩色工程以降は85%がデジタル作業を行っており、高い浸透率が伺えます。
◆絵を描く際に利用するパソコンは?
ノートパソコンをメインで使用 32%
デスクトップパソコンをメインで使用 68%
昨年に引き続き、デスクトップ型が優位を保っています。
ノート型のスペック向上が進んでいますが、イラスト作成にはまだデスクトップ型への信頼度が高いようです。
◆マウス派?ペンタブ派?
ほぼマウスを使用 10%
マウスがメインだが、ペンタブレットも併用 3%
両方使用するが、どちらかと言えばマウスを使用 2%
両方使用するが、どちらかと言えばペンタブレットを使用 7%
ペンタブレットがメインだが、マウスも併用 19%
ほぼペンタブレットを使用 59%
昨年同様、85%がペンタブレット派でした。絵師の間ではペンタブレットが必須ツールとなりつつあるようです。
◆初めてイラストをWebに公開したのは何歳のとき?
12歳以下 13%
13〜15歳 24%
16〜18歳 21%
19〜22歳 18%
23〜29歳 12%
30歳以上 12%
中学生相当の13〜15歳に初公開した方がトップを占めていました。
世代別に見ていくと、現在15歳未満の方は12歳以下(77%)、15〜19歳は13〜15歳(53%)、20〜24歳は13〜15歳(38%)、25〜29歳は16〜18歳(38%)、30〜34歳は19〜22歳(48%)、35歳以上では30歳以上(61%)がそれぞれ最も票数を集めていました。
◆イラストや漫画の交流に利用しているWebサービスは?
pixiv 75%
Twitter 55%
手書きブログ 29%
mixi 27%
TINAMI 18%
PIAPRO 10%
drawr 8%
PIXA 5%
イラストや漫画の交流として、pixivが75%と圧倒的なシェアを占めていました。
昨年と比較すると、TwitterとTINAMIが急速にユーザーを拡大しつつあり、今後の発展が見込まれます。
◆自分の作品と主張できるラインは?
風景を写真からトレースし、上にオリジナルの絵を重ねる 29%
人物のポーズを漫画からトレースし、顔や服装などに自分の絵を加える 8%
風景を写真から模写し、上にオリジナルの絵を重ねる 51%
人物のポーズを漫画から模写し、顔や服装などに自分の絵を加える 23%
素材集から背景を利用し、上にオリジナルのイラストを重ねる 46%
無許可で他人の作品をコラージュ(切り貼り)して、新しい作品を創り上げる 1%
上記の作品に自身の作品と呼べるものはない 32%
盗作に関する基準を聞いてみました。
特に人物のトレースや、コラージュに対しては厳しい視線が向けられているようです。
◆東京都青少年健全育成条例の影響は?
その条例を知らない 3%
条例は知っているが、特に気にしていない 43%
自発的に、やや表現に気をつけるようになった 30%
周りの影響から、やや表現に気をつけるようになった 5%
自発的に、表現を規制している 16%
周りの影響から、表現を規制されている 3%
[性表現など該当しそうな創作は行っておらず影響はない][商業誌や同人誌で描いていないので影響はない]の選択肢を除いて集計しています。
半数以上の絵師の方が、何らかの影響を受けているようです。
◆同人誌即売会で、1回あたり何冊売れたことがある?
5冊未満 13%
5〜9冊 8%
10〜29冊 25%
30〜49冊 12%
50〜99冊 16%
100〜299冊 16%
300〜499冊 3%
500〜999冊 5%
1000冊以上 2%
30冊未満が46%と大勢を占めています。
30冊が一つ目の壁となり、30冊以上売れればそこからの傾斜はなだらかになります。
しかし、300冊でもう一つの壁にぶつかり、それ以上売れる作家は全体の10%程度に限られているようです。
今回、最も票が集まったのは10〜29冊でしたが、上記販売冊数をレイティング別でクロス集計したところ[年齢制限あり]に限ると100〜299冊(25%)と、約10倍の選択肢に票が集まっています。(詳細は下記URLをご参照下さい)
上記以外にも、多数の調査項目と結果を『漫画アド』上に掲載しています。
http://manga-ad.shinobi.jp/event/wp2011
◆『漫画アド』とは
登録されているたくさんのクリエイターに、マンガによる広告制作を依頼できるサービスです。
クリエイターはマンガ広告を制作し応募することで、投稿料や広告効果に応じた賞金を獲得することができます。
http://manga-ad.shinobi.jp/
http://twitter.com/manga_ad
【当リリースに関するご連絡先】
株式会社サムライファクトリー 開発部:『漫画アド』担当
Tel : 03-6277-5281
E-mail: mangad@shinobi.jp
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株式会社サムライファクトリー 会社概要
URL :http://www.samurai-factory.jp/
所在地 :東京都渋谷区南平台町16番28号 グラスシティ渋谷
代表者 :代表取締役社長 柏木謙一
資本金 :1億4,850万円
事業内容:Webメディアサービス、SEOサービス
主な運営サイト:
■忍者ツールズ ( http://www.ninja.co.jp/ )
■漫画チャット ( http://www.manga-chat.jp/ )
■Bloglue ( http://bloglue.jp/ )
■BizSamurai ( http://www.biz-samurai.com/ )
■モジアド ( http://nad2.shinobi.jp/ )
■モジアドモバイル ( http://m.nad2.shinobi.jp/ )
■SEOのコンソート ( http://www.comsort.jp/ )
Facebookページ:http://www.facebook.com/SamuraiFactory
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