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パルシステム生活協同組合連合会『家族の食卓に関する調査』を発表

パルシステム生活協同組合連合会(http://www.pal.or.jp)(本社:東京都新宿区、理事長:山本 伸司)は、「家族の食卓に関する調査」をモバイルリサーチにて実施し、1000名(調査対象者:20歳〜59歳の主婦)の有効サンプルを集計いたしました。
パルシステム生活協同組合連合会(http://www.pal.or.jp)(本社:東京都新宿区、理事長:山本 伸司)は、「家族の食卓に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2011年9月14日〜9月21日の8日間において実施し、1000名(調査対象者:20歳〜59歳の主婦)の有効サンプルを集計いたしました。

◆ 家族で「毎日必ず」食卓を囲む 朝で3割強 夜で4割強

20歳〜59歳の主婦(全回答者1000名)に対し、3月11日の震災後、家族で食卓を囲む回数に変化があったかを朝と夜のそれぞれについて聞きました。
まず、朝に家族で食卓を囲む回数では、【震災後】で「毎日必ず」が32.6%と(【震災前】32.0%)、約3人に1人は毎日家族で朝食を取っていることがわかりました。しかし、「週1〜2日程度」(25.0%)と「それ以下の頻度」(25.1%)という回答も多く、約半数が食卓に集まるのは「週2日以下」の頻度という結果となりました。
夜に家族で食卓を囲む回数では、【震災後】で「毎日必ず」42.7%と(【震災前】41.8%)、朝に食卓を「毎日必ず」(32.6%)よりも10.1ポイント高く、夜の方が「毎日必ず」食卓を囲む割合が高いことがわかりました。
また、【震災前】と【震災後】では、朝・夜ともにほぼ変わらないという状況となりました。

◆ あなたの家ではあてはまる・・・?
食事中は常にテレビがついている 8割強
20代主婦の3割 「食事中にケータイを触ることが多い」
「食卓にコンビニの惣菜」 フルタイム勤務の主婦で1割強
自宅でバーベキューの経験 北海道・東北地方で43.2% 関東地方で23.8%

全回答者1000名に対し、家族の食卓の様子ついて、どの程度あてはまるかを聞きました。
『あてはまる』(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)をみると、「食事中は常にテレビがついている」では『あてはまる』82.6%、『あてはまらない』17.4%となり、8割強の食卓で食事中にテレビをつけていることがわかりました。小学生の子どもがいる主婦(230名)では、『あてはまる』が72.6%と、小学生の子どもがいない主婦(770名)の85.6%よりも13.0ポイント低くなっています。
「自分自身、食事中に携帯電話を触ることが多い」では、『あてはまる』21.5%、『あてはまらない』78.5%となりました。『あてはまる』との回答が高かったのは、20代の主婦で30.8%となっています。
「食卓にコンビニの惣菜を出すことが多い」では『あてはまる』9.1%、『あてはまらない』90.9%となりました。フルタイム勤務の主婦では『あてはまる』が12.0%と、1割強がコンビニ惣菜を食卓に上げることが多いと回答しました。
「家族の食事の残り物をすべて食べてしまう」では、『あてはまる』38.6%、『あてはまらない』61.4%となりました。小学生の子どもがいる主婦では『あてはまる』が46.1%と、小学生の子どもがいない主婦の36.4%よりも9.7ポイント高くなっています。
「自宅でバーベキューをしたことがある」では、『あてはまる』32.0%、『あてはまらない』68.0%となりました。北海道・東北地方の主婦(95名)では『あてはまる』が43.2%となり、関東地方の主婦(390名)の23.8%よりも20ポイント近く高くなりました。

◆ 家族の“会話”と“笑顔”が、おいしく食べるための調味料!

全回答者1000名に対し、家族みんなでおいしく食べるために必要なものを複数回答形式(5つまで)で聞いたところ、86.3%が「家族の会話」と回答しました。次に高かったのは、「家族の笑顔」で79.3%となっており、「会話」と「笑顔」がおいしく食べるための調味料となっていることがわかりました。続いて「『おいしい』の言葉」59.9%、「新鮮な食材」57.4%、「旬な食材」52.0%がトップ5となっています。小学生の子どもがいる主婦では「食事のマナー」が53.0%と半数を超えており、子どもに食事マナーを身につけさせることも、おいしく食べるために必要なことだと感じている様子が窺える結果となりました。

◆ 家族みんなで食べたい鍋料理 1位「すき焼き」 2位「おでん」
◆ 鍋をする時、あなたはどのタイプ? 「鍋奉行」40.9%、「アク代官」22.7%、「待ち娘」36.4%

全回答者1000名に対し、家族みんなで囲んで食べたいと思う鍋料理を複数回答形式で聞いたところ、1位「すき焼き」(82.3%)、2位「おでん」(74.9%)、3位「寄せ鍋」(72.7%)、4位「しゃぶしゃぶ」(70.5%)、5位「水炊き鍋」(61.4%)となりました。「すき焼き」は50代主婦で89.6%、「水炊き鍋」、「ちゃんこ鍋」は30代主婦で66.8%、58.0%、「キムチ鍋」では20代主婦で60.0%と、それぞれ他の年代よりも高い傾向がみられました。

次に、鍋料理をする際の役割で、「鍋奉行」、「アク代官」、「待ち奉行・待ち娘」のうち、どのポジションに近いかを聞きました。【※鍋奉行(なべぶぎょう)・・・具材を入れる順序、火加減など、細かく指定して仕切る人、アク代官(あくだいかん)・・・灰汁をすくい取る作業を担当する人、待ち奉行・待ち娘(まちぶぎょう・まちむすめ)・・・ほとんど手を出さずにひたすら食べられる時が来るのを待つ人】
全体では、「鍋奉行」40.9%、「アク代官」22.7%、「待ち奉行・待ち娘」36.4%となりました。子どもがいない主婦(170名)では、「待ち娘」が47.1%ですが、子どもがいる主婦(823名)では34.0%と13.1ポイント低くなっており、子どもができたことで「待ち娘」だった主婦が「鍋奉行」や「アク代官」に変わるようです。

◆ 意識して被災地域の食品・食材を購入した 40代50代主婦で6割超
◆ 購入場所は「イベント会場」10.2% 「現地に出向いて」4.8%

全回答者1000名に対し、震災後、意識して被災地域(東北地方など)の食品や食材を購入したか、さらに購入したものを複数回答形式で聞いたところ、高い順に「野菜(葉物)」(28.0%)、「くだもの」(25.3%)、「野菜(根菜類)」(21.3%)となりました。「意識して購入したものはない」と回答した47.9%を除いた52.1%が、意識的に被災地域の食品や食材を購入していたことがわかりました。意識して被災地域の食品や食材を購入した割合は、20代38.4%、30代44.4%、40代63.2%、50代62.4%と、40代50代の主婦で6割を超えています。

次に、意識して被災地域の食品や食材を購入した521名に対し、購入場所を複数回答形式で聞いたところ、「スーパー」が最も高く89.4%となりました。また、「イベント会場」10.2%、「現地に出向いて」4.8%という回答もあり、積極的に購入しようとしている様子も見受けられました。


■■調査概要■■

◆調査タイトル:家族の食卓に関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
20歳〜59歳の主婦
◆調査期間:2011年9月14日〜2011年9月8日
◆調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)


■■報道関係の皆様へ■■

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「パルシステム生活協同組合連合会調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。


■■本調査に関するお問合せ窓口■■

パルシステム生活協同組合連合会 広報部 担当:松岡、石原
TEL :03-6233-7241
Eメール :pal-kouhou@pal.or.jp
受付時間 :10時00分〜17時30分(月〜金)


■■パルシステム生活協同組合連合会 概要■■

組織名 :パルシステム生活協同組合連合会
代表者名 :理事長 山本 伸司
設立 :1990年2月
所在地 :東京都新宿区大久保2丁目2-6ラクアス東新宿
業務内容 :会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流
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