ラティス、横河電機のコントローラを使った実機レス検証環境を製品化
ラティス・テクノロジーは仮想メカトロニクス・シミュレータ Vmech と横河電機のC言語コントローラ e-RT3 との協調動作を実現するYOKOGAWA e-RT3Sim for Vmechを2011年10月21日より発売します。
2011年10月20 日 東京 (日本) - ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、仮想メカトロニクス・シミュレータ [Vmech] と横河電機株式会社(以下横河電機)のeMbedded M@chine-Controller e-RT3との協調動作を実現した[YOKOGAWA e-RT3Sim for Vmech ](以下、新オプション)を10月21日より発売します。
e-RT3は、製造装置に組み込まれ、その動作を汎用性の高いC言語で制御するコントローラです。製造装置はe-RT3上の制御プログラムに従って動作しますが、その検証には試作機が必要でした。試作機は単価が高く、かつ、試作機完成まで検証できないことから、3Dデジタルモデルを使った実機レス検証が強く求められています。
新オプションは、製造装置の3Dモデルを使って実機レス検証を行う[Vmech]と、e-RT3の協調動作を実現します。[Vmech]上の3Dモデルと、e-RT3上の制御プログラムの間で、部品の位置情報やステータス情報をやりとりすることで、あたかも実機がe-RT3につながっているように、3Dモデルを確認しながらの動作検証ができます。[Vmech]は3Dモデルとして、軽量なXVLを利用しているので、複雑な製造装置の検証も容易です。
e-RT3のような、Windows上のプログラム資産の再利用が容易なC言語コントローラは、開発期間短縮やコスト削減を見込んで、半導体製造装置や自動車生産設備、電子部品組み立て装置での採用が増えています。新オプションにより、[Vmech]による実機レス検証が可能になったことで、e-RT3を利用した装置では、さらなる開発期間の短縮と、試作機コスト削減が可能となりました。
新オプションは、11/16(水) - 18(金)に 東京ビックサイトで催される[システム コントロールフェア 2011]において初めてデモ展示する予定です。新オプションの発売により、ラティスは横河電機と協調して、製造装置開発の効率化に貢献していく考えです。
■横河電機 システム事業部 PLCソリューション部 中山様のコメント
装置組み込み用コントローラとして弊社では、eMbedded M@chine-Controller e-RT3を ラインアップしています。今回のラティスの商品に弊社e-RT3対応の商品のラインアップが追加されることで、各種装置開発されるお客様が、装置の機構設計をする前の段階からVmechで作成したPC上の装置をe-RT3で制御シミュレーションすることが可能になりました。[開発スピードの向上]と[開発費用削減]にむけた弊社の提案営業の幅が広がります。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである[XVL]で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクス・シミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■製品情報
製品名: YOKOGAWA e-RT3Sim for Vmech Ver.1.0
対応CPU: e-RT3(F3RP5*_3P) μITORN仕様リアルタイムOS NORTi(株式会社ミスポ)搭載版
発売日: 2011年10月21日
価格: 500,000円(税抜)
■用語説明
XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
Vmech、XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
e-RT3は、横河電機株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 マーケティング担当 清川
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/product/vmech.html
e-RT3は、製造装置に組み込まれ、その動作を汎用性の高いC言語で制御するコントローラです。製造装置はe-RT3上の制御プログラムに従って動作しますが、その検証には試作機が必要でした。試作機は単価が高く、かつ、試作機完成まで検証できないことから、3Dデジタルモデルを使った実機レス検証が強く求められています。
新オプションは、製造装置の3Dモデルを使って実機レス検証を行う[Vmech]と、e-RT3の協調動作を実現します。[Vmech]上の3Dモデルと、e-RT3上の制御プログラムの間で、部品の位置情報やステータス情報をやりとりすることで、あたかも実機がe-RT3につながっているように、3Dモデルを確認しながらの動作検証ができます。[Vmech]は3Dモデルとして、軽量なXVLを利用しているので、複雑な製造装置の検証も容易です。
e-RT3のような、Windows上のプログラム資産の再利用が容易なC言語コントローラは、開発期間短縮やコスト削減を見込んで、半導体製造装置や自動車生産設備、電子部品組み立て装置での採用が増えています。新オプションにより、[Vmech]による実機レス検証が可能になったことで、e-RT3を利用した装置では、さらなる開発期間の短縮と、試作機コスト削減が可能となりました。
新オプションは、11/16(水) - 18(金)に 東京ビックサイトで催される[システム コントロールフェア 2011]において初めてデモ展示する予定です。新オプションの発売により、ラティスは横河電機と協調して、製造装置開発の効率化に貢献していく考えです。
■横河電機 システム事業部 PLCソリューション部 中山様のコメント
装置組み込み用コントローラとして弊社では、eMbedded M@chine-Controller e-RT3を ラインアップしています。今回のラティスの商品に弊社e-RT3対応の商品のラインアップが追加されることで、各種装置開発されるお客様が、装置の機構設計をする前の段階からVmechで作成したPC上の装置をe-RT3で制御シミュレーションすることが可能になりました。[開発スピードの向上]と[開発費用削減]にむけた弊社の提案営業の幅が広がります。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである[XVL]で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクス・シミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■製品情報
製品名: YOKOGAWA e-RT3Sim for Vmech Ver.1.0
対応CPU: e-RT3(F3RP5*_3P) μITORN仕様リアルタイムOS NORTi(株式会社ミスポ)搭載版
発売日: 2011年10月21日
価格: 500,000円(税抜)
■用語説明
XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
Vmech、XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
e-RT3は、横河電機株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 マーケティング担当 清川
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/product/vmech.html