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STRグローバル_アジアパシフィック2011年10月期ホテルパフォーマンス調査を発表(2011年11月25日)

STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年10月期アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの数値は概ね好調であることがわかりました。
STRグローバル アジア・パシフィック 2011年10月期
ホテルパフォーマンス調査を発表

2011年11月25日

STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年10月期アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの数値は概ね好調であることがわかりました。

10月期のアジア・パシフィックの稼働率は70.0%(-2.0%)と下落したものの、ADRはUS$150.60(+8.4%)、RevPARはUS$105.41(+6.2%)と上昇しました。(USドル換算、カッコ内は昨年比増減率)

今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は次のようにコメントしています。「ラグビー世界選手権の開催国であるニュージーランドは10月のRevPAR(現地通貨換算)が110.5%上昇し、9月に引き続き好調に推移しました。一部洪水の被害に見舞われたタイもRevPARが10.9%上昇と回復基調です。中でも香港のRevPAR上昇率が20.2%と好調です。中国の玄関口として、また国際的金融・商業の中心地として恩恵を享受しました。」

2011年10月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)

-次の2都市で最も稼働率が上昇しました。プーケット(タイ)70.2%(+8.9%)、バンコク(タイ)57.7%(+6.4%)。
-次の2都市で稼働率が2桁下落しました。上海(中国)63.3%(-14.9%)、ニューデリー(インド)63.2%(-13.9%)
-次の3都市でADRが15%以上上昇しました。香港(中国)HKD2,773.32(+20.0%)、バリ(インドネシア)IDR1,349,463.03 (+18.3%) 、ジャカルタ(インドネシア)IDR836,885.65(+16.2%)
-次の2都市でADRが最も減少しました。上海 CNY834.24(-15.3%)、 ニューデリー INR9,122.99 (-10.8%)
-次の2都市でRevPARが飛躍的に上昇しました。香港 HKD1,944.77(+20.2%)、ジャカルタ IDR662,763.39(+18.3%)
-次の2都市でRevPARが20%以上減少しました。上海 CNY528.49(-27.8%)、ニューデリー INR5,767.42(-23.2%)
-日本のパフォーマンスは 稼働率 80.4%(-0.6%)、ADR 11,790.33円(+0.3%)、RevPAR 9,478.72円(-0.3%)となりました。



各国のパフォーマンスは以下の通り。

オーストラリア:
稼働率78.1% (+0.3%) ADR AUD177.45(+3.6%)RevPAR AUD138.54(+3.9%)
中国:
稼働率65.8% (-2.4%) ADR CNY840.50 (+1.3%) RevPAR CNY553.34 (-1.2%)
インド:
稼働率54.8% (-12.5%) ADR INR6867.83 (-4.5%) RevPAR INR3762.83 (-16.5%)
日本:
稼働率80.4% (-0.6%) ADR JPY11790.33 (+0.3%) RevPAR JPY9478.72 (-0.3%)
シンガポール:
稼働率86.1% (+1.8%) ADR SGD296.22 (+11.4%) RevPAR SGD254.91 (+13.4%)

※昨年比増減率は2011年10月期と2010年10月期を比較した増減率。

詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。

STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2011年10月現在約400軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。

STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等
)に対し様々なデータを提供しています。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査しています。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行しています。また、多言語によるサービスを展開し、2010年8月より日本語サービスを開始しました。

参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese 
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)

メディアコンタクト

石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092

Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上



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