【フィアスホーム調査レポート 】地中熱利用の普及のカギは「初期コスト」と「補助金」! −「住まいと再生可能エネルギーの利用」に関する調査 第2弾−
株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニーでは、昨今の電力不足による節電の取組みや節電への対応として有効と考えられる「再生可能エネルギー」調査・分析を行い、第2弾として調査結果をまとめました。
トステムやINAXなどのブランドを擁するLIXILグループ傘下で、「フィアスホーム」ブランドの住宅FCを全国に展開している株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニー(住所:東京都江東区亀戸1-5-7/プレジデント:近藤 正司)では、昨今の電力不足による節電の取組みや節電への対応として有効と考えられる「再生可能エネルギー」調査・分析を行い、第2弾として調査結果をまとめました。
今回、「住まいと再生可能エネルギーの利用」をテーマに、インターネット調査を実施。25歳以上の男女の住宅購入検討者(改築含む)およそ330名超の方々の回答から下記の結果が分かりましたので発表いたします。
■調査結果■
●住宅新築・改築する際に費用をある程度掛けてでも光熱費を半分以下に抑えたい人が75.8%
●住宅を新築・改築する際に、省エネルギー設備を検討する基準は、1位「節約できる額」<74.7%>、2位「初期コストの額」<72.3%>、3位「補助金・助成金の有無」<71.4%>
●将来住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したい人は93%
■調査実施の背景
昨年3月の東日本大震災の影響により、今夏だけでなく、今冬も関西電力・九州電力では節電要請が始まっている状況です。また、震災被害のあった東北電力においても東京電力からの電力融通に頼っているような状況であり、今後も震災に付随した原発問題の影響により各地域での電力不足が叫ばれる様な状況となっております。
2009年度の資源エネルギー庁の調査では、民生部門でのエネルギー消費は全体エネルギー量の33.6%を占めているとの結果が出ており、さらにはそのうちの家庭部門では、部門内で42.1%を占める結果となっております。これは1973年度の家庭用エネルギー消費量を100とした場合、2009年度には206.3となっており、第一次オイルショック当時に比べて、2倍以上のエネルギーを消費したことになります。これらより省エネの取組みは地球環境問題においても、電力不足の問題においても必須事項となっているような状況です。
そこで、今回、世の中の住まいにおける考えはどうなのか、新築・改築を予定されている方々に対し、「再生可能エネルギーの利用」について、アンケート調査を行いました。
■調査概要
(1)調査手法 : インターネット調査
(2)調査時期 : 2011年07月15日 − 2011年07月28日
(3)調査エリア : 全国
(4)有効回答数 : 332名
(5)調査対象 : 住宅の新築・改築を1年以内に考えている方
■調査結果
【1】住宅新築・改築する際に費用をある程度掛けてでも光熱費を半分以下に抑えたい人が75.8%
震災以降、電力不足の問題が発生し、節電の取組みが叫ばれており、これに対し、国や行政などからいろいろな対策が情報公開され、ご家庭では待機電力など無駄な電力、冷暖房の設定温度の調整などを実践されております。
今後、更なる節電・省エネの取組みとして省エネルギー機器・省エネルギー住宅の導入が進んでいくと思われます。省エネルギー機器等の導入については、結果的に光熱費の削減にもつながり、実際、消費者の方々はどの程度の投資で、どの程度の光熱費削減につながれば納得できるのか、調査したところ、毎月の光熱費「ゼロ」ならば、いくら掛かっても良いという人が15.4%。毎月の光熱費が半分程度になればそれなりのお金が掛かってもよいと考える人が59.9%と半数以上を占めることがわかりました。
光熱費削減に対しての設備投資について、消費者はある程度の費用負担が掛かっても光熱費を半分以下に抑えたい、と考えている方々が7割以上いることが分かりました。
我慢は長く続けることは出来ません。この冬だけでなく、今年の夏も節電の取組みは続く可能性があるとのニュースもあり、我慢しないで継続して、快適に節電・光熱費削減へ取り組むためには電力消費の元から変える必要があると考えます。元を変えるための方法としては省エネルギー機器の導入があります。
【2】住宅を新築・改築する際に、省エネルギー設備を検討する基準は、1位「節約できる額」<74.7%>、2位「初期コストの額」<72.3%>、3位「補助金・助成金の有無」<71.4%>
住宅の新築・改築にあたり太陽光発電システムなど「省エネルギー設備機器」を検討する方々が増えてきていますが、最終的に導入を検討する際に基準(決め手)は?との問いに対しては、1位が『節約できる光熱費』で74.7%、2位が『初期コストの金額』、3位が『補助金・助成金(の有無)』との結果になりました。
節電の取組みは実践したい、と理解していても節電のために省エネルギー機器導入の「効果」が必要で、また、効果があってもその効果以上の「初期コスト」が掛かるようでは導入に踏み切れないとの回答結果でした。
どれだけお得か?光熱費節約は魅力的だが、補助金も含めた費用対効果も重要であることを指しています。
結果、『太陽光発電』など補助金・助成金がある省エネルギー機器は普及につながっていますが、『地中熱』などの補助金・助成金の無い省エネルギー機器の普及は進んでいないのが現状です。
【3】将来住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したい、と考える方々は93%但し、72%は条件付で設置検討。条件の1位は「初期コスト」!
将来、住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したいかきいたところ、『是非利用したい』との回答が21%、『条件が合えば設置したい』との回答が72%、『利用したくない』との回答が7%という結果となりました。さらに、各回答者の理由を訊いたところ、『是非利用したい』との回答者においては、「エコ・クリーンだから」、「環境にやさしいから」、「光熱費が安くなりそうだから」、「環境に良く、安全だから」など、地中熱に関しての知識をお持ちと思われ、また、環境問題についても色々と考えられているものと思われます。
全体の7割を占める『条件が合えば利用したい』との回答者は、「設備の新設に掛かるコストが高すぎなければ」、「導入・維持費用と効果の費用対効果」、「補助金があれば」等、費用的な面を気にした回答が多く見受けられました。
一方、『利用したくない』との回答者においては、「良く分からないから」、「普及していなく、問題があるかもしれない」など、「地中熱」の利用について理解されていない現状が見受けられました。
■その他調査結果 ダイジェスト■
●あなたは住宅を新築・改築する際に、節電・省エネルギー設備にかかった費用が、毎月の光熱費の節約で回収するのに、何年くらいかけてもいいと思いますか?
結果は、5年から10年以内が53.7%と過半数以上、以下、5年未満で30.4%、10年から15年未満で12.7%との結果となりました。
●あなたは住宅を新築・改築する際に、節電・省エネルギー設備にかかる費用は、どの程度政府や自治体の補助金で補えるようにすべきだと思いますか?
結果は補助金で「3割程度」負担してほしい、が48.2% でほぼ過半数を獲得。以下、5割程度で45.8%、1割程度で6%との結果となりました。
【お知らせ】
(1)フィアスホームでは、1月7日(土)から『新春“地中熱住宅”フェア』を全国のフィアスホーム加盟店にて開催致します。『環境デザイン』の考え方のもと、無駄なエネルギーを使わない「省エネ」、自然エネルギーを最大限に活かす工夫の「開ける」「閉じる」「遮る」技術、少ないエネルギーで暮らす「少エネ」、エネルギーを創りだす「創エネ」を盛り込んだ、自然エネルギーを活かして“光熱費ゼロの家”を目指したフィアスホームの快適な住まい『地中熱住宅』を是非一度ご覧下さい。
(2)以下の加盟店では、実際の『地中熱住宅』が体感頂けます。是非一度、足をお運び下さい。
フィアスホーム秋田南店 秋田県秋田市山手台1-1-1 TEL:018-889-6411
フィアスホーム山形店 山形県山形市馬見ヶ崎1丁目12-19 TEL:023-612-0003
フィアスホーム千葉中央店 千葉県千葉市稲毛区長沼原町 719-2 TEL:043-215-4106
フィアスホーム滑川店 富山県滑川市上小泉470 TEL:076-476-2555
フィアスホーム福井北店 福井県坂井市坂井町上兵庫33-3-1 TEL:0779-87-1583
フィアスホーム岐阜南店 岐阜県岐阜市下奈良1-10-1 TEL:058-277-0714
フィアスホーム可茂店 岐阜県可児市土田5268 TEL:0574-24-1255
フィアスホーム松山南店 愛媛県松山市本町2丁目1-1 TEL:089-947-3600
【本件に関するお問い合わせ先】
(株)LIXIL住宅研究所 広報・宣伝部 フィアスホーム広報担当 千明 和彦
電話:03−5626−8251 メール:mailto:chigirak3@LIXIL-jk.co.jp
フィアスホームホームページ/TOP URL:http://www.fiace.jp/
【データ引用希望のお問い合わせ先】
フィアスホーム本部 TEL:0120-7979-25 メール:mailto:chigirak3@LIXIL-jk.co.jp
フィアスホームホームページ:http://www.fiace.jp/
《関連URL》
http://www.fiace.jp/
今回、「住まいと再生可能エネルギーの利用」をテーマに、インターネット調査を実施。25歳以上の男女の住宅購入検討者(改築含む)およそ330名超の方々の回答から下記の結果が分かりましたので発表いたします。
■調査結果■
●住宅新築・改築する際に費用をある程度掛けてでも光熱費を半分以下に抑えたい人が75.8%
●住宅を新築・改築する際に、省エネルギー設備を検討する基準は、1位「節約できる額」<74.7%>、2位「初期コストの額」<72.3%>、3位「補助金・助成金の有無」<71.4%>
●将来住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したい人は93%
■調査実施の背景
昨年3月の東日本大震災の影響により、今夏だけでなく、今冬も関西電力・九州電力では節電要請が始まっている状況です。また、震災被害のあった東北電力においても東京電力からの電力融通に頼っているような状況であり、今後も震災に付随した原発問題の影響により各地域での電力不足が叫ばれる様な状況となっております。
2009年度の資源エネルギー庁の調査では、民生部門でのエネルギー消費は全体エネルギー量の33.6%を占めているとの結果が出ており、さらにはそのうちの家庭部門では、部門内で42.1%を占める結果となっております。これは1973年度の家庭用エネルギー消費量を100とした場合、2009年度には206.3となっており、第一次オイルショック当時に比べて、2倍以上のエネルギーを消費したことになります。これらより省エネの取組みは地球環境問題においても、電力不足の問題においても必須事項となっているような状況です。
そこで、今回、世の中の住まいにおける考えはどうなのか、新築・改築を予定されている方々に対し、「再生可能エネルギーの利用」について、アンケート調査を行いました。
■調査概要
(1)調査手法 : インターネット調査
(2)調査時期 : 2011年07月15日 − 2011年07月28日
(3)調査エリア : 全国
(4)有効回答数 : 332名
(5)調査対象 : 住宅の新築・改築を1年以内に考えている方
■調査結果
【1】住宅新築・改築する際に費用をある程度掛けてでも光熱費を半分以下に抑えたい人が75.8%
震災以降、電力不足の問題が発生し、節電の取組みが叫ばれており、これに対し、国や行政などからいろいろな対策が情報公開され、ご家庭では待機電力など無駄な電力、冷暖房の設定温度の調整などを実践されております。
今後、更なる節電・省エネの取組みとして省エネルギー機器・省エネルギー住宅の導入が進んでいくと思われます。省エネルギー機器等の導入については、結果的に光熱費の削減にもつながり、実際、消費者の方々はどの程度の投資で、どの程度の光熱費削減につながれば納得できるのか、調査したところ、毎月の光熱費「ゼロ」ならば、いくら掛かっても良いという人が15.4%。毎月の光熱費が半分程度になればそれなりのお金が掛かってもよいと考える人が59.9%と半数以上を占めることがわかりました。
光熱費削減に対しての設備投資について、消費者はある程度の費用負担が掛かっても光熱費を半分以下に抑えたい、と考えている方々が7割以上いることが分かりました。
我慢は長く続けることは出来ません。この冬だけでなく、今年の夏も節電の取組みは続く可能性があるとのニュースもあり、我慢しないで継続して、快適に節電・光熱費削減へ取り組むためには電力消費の元から変える必要があると考えます。元を変えるための方法としては省エネルギー機器の導入があります。
【2】住宅を新築・改築する際に、省エネルギー設備を検討する基準は、1位「節約できる額」<74.7%>、2位「初期コストの額」<72.3%>、3位「補助金・助成金の有無」<71.4%>
住宅の新築・改築にあたり太陽光発電システムなど「省エネルギー設備機器」を検討する方々が増えてきていますが、最終的に導入を検討する際に基準(決め手)は?との問いに対しては、1位が『節約できる光熱費』で74.7%、2位が『初期コストの金額』、3位が『補助金・助成金(の有無)』との結果になりました。
節電の取組みは実践したい、と理解していても節電のために省エネルギー機器導入の「効果」が必要で、また、効果があってもその効果以上の「初期コスト」が掛かるようでは導入に踏み切れないとの回答結果でした。
どれだけお得か?光熱費節約は魅力的だが、補助金も含めた費用対効果も重要であることを指しています。
結果、『太陽光発電』など補助金・助成金がある省エネルギー機器は普及につながっていますが、『地中熱』などの補助金・助成金の無い省エネルギー機器の普及は進んでいないのが現状です。
【3】将来住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したい、と考える方々は93%但し、72%は条件付で設置検討。条件の1位は「初期コスト」!
将来、住宅を新築・改築する際に「地中熱」を利用したいかきいたところ、『是非利用したい』との回答が21%、『条件が合えば設置したい』との回答が72%、『利用したくない』との回答が7%という結果となりました。さらに、各回答者の理由を訊いたところ、『是非利用したい』との回答者においては、「エコ・クリーンだから」、「環境にやさしいから」、「光熱費が安くなりそうだから」、「環境に良く、安全だから」など、地中熱に関しての知識をお持ちと思われ、また、環境問題についても色々と考えられているものと思われます。
全体の7割を占める『条件が合えば利用したい』との回答者は、「設備の新設に掛かるコストが高すぎなければ」、「導入・維持費用と効果の費用対効果」、「補助金があれば」等、費用的な面を気にした回答が多く見受けられました。
一方、『利用したくない』との回答者においては、「良く分からないから」、「普及していなく、問題があるかもしれない」など、「地中熱」の利用について理解されていない現状が見受けられました。
■その他調査結果 ダイジェスト■
●あなたは住宅を新築・改築する際に、節電・省エネルギー設備にかかった費用が、毎月の光熱費の節約で回収するのに、何年くらいかけてもいいと思いますか?
結果は、5年から10年以内が53.7%と過半数以上、以下、5年未満で30.4%、10年から15年未満で12.7%との結果となりました。
●あなたは住宅を新築・改築する際に、節電・省エネルギー設備にかかる費用は、どの程度政府や自治体の補助金で補えるようにすべきだと思いますか?
結果は補助金で「3割程度」負担してほしい、が48.2% でほぼ過半数を獲得。以下、5割程度で45.8%、1割程度で6%との結果となりました。
【お知らせ】
(1)フィアスホームでは、1月7日(土)から『新春“地中熱住宅”フェア』を全国のフィアスホーム加盟店にて開催致します。『環境デザイン』の考え方のもと、無駄なエネルギーを使わない「省エネ」、自然エネルギーを最大限に活かす工夫の「開ける」「閉じる」「遮る」技術、少ないエネルギーで暮らす「少エネ」、エネルギーを創りだす「創エネ」を盛り込んだ、自然エネルギーを活かして“光熱費ゼロの家”を目指したフィアスホームの快適な住まい『地中熱住宅』を是非一度ご覧下さい。
(2)以下の加盟店では、実際の『地中熱住宅』が体感頂けます。是非一度、足をお運び下さい。
フィアスホーム秋田南店 秋田県秋田市山手台1-1-1 TEL:018-889-6411
フィアスホーム山形店 山形県山形市馬見ヶ崎1丁目12-19 TEL:023-612-0003
フィアスホーム千葉中央店 千葉県千葉市稲毛区長沼原町 719-2 TEL:043-215-4106
フィアスホーム滑川店 富山県滑川市上小泉470 TEL:076-476-2555
フィアスホーム福井北店 福井県坂井市坂井町上兵庫33-3-1 TEL:0779-87-1583
フィアスホーム岐阜南店 岐阜県岐阜市下奈良1-10-1 TEL:058-277-0714
フィアスホーム可茂店 岐阜県可児市土田5268 TEL:0574-24-1255
フィアスホーム松山南店 愛媛県松山市本町2丁目1-1 TEL:089-947-3600
【本件に関するお問い合わせ先】
(株)LIXIL住宅研究所 広報・宣伝部 フィアスホーム広報担当 千明 和彦
電話:03−5626−8251 メール:mailto:chigirak3@LIXIL-jk.co.jp
フィアスホームホームページ/TOP URL:http://www.fiace.jp/
【データ引用希望のお問い合わせ先】
フィアスホーム本部 TEL:0120-7979-25 メール:mailto:chigirak3@LIXIL-jk.co.jp
フィアスホームホームページ:http://www.fiace.jp/
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