アイアクト、『竹紙』を使ったオリジナルノートで、お客様の企業価値向上と、里山保全に貢献
アイアクトは、先般エコプロダクツ大賞を受賞した中越パルプ工業の『竹紙』を使ったオリジナルノートを制作しました。企業価値を高める新たな環境コミュニケーションツールとしてお客様へ提案し、『竹紙』の消費拡大によって里山保全に貢献します。
株式会社アイアクト(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木統夫)は、このたび国産竹100%を原料とする『竹紙100ナチュラル』を使ったオリジナルノートをプロデュース・制作しました。これを見本として無料配布し、お客様に対して『竹紙』を活用した様々なオリジナル企業グッズをご提案、プロデュース、制作していくことで、企業への評価を高める環境・CSRコミュニケーションを支援します。
◆『竹紙』とは?
竹は成長が早い一方で利用分野や使用量が縮小しており、放置竹林が里山の保全にとって大きな問題となっています。アイアクトが今回オリジナルノートの用紙として採用した『竹紙100ナチュラル』は、この問題を解決したいと、東証一部上場の製紙メーカー・中越パルプ工業株式会社(東京都中央区/富山県高岡市、代表取締役:原田正文) が、林業や加工業者等の協力を得て2009年に開発したものです。竹の新たな用途を開拓したことで、里山の保全、生物多様性の確保やCO2排出量削減、さらには新たな地域経済の振興にもつながっています。そうした『竹紙』の優れた成果は専門家の間で注目を集め、今年2011年の第8回エコプロダクツ大賞(エコプロダクツ部門)では最高位の『農林水産大臣賞』を受賞するなど、高い評価を受けています。
ただ、木材を原料とする紙に比べるとどうしてもコスト高になってしまうため、『竹紙』の利用についてはまだまだこれからというのが現実です。
◆『竹紙』ノートのねらい
一方、Web制作を本業としてきたアイアクトでは、お客様の環境サイトやCSRサイトの受託制作から発展し、2009年より、自社の、そして、お客様の環境やCSRそのものをテーマとしたコミュニケーション支援に取り組み始めております。
私たちは、この『竹紙』の独自性と社会的評価に着目。企業がオリジナルグッズの素材や印刷物に採用することで、意識の高い層に強くアピールし、企業への評価を高めてブランド力の向上に大きな効果が期待できると考えました。このたび制作した『竹紙ノート』は、そのサンプルとして、アイアクトが自社の環境・CSRコミュニケーションツールとして制作したものです。
また、アイアクトは自身の社会的責任においても、この取り組みによって『竹紙』のさらなる認知向上、利用拡大を図り、里山の保全に役立ちたいと考えています。
◆中越パルプ工業 営業本部・営業企画部 西村 修部長からのコメント
『竹紙の取り組みで、行き場の無い日本の竹を年間2万トン活用し、放置竹林問題の解決糸口として高く評価されています。持続可能な活動を目指し、多くの皆さんに竹紙が使われることを願っています。』
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■参考
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◆『竹紙』開発の経緯
『竹紙』は、日本の竹100%を原料としたマスプロ製品として生産販売されている唯一の製品です。
近年、安価な輸入タケノコの台頭、生活用品の素材の変化(竹細工からプラスチックへ)などによって竹林の整備が行き渡らない状況となり、里山や森林を侵食するようになりました。これは全国的な現象ですが、特に中越パルプ工業の川内工場がある鹿児島県は、国内で最も竹林面積の広い県であり、タケノコの生産量も大きいため、地域の課題でもありました。そこで中越パルプ工業では1998年より地域貢献の一環として竹の有効活用に挑戦し始めました。
製紙原料としての竹は、木材に比べ、筒状で中が空洞のために運搬や加工等の効率がとても悪く、日本の製紙会社ではほとんど扱われていません。中越パルプ工業は、それでも地道にタケノコ農家、チップ工場の協力を得ながら試行錯誤を重ね、竹の集荷体制を築き上げ、2009年にようやく国産竹100%の紙の製造販売にこぎつけました。
この結果、タケノコ生産竹林の整備が進み、また、竹に新たな経済的価値が生じたことによって放置竹林の伐採整備が積極的に行われるようになっています。
【『竹紙』受賞暦】
・第1回いきものにぎわい企業活動コンテスト 審査委員特別賞
http://mizumidori.jp/ikimono-nigiwai/award_list/award_09.html
・第8回エコプロダクツ大賞 農林水産大臣賞
http://www.gef.or.jp/ecoproducts/8th_result/index.htm
【関連リンク】
・竹紙
http://www.chuetsu-pulp.co.jp/eco/new.html
◆中越パルプ工業と環境・CSR
中越パルプ工業は、『地域社会との関わり合い強化と森林資源の保護を大前提に環境保全に貢献していきたい』というトップメッセージに基づき、地域のステークホルダーとの交流を深め、“里山保全”をキーワードとした環境経営を推進しています。
その取り組みは株式会社日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付においても高く評価され、今年2011年10月には『環境への配慮に対する取り組みが特に先進的』という最高ランクの格付を取得しました。
◆アイアクトと環境・CSR
『社会に役立つ会社』を企業理念のひとつに掲げるアイアクトは、『Web制作会社も環境配慮に対する時代の要請に応えるべき』という考えのもと、2009年より新たな取り組みとして、環境にやさしいWebサイトを提供する『GREEN MEDIAサービス』を始めました。
2010年からは米国サステナブル・ライフ・メディア社(Sustainable Life Media, Inc、以下SLM社、本社:カリフォルニア州) との提携による“サステナブル・ブランド”の普及啓蒙活動をおこなうなど、企業のブランド価値をより高めていくための支援事業を強化・拡大しております。
【関連リンク】
・Webサイトによって排出されるCO2を削減『GREEN MEDIA(グリーン・メディア)』
http://www.iact.co.jp/greenmedia/
・CSR・環境コミュニケーション支援『SOCIAL COMPASS(ソーシャル・コンパス)』
http://www.iact.co.jp/social/
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■企業概要
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株式会社アイアクト http://www.iact.co.jp/
【東京事務所】 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-6-11 川上ビル
【大阪事務所・本社】 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町2-4-10 廣瀬又一ビル
【設立】 1999年6月 (創業1992年7月)
【従業員数】 80名
【代表】 代表取締役 鈴木統夫
【事業内容】 Webインテグレーション事業、モバイルインテグレーション事業、マーケティング&プロモーション事業、Web戦略立案&コンサルティング事業
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中越パルプ工業株式会社 http://www.chuetsu-pulp.co.jp
【東京本社】 〒104-8124 東京都中央区銀座2-10-6
【高岡本社】 〒933-8533 富山県高岡市米島282
【創業】 1947年2月
【従業員数】 854名
【代表】 代表取締役社長 原田正文
【事業内容】 紙(印刷・情報用紙、包装紙、特殊加工紙、新聞用紙等)、パルプの製造販売
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■本件に関するお問い合わせ
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株式会社アイアクト 東京事務所
【担当】大出(おおいで)
【E-mail】hansoku@iact.co.jp
【TEL】03-5728-1331 【FAX】03-5728-1332
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-6-11 川上ビル
◆『竹紙』とは?
竹は成長が早い一方で利用分野や使用量が縮小しており、放置竹林が里山の保全にとって大きな問題となっています。アイアクトが今回オリジナルノートの用紙として採用した『竹紙100ナチュラル』は、この問題を解決したいと、東証一部上場の製紙メーカー・中越パルプ工業株式会社(東京都中央区/富山県高岡市、代表取締役:原田正文) が、林業や加工業者等の協力を得て2009年に開発したものです。竹の新たな用途を開拓したことで、里山の保全、生物多様性の確保やCO2排出量削減、さらには新たな地域経済の振興にもつながっています。そうした『竹紙』の優れた成果は専門家の間で注目を集め、今年2011年の第8回エコプロダクツ大賞(エコプロダクツ部門)では最高位の『農林水産大臣賞』を受賞するなど、高い評価を受けています。
ただ、木材を原料とする紙に比べるとどうしてもコスト高になってしまうため、『竹紙』の利用についてはまだまだこれからというのが現実です。
◆『竹紙』ノートのねらい
一方、Web制作を本業としてきたアイアクトでは、お客様の環境サイトやCSRサイトの受託制作から発展し、2009年より、自社の、そして、お客様の環境やCSRそのものをテーマとしたコミュニケーション支援に取り組み始めております。
私たちは、この『竹紙』の独自性と社会的評価に着目。企業がオリジナルグッズの素材や印刷物に採用することで、意識の高い層に強くアピールし、企業への評価を高めてブランド力の向上に大きな効果が期待できると考えました。このたび制作した『竹紙ノート』は、そのサンプルとして、アイアクトが自社の環境・CSRコミュニケーションツールとして制作したものです。
また、アイアクトは自身の社会的責任においても、この取り組みによって『竹紙』のさらなる認知向上、利用拡大を図り、里山の保全に役立ちたいと考えています。
◆中越パルプ工業 営業本部・営業企画部 西村 修部長からのコメント
『竹紙の取り組みで、行き場の無い日本の竹を年間2万トン活用し、放置竹林問題の解決糸口として高く評価されています。持続可能な活動を目指し、多くの皆さんに竹紙が使われることを願っています。』
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■参考
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◆『竹紙』開発の経緯
『竹紙』は、日本の竹100%を原料としたマスプロ製品として生産販売されている唯一の製品です。
近年、安価な輸入タケノコの台頭、生活用品の素材の変化(竹細工からプラスチックへ)などによって竹林の整備が行き渡らない状況となり、里山や森林を侵食するようになりました。これは全国的な現象ですが、特に中越パルプ工業の川内工場がある鹿児島県は、国内で最も竹林面積の広い県であり、タケノコの生産量も大きいため、地域の課題でもありました。そこで中越パルプ工業では1998年より地域貢献の一環として竹の有効活用に挑戦し始めました。
製紙原料としての竹は、木材に比べ、筒状で中が空洞のために運搬や加工等の効率がとても悪く、日本の製紙会社ではほとんど扱われていません。中越パルプ工業は、それでも地道にタケノコ農家、チップ工場の協力を得ながら試行錯誤を重ね、竹の集荷体制を築き上げ、2009年にようやく国産竹100%の紙の製造販売にこぎつけました。
この結果、タケノコ生産竹林の整備が進み、また、竹に新たな経済的価値が生じたことによって放置竹林の伐採整備が積極的に行われるようになっています。
【『竹紙』受賞暦】
・第1回いきものにぎわい企業活動コンテスト 審査委員特別賞
http://mizumidori.jp/ikimono-nigiwai/award_list/award_09.html
・第8回エコプロダクツ大賞 農林水産大臣賞
http://www.gef.or.jp/ecoproducts/8th_result/index.htm
【関連リンク】
・竹紙
http://www.chuetsu-pulp.co.jp/eco/new.html
◆中越パルプ工業と環境・CSR
中越パルプ工業は、『地域社会との関わり合い強化と森林資源の保護を大前提に環境保全に貢献していきたい』というトップメッセージに基づき、地域のステークホルダーとの交流を深め、“里山保全”をキーワードとした環境経営を推進しています。
その取り組みは株式会社日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付においても高く評価され、今年2011年10月には『環境への配慮に対する取り組みが特に先進的』という最高ランクの格付を取得しました。
◆アイアクトと環境・CSR
『社会に役立つ会社』を企業理念のひとつに掲げるアイアクトは、『Web制作会社も環境配慮に対する時代の要請に応えるべき』という考えのもと、2009年より新たな取り組みとして、環境にやさしいWebサイトを提供する『GREEN MEDIAサービス』を始めました。
2010年からは米国サステナブル・ライフ・メディア社(Sustainable Life Media, Inc、以下SLM社、本社:カリフォルニア州) との提携による“サステナブル・ブランド”の普及啓蒙活動をおこなうなど、企業のブランド価値をより高めていくための支援事業を強化・拡大しております。
【関連リンク】
・Webサイトによって排出されるCO2を削減『GREEN MEDIA(グリーン・メディア)』
http://www.iact.co.jp/greenmedia/
・CSR・環境コミュニケーション支援『SOCIAL COMPASS(ソーシャル・コンパス)』
http://www.iact.co.jp/social/
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■企業概要
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株式会社アイアクト http://www.iact.co.jp/
【東京事務所】 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-6-11 川上ビル
【大阪事務所・本社】 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町2-4-10 廣瀬又一ビル
【設立】 1999年6月 (創業1992年7月)
【従業員数】 80名
【代表】 代表取締役 鈴木統夫
【事業内容】 Webインテグレーション事業、モバイルインテグレーション事業、マーケティング&プロモーション事業、Web戦略立案&コンサルティング事業
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中越パルプ工業株式会社 http://www.chuetsu-pulp.co.jp
【東京本社】 〒104-8124 東京都中央区銀座2-10-6
【高岡本社】 〒933-8533 富山県高岡市米島282
【創業】 1947年2月
【従業員数】 854名
【代表】 代表取締役社長 原田正文
【事業内容】 紙(印刷・情報用紙、包装紙、特殊加工紙、新聞用紙等)、パルプの製造販売
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■本件に関するお問い合わせ
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株式会社アイアクト 東京事務所
【担当】大出(おおいで)
【E-mail】hansoku@iact.co.jp
【TEL】03-5728-1331 【FAX】03-5728-1332
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-6-11 川上ビル