前橋工科大学との共同プロジェクト 震災対応の全館空調ヘルシーエアシステム「HASの家」ver.9 発表 〜放射能を最大63%除去でき、しかも空調電気代 約760円/月〜
この度ハラサワホーム株式会社(代表取締役社長 原澤浩毅)の全館空調システムHAS(ヘルシーエアーシステム:ハース)バージョンアップに伴いまして「HASの家ver.9」の発表を致します。
【「HASの家ver.9」商品概要】
住まいの環境問題に積極的に取り組んできたハラサワホーム株式会社は住宅固有の性能に合わせた自社オリジナルの高効率全館空調システムに地熱利用を付加することで熱効率を高め、電気使用量を減らしCO2の削減に繋げるべく従来定価からプラス50万円で「HASの家ver.9」を商品化します。
一般の全館空調は、空調設定能力を1.3〜1.5倍程度に設定し冷房・暖房を行う為、初期費用とランニングコストが高額になってしまいます。この問題を解決した、エネルギーの消費を抑える超高断熱・超高気密性能と全館空調システム「HAS」とが合致して発揮される「HASの家」は初期費用とランニングコストを抑えた、建物と設備のバランスのとれた住まいとなります。
今までの「HAS」(定価200万円)に省コストで地熱利用仕様(ver.9:+50万円)とし、特許工法基礎を利用しクール(ヒート)チューブ効果を得ることで、その一定の温度になった空気を「HAS」のフィルターにより空気中の微粒子を除去すると同時にダニやカビ・バクテリアの発生を防止し、空気の質にこだわりをもった建物とライフスタイルを提供できます(図1)。
(通常クールチューブ設備はダクト内に発生するカビ、ホコリ、結露、メンテナンス等の問題で液体冷媒とした配管を使用し、高額の費用が必要となることが一般的です。)
1、前橋工科大学三田村准教授によるシミュレーション(図2)では、地熱利用とすることで外気と比較し夏季では約3℃冷やされ、冬季では約1℃暖められた空気を利用することで空調負荷を低減することが可能です。分析の結果、「HASの家ver.9」の月平均電気代は約760円と従来のHASの家と比較し約8割も削減効果があるとのシミュレーション結果も出ております。
2、HASの家は室内へ侵入する大気中の浮遊塵を通常の住宅換気システムでは除去が難しい微粒子まで大幅に除去できます。よって、放射性物質が大気中の浮遊塵に付着していても室内へ侵入することを防止し、室内の空間放射線量を低く抑えると同時に内部被曝を軽減できることも考えられます。引越し後20年7回の定期巡回点検にて三田村准教授と共に空気中放射線量測定を実施し分析した結果、屋外空気中放射線量の多さにもよりますが、最大で63%の空気中放射線量の低減を実現している住宅もあります。(表1)
【前橋工科大学による地熱利用の省エネ効果と空気環境に関する事前・事後の検証】
HASの家の空気環境について共同研究を行っている前橋工科大学工学部建築学科の三田村准教授に、「HASの家ver.9」の設計仕様に基づいた地熱利用等による省エネ効果について、一件ごとに設計段階における非定常の数値シミュレーションによる算出(図2)を依頼します。この算出結果を設計にフィードバックすることより、一件ごとの住宅について最適な削減効果が得られるよう事前の検証が可能となります。また、引き渡し後については、実際の住宅において省エネ効果が設計通りに得られているかについて、消費電力量等の検証調査を実施するほか、地熱利用による効果についてダクト内や室内の温度や室内空気質(カビ,ダニ)について、梅雨期・夏期・冬期の各季節に現場実測を行うことにより、事後の検証を行っていきます。
【前橋工科大学 三田村輝章准教授によるシミュレーション結果とその考察】
通常、換気や冷暖房を行う際、熱交換器などの特別な装置が設置されていない場合には、屋外の空気をそのまま室内(HASの家では全館空調システム内)へ導入します。そのため、夏は気温の高い空気を、冬は気温の低い空気を導入するため、冷暖房に必要なエネルギーも外気温に応じて多くなりますが、「HASの家ver.9」は、室内へ空気を導入する通り道となるクール(ヒート)チューブを地中に埋設して、地熱を利用することにより、夏は導入する外気が冷やされ、冬は逆に暖められるため、外気温の変動が緩和され、冷暖房エネルギー消費量を削減するという考え方です。今回、この効果についてパソコンを用いた簡単なシミュレーション(数値計算による予測)を行いました。シミュレーションには、世界中で広く使用されているシステム・シミュレーション・ツール “TRNSYS”(トランシス 米国製)を使用し、前橋の気候条件下で、長さ10mのクール(ヒート)チューブを地中1mの深さに埋設し、住宅で最低限必要な換気量の空気を通した場合の効果について計算しました(図2)。夏では、チューブ出口の温度は、冷房の使用がピークとなる日中で2〜3℃も外気温より低くすることが可能となり、大幅な冷房エネルギーの削減が期待されます。また、夜間でも外気温より1℃程度低い空気を導入することが可能です。一方、冬では、日中の効果はほとんど期待できませんが、夜間では1℃程度ですが外気温より高い温度の空気を導入することが可能であり、元々、HASの家は超高断熱・超高気密性能であるため、冬でも良好な温熱環境を実現できていることを考えれば、快適性を損なわず、より一層の暖房エネルギー削減も実現できると考えられます。
新規OPEN予定展示場と宿泊体験棟】
所沢展示場 GW (4月末)OPEN予定
埼玉県所沢市若狭3−2353−1
環境共生モデルタウン 所沢ハウジングステージ
延べ床面積 164.90?(49.88坪)
206工法
昭和町宿泊体験棟 5月中旬OPEN予定
群馬県前橋市昭和町3丁目221−2
延べ床面積 141.16(42.70坪)
206工法
<この件に関する問合せ>
ハラサワホーム株式会社
代表取締役社長 原澤浩毅
本社
〒373−0852
群馬県太田市新井町565
電 話:0276−30−2111
FAX:0276−30−2117
E-mail:goiken-hrsw@aria.ocn.ne.jp
HP:http://www.hrsw.co.jp
伊勢崎展示場
設計本部 五味渕 理章
電 話:0270−22−2121
E-mail:isesaki−hrsw@aria.ocn.ne.jp
住まいの環境問題に積極的に取り組んできたハラサワホーム株式会社は住宅固有の性能に合わせた自社オリジナルの高効率全館空調システムに地熱利用を付加することで熱効率を高め、電気使用量を減らしCO2の削減に繋げるべく従来定価からプラス50万円で「HASの家ver.9」を商品化します。
一般の全館空調は、空調設定能力を1.3〜1.5倍程度に設定し冷房・暖房を行う為、初期費用とランニングコストが高額になってしまいます。この問題を解決した、エネルギーの消費を抑える超高断熱・超高気密性能と全館空調システム「HAS」とが合致して発揮される「HASの家」は初期費用とランニングコストを抑えた、建物と設備のバランスのとれた住まいとなります。
今までの「HAS」(定価200万円)に省コストで地熱利用仕様(ver.9:+50万円)とし、特許工法基礎を利用しクール(ヒート)チューブ効果を得ることで、その一定の温度になった空気を「HAS」のフィルターにより空気中の微粒子を除去すると同時にダニやカビ・バクテリアの発生を防止し、空気の質にこだわりをもった建物とライフスタイルを提供できます(図1)。
(通常クールチューブ設備はダクト内に発生するカビ、ホコリ、結露、メンテナンス等の問題で液体冷媒とした配管を使用し、高額の費用が必要となることが一般的です。)
1、前橋工科大学三田村准教授によるシミュレーション(図2)では、地熱利用とすることで外気と比較し夏季では約3℃冷やされ、冬季では約1℃暖められた空気を利用することで空調負荷を低減することが可能です。分析の結果、「HASの家ver.9」の月平均電気代は約760円と従来のHASの家と比較し約8割も削減効果があるとのシミュレーション結果も出ております。
2、HASの家は室内へ侵入する大気中の浮遊塵を通常の住宅換気システムでは除去が難しい微粒子まで大幅に除去できます。よって、放射性物質が大気中の浮遊塵に付着していても室内へ侵入することを防止し、室内の空間放射線量を低く抑えると同時に内部被曝を軽減できることも考えられます。引越し後20年7回の定期巡回点検にて三田村准教授と共に空気中放射線量測定を実施し分析した結果、屋外空気中放射線量の多さにもよりますが、最大で63%の空気中放射線量の低減を実現している住宅もあります。(表1)
【前橋工科大学による地熱利用の省エネ効果と空気環境に関する事前・事後の検証】
HASの家の空気環境について共同研究を行っている前橋工科大学工学部建築学科の三田村准教授に、「HASの家ver.9」の設計仕様に基づいた地熱利用等による省エネ効果について、一件ごとに設計段階における非定常の数値シミュレーションによる算出(図2)を依頼します。この算出結果を設計にフィードバックすることより、一件ごとの住宅について最適な削減効果が得られるよう事前の検証が可能となります。また、引き渡し後については、実際の住宅において省エネ効果が設計通りに得られているかについて、消費電力量等の検証調査を実施するほか、地熱利用による効果についてダクト内や室内の温度や室内空気質(カビ,ダニ)について、梅雨期・夏期・冬期の各季節に現場実測を行うことにより、事後の検証を行っていきます。
【前橋工科大学 三田村輝章准教授によるシミュレーション結果とその考察】
通常、換気や冷暖房を行う際、熱交換器などの特別な装置が設置されていない場合には、屋外の空気をそのまま室内(HASの家では全館空調システム内)へ導入します。そのため、夏は気温の高い空気を、冬は気温の低い空気を導入するため、冷暖房に必要なエネルギーも外気温に応じて多くなりますが、「HASの家ver.9」は、室内へ空気を導入する通り道となるクール(ヒート)チューブを地中に埋設して、地熱を利用することにより、夏は導入する外気が冷やされ、冬は逆に暖められるため、外気温の変動が緩和され、冷暖房エネルギー消費量を削減するという考え方です。今回、この効果についてパソコンを用いた簡単なシミュレーション(数値計算による予測)を行いました。シミュレーションには、世界中で広く使用されているシステム・シミュレーション・ツール “TRNSYS”(トランシス 米国製)を使用し、前橋の気候条件下で、長さ10mのクール(ヒート)チューブを地中1mの深さに埋設し、住宅で最低限必要な換気量の空気を通した場合の効果について計算しました(図2)。夏では、チューブ出口の温度は、冷房の使用がピークとなる日中で2〜3℃も外気温より低くすることが可能となり、大幅な冷房エネルギーの削減が期待されます。また、夜間でも外気温より1℃程度低い空気を導入することが可能です。一方、冬では、日中の効果はほとんど期待できませんが、夜間では1℃程度ですが外気温より高い温度の空気を導入することが可能であり、元々、HASの家は超高断熱・超高気密性能であるため、冬でも良好な温熱環境を実現できていることを考えれば、快適性を損なわず、より一層の暖房エネルギー削減も実現できると考えられます。
新規OPEN予定展示場と宿泊体験棟】
所沢展示場 GW (4月末)OPEN予定
埼玉県所沢市若狭3−2353−1
環境共生モデルタウン 所沢ハウジングステージ
延べ床面積 164.90?(49.88坪)
206工法
昭和町宿泊体験棟 5月中旬OPEN予定
群馬県前橋市昭和町3丁目221−2
延べ床面積 141.16(42.70坪)
206工法
<この件に関する問合せ>
ハラサワホーム株式会社
代表取締役社長 原澤浩毅
本社
〒373−0852
群馬県太田市新井町565
電 話:0276−30−2111
FAX:0276−30−2117
E-mail:goiken-hrsw@aria.ocn.ne.jp
HP:http://www.hrsw.co.jp
伊勢崎展示場
設計本部 五味渕 理章
電 話:0270−22−2121
E-mail:isesaki−hrsw@aria.ocn.ne.jp