マリ騒乱におけるインターナショナルSOSの対応について
医療およびセキュリティサービス世界最大手のインターナショナルSOS株式会社と、提携会社であり、同じく世界最大手のリスクコンサルタント会社であるコントロール・リスクス・グループ株式会社は、マリに出張者、駐在員、社員の家族がいるクライアントに対し、情報提供やアドバイス、国外退避などの支援を提供しています
2012年3月29日(ロンドン)−医療およびセキュリティサービス世界最大手のインターナショナルSOS株式会社(本社:ロンドン、代表取締役社長:アーノルド・ヴェシエ、以下インターナショナルSOS)と、提携会社であり、同じく世界最大手のリスクコンサルタント会社であるコントロール・リスクス・グループ株式会社(本社:ロンドン、最高経営責任者:リチャード・フェニング、以下コントロール・リスクス)は、マリに出張者、駐在員、社員の家族がいるクライアントに対し、情報提供やアドバイス、国外退避などの支援を提供しています。
3月21日アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ大統領の政権打倒を狙ったクーデターにより、略奪や日和見的犯罪が多発し、首都バマコの治安状況は不安定になりました。ほどなくしてインターナショナルSOSのパリ・アラームセンターで危機管理チームが立ち上げられ、ロンドン、フィラデルフィア、ドイツ、シンガポールのチームの支援を受けながら、この緊急時にあたり、助言や指示を与え、支援資源を調整し、民間航空機またはチャーター機により退避する計画を立てるべく、マリで影響下にある55のクライアント、350人以上の確認、連絡にあたっています。
マリ現地のグローバルチームには、インターナショナルSOSとコントロール・リスクスのセキュリティ専門家、航空業務やロジスティクスの専門家が含まれています。このチームの知識と経験、提携サービス・プロバイダーを活用して3月29日時点で5社の退避支援を完了し、現在他社の退避支援に取り組んでいます。
同時に、このマリの現地チームは世界27ヶ所のインターナショナルSOSアラームセンターのネットワークに最新の情報を提供し、各拠点の会員がマリにいる同僚の情報や現地の状況を確認するための支援をおこなっています。
インターナショナルSOSのアシスタンス・ワールドワイド、グループジェネラルマネジャーのマイケル・ハンコックは次のようにコメントしています。「私たちは常にこのような事態に対して準備ができており、マリで事前に確立していたネットワークを利用してクライアントに情報提供やアドバイス、退避などの支援を提供することができます。私たちがサポートしている組織の多くは騒乱の前から独自の緊急対応計画を策定していました。これは私たちが常にアドバイスしてきたことです。今マリで起きているような事態が起こる前に、組織と従業員に準備体制を整えていた企業は優れた安全配慮義務を果たし、従業員の安全を確保することができました。」
インターナショナルSOSの推定によるとパリ・アラームセンターではマリでの騒乱が始まって以来、支援を求める電話を220件以上受けました。インターナショナルSOSとコントロール・リスクスが共同で運営するグローバルセキュリティ・アシスタンスセンターでは、空域が閉鎖された期間にセキュリティ関連の業務が8倍に増加しました。
同センターは現在、この騒乱によって影響を受けた民間企業、NPO、大学など55団体のクライアントの従業員、学生、教授陣、救援要員のために活動を続けています。
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは、これまでと同様、世界中のクライアントに渡航セキュリティ勧告を発信していきます。これら勧告は発生中の騒乱に関する通知であり、タイムリーな分析やセキュリティ問題のアドバイスなどで構成されています。また、現在影響下にある地域にいるクライアントの従業員を特定するために、「トラベル・トラッカー」システムを活用しました。
マリの治安状況は依然流動的です。影響下にある、または退避支援が必要なクライアントおよび会員はインターナショナルSOSの27拠点のアラームセンターに電話をし、支援の要請をすることをお勧めします。最新情報、アドバイス、分析情報はインターナショナルSOSの会員ウェブサイトでご覧になれます。(http://www.internationalsos.co.jp/)
*本プレスリリースは、2012年3月29日にロンドンで発表されたプレスリリースの翻訳です。
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インターナショナルSOSとコントロール・リスクスとの合弁企業が海外渡航者および駐在員にセキュリティサービスを提供しています。
インターナショナルSOSについて
インターナショナルSOS(http://www.internationalsos.co.jp/)は世界最大手の医療およびセキュリティサービス会社です。76カ国に700カ所以上の拠点をもち、1,100人の医師と200人のセキュリティ・スペシャリストが率いる10,000人の従業員を擁しています。当社のグローバルなサービスには、医療および危機対応計画、未然防止プログラム、現地情報提供などがあります。フォーチュン500社の70パーセント以上がクライアントであり、渡航者、海外駐在員、帯同家族の緊急対応を実施しています。
コントロール・リスクスについて
コントロール・リスクス(www.controlrisks.com)は、「複雑で不確実性が高い環境におかれているお客様の事業を成功させる」という使命を持って、お客様の事業運営上の様々なリスクに関するコンサルティング及びアドバイザリー事業を行っています。1975年に英国で設立され、現在では、フォーチュン500社の75パーセント以上のお客様との信頼関係を築いています。日系のお客様では、世界各地で事業を展開されている大手商社や製造業者等、東証一部上場企業を中心に、300社以上のお客様に対してサービスを提供しています。弊社のグローバルネットワークを駆使し、最先端のインテリジェンスと豊富な経験値を基に、“政治・行政リスク”、“セキュリティリスク”、“ビジネスリスク”の3つの観点から、各地域におけるお客様企業のリスク管理をサポートしています。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:インターナショナルSOSジャパン株式会社
広報担当
TEL:03-3560-8400
Email:Tokyosales@internationalsos.com
2012年3月29日(ロンドン)−医療およびセキュリティサービス世界最大手のインターナショナルSOS株式会社(本社:ロンドン、代表取締役社長:アーノルド・ヴェシエ、以下インターナショナルSOS)と、提携会社であり、同じく世界最大手のリスクコンサルタント会社であるコントロール・リスクス・グループ株式会社(本社:ロンドン、最高経営責任者:リチャード・フェニング、以下コントロール・リスクス)は、マリに出張者、駐在員、社員の家族がいるクライアントに対し、情報提供やアドバイス、国外退避などの支援を提供しています。
3月21日アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ大統領の政権打倒を狙ったクーデターにより、略奪や日和見的犯罪が多発し、首都バマコの治安状況は不安定になりました。ほどなくしてインターナショナルSOSのパリ・アラームセンターで危機管理チームが立ち上げられ、ロンドン、フィラデルフィア、ドイツ、シンガポールのチームの支援を受けながら、この緊急時にあたり、助言や指示を与え、支援資源を調整し、民間航空機またはチャーター機により退避する計画を立てるべく、マリで影響下にある55のクライアント、350人以上の確認、連絡にあたっています。
マリ現地のグローバルチームには、インターナショナルSOSとコントロール・リスクスのセキュリティ専門家、航空業務やロジスティクスの専門家が含まれています。このチームの知識と経験、提携サービス・プロバイダーを活用して3月29日時点で5社の退避支援を完了し、現在他社の退避支援に取り組んでいます。
同時に、このマリの現地チームは世界27ヶ所のインターナショナルSOSアラームセンターのネットワークに最新の情報を提供し、各拠点の会員がマリにいる同僚の情報や現地の状況を確認するための支援をおこなっています。
インターナショナルSOSのアシスタンス・ワールドワイド、グループジェネラルマネジャーのマイケル・ハンコックは次のようにコメントしています。「私たちは常にこのような事態に対して準備ができており、マリで事前に確立していたネットワークを利用してクライアントに情報提供やアドバイス、退避などの支援を提供することができます。私たちがサポートしている組織の多くは騒乱の前から独自の緊急対応計画を策定していました。これは私たちが常にアドバイスしてきたことです。今マリで起きているような事態が起こる前に、組織と従業員に準備体制を整えていた企業は優れた安全配慮義務を果たし、従業員の安全を確保することができました。」
インターナショナルSOSの推定によるとパリ・アラームセンターではマリでの騒乱が始まって以来、支援を求める電話を220件以上受けました。インターナショナルSOSとコントロール・リスクスが共同で運営するグローバルセキュリティ・アシスタンスセンターでは、空域が閉鎖された期間にセキュリティ関連の業務が8倍に増加しました。
同センターは現在、この騒乱によって影響を受けた民間企業、NPO、大学など55団体のクライアントの従業員、学生、教授陣、救援要員のために活動を続けています。
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは、これまでと同様、世界中のクライアントに渡航セキュリティ勧告を発信していきます。これら勧告は発生中の騒乱に関する通知であり、タイムリーな分析やセキュリティ問題のアドバイスなどで構成されています。また、現在影響下にある地域にいるクライアントの従業員を特定するために、「トラベル・トラッカー」システムを活用しました。
マリの治安状況は依然流動的です。影響下にある、または退避支援が必要なクライアントおよび会員はインターナショナルSOSの27拠点のアラームセンターに電話をし、支援の要請をすることをお勧めします。最新情報、アドバイス、分析情報はインターナショナルSOSの会員ウェブサイトでご覧になれます。(http://www.internationalsos.co.jp/)
*本プレスリリースは、2012年3月29日にロンドンで発表されたプレスリリースの翻訳です。
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インターナショナルSOSとコントロール・リスクスとの合弁企業が海外渡航者および駐在員にセキュリティサービスを提供しています。
インターナショナルSOSについて
インターナショナルSOS(http://www.internationalsos.co.jp/)は世界最大手の医療およびセキュリティサービス会社です。76カ国に700カ所以上の拠点をもち、1,100人の医師と200人のセキュリティ・スペシャリストが率いる10,000人の従業員を擁しています。当社のグローバルなサービスには、医療および危機対応計画、未然防止プログラム、現地情報提供などがあります。フォーチュン500社の70パーセント以上がクライアントであり、渡航者、海外駐在員、帯同家族の緊急対応を実施しています。
コントロール・リスクスについて
コントロール・リスクス(www.controlrisks.com)は、「複雑で不確実性が高い環境におかれているお客様の事業を成功させる」という使命を持って、お客様の事業運営上の様々なリスクに関するコンサルティング及びアドバイザリー事業を行っています。1975年に英国で設立され、現在では、フォーチュン500社の75パーセント以上のお客様との信頼関係を築いています。日系のお客様では、世界各地で事業を展開されている大手商社や製造業者等、東証一部上場企業を中心に、300社以上のお客様に対してサービスを提供しています。弊社のグローバルネットワークを駆使し、最先端のインテリジェンスと豊富な経験値を基に、“政治・行政リスク”、“セキュリティリスク”、“ビジネスリスク”の3つの観点から、各地域におけるお客様企業のリスク管理をサポートしています。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:インターナショナルSOSジャパン株式会社
広報担当
TEL:03-3560-8400
Email:Tokyosales@internationalsos.com