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台湾の国立台湾美術館にて、チームラボ『We are the Future(藝術超未來)』展を開催。

台湾の国立台湾美術館にて、チームラボ『We are the Future(藝術超未來)』展を開催。
アート作品だけではなく、デザインや、テクノロジーの分野とされてきたもの、実験的なものから、実際商用利用されているものまで、一同に展示することによって、分野などを超越して今起こっている「未来かもしれないこと」を体感してもらい、何らか、未来のヒントになるようなことを 持ち帰って頂ければと思っています。

★2012年5月26 日(土)〜8月12日(日)まで、チームラボ『We are the Future(藝術超未來)』展を、台湾の台中にある国立台湾美術館DigiArkにて開催します。
※5月26 日(土)の14時から、美術館内にてオープニングイベントを行います。

★5 月12日(土)〜7月29日(日)まで、同美術館内にて開催される「Future Pass 」にて、『生命は生命の力で生きている』を展示します。
※5月13日(日)、アーティスト・トークを行います。

★5 月12日(土)〜7月29日(日)まで、同美術館内「360 degree cyclorama screen(360度スクリーン展示場)」にて、『百年海図巻 アニメーションのジオラマ Cyclorama Ver.』、『花紅 Cyclorama Ver.』を展示します。


<展示詳細>

★We are the Future 展

▼ コンセプト
アートとテクノロジーの境界線が曖昧となっていく。
全ては、テクノロジーとなり、全ては、アートであった時のみ、生き残っていく。

情報社会とは、何だろう? 世界がネットワークに覆われ、デジタル領域が全ての領域を革新させていく時代だ。では、デジタル領域とは、何か? 情報が、媒介する物理的な物質から、開放された領域のことだ。もともと人間にとっては、全ては情報でしかなかったのだ。しかし、デジタル以前は、アートにしてもテクノロジーにしても、情報を媒介するために、物理的な物質が必要であった。

媒介する物理的な物質が、例えば、アートとテクノロジーをも分断していたのだ。けれども、物理的な物質から開放されれば、それは、情報でしかなく、そこに、境界線などない。

デジタル領域は、それまでテクノロジーと無関係だった概念を、テクノロジーと境界線のないものとし、そして、テクノロジーと無関係だった概念は、テクノロジーによって革新される。つまり、全ては、テクノロジーといわれる領域となっていくのだ。

情報社会は、別の変化も起こす。言語化・論理化できる領域は、共有スピードが速すぎて、差異が生まれにくくなっていく。テクノロジーは、論理化でき、言語化できるので、テクノロジーの格差は、なくなっていく。

言語や論理では再現するのには不十分な領域、つまり、文化依存度の高い領域――例えば『カッコイイ、カワイイ、キモチイイ、オモロイ』というような領域は、創る方法論が、共有されにくい。そういう領域にのみ、優位性が生まれていく。

文化は、長い歴史の中で、非言語に、そして、無自覚に、連続しながら、新たなものを生んでいく。連続した中で生まれる文化依存度の高い領域をテクノロジーで構築したようなもの、そのようなもののみが、産業となっていくのだ。

全ては、アウトプットが、もしくは存在そのものが、アートであった時のみ、生き残っていく。

▼ 出品作品リスト

≪秩序がなくともピースは成り立つ≫ チームラボ, 2012, インスタレーション
新作。数百にも及ぶスマートフォンを使ったインタラクティブなアニメーションのジオラマ。1台のスマートフォンが1つのキャラクターとなり、知覚(カメラ、マイク)、知能(コンピューター、ソフトウェア)、表現(ディスプレイ)、コミュニケーション(通信)を持ち、互いに連携を取りながら、外部(人の動き)に対して反応するインタラクティブな作品。
スマートフォンは、もちろん、台湾企業でありながら、世界で、アップルと堂々闘っているHTC!

≪花と屍 剥落(はくらく) 十二幅対≫ チームラボ, 2012, アニメーション (9:16 × 12)
新作。12個のディスプレイからなるアニメーション作品。アニメーションの表面が剥がれ落ち、作品の裏側が見えていきます。

≪百年海図巻 [上映時間:100年] ≫ チームラボ, 2009, アニメーション 100 years(16:9×5)
上映時間100年の百年海図巻。上映がはじまって、4年目。

≪グラフィティ@グーグル≫ チームラボ, 2012, ウェブ
新作のTOKYO CROWS HACKを、含めた、3画面展示2作品、計5作品展示。わたしたちは、Googleに画を描く、昔の人が洞窟や紙に画を描いてきたように。そして、都市にボムしたように、グーグルにボムする。

≪メディアブロックチェア≫ チームラボ, 2012 , LED, アクリル
新作。凸の面が3面、凹の面が3面からなるキューブ型のブロックであり、照明器具であり、イス。複数のブロックの凸の面と凹の面をジョイントすると、ベンチになったり、ディスプレイ什器になったり、壁になったり。ジョイントした時に、凸から、凹へ情報を伝え、凹のブロックの光の色を変えます。自由にジョインとしていくことで、空間の形や、空間の色を変化させるイス。

≪チームラボオキシメーター≫チームラボ, 2010
初公開。登山家栗城史多が、酸素ボンベなしでエベレストにアタック中に、「今、生きている」ことを世界中の人と共有するためのガジェット。血中酸素濃度をリアルタイムに自動ツイートし続ける。

≪チームラボハンガー≫ チームラボ, 2010-, インタタラクティブハンガー
≪チームラボカメラ≫ チームラボ, 2009-,ソフトウェア
≪チームラボボディ≫, 菅本一臣(整形外科医師、大阪大学教授)+チームラボ, 2011- , ウェブ
≪Face Touch≫チームラボ, 2008-, ソフトウェア
≪スケッチピストンシリーズ≫ チームラボ, 2009-, ウェブ

などなど。

▼各作品詳細
http://www.team-lab.net/exhibition/wearethefuture.html

▼開催概要
展示名:We are the Future 展(台湾語:藝術超未來)
開催期間:DigiArk: 2012年5月26日(土)〜8月12日(日) 
時間:火曜〜金曜9:30 〜 16:30 / 土曜〜日曜9:30 〜 17:30
定休日:月曜日
会場:国立台湾美術館 DigiArk
台中市西區五權西路一段2號
URL:http://www.ntmofa.gov.tw
地図:http://bit.ly/ISGL3P
入場料:無料

▼オープニングパーティ 概要
開催日:2012年5月26日(土)
場所:国立台湾美術館 
時間:14:00〜
※フリーエントランスです。


★Future Pass

▼出品作品リスト

≪生命は生命の力で生きている≫ チームラボ, 2011, アニメーション, 6min 23sec (9:16), 書:紫舟


★360 degree cyclorama screen


▼出品作品リスト

≪百年海図巻 アニメーションのジオラマ Cyclorama Ver.≫ チームラボ, 2012, 映像インスタレーション, 10min 00sec(Φ12m), 音楽:高橋英明

≪花紅 Cyclorama Ver.≫ チームラボ, 2012, 映像インスタレーション, 11min 1sec (Φ12m), 音楽:山口司&遠藤幸仁, Bamboo Flute:長尾ゆうたろう


▼各作品詳細
http://www.team-lab.net/exhibition/artexhibition/futurepass2012.html


▼開催概要
展示名:Future Pass 及び 360 degree cyclorama screen
開催期間:
Future Pass :2012年5月12日(土)〜7月15日(日)
360 degree cyclorama screen :2012年5月12日(土)〜7月29日(日)
時間:火曜 〜 金曜9:00 〜 17:00 / 土曜〜日曜9:00 〜18:00
定休日:月曜日
会場:国立台湾美術館 East Lobby
台中市西區五權西路一段2號
URL:http://www.ntmofa.gov.tw
地図:http://bit.ly/ISGL3P
入場料:無料

▼アーティスト・トーク 概要
開催日:2012年5月13日(日)
場所:国立台湾美術館 
スピーカー:猪子寿之 
10:05〜10:35 アーティスト・トーク
15:30〜16:30 パネルディスカッション

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:チームラボ株式会社
担当者名:森友香理
TEL:03-5804-2356
Email:lab-pr@team-lab.com
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