日産自、スポーツカー「フェアレディZ」をフルモデルチェンジ
[08/12/01]
提供元:NEWS-ON
提供元:NEWS-ON
新型「フェアレディZ」を発売
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、「フェアレディZ」をフルモデルチェンジし、12月1日より全国一斉に発売する。
「フェアレディZ」は1969年の初代S30型の発売から約40年、世界中のお客様からの支持を受け、愛され続けてきたスポーツカーで、これまでにグローバルで約170万台を販売してきた。
新型「フェアレディZ」は、初代からの"Z−ness(Zらしさ)"である「ハイパフォーマンス」「デザイン」「ハイバリュー」を盛り込みながら、新しいパフォーマンス、新しいデザインが生む"Newness"により、パフォーマンスや質感を飛躍的に進化させた。
パフォーマンスでは、ショートホイールベース化と大幅な軽量化、また、VQ37VHRエンジン、世界初のシンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションや新開発マニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションの採用などにより、世界トップレベルの運動性能「走る、曲がる、止まる」を実現させた。
内装については、ドライバーとコックピットの一体化を目指し、スポーツカーとしての機能性と質感の高いインテリアの両立を図った。
新型「フェアレディZ」の主な特長は以下の通り。
●"ハイパフォーマンス"
大幅な軽量化とショートホイールベース化、さらにVQ37VHRエンジン搭載により世界トップレベルの運動性能(走る、曲がる、止まる)を実現
●"デザイン"
すべては「走りのために」鍛え上げられたアスリートのようなしなやかでダイナミックなデザイン
●"ハイバリュー"
お客さまが本当に良い買い物をしたと実感する性能、デザイン、そして洗練された上質感
<販売目標台数> 500台/月
<発表展示会> 12月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)
新型「フェアレディZ」の車両概要は以下の通り。
1.デザイン
◇エクステリア
大地を力強く蹴るようなイメージを連想させるダイナミックなボディデザイン
・内包するエンジンの圧倒的なパフォーマンスを想像させるFRプロポーション
・ヘッドランプからウエストとアーチを描きながら駆け抜けるダイナミックなキャラクターライン
・駆動輪を強く感じさせる張り出し量のあるリヤフェンダー
・ヘッドランプとリヤコンビネーションは書道でいう「とめ、はね、はらい」的役割を担い、スタイリング全体を引き締める効果を狙ったブーメランモーション
・日産新色のプレミアムルマンブルー(3P)(*)、プレミアムアルティメイトイエロー、ブリリアントホワイトパール(3P)(*)を加えた全8色のボディカラー。全色に塗装表面の擦りキズ痕が復元するスクラッチシールドを標準設定。
*(3P)は3コートパール
◇インテリア
専用素材を採用して、スポーツカーに相応しい機能性と高い品質感を訴求
・適度に身の詰まった安心感と、ドライバーとコックピットの一体感を追求
・柔らかいタッチを追求した新合成皮革「ソフィレス」にダブルステッチを施したセンタークラスターパネル
・緻密で手ざわりの良い高品質な新スエードクロス「フォルトスエード」は、これまでのクロスでは実現できなかった立体的な面構成への貼付を可能にし、コックピットにやわらかな包まれ感を表現
・ドライバーをしっかりサポートする、素材、固さ、仕上げにこだわったニーパッド
・シフト操作の妨げにならないラウンドシェイプのアームレスト
・エモーショナルな気分を表現した「パーシモンオレンジ」、落ち着いた雰囲気を演出する「ブラック」、クール&モダンな明るいインテリア空間を演出する「グレー」の3色のインテリアカラー
2.「"走る"ために」
「レスポンス」「リニア」「ステイブル」。全ての面で大きく進化させたパフォーマンス
・ホイールベースを従来型車から100mm短縮することで、キビキビとしたハンドリングと運動性能を実現
・安全性の強化や装備の充実を図りながらも、エンジンフード、ドアパネル、バックドアのアルミ化や車体構造の最適化により軽量化を図り、従来型とほぼ同等の車両重量を実現
・シフトチェンジの際に、ドライバーのシフト操作に応じて、エンジンの回転数を最適な回転数に制御する世界初のシンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッション
・MTのようなダイレクト感と、マニュアルモード時には世界トップクラスの変速レスポンスが体感可能になったマニュアルモード付7速オートマチックトランスミッション
・VVEL(バルブ作動角・リフト量連動可変システム)を採用したVQ37VHRエンジン(最高出力:247kW(336PS)/7000rpm、最大トルク:365N・m(37.2kgfm)/5200rpm)を搭載。力強さと扱い易さを兼ね備え、高回転まで軽く滑らかに吹け上がる伸びの良さを実現
・ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションを採用。ショックアブソーバーには、デュアルフローパスやリバウンドスプリングに加え、高応答リップルコントロールを併せて採用することで、レスポンスの良いハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立
・曙ブレーキ社製4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキの採用により、市街地での走行や渋滞時などでの扱いやすさと、ワインディングや高速走行時の安定性を両立
3.「"走り"を支えるために」
操縦安定性能と動力性能を支えるためのドライビング環境
・強力なコーナリングに耐えられるように、体が左右にゆれにくい低ヒップポイント化を実現
・素早い操作に対応できるようにペダル、ステアリングの配置を見直し、操作性を向上
・左右に広い視界をキープした、コーナーの先が見通しやすいピラー位置
・視認性、高機能、スポーティなデザインの独立式大径三眼メーターを採用
・タコメーターやスピードメーターを大径化するとともに、ステアリングのリム形状の上部両サイドを膨らませる形状とすることで、メーターの視認領域を拡大
・シートはショルダー部分にワイヤーフレームを追加。本革シートはクッション、バックのメイン部分に滑りにくいスエード素材を使用することで体の滑りを抑え、運転席側にはランバーサポートを採用し、常に適正な運転姿勢の保持が可能
4.「"走る"気持ちを高めるために」
運転する気持ちを高める装備
・Zのエンブレムが浮かび上がる、エンブレム一体型サイドターンランプ
・エンジンスイッチを押すと、まるでエンジンが目覚めたようにタコメーター、スピードメーター、三連メーターの針が振り切れるような演出を施したメーター
・「フェアレディZ」伝統の三連サブメーターは、油圧計に代えて、スポーツカーらしい油温計を採用
・「フェアレディZ」では初採用となるインテリジェントキー&プッシュエンジンスターター
5.ユーティリティと快適な空間をサポートする装備
・ゴルフバッグが2個収納可能で、出し入れのしやすさを大幅に改善したラゲッジ
・シートを前倒しすることなく、小物をそのまま置けるシートバックスペース
・車検証入れとしても使えるアクセサリーケース
・助手席側にグローブボックスを新たに設置
・BOSEサウンドシステム
・カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)<メーカーオプション>
<その他の主な安全技術、環境への取り組み>
・VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
・高強度安全ボディ(ゾーンボディ)
・歩行者傷害軽減ボディ(ポップアップエンジンフード付)
・運転席・助手席SRSエアバッグシステム
・運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステム
・SRSカーテンエアバッグシステム
・アクティブヘッドレスト
・ロードリミッター付プリンテンショナーシートベルト
・全席低フリクションシートベルト
・全車で「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U−LEV)」の認定を取得
・リサイクル可能率95%以上を達成
「新型車のリサイクル可能率の定義と算出方法のガイドライン(1998年自工会)」に基づき算出
・車室内VOC(*)を低減 *:Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)
など
<関連URL>
http//www.nissan.co.jp/Z/
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、「フェアレディZ」をフルモデルチェンジし、12月1日より全国一斉に発売する。
「フェアレディZ」は1969年の初代S30型の発売から約40年、世界中のお客様からの支持を受け、愛され続けてきたスポーツカーで、これまでにグローバルで約170万台を販売してきた。
新型「フェアレディZ」は、初代からの"Z−ness(Zらしさ)"である「ハイパフォーマンス」「デザイン」「ハイバリュー」を盛り込みながら、新しいパフォーマンス、新しいデザインが生む"Newness"により、パフォーマンスや質感を飛躍的に進化させた。
パフォーマンスでは、ショートホイールベース化と大幅な軽量化、また、VQ37VHRエンジン、世界初のシンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションや新開発マニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションの採用などにより、世界トップレベルの運動性能「走る、曲がる、止まる」を実現させた。
内装については、ドライバーとコックピットの一体化を目指し、スポーツカーとしての機能性と質感の高いインテリアの両立を図った。
新型「フェアレディZ」の主な特長は以下の通り。
●"ハイパフォーマンス"
大幅な軽量化とショートホイールベース化、さらにVQ37VHRエンジン搭載により世界トップレベルの運動性能(走る、曲がる、止まる)を実現
●"デザイン"
すべては「走りのために」鍛え上げられたアスリートのようなしなやかでダイナミックなデザイン
●"ハイバリュー"
お客さまが本当に良い買い物をしたと実感する性能、デザイン、そして洗練された上質感
<販売目標台数> 500台/月
<発表展示会> 12月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)
新型「フェアレディZ」の車両概要は以下の通り。
1.デザイン
◇エクステリア
大地を力強く蹴るようなイメージを連想させるダイナミックなボディデザイン
・内包するエンジンの圧倒的なパフォーマンスを想像させるFRプロポーション
・ヘッドランプからウエストとアーチを描きながら駆け抜けるダイナミックなキャラクターライン
・駆動輪を強く感じさせる張り出し量のあるリヤフェンダー
・ヘッドランプとリヤコンビネーションは書道でいう「とめ、はね、はらい」的役割を担い、スタイリング全体を引き締める効果を狙ったブーメランモーション
・日産新色のプレミアムルマンブルー(3P)(*)、プレミアムアルティメイトイエロー、ブリリアントホワイトパール(3P)(*)を加えた全8色のボディカラー。全色に塗装表面の擦りキズ痕が復元するスクラッチシールドを標準設定。
*(3P)は3コートパール
◇インテリア
専用素材を採用して、スポーツカーに相応しい機能性と高い品質感を訴求
・適度に身の詰まった安心感と、ドライバーとコックピットの一体感を追求
・柔らかいタッチを追求した新合成皮革「ソフィレス」にダブルステッチを施したセンタークラスターパネル
・緻密で手ざわりの良い高品質な新スエードクロス「フォルトスエード」は、これまでのクロスでは実現できなかった立体的な面構成への貼付を可能にし、コックピットにやわらかな包まれ感を表現
・ドライバーをしっかりサポートする、素材、固さ、仕上げにこだわったニーパッド
・シフト操作の妨げにならないラウンドシェイプのアームレスト
・エモーショナルな気分を表現した「パーシモンオレンジ」、落ち着いた雰囲気を演出する「ブラック」、クール&モダンな明るいインテリア空間を演出する「グレー」の3色のインテリアカラー
2.「"走る"ために」
「レスポンス」「リニア」「ステイブル」。全ての面で大きく進化させたパフォーマンス
・ホイールベースを従来型車から100mm短縮することで、キビキビとしたハンドリングと運動性能を実現
・安全性の強化や装備の充実を図りながらも、エンジンフード、ドアパネル、バックドアのアルミ化や車体構造の最適化により軽量化を図り、従来型とほぼ同等の車両重量を実現
・シフトチェンジの際に、ドライバーのシフト操作に応じて、エンジンの回転数を最適な回転数に制御する世界初のシンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッション
・MTのようなダイレクト感と、マニュアルモード時には世界トップクラスの変速レスポンスが体感可能になったマニュアルモード付7速オートマチックトランスミッション
・VVEL(バルブ作動角・リフト量連動可変システム)を採用したVQ37VHRエンジン(最高出力:247kW(336PS)/7000rpm、最大トルク:365N・m(37.2kgfm)/5200rpm)を搭載。力強さと扱い易さを兼ね備え、高回転まで軽く滑らかに吹け上がる伸びの良さを実現
・ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションを採用。ショックアブソーバーには、デュアルフローパスやリバウンドスプリングに加え、高応答リップルコントロールを併せて採用することで、レスポンスの良いハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立
・曙ブレーキ社製4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキの採用により、市街地での走行や渋滞時などでの扱いやすさと、ワインディングや高速走行時の安定性を両立
3.「"走り"を支えるために」
操縦安定性能と動力性能を支えるためのドライビング環境
・強力なコーナリングに耐えられるように、体が左右にゆれにくい低ヒップポイント化を実現
・素早い操作に対応できるようにペダル、ステアリングの配置を見直し、操作性を向上
・左右に広い視界をキープした、コーナーの先が見通しやすいピラー位置
・視認性、高機能、スポーティなデザインの独立式大径三眼メーターを採用
・タコメーターやスピードメーターを大径化するとともに、ステアリングのリム形状の上部両サイドを膨らませる形状とすることで、メーターの視認領域を拡大
・シートはショルダー部分にワイヤーフレームを追加。本革シートはクッション、バックのメイン部分に滑りにくいスエード素材を使用することで体の滑りを抑え、運転席側にはランバーサポートを採用し、常に適正な運転姿勢の保持が可能
4.「"走る"気持ちを高めるために」
運転する気持ちを高める装備
・Zのエンブレムが浮かび上がる、エンブレム一体型サイドターンランプ
・エンジンスイッチを押すと、まるでエンジンが目覚めたようにタコメーター、スピードメーター、三連メーターの針が振り切れるような演出を施したメーター
・「フェアレディZ」伝統の三連サブメーターは、油圧計に代えて、スポーツカーらしい油温計を採用
・「フェアレディZ」では初採用となるインテリジェントキー&プッシュエンジンスターター
5.ユーティリティと快適な空間をサポートする装備
・ゴルフバッグが2個収納可能で、出し入れのしやすさを大幅に改善したラゲッジ
・シートを前倒しすることなく、小物をそのまま置けるシートバックスペース
・車検証入れとしても使えるアクセサリーケース
・助手席側にグローブボックスを新たに設置
・BOSEサウンドシステム
・カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)<メーカーオプション>
<その他の主な安全技術、環境への取り組み>
・VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
・高強度安全ボディ(ゾーンボディ)
・歩行者傷害軽減ボディ(ポップアップエンジンフード付)
・運転席・助手席SRSエアバッグシステム
・運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステム
・SRSカーテンエアバッグシステム
・アクティブヘッドレスト
・ロードリミッター付プリンテンショナーシートベルト
・全席低フリクションシートベルト
・全車で「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U−LEV)」の認定を取得
・リサイクル可能率95%以上を達成
「新型車のリサイクル可能率の定義と算出方法のガイドライン(1998年自工会)」に基づき算出
・車室内VOC(*)を低減 *:Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)
など
<関連URL>
http//www.nissan.co.jp/Z/