ダイキン、中国社と空調機器の基幹部品・金型の生産合弁会社の設立で合意
[09/02/19]
提供元:NEWS-ON
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ダイキン、中国社と空調機器の基幹部品・金型の生産合弁会社の設立で合意
ダイキン工業と格力電器がインバータエアコンの普及拡大を目的に
空調機器の基幹部品および金型の生産合弁会社の設立に合意
ダイキン工業株式会社(社長:岡野幸義、本社:大阪市、以下ダイキン工業)と(総裁:董明珠(どんみんじゅ)、本社:中国広東省珠海市、以下格力電器)は、2008年3月にダイキン工業の強みである省エネ技術と、格力電器の強みである原材料・部品の調達力・生産力を融合させ、高効率かつ低コストのインバータエアコンを生産し、普及率の低い地域での市場の開拓をすることを目的に、5つのテーマ(詳細下記)について協業することで基本合意しております。このたび、その協業テーマの中の「基幹部品の共同生産」と「金型の共同生産」の合弁会社を中国広東省珠海市に設立することに合意しました。
グローバル住宅用空調機器の基幹部品であるインバータ用圧縮機および電装品を両社で共通化し共同生産をするための新会社「珠海格力大金機電設備有限公司」および、低コストで高品質の金型を短納期で供給する金型の生産会社「珠海格力大金精密模具有限公司」を2009年3月中旬(予定)に設立します。
「珠海格力大金機電設備有限公司」では、インバータルームエアコン用の基幹部品である圧縮機や電装品を共通化し、共同生産をすることによりコストを低減します。
「珠海格力大金精密模具有限公司」においては、当社の最新金型技術を導入するとともに金型の品質管理システムを構築し、格力電器の豊富な金型内作ノウハウを合わせることにより、高品質で低コストの金型を当社生産拠点へタイムリーに供給します。
世界のインバータエアコン市場でシェアNo.1のダイキン工業とノンインバータエアコン市場で世界No.1の格力電器は、これらの新会社設立により、コスト競争力に一層磨きをかけ、インバータエアコンをより広い層のユーザーに提供することにより、世界のインバータ普及率の低い地域でもインバータエアコン市場の拡大を目指し、グローバルな空調業界における環境対応をリードしていきます。
<両社が進めている5つの協業テーマ>
1.日本市場向けインバータルームエアコンの生産委託 既に実施済み
【委託内容】
ダイキン工業が2009年日本市場向けに販売する小型インバータエアコンの一部(50万台)を格力電器へ生産委託している。商品の企画、開発はダイキン工業が行い、ダイキンブランドで販売している。使用する部品および原材料は、品目ごとに両社で調達先を選定しており、生産は格力電器工場内にダイキン工業専用ラインを新設し、検査設備を導入するなどダイキン工業の基準に適合するよう品質管理を徹底している。
2.基幹部品の共同生産 今回新会社設立
【合意内容】
グローバル向け普及可能なインバータルームエアコンにおいて共同開発した基幹部品(圧縮機、電装品など)を両社共同で生産する。生産開始時期の早期化を目指し、必要な技術についてはダイキン工業より供与する。生産した基幹部品はダイキングループの全世界の生産拠点へも供給する。
3.金型の共同製作 今回新会社設立
【合意内容】
格力電器の金型内作力とダイキンの金型設計技術力を合わせることにより、高品質・低価格・短納期での金型製作を目指す。
4.原材料・部品の共同調達・共同購買 今後ワーキンググループで検討
【基本構想】
両社の調達量を合わせることによるマスメリットの拡大を目指す。両社の原材料・部品の仕様を共通化するためにサプライヤーとも協力し、共同調達の拡大を目指す。
5.グローバル市場向け普及可能なインバータルームエアコンの共同開発 今後ワーキンググループで検討
【基本構想】
ダイキン工業の省エネ技術、格力電器の調達や生産における低コスト力の強みを活かし、世界市場向けに、省エネ性に優れたインバータルームエアコンを普及可能な価格帯で提供する事を目指したベースモデルの共同開発を行なう。最終商品仕様については両社の商品戦略に従った独自のものとする。両社共通仕様の圧縮機・インバータなどの基幹部品の開発を行い、そのために必要な技術についてはダイキンから供与する。また、生産に関しては両社の生産拠点にて行なう。
ダイキン工業と格力電器がインバータエアコンの普及拡大を目的に
空調機器の基幹部品および金型の生産合弁会社の設立に合意
ダイキン工業株式会社(社長:岡野幸義、本社:大阪市、以下ダイキン工業)と(総裁:董明珠(どんみんじゅ)、本社:中国広東省珠海市、以下格力電器)は、2008年3月にダイキン工業の強みである省エネ技術と、格力電器の強みである原材料・部品の調達力・生産力を融合させ、高効率かつ低コストのインバータエアコンを生産し、普及率の低い地域での市場の開拓をすることを目的に、5つのテーマ(詳細下記)について協業することで基本合意しております。このたび、その協業テーマの中の「基幹部品の共同生産」と「金型の共同生産」の合弁会社を中国広東省珠海市に設立することに合意しました。
グローバル住宅用空調機器の基幹部品であるインバータ用圧縮機および電装品を両社で共通化し共同生産をするための新会社「珠海格力大金機電設備有限公司」および、低コストで高品質の金型を短納期で供給する金型の生産会社「珠海格力大金精密模具有限公司」を2009年3月中旬(予定)に設立します。
「珠海格力大金機電設備有限公司」では、インバータルームエアコン用の基幹部品である圧縮機や電装品を共通化し、共同生産をすることによりコストを低減します。
「珠海格力大金精密模具有限公司」においては、当社の最新金型技術を導入するとともに金型の品質管理システムを構築し、格力電器の豊富な金型内作ノウハウを合わせることにより、高品質で低コストの金型を当社生産拠点へタイムリーに供給します。
世界のインバータエアコン市場でシェアNo.1のダイキン工業とノンインバータエアコン市場で世界No.1の格力電器は、これらの新会社設立により、コスト競争力に一層磨きをかけ、インバータエアコンをより広い層のユーザーに提供することにより、世界のインバータ普及率の低い地域でもインバータエアコン市場の拡大を目指し、グローバルな空調業界における環境対応をリードしていきます。
<両社が進めている5つの協業テーマ>
1.日本市場向けインバータルームエアコンの生産委託 既に実施済み
【委託内容】
ダイキン工業が2009年日本市場向けに販売する小型インバータエアコンの一部(50万台)を格力電器へ生産委託している。商品の企画、開発はダイキン工業が行い、ダイキンブランドで販売している。使用する部品および原材料は、品目ごとに両社で調達先を選定しており、生産は格力電器工場内にダイキン工業専用ラインを新設し、検査設備を導入するなどダイキン工業の基準に適合するよう品質管理を徹底している。
2.基幹部品の共同生産 今回新会社設立
【合意内容】
グローバル向け普及可能なインバータルームエアコンにおいて共同開発した基幹部品(圧縮機、電装品など)を両社共同で生産する。生産開始時期の早期化を目指し、必要な技術についてはダイキン工業より供与する。生産した基幹部品はダイキングループの全世界の生産拠点へも供給する。
3.金型の共同製作 今回新会社設立
【合意内容】
格力電器の金型内作力とダイキンの金型設計技術力を合わせることにより、高品質・低価格・短納期での金型製作を目指す。
4.原材料・部品の共同調達・共同購買 今後ワーキンググループで検討
【基本構想】
両社の調達量を合わせることによるマスメリットの拡大を目指す。両社の原材料・部品の仕様を共通化するためにサプライヤーとも協力し、共同調達の拡大を目指す。
5.グローバル市場向け普及可能なインバータルームエアコンの共同開発 今後ワーキンググループで検討
【基本構想】
ダイキン工業の省エネ技術、格力電器の調達や生産における低コスト力の強みを活かし、世界市場向けに、省エネ性に優れたインバータルームエアコンを普及可能な価格帯で提供する事を目指したベースモデルの共同開発を行なう。最終商品仕様については両社の商品戦略に従った独自のものとする。両社共通仕様の圧縮機・インバータなどの基幹部品の開発を行い、そのために必要な技術についてはダイキンから供与する。また、生産に関しては両社の生産拠点にて行なう。