ルネサス テクノロジよりLED用として生産拠点を取得:生産能力を従来の4倍に増強し、プリンタ事業およびLED応用分野の事業開拓を加速
[09/07/06]
提供元:NEWS-ON
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OKIグループは、このたびノンインパクトプリンタ注1印字ヘッド用LED(発光ダイオード)の生産およびLED応用分野の事業強化を目的に、従来の約2倍のクリーンルーム(面積)を持つLED生産拠点を群馬県高崎市に設け、2010年4月より稼動を開始します。ノンインパクトプリンタ事業の強化を図るとともに、LED技術を応用した新事業領域の開拓に向けて積極的に取組んでいきます。今回の投資は新たな成長戦略の第一弾であり、今後、OKIグループは新規事業の育成を加速させていきます。
現在、OKIグループは事業構造の変革を進めており、事業の集中と選択を加速し、収益力の強化に取組んでいます。注力事業をプリンタやATMに代表される「メカトロ事業」と「情報通信融合事業」と定め、リソースシフトを行い、強い技術・商品の創出により事業強化を図っています。特にプリンタ事業は、OKIが得意とする技術であるLEDを印字ヘッドに用い、光源としたノンインパクトプリンタを中心に展開しています。また、LEDについては印字ヘッドの研究開発から生まれ、世界で初めて実用レベルでの量産化に成功した「エピフィルム・ボンディング(以下 EFB)技術」も開発しています。EFB技術は、薄膜化した異種材料を素材間の分子間力結合により接合するもので、今後、様々なビジネス分野への応用が期待されます。
新生産拠点は、このたび株式会社沖データ(社長:杉本晴重、本社:東京都港区、以下OKIデータ)が、株式会社ルネサス テクノロジ(会長:塚本克博、本社:東京都千代田区)と基本合意し、株式会社ルネサス東日本セミコンダクタ(社長:村山幸男、本社:東京都新宿区)群馬開発デバイス本部の旧半導体前工程ラインの土地(3,521?)・建物(建屋面積9,043?)・用役設備を、株式会社沖デジタルイメージング(社長:菊地曠、本社:東京都八王子市、以下ODI)が11月末予定で譲り受けるものです。ODIは拠点を群馬県高崎市に移し、2010年4月より新拠点での稼動を開始する予定です。
OKIグループでは、従来に比べてクリーン度が高く、面積も約2倍のクリーンルームを確保することにより、LED印字ヘッドの生産能力を現在の4倍に引上げる予定です。本生産規模の拡大により、OKIデータはノンインパクトプリンタの販売台数を2011年度までに2倍に拡大する計画です。また、取得した施設はプリンタ開発拠点であるOKIデータ高崎事業所とも近く、開発と生産がより密接に連携できるようになり、商品開発力の強化が図れるようになります。さらに、今後も継続的に開発投資ができるスペースを確保することにより、EFB技術の幅広いビジネス領域への応用に本格的に取組んでいきます。超小型LEDディスプレイなど、今後、成長が期待できるビジネス領域の開拓に向けて開発を加速させます。
世界の業務用ノンインパクトプリンタ(インクジェットを除く)市場は年平均成長率5%で成長し、市場規模は2009年の約2,100万台から2013年には約2,500万台に達すると予測されています。(出典: IDC 2009年第1四半期)OKIグループでは、LED印字ヘッドの生産量の拡大、さらには商品価値の向上めざし、この成長市場においてシェア拡大をめざします。今後とも、OKIグループは事業強化に向けて積極的に投資を行い、注力事業の拡充を図っていきます。
■用語解説
注1:ノンインパクトプリンタ
用紙を直接叩いて印字する(インパクトプリンタ)方式以外の方法で印刷を行うプリンタの総称。
※ 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
※ 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
--------------- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 --------------
OKI広報部 堀口 電話 03-5403-1247、e-mail:press@oki.com
--------------- 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 --------------
OKIデータ 広報部 電話 03−5445−6164
現在、OKIグループは事業構造の変革を進めており、事業の集中と選択を加速し、収益力の強化に取組んでいます。注力事業をプリンタやATMに代表される「メカトロ事業」と「情報通信融合事業」と定め、リソースシフトを行い、強い技術・商品の創出により事業強化を図っています。特にプリンタ事業は、OKIが得意とする技術であるLEDを印字ヘッドに用い、光源としたノンインパクトプリンタを中心に展開しています。また、LEDについては印字ヘッドの研究開発から生まれ、世界で初めて実用レベルでの量産化に成功した「エピフィルム・ボンディング(以下 EFB)技術」も開発しています。EFB技術は、薄膜化した異種材料を素材間の分子間力結合により接合するもので、今後、様々なビジネス分野への応用が期待されます。
新生産拠点は、このたび株式会社沖データ(社長:杉本晴重、本社:東京都港区、以下OKIデータ)が、株式会社ルネサス テクノロジ(会長:塚本克博、本社:東京都千代田区)と基本合意し、株式会社ルネサス東日本セミコンダクタ(社長:村山幸男、本社:東京都新宿区)群馬開発デバイス本部の旧半導体前工程ラインの土地(3,521?)・建物(建屋面積9,043?)・用役設備を、株式会社沖デジタルイメージング(社長:菊地曠、本社:東京都八王子市、以下ODI)が11月末予定で譲り受けるものです。ODIは拠点を群馬県高崎市に移し、2010年4月より新拠点での稼動を開始する予定です。
OKIグループでは、従来に比べてクリーン度が高く、面積も約2倍のクリーンルームを確保することにより、LED印字ヘッドの生産能力を現在の4倍に引上げる予定です。本生産規模の拡大により、OKIデータはノンインパクトプリンタの販売台数を2011年度までに2倍に拡大する計画です。また、取得した施設はプリンタ開発拠点であるOKIデータ高崎事業所とも近く、開発と生産がより密接に連携できるようになり、商品開発力の強化が図れるようになります。さらに、今後も継続的に開発投資ができるスペースを確保することにより、EFB技術の幅広いビジネス領域への応用に本格的に取組んでいきます。超小型LEDディスプレイなど、今後、成長が期待できるビジネス領域の開拓に向けて開発を加速させます。
世界の業務用ノンインパクトプリンタ(インクジェットを除く)市場は年平均成長率5%で成長し、市場規模は2009年の約2,100万台から2013年には約2,500万台に達すると予測されています。(出典: IDC 2009年第1四半期)OKIグループでは、LED印字ヘッドの生産量の拡大、さらには商品価値の向上めざし、この成長市場においてシェア拡大をめざします。今後とも、OKIグループは事業強化に向けて積極的に投資を行い、注力事業の拡充を図っていきます。
■用語解説
注1:ノンインパクトプリンタ
用紙を直接叩いて印字する(インパクトプリンタ)方式以外の方法で印刷を行うプリンタの総称。
※ 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
※ 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
--------------- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 --------------
OKI広報部 堀口 電話 03-5403-1247、e-mail:press@oki.com
--------------- 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 --------------
OKIデータ 広報部 電話 03−5445−6164