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世界のBTS(無線基地局)市場、2009年の成長率は38.4%に

報道関係者 各位
ニュースリリース


2010/05/25
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟


株式会社グローバル インフォメーションは、このたび、米国カリフォルニア州に本社を置く通信分野の調査会社EJL Wireless Researchが発行した報告書「Global BTS Transceiver Market Analysis & Forecast, 2009-2014, 6th edition (世界のBTSトランシーバー市場:市場分析・予測(2009-2014年), 第6版)」の販売を開始しました。

EJL Wireless Researchは、2009年の世界の無線基地局(BTS)市場が、出荷台数ベースで38.4%伸びたことを明らかにしています。同社の創立者で社長のEarl Lum氏は、「世界的な金融危機の影響は残っているものの、3Gネットワークの整備が進む中国に引っ張られ、基地局市場における製品の出荷台数は着実に伸びています。(中略)中国国内の通信事業者の間で3G対応機器に対する需要が拡大しているため、Huawei TechnologiesとZTEは、2008年に続いて出荷台数を大きく伸ばしました。中国OEM企業の市場シェアは、2008年時点で39%でしたが、現在は50%に達しています」と語っています。

本報告書は、世界のBTSトランシーバー(TRx)市場を包括的に分析したもので、2008年と2009年のBTSトランシーバーの出荷台数をOEM企業ごとにまとめた詳細なデータも含まれています。取り上げられているOEM企業は、Alcatel Lucent、Datang Telecom、Ericsson、FiberHome、富士通、日立、Huawei、LG、Motorola、NEC、New Postcom、Nokia Siemens Networks、Nortel、パナソニック、Potevio、Samsung、ZTEなどです。2010年から2012年にかけ、世界市場の成長率は1桁台にとどまる見通しですが、この時期はインドで3Gネットワークの整備が進むため、W-DCMA製品の出荷台数が伸びると思われます。一方、BTS市場全体を見渡した場合、今後も引き続きGSM製品の出荷台数が大きな割合を占めることになると思われますが、2009年は横ばい状態でした。EJL Wireless Researchでは、2010年にW-CDMAの出荷台数がGSMを上回り、2013年にはLTEが出荷数ベースで最大のシェアを獲得すると予測しています。

【市場調査レポート】
世界のBTSトランシーバー市場:市場分析・予測(2009-2014年), 第6版
Global BTS Transceiver Market Analysis & Forecast, 2009-2014, 6th edition
http://www.gii.co.jp/report/ejl118816-bts-transceiver.html
出版日: 2010/04
発行: EJL Wireless Research

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

                                以 上
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