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無人陸上車両が軍事的効率の飛躍的進歩を実現

報道関係者 各位
ニュースリリース


2010/10/05
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟


株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社WinterGreen Research, Inc.が発行した報告書「Large and Mid Size Unmanned Ground Vehicles Market Shares Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2010 to 2016 (世界の大型・中型無人陸上車両市場:市場シェア・市場戦略・市場予測(2010-2016年))」の販売を開始しました。

同レポートによれば、大型・中型無人陸上車両(UGV)の市場は2016年までに29億ドルに達する見込みと予測されています。

無人陸上車両(UGV)の広範に及ぶ導入の道筋は、軍事用ロボットの作戦上の成功によって開かれています。UGVには兵站支援および偵察の任務が想定されており、移動式の再充電基地となっているとも言えます。

大型無人車両は軍事的効率の飛躍的進歩を叶えています。これらは兵站支援、バッテリーの再充電、軍人のバックパックの運搬、爆弾処理を行うものと位置付けられており、レーザー防御兵器を利用する際のプラットフォームとしても機能します。また、持ち場の巡視・防備の任務も担い、国境警備に非常に有益です。しかし米国のFCS (Future Combat Systems)プログラムが打ち切られたことから、これらの開発が阻まれています。

すでに製品化されている既存車両だけが今後の導入の検討対象となるため、これらの大型・中型無人陸上車両を持つ企業は、戦略上の非常に大きな優位性を得ています。すべての開発費が短期的に凍結されていますが、その中でもUGVに対する別の角度からの関心が軍部に寄せられることで、既存製品には資金が供給されていくでしょう。軍事部門および商業部門の双方における市場機会は、自動化プロセスの側面から発展していくと予測されています。

UGVプログラムの打ち切りは大型無人車両の価値の減少を示す指標では全くなく、単に別の資金調達シナリオと別の製品循環への移行を示しているにすぎません。UGVへの資金供給は、近い将来、有事に備えた信頼性の高い陸軍の創出に必要なオートメーションと省人化の手段として行われるだろう、というのが大方の見方です。

テロの脅威の中、米国のプレゼンスを効果的に拡大する手段としてUGVを位置付けることは現実的かつ適切な行為です。このことは、効率的かつ的確な車両の自動化プロセスへの投資につながっていくでしょう。無人陸上車両の将来は明るい見通しです。


【市場調査レポート】
世界の大型・中型無人陸上車両市場:市場シェア・市場戦略・市場予測(2010-2016年)
Large and Mid Size Unmanned Ground Vehicles Market Shares Strategies, and Forecasts, Worldwide, 2010 to 2016
http://www.gii.co.jp/report/wg133580-unmanned-ground-vehicle.html
出版日: 2010/09
発行: WinterGreen Research, Inc.


【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

                                以 上
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