MADIT-CRT試験の良好な結果が心臓再同期治療除細動器の承認枠の拡大を下支え
[10/11/02]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2010/11/02
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバル インフォメーションは、カナダの調査会社Millennium Research Groupが発行した報告書「Global Markets for Cardiac Rhythm Management Devices 2011 (US, EUROPE (FRANCE, GERMANY, ITALY, UK), JAPAN) (心調律管理装置の世界市場(米国/欧州/日本):2011年)」の販売を開始しました。
MRGによれば、Boston Scientific社の心臓再同期治療除細動器の承認枠がニューヨーク心臓協会(New York Heart Association: NYHA)のクラスIおよびIIの患者にまで拡大されたことで、20億ドル規模の米国の心臓再同期治療除細動器市場の今後の成長は下支えされるだろうと伝えられています。
ニューヨーク心臓協会(New York Heart Association: NYHA)の分類は心疾患患者を重症度のよってランク付けするもので、重症度がもっとも低い患者がクラスI は、もっとも深刻な患者がクラスIVとなります。クラスIおよびIIは比較的症状が軽い軽度の心疾患とされており、クラスIIIおよびIVは中度から重度の心疾患で、クラスIV患者は安静時あるいは非常に軽度の身体的活動時においても苦痛を感じるレベルとなります。
心臓再同期治療除細動器の移植術は、MADIT-CRT (心再同期療法による多施設共同自動除細動器埋め込み試験)の結果を受けて今後拡大していくでしょう。 MADIT-CRTは心臓再同期治療除細動器を移植したNYHAクラスIまたはIIの患者と植込み型除細動器を移植したNYHAクラスIまたはIIの患者とを比較するために設計された無作為による試験でした。この試験では、心臓再同期治療除細動器を移植した患者は心不全あるいは死亡のリスクを34%削減した、という結果を導き出しました。
MRGのアナリストであるJulie McLaughlin氏は次のように述べています。「2010年3月に行われたこの試験の結果を受け、心臓専門医で構成されるFDAパネルは心臓再同期治療除細動器の適応症を軽度の心疾患にまで拡大し、潜在患者群を増やすことに賛成票を投じました。この決定は2010年9月、FDAがBoston Scientific社の心臓再同期治療除細動器の適応症を高リスクのNYHAクラスIおよびII患者にまで拡大したことでさらに支持されるものとなりました。このFDAの承認により、Boston Scientific社は心疾患のすべてのNYHAクラスに対して承認されている心臓再同期治療除細動器の唯一の製造業者となりました。」
本レポートでは、米国、欧州(フランス、ドイツ、イタリア、英国)、日本での心臓再同期治療除細動器の市場の成長を推進あるいは制限する各種動向について重要な分析を提供しています。同書には、各種ペースメーカー(シングルチャンバー、デュアルチャンバー、心臓再同期)および植込型除細動器(シングルチャンバー、デュアルチャンバー、心臓再同期)の詳細な出荷数、平均販売価格、市場規模(額)も掲載されています。
【市場調査レポート】
心調律管理装置の世界市場(米国/欧州/日本):2011年
Global Markets for Cardiac Rhythm Management Devices 2011 (US, EUROPE (FRANCE, GERMANY, ITALY, UK), JAPAN)
http://www.gii.co.jp/report/mrg129184-cardiac-rhyth-mgmt.html
出版日: 2010/10
発行: Millennium Research Group
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上
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2010/11/02
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバル インフォメーションは、カナダの調査会社Millennium Research Groupが発行した報告書「Global Markets for Cardiac Rhythm Management Devices 2011 (US, EUROPE (FRANCE, GERMANY, ITALY, UK), JAPAN) (心調律管理装置の世界市場(米国/欧州/日本):2011年)」の販売を開始しました。
MRGによれば、Boston Scientific社の心臓再同期治療除細動器の承認枠がニューヨーク心臓協会(New York Heart Association: NYHA)のクラスIおよびIIの患者にまで拡大されたことで、20億ドル規模の米国の心臓再同期治療除細動器市場の今後の成長は下支えされるだろうと伝えられています。
ニューヨーク心臓協会(New York Heart Association: NYHA)の分類は心疾患患者を重症度のよってランク付けするもので、重症度がもっとも低い患者がクラスI は、もっとも深刻な患者がクラスIVとなります。クラスIおよびIIは比較的症状が軽い軽度の心疾患とされており、クラスIIIおよびIVは中度から重度の心疾患で、クラスIV患者は安静時あるいは非常に軽度の身体的活動時においても苦痛を感じるレベルとなります。
心臓再同期治療除細動器の移植術は、MADIT-CRT (心再同期療法による多施設共同自動除細動器埋め込み試験)の結果を受けて今後拡大していくでしょう。 MADIT-CRTは心臓再同期治療除細動器を移植したNYHAクラスIまたはIIの患者と植込み型除細動器を移植したNYHAクラスIまたはIIの患者とを比較するために設計された無作為による試験でした。この試験では、心臓再同期治療除細動器を移植した患者は心不全あるいは死亡のリスクを34%削減した、という結果を導き出しました。
MRGのアナリストであるJulie McLaughlin氏は次のように述べています。「2010年3月に行われたこの試験の結果を受け、心臓専門医で構成されるFDAパネルは心臓再同期治療除細動器の適応症を軽度の心疾患にまで拡大し、潜在患者群を増やすことに賛成票を投じました。この決定は2010年9月、FDAがBoston Scientific社の心臓再同期治療除細動器の適応症を高リスクのNYHAクラスIおよびII患者にまで拡大したことでさらに支持されるものとなりました。このFDAの承認により、Boston Scientific社は心疾患のすべてのNYHAクラスに対して承認されている心臓再同期治療除細動器の唯一の製造業者となりました。」
本レポートでは、米国、欧州(フランス、ドイツ、イタリア、英国)、日本での心臓再同期治療除細動器の市場の成長を推進あるいは制限する各種動向について重要な分析を提供しています。同書には、各種ペースメーカー(シングルチャンバー、デュアルチャンバー、心臓再同期)および植込型除細動器(シングルチャンバー、デュアルチャンバー、心臓再同期)の詳細な出荷数、平均販売価格、市場規模(額)も掲載されています。
【市場調査レポート】
心調律管理装置の世界市場(米国/欧州/日本):2011年
Global Markets for Cardiac Rhythm Management Devices 2011 (US, EUROPE (FRANCE, GERMANY, ITALY, UK), JAPAN)
http://www.gii.co.jp/report/mrg129184-cardiac-rhyth-mgmt.html
出版日: 2010/10
発行: Millennium Research Group
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上